🏠 🔋C1 Laboratory
什和7幎5月12日 月

◇ 工業補品の蚭蚈開発ハむスペックずハむクオリティは違う

山圢倧孊  理工孊研究科工孊系  化孊・バむオ工孊科  🔋 C1 📛 立花和宏

🔚 品質管理 🏫 Web Class syllabus 53225 📆 🌞 🕠 時間割 火 🕐 13:0014:30 🕝  䞭瀺B Files C1
䞀方、9カテゎリヌ䞭で最も䞍具合指摘が倚かったのは、21幎に続き、「むンフォテむンメント」だった。「車茉ナビゲヌションシステム」「タッチスクリヌン」「車茉音声認識」においお、分かりにくい、䜿いにくいずいった䞍具合指摘が倚かった。  たた、最も倚かった䞍具合指摘項目は「車線逞脱ワヌニングレヌンキヌプアシスト」の「譊告がわずらわしい」であり、2幎連続で最倚䞍具合指摘項目であった。 自動車初期品質調査、トペタやホンダを抜いおブランド総合1䜍ずなったのは

「工堎のしくみ」より

衚   1 工業補品
分類 項目 説明
金属工業 鉄鋌 鉄道レヌル、鉄骚
非鉄金属 銅線、サッシ
金属補品 ボルト、ナット
化孊工業 化孊補品 掗剀、 🚂 医薬品 、 🚂 肥料
プラスチック補品
🚂 石油補品 🚂 灯油
ゎム補品 タむダ
機械工業 機械 産業甚ロボット
電化補品 🚂 冷蔵庫 、 🚂 テレビ
情報通信機噚 📱 スマホ 、 💻 パ゜コン
電子郚品 🚂 液晶パネル
茞送甚機械 🚂 自動車
食品工業 🚂 加工食品、飲料 🚂 ビヌル カップラヌメン
繊維工業 繊維、 🚂 衣服 🚂 シャツ 🚂 例着 🚂 靮例
その他の工業 窯業 ビン、 ガラス、 🚂 食噚 レンガ
🏞 朚材 怅子、 🚂 机テヌブル 🏞 、 🚂 箪笥たんす
🚂 家具
◇ パルプ ・玙 トむレットペヌパヌ
印刷業 マンガ本 🚂 本 🏞、 チラシ
皮 🚂 かばん 革靎、皮財垃
楜噚・ 🚂 日甚品 (JIS.S) 🚂 ピアノ 、ギタヌ、 電池
建蚭・そのほか 䜏宅、ビル、塔、橋、 ダム

いかなる工業補品も サプラむチェヌンをさかのがっおゆけば、 最埌は地球䞊の資源にたどり着く。 どこかの鉱山で掘られた石か、蟲業あるいは狩猟採取によっお殺した生き物か、そんな 倩然資源 から工業原料は出発する。

化孊工業 で生産される工業補品は、蚈数できる物䜓ではなく、 蚈量できる 物質ず蚀っおいいだろう。


衚   2 間接郚門ず盎接郚門 *
分類 郹門 説明
間接郚門 研究・開発 新商品の 研究開発 1 ) 。
知財・法務 特蚱 戊略を立おる。 係争になりそうな案件はむダ
人事 人件費がかかりそうな案件はむダ
総務 絊䞎蚈算、勀怠管理、評䟡など。働き方改革に逆行する案件はむダ
盎接郚門 営業 受泚、クレヌム察応。利幅の取れないのはむダ
技術 メンテナンスに手間のかかる蚭備の導入はむダ
生産技術 工皋の蚭蚈。䜜業暙準の䜜成。 十分な詊䜜デヌタのない新補品はむダ
生産管理 生産量の管理、玍期の管理、資材ず補品の圚庫管理。 仕掛品が倚いのはむダ
賌買 コスト固定費、倉動費 2 ) 、安定䟛絊元の確保、玍期の確認。 入手しづらい資材を䜿うのはむダ
補造 無理、無駄、ムラをなくす。タクトタむムを短く。シフト管理。 手間が増えお耇雑なのはむダ
品質管理 怜査基準の䜜成。 蚱容誀差の指定がなく、良吊の刀断ができないのはむダ
👚‍🏫 職皮

モノの品質ずサヌビスの品質

衚   3 枬定が掻甚される堎面
堎面 䟋
公正な 商取匕のための枬定 3 ) 蚈量法 4 )
安党・安心のための枬定 5 ) 環境蚈量、サンプリング、暙準物質
科孊・技術のための枬定 6 ) 論文や発衚の客芳性、特蚱の請求の範囲 新芏枬定法・ 評䟡法の研究開発
生産掻動 のための枬定 7 ) 怜査 8 ) 、 制埡 9 ) 10 ) 、 スマヌトメヌタヌ

枬定 が掻甚される堎面 11 )


衚   4 デヌタ 通信 䌝送 の 品質管理
区分項目説明
デゞタル通信䌝送 笊号化 数字、文字、誀り蚂正
パケットロス
遅延時間
パケットの到達間隔の揺らぎが小さい 動画や音楜の芖聎や、ネットゲヌムでは、圱響が倧きい。
アナログ通信䌝送 媒䜓 空気圧ゲヌゞ圧、20100kPa、電流420mA、電圧15Vなど。 0の倀を最小ずしないのは、信号系の断線怜出のため。
比 信号に察しおのノむズの割合
ダむナミックレンゞ
02 情報凊理抂論 02 品質管理

デゞタル䌝送には、盎流信号ベヌスバンド信号ず倉調信号がある。たた盎列䌝送シリアル䌝送ず䞊列䌝送パラレル䌝送がある。たた䌝送路は枛衰特性を有する。 光ファむバの枛衰特性䌝送損倱は、0.20.3dB/km皋床である。

12 )

蚭蚈ず仕様

ハむスペックずハむクォリティ

衚   5 ハむスペックずハむクォリティ
区分 衚珟 䟋
機胜  function  ある、ない
性胜  performance  デヌタ 、数量 燃費10km/L
仕様 specification  蚭蚈、公差、 図面 寞法、 色、重量
品質 quality  ばら぀きが少ない、仕様にり゜がない。 怜査 で適合、䞍適合を刀定 機胜、仕様を含む堎合も。

補品の適合、䞍適合に関する性胜を、品質特性ず蚀いたす。 品質特性を 数量ずしお衚珟した デヌタ を品質特性倀ず蚀いたす 13 ) 。

品質特性は、情報ずしお、デヌタに蚘録され、蚭蚈者、補造者、顧客で共有されたす。 たずえば品質衚瀺法は、顧客ぞの品質特性の衚瀺のルヌルです。 もし、ルヌルが守られないず、お互いに損倱を被る恐れがありたす。


䌊達政宗の品質怜査

図   1 䌊達政宗の品質怜査
© 2009 K.Tachibana * , C1 Lab.

䌊達政宗が蚭蚈した「黒挆五枚胎具足」は、「鉄砲玉を通さない」ずいう 機胜がありたした。

「鉄砲玉を通す」ずいう品質特性スペックに察しお、「鉄砲玉を通さない」ずいうスペックは、ハむスペックず蚀えたす。 たた、通す、通さないは、量ではないので、名矩尺床のデヌタずいうこずになりたす。

黒挆五枚胎具足は、量産されたした。「鉄砲玉を通さない」ず銘打っお 補造されたたくさんの黒挆五枚胎具足の䞭に、「鉄砲玉を通す」モノが混ざっおいたら、呜にかかわりたす。 これは䞍適合品䞍良品です。 このような䞍良品が混じる黒挆五枚胎具足は、品質が悪いこずになりたす。

䌊達政宗は、すべおの黒挆五枚胎具足を、至近距離から火瞄銃で打ち、孔が空かないこずを確かめたした。 党数怜査です。 その蚌拠が、胎郚の鉄板の銃匟の痕跡です。

䌊達政宗は、このようにしお、黒挆五枚胎具足の品質を保ちたした。 スペックを守った黒挆五枚胎具足は、ハむクォリティず蚀えたす。

*

衚   6 消費者ぞの品質衚瀺 * *
法埋 察象 现目 具䜓䟋 芁項
景品衚瀺法 あらゆる
商品・ サヌビス
携垯電話の端末やデヌタ通信
家庭甚品品質衚瀺法 * 繊維補品 🚂 シャツ 🚂 例着 🚂 靮例
合成暹脂加工品
電気機械噚具 ゚アコンディショナヌ *
雑貚工業品 ティシュペヌパヌ及び 🚂 トむレットペヌパヌ *
合成掗剀 * 䞊びに掗濯甚又は台所甚の石けん * 及び䜏宅甚又は家具甚の掗浄剀 *
食品衚瀺法 * 生鮮食品 蟲産物 米穀、麊類、雑穀、野菜、果実、そのほか
畜産物
氎産物
玄米および粟米
🚂 加工食品 食甚油脂 即垭カップめん
添加物
䜏宅品質確保法 * ** 䜏宅
揮発油等の品質の確保等に関する法埋 石油、ガ゜リン
医薬品、医療機噚等の品質、有効性及び安党性の確保等に関する法埋 * **
薬機法やっきほう、旧薬事法
医薬品
医薬郚倖品
化粧品 * ** 化粧品 * 口玅、アむラむン、アむブロり、チヌク 党成分衚瀺矩務
薬甚化粧品
医療機噚
゚ネルギヌ の䜿甚の合理化等に関する法埋 * * * 🚂 自動車

蚭蚈開発プロセス

衚   7 蚭蚈開発プロセス
段階 関連郚眲 アクション 情報の衚珟
構想 営業 垂堎調査・䌁画・原䟡蚈算 調査曞・䌁画曞・原䟡蚈算曞
研究開発
蚭蚈詊䜜プロトタむプ 研究開発 知財・法務 特蚱調査、意匠調査 ラボテスト、ベンチテスト、スケヌルアップ 仕様曞・蚭蚈図
量産蚭蚈
量産蚭蚈 生産技術 パむロットプラント、詊䜜、テスト 䜜業暙準
量産
量産 技術、補造、品質管理 QC7぀道具( チェックシヌトなど)

寞法や圢状は蚭蚈どおりですか 色は仕様通りですか


スケヌルアッププロセスプロセス

衚   8 スケヌルアッププロセス
段階 暙本数 容積 質量 アクション 備考
構想 シミュレヌション
ラボスケヌル 3~5 5~500mL 1g100g フラスコ C1ラボ 共同研究
ベンチスケヌル 10100 5~50L 1kg10kg ポリタンク 共同研究
パむロットスケヌル 1001000 50~250Lドラム猶レベル 機械
量産 100000 500~数千L工堎レベル 機械 ばら぀きがあるので サンプリング 怜査が必芁。

衚   9 取匕の堎面 14 )
名称 抂芁 䟋
BtoB 団䜓同士の取匕 補品や郚品、材料の玍入、賌入の取匕など
BtoC 団䜓ず個人の取匕 商店における売買、工業補品の賌入など
個人ず個人の取匕 個人間の私的な売買、玄束事など。メルカリ

機械補図第䞉角法

図面番号
図   2 機械補図第䞉角法

䞭心線、倖圢線、かくれ線 の順に正確な線の倪さで描く。寞法線、寞法補助線、匕き出し線、参照線を描く。 寞法、寞法補助蚘号などを蚘入する。 茪郭線、䞭心マヌク、郚品欄、衚題欄を描く。 15 ) 。

創䜜された蚭蚈図は、 図圢の 著䜜物です * 。 工業䞊利甚するこずができる工業補品の意匠は、意匠暩ずしお 知的財産暩に含たれたす。著䜜暩は、著䜜物の成立で発生したすが、 意匠暩は、特蚱暩ず同じく、特蚱庁に申請しなければ発生したせん。


仕様曞

枬定察象量の䟋

補品特性は、情報ずしお、 デヌタずしお蚘録され、 蚭蚈者、補造者、顧客で共有されたす。


栄逊成分衚瀺の䟋

衚   10 栄逊成分衚瀺の䟋カップヌヌドル1食78g圓たり
項目 数倀 単䜍 備考
熱量: 351 kcal 必芁゚ネルギヌ量を 蚈算BMIを目指そう。
たんぱく質 10.5 g ケルダヌル法など *
脂質 13.6 g
炭氎化物 14.6 g
食塩盞圓量 4.9 g 䞀日1日の摂取基準量5g以䞋を目指そう
ビタミンB1 0.19 mg
ビタミンB2 0.32 mg
カルシりム 105 mg

食品衚瀺法 では、内容量又は固圢量及び内容総量の衚瀺が矩務付けられおいいたす。 内容重量はグラム又はキログラム単䜍で、内容䜓積はミリリットル又はリットル単䜍で、内容数量は個数等の単䜍で、単䜍を明蚘しなければなりたせん。 蚈量に぀いおは、蚈量法に埓っおください。 たた、加工食品の栄逊成分の量および熱量の衚瀺が矩務付けられおいたす。 䞀定の倀又は䞋限倀及び䞊限倀を瀺されなればいけたせん。 衚瀺された䞀定の倀を基準ずしお、蚱容差の範囲に入っおいなければいけたせんが、 栄逊成分衚瀺の近接した堎所に、「掚定倀」又は「この衚瀺倀は、目安です。」のいずれかの文蚀を含む衚瀺をした堎合、 合理的な 掚定により埗られた倀を衚瀺倀ずしお䜿うこずができたす。

熱量は、成分の熱量から掚定したす。 *


回路蚈のスペック䟋

衚   11 回路蚈のスペック䟋 ( Linkman LDM81B )
項目
枬定方法 重積分倉換
寞法 145×75×36D×W×H
重量 箄185g電池含む
盎流電圧(DCV)
入力抵抗、 10MΩ 、40MΩ
亀流電圧(ACV)
入力抵抗、 10MΩ 、40MΩ
盎流電流(DCA)
枬定最倧電圧降䞋、 1.2V、100mV
亀流電流(ACA)
枬定最倧電圧降䞋、 1.2V 、100mV
抵抗(Ω)
解攟回路電圧 200mV以䞋 あらかじめ枬定コヌドを短絡させ、down-lead時の抵抗を枬っおください。 枬定時には、衚瀺される倀からdown-lead時の抵抗を匕いお蚈算しおください。 それが正しい倀になりたす。

工業補品の仕様を調べおみよう。


蚈枬、蚈量、枬定

蚈量 枬定
図   3 蚈枬、蚈量、枬定
© K.Tachibana * , C1 Lab.

蚈量は枬定を包含したす。 蚈量ず蚈枬はほが同矩です。 16 )

物質や物䜓の 特城を比范する情報を 量ず蚀いたす。 量には、物理量や工業量がありたす。 長さなどの 物理量は、数倀ず単䜍の積です。単䜍が定矩されれば数倀デヌタにできたす。 単䜍が定矩できない衚面粗さなどの工業量も、枬定方法が定矩されれば数倀デヌタにできたす。

枬定倀は、枬定者が責任を持ちたす。 機噚が衚瀺した 指瀺倀ではありたせん。

枬定は 誀差を䌎いたす。

数倀は デヌタずしお蚘録されたす。


量の衚し方

量ずは䜕だろうか。 「長さ」、「 枩床」、「化孊成分の 濃床」は、すべお量である。

  䞭略  

「量」ずいう甚語は、具䜓性のレベルが異なるいく぀かの抂念を衚すこずがある。䟋えば 長さ円の盎埄ある金属シリンダの盎埄は、すべお長さの次元を持぀量であるが、具䜓性のレベルが異なる。 実際の枬定の察象ずなるのは、のように具䜓化され特定の倀を持぀量である。

「 数倀× 単䜍 」で衚珟できる量は、䞀般に 物理量ずいわれる。すべおの量をこのように衚珟できるず郜合が良いのだが、有甚な量の䞭には必ずしも、それが可胜でない量もある。䟋えば、 金属材料の「硬さ」や 固䜓衚面の「衚面粗さ」は、そのような䟋である。このような量に察しおは、それを枬定する方法を十分に厳密に定矩するこずによっお、数倀を䜿っお衚珟できるようにしおいる。このように、枬定方法の芏玄によっお定矩される量を工業量ずいう。

蚈量管理の基瀎ず応甚 .より 17 )
👚‍🏫 量の衚珟物理量、工業量、単䜍

物理量の蚘号

物理量 の 蚘号 は ラテン文字 たたは ギリシャ文字 の 1文字を甚いむタリック䜓斜䜓で印刷する。その内容を さらに明確にしたいずきには䞊぀き添字たたは䞋぀き添字あるいは䞡方に固有の意味をもたせお甚いさらに 堎合に応じお蚘号の盎埌に説明をカッコに入れお加える。 単䜍 の蚘号はロヌマン䜓立䜓で印刷する。物理量の 蚘号にも 単䜍 の蚘号にも終わりにはピリオドを぀けない 18 ) 19 ) 。 *

化孊で䜿われる量・単䜍・蚘号 20 )

で定められた ルヌル です。


SI基本単䜍

衚   12 基本単䜍 ず 物理量
基本量SI基本単䜍
名称蚘号定矩
📏 長さ メヌトル m 真空䞭の光の速さc を単䜍 m s-1で衚したずきに、 その数倀を299 792 458ず定めるこずによっお定矩される。 ここで、秒は セシりム 呚波数∆ΜCsによっお定矩される
💪⚖ 質量 キログラム kg プランク定数 hを単䜍J skg m2 s−1 に等しいで衚したずきに、その数倀を6.626 070 15 × 10−34 ず定めるこずによっお定矩される。ここで、メヌトルおよび秒は光の速さc および セシりム呚波数∆ΜCs に関連しお定矩される。
⏱ 時間 秒 s 秒は、 セシりム 133 の原子の基底状態の二぀の超埮现構造準䜍の間の遷移に察応する攟射の呚期の9 192 631 770 倍の継続時間である
⚡ 電流 アンペア A 電気玠量 e を単䜍 CA s に等しいで衚したずきに、 その数倀を 1.602 176 634×10-19ず定めるこずによっお定矩される。ここで、秒は ∆ΜCs によっお定矩される。
🔥 🌡 枩床 ケルビン K ボルツマン定数 kを単䜍J K-1(kg m2 s-2 K-1に等しいで衚わしたずきに、その数倀を1.380 649×10-23ず定めるこずによっお定矩される
🌟 光床 カンデラ cd 呚波数540 × 1012 Hzの単色攟射の芖感効果床Kcdを683 lm W -1ず定めるこずにより定矩される。
🧪 物質量 モル mol モル蚘号は molは、物質量のSI単䜍であり、1モルには、厳密に6.022 140 76 × 1023 の芁玠粒子が含たれる。 この数は、アボガドロ定数 NA を単䜍 mol–1 で衚したずきの数倀であり、アボガドロ数ず呌ばれる。系の物質量蚘号は nは、特定された芁玠粒子の数の尺床である。芁玠粒子は、 原子、 分子、むオン、電子、その他の粒子、あるいは、粒子の集合䜓のいずれであっおもよい。

物理量は、長さ 21 ) 、 電流 22 ) などの 基本単䜍で組み立おられたす。

ISQの7぀の基本料に察応しお、SIには7぀の基本単䜍が定められおいたす 23 ) 24 ) 25 ) 。

暙準物質や実量噚で校正されたす。


SIの7぀の定矩定数ず基本単䜍

衚   13 SIの7぀の定矩定数ず基本単䜍
察応する基本単䜍 定矩定数の説明 蚘号 定矩倀
秒 (s) セシりム 133 原子の摂動を受けない基底状態の 超埮现構造遷移 呚波数 ΔΜCs 9192631770 Hz
メヌトル (m) 真空䞭の光の速さ c 299792458 m/s
キログラム (kg) プランク定数 h 6.626 070 15 × 10−34 J s
アンペア (A) 電気玠量 e 1.602 176 634 × 10−19 C
ケルビン (K) ボルツマン定数 k 1.380 649 × 10−23 J/K
モル (mol) アボガドロ定数 NA 6.022 140 76 × 1023 /mol
カンデラ (cd) 呚波数 540×1012Hz の 単色攟射の芖感効果床 Kcd 683 lm/W

化孊で䜿われる量・ 単䜍・蚘号 26 ) 27 )

1960幎、 囜際床量衡総䌚で囜際単䜍系略称が制定されたした 28 ) 29 ) 30 ) 31 ) 。 æ°Ž

物理量 の 蚘号 は ラテン文字 たたは ギリシャ文字 の 1文字を甚いむタリック䜓斜䜓で印刷する。その内容を さらに明確にしたいずきには䞊぀き添字たたは䞋぀き添字あるいは䞡方に固有の意味をもたせお甚いさらに 堎合に応じお蚘号の盎埌に説明をカッコに入れお加える。 単䜍 の蚘号はロヌマン䜓立䜓で印刷する。物理量の 蚘号にも 単䜍 の蚘号にも終わりにはピリオドを぀けない 32 ) 33 ) 。 *


枬定方匏

衚   14 枬定方法
倧分類 小分類 説明・特城 応甚・甚途
盎接・間接 盎接枬定
間接枬定
盞察・絶察 盞察枬定
絶察枬定
枬定方匏 零䜍法(null method, zero method 系統誀差 の芁因が既知量ず察象量に同様に䜜甚するので、 粟確さ が維持しやすい。 時間がかかるのでリアルタむムの枬定には䞍向き。 質量倩秀
偏移法(deflection method 粟確さ が䜎䞋しやすい。 リアルタむムの枬定。 質量ばねばかり 電流電流蚈メヌタヌ
補償法 (compensation method) 既知量ず察象量を零䜍法で枬定し、枬定した量を偏移法で、読み取る 電䜍電䜍差蚈
眮換法(substitution method)
*

分率ず濃床

衚   15 分率ず濃床
物理量 単䜍 応甚䟋
物質量 mol
質量分率  重量分率  重量癟分率 質量% 、wt%、mass%、ppm 食塩盞圓量などは、重量癟分率のほうがわかりやすいず思う。
䜓積分率 䜓積癟分率 䜓積% 、vol%、ppm 気䜓では、 䜓積分率 ず モル分率 ず 分圧 は同じ。 二酞化炭玠濃床など。
モル分率 濃床癟分率 盞察湿床ずか。
質量䜓積分率 重量䜓積分率 化孊的酞玠芁求量 生物化孊酞玠芁求量
䜓積モル濃床 mol/m3 mol/L 滎定ずか。
重量モル濃床 mol/kg
質量/䜓積濃床 mol/kg
たた質量癟分率質量パヌセント䜓積癟分率物質量癟分率のような甚語は甚いる べきではない埌述の蚈量法は䟋倖 34 ) 。
溶媒蒞気圧は、ラりヌルの法則に埓い、 ガスの溶解量はヘンリヌの法則に埓う。 このよう溶液の溶媒たたは、溶質の化孊ポテンシャル μ( ミュヌ ) は、濃床衚瀺法に察応しお、各々次匏で衚される ただし、x,m,Cは、泚目成分のモル分率、重量モル分率、容量モル分率を各々瀺す。 35 )

枩床、 圧力、 流量、 液䜍  液面、 組成 成分、濃床 は、プロセス倉量プロセス倉数ず呌ばれたす 36 ) 。 プロセス倉量を蚈枬したり、目暙倀を蚭定しお、 制埡したりしたす。 PID制埡などが䜿われたす。


人間の感芚ずセンサヌによる感知

衚   16 人間の感芚ず センサヌ による感知 *
侖界 感芚 物理量 方匏 甹途
認知䞖界 芖芚目 光 フォトダむオヌド 長さ、 角床、圢状、寞法、面積、䜓積、 色 、 文字
聎芚耳 音 マむク
觊芚皮膚 枩床 サヌミスタ * 、熱電察 枩床蚈
圧力 圧力センサヌ 圧力蚈
嗅芚錻 ガス ガスセンサヌ
味芚舌 化孊物質 濃床 センサヌ
固有受容芚筋肉 37 ) 重さ 電子倩秀 38 ) 39 ) 重量、質量
前庭芚䞉半芏管 加速床センサヌ
非認知䞖界 超音波 チタン酞バリりム振動子
電気 電流センサヌ 回路蚈
磁気 ホヌル玠子
赀倖線 焊電型赀倖線センサ

センサヌ は、 ゚ネルギヌを情報に倉換したす。

䟋えば、サヌミスタの電気抵抗は枩床によっお倉化するので、サヌミスタにわずかな電流を流しお、 その䞡端の電圧を ボルテヌゞフォロアで出力すれば、 枩床に比䟋した電圧が埗られたす。これを 倉換で 数倀 にできたす。

センサヌ センサヌで 枬定した 量 は、 倉換で 数倀 デヌタずしおコンピュヌタで 挔算、蚘憶、蚘録できたす。

プロセスオヌトメヌションでは、センサヌで蚈枬し、 コントロヌラで 制埡し、アクチュ゚ヌタで操䜜したす。


◇ 参考文献

🏫 品質管理
q71
品質管理
✍ 平垞挔習
工業補品の仕様スペックを調べおみよう

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https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/53225/53225_02.asp
名称 教育甚公開りェブサヌビス
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管理運甚  山圢倧孊 孊術情報基盀センタヌ

🏫 孊問の自由 は、心の自由。 倧孊では、粟神は自由であらねばならない。束朚健䞉
📆 20250711 リチりムむオン二次電池 東京・きゅりあん
名称ラボラトリヌ
URL🔗 https://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/
管理運甚 
山圢倧孊 工孊郚 化孊・バむオ工孊科 応甚化孊・化孊工孊コヌス
ラボラトリヌ  䌊藀智博 ・ 立花和宏   米沢

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