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🌡 📆 什和6幎3月29日

◇ 工業補品の蚭蚈開発ハむスペックずハむクオリティは違う

山圢倧孊  理工孊研究科工孊系  化孊・バむオ工孊科  🔋 C1 📛 立花和宏

🔚 品質管理 🏫 Web Class syllabus 53225 📆 🌞 前期 火 🕐 13:0014:30 🕝  䞭瀺B Files C1
䞀方、9カテゎリヌ䞭で最も䞍具合指摘が倚かったのは、21幎に続き、「むンフォテむンメント」だった。「車茉ナビゲヌションシステム」「タッチスクリヌン」「車茉音声認識」においお、分かりにくい、䜿いにくいずいった䞍具合指摘が倚かった。  たた、最も倚かった䞍具合指摘項目は「車線逞脱ワヌニングレヌンキヌプアシスト」の「譊告がわずらわしい」であり、2幎連続で最倚䞍具合指摘項目であった。 自動車初期品質調査、トペタやホンダを抜いおブランド総合1䜍ずなったのは

「工堎のしくみ」より

è¡š   1 工業補品
分類 項目 説明
金属工業 鉄鋌 鉄道レヌル、鉄骚
非鉄金属 銅線、サッシ
金属補品 ボルト、ナット
化孊工業 化孊補品 掗剀、 🚂 医薬品 、 🚂 肥料
プラスチック補品
🚂 石油補品 🚂 灯油
ゎム補品 タむダ
機械工業 機械 産業甚ロボット
電化補品 🚂 冷蔵庫 、 🚂 テレビ
情報通信機噚 📱 スマホ 、 💻 パ゜コン
電子郚品 🚂 液晶パネル
茞送甚機械 🚂 自動車
食品工業 🚂 加工食品、飲料 🚂 ビヌル カップラヌメン
繊維工業 繊維、 🚂 衣服 🚂 シャツ 🚂 例着 🚂 靮例
その他の工業 窯業 ビン、ガラス、 🚂 食噚 レンガ
🏞 朚材 怅子、 🚂 机テヌブル 🏞 、 🚂 箪笥たんす
🚂 家具
◇ パルプ ・玙 トむレットペヌパヌ
印刷業 マンガ本 🚂 本 🏞、 チラシ
皮 🚂 かばん 革靎、皮財垃
楜噚・ 🚂 日甚品 (JIS.S) 🚂 ピアノ 、ギタヌ、 電池
建蚭・そのほか 䜏宅、ビル、塔、橋、ダム

いかなる工業補品もサプラむチェヌンをさかのがっおゆけば、 最埌は地球䞊の資源にたどり着く。 どこかの鉱山で掘られた石か、蟲業あるいは狩猟採取によっお殺した生き物か、そんなずころから工業原料は出発する。


è¡š   2 間接郚門ず盎接郚門 *
分類 郹門 説明
間接郚門 研究・開発 新商品の 研究開発。
知財・法務 特蚱 戊略を立おる。 係争になりそうな案件はむダ
人事 人件費がかかりそうな案件はむダ
総務 絊䞎蚈算、勀怠管理、評䟡など。働き方改革に逆行する案件はむダ
盎接郚門 営業 受泚、クレヌム察応。利幅の取れないのはむダ
技術 メンテナンスに手間のかかる蚭備の導入はむダ
生産技術 工皋の蚭蚈。䜜業暙準の䜜成。 十分な詊䜜デヌタのない新補品はむダ
生産管理 生産量の管理、玍期の管理、資材ず補品の圚庫管理。 仕掛品が倚いのはむダ
賌買 コスト固定費、倉動費 1 ) 、安定䟛絊元の確保、玍期の確認。 入手しづらい資材を䜿うのはむダ
補造 無理、無駄、ムラをなくす。タクトタむムを短く。シフト管理。 手間が増えお耇雑なのはむダ
品質管理 怜査基準の䜜成。 蚱容誀差の指定がなく、良吊の刀断ができないのはむダ

モノの品質ずサヌビスの品質

è¡š   3 枬定が掻甚される堎面
堎面
公正な 商取匕のための枬定 2 )
安党・安心のための枬定 3 )
科孊・技術のための枬定 4 )
生産掻動 のための枬定 5 )

枬定が掻甚される堎面 6 )


è¡š   4 デヌタ 通信 䌝送 の 品質管理
区分項目説明
デゞタル通信䌝送 笊号化 数字、文字、誀り蚂正
パケットロス
遅延時間
パケットの到達間隔の揺らぎが小さい 動画や音楜の芖聎や、ネットゲヌムでは、圱響が倧きい。
アナログ通信䌝送 媒䜓 空気圧ゲヌゞ圧、20100kPa、電流420mA、電圧15Vなど。 0の倀を最小ずしないのは、信号系の断線怜出のため。
比 信号に察しおのノむズの割合
ダむナミックレンゞ
02 情報凊理抂論 02 品質管理

デゞタル䌝送には、盎流信号ベヌスバンド信号ず倉調信号がある。たた盎列䌝送シリアル䌝送ず䞊列䌝送パラレル䌝送がある。たた䌝送路は枛衰特性を有する。 光ファむバの枛衰特性䌝送損倱は、0.20.3dB/km皋床である。

7 )

蚭蚈ず仕様

ハむスペックずハむクォリティ

è¡š   5 ハむスペックずハむクォリティ
区分 衚珟 䟋
機胜  function  ある、ない
性胜  performance  デヌタ 、数量 燃費10km/L
仕様 specification  蚭蚈、公差、 図面 寞法、 色、重量
品質 quality  ばら぀きが少ない、仕様にり゜がない。 怜査 で適合、䞍適合を刀定 機胜、仕様を含む堎合も。

補品の適合、䞍適合に関する性胜を、品質特性ず蚀いたす。 品質特性を 数量ずしお衚珟した デヌタ を品質特性倀ず蚀いたす 8 ) 。


è¡š   6 消費者ぞの品質衚瀺 * *
法埋 察象 现目 具䜓䟋 芁項
景品衚瀺法 あらゆる
商品・ サヌビス
携垯電話の端末やデヌタ通信
家庭甚品品質衚瀺法 * 繊維補品 🚂 シャツ 🚂 例着 🚂 靮例
合成暹脂加工品
電気機械噚具 ゚アコンディショナヌ *
雑貚工業品 ティシュペヌパヌ及び 🚂 トむレットペヌパヌ *
合成掗剀 * 䞊びに掗濯甚又は台所甚の石けん * 及び䜏宅甚又は家具甚の掗浄剀 *
食品衚瀺法 * 生鮮食品 蟲産物 米穀、麊類、雑穀、野菜、果実、そのほか
畜産物
氎産物
玄米および粟米
🚂 加工食品 即垭カップめん
添加物
䜏宅品質確保法 * ** 䜏宅
揮発油等の品質の確保等に関する法埋 石油、ガ゜リン
医薬品、医療機噚等の品質、有効性及び安党性の確保等に関する法埋 * **
薬機法やっきほう、旧薬事法
医薬品
医薬郚倖品
化粧品 * ** 化粧品 * 口玅、アむラむン、アむブロり、チヌク 党成分衚瀺矩務
薬甚化粧品
医療機噚
゚ネルギヌ の䜿甚の合理化等に関する法埋 * * * 🚂 自動車

蚭蚈開発プロセス

è¡š   7 蚭蚈開発プロセス
段階 関連郚眲 アクション 情報の衚珟
構想 営業 垂堎調査・䌁画・原䟡蚈算 調査曞・䌁画曞・原䟡蚈算曞
研究開発
蚭蚈詊䜜プロトタむプ 研究開発 知財・法務 特蚱調査、意匠調査 ラボテスト、ベンチテスト、スケヌルアップ 仕様曞・蚭蚈図
量産蚭蚈
量産蚭蚈 生産技術 パむロットプラント、詊䜜、テスト 䜜業暙準
量産
量産 技術、補造、品質管理 QC7぀道具( チェックシヌトなど)

寞法や圢状は蚭蚈どおりですか 色は仕様通りですか


スケヌルアッププロセスプロセス

è¡š   8 スケヌルアッププロセス
段階 暙本数 容積 質量 アクション 備考
構想 シミュレヌション
ラボスケヌル 3~5 5~500mL 1g100g フラスコ C1ラボ 共同研究
ベンチスケヌル 10100 5~50L 1kg10kg ポリタンク 共同研究
パむロットスケヌル 1001000 50~250Lドラム猶レベル 機械
量産 100000 500~数千L工堎レベル 機械 ばら぀きがあるので サンプリング 怜査が必芁。

è¡š   9 取匕の堎面 9 )
名称 抂芁 䟋
BtoB 団䜓同士の取匕 補品や郚品、材料の玍入、賌入の取匕など
BtoC 団䜓ず個人の取匕 商店における売買、工業補品の賌入など
個人ず個人の取匕 個人間の私的な売買、玄束事など。メルカリ

機械補図第䞉角法

図面番号
図   1 機械補図第䞉角法

䞭心線、倖圢線、かくれ線 の順に正確な線の倪さで描く。寞法線、寞法補助線、匕き出し線、参照線を描く。 寞法、寞法補助蚘号などを蚘入する。 茪郭線、䞭心マヌク、郚品欄、衚題欄を描く。 10 ) 。

創䜜された蚭蚈図は、 図圢の 著䜜物です * 。 工業䞊利甚するこずができる工業補品の意匠は、意匠暩ずしお 知的財産暩に含たれたす。著䜜暩は、著䜜物の成立で発生したすが、 意匠暩は、特蚱暩ず同じく、特蚱庁に申請しなければ発生したせん。


仕様曞

枬定察象量の䟋

工業補品の仕様を調べおみよう。


量の衚し方

量ずは䜕だろうか。 「長さ」、「 枩床」、「化孊成分の 濃床」は、すべお量である。

  䞭略  

「量」ずいう甚語は、具䜓性のレベルが異なるいく぀かの抂念を衚すこずがある。䟋えば 長さ円の盎埄ある金属シリンダの盎埄は、すべお長さの次元を持぀量であるが、具䜓性のレベルが異なる。 実際の枬定の察象ずなるのは、のように具䜓化され特定の倀を持぀量である。

「 数倀× 単䜍 」で衚珟できる量は、䞀般に 物理量ずいわれる。すべおの量をこのように衚珟できるず郜合が良いのだが、有甚な量の䞭には必ずしも、それが可胜でない量もある。䟋えば、 金属材料の「硬さ」や 固䜓衚面の「衚面粗さ」は、そのような䟋である。このような量に察しおは、それを枬定する方法を十分に厳密に定矩するこずによっお、数倀を䜿っお衚珟できるようにしおいる。このように、枬定方法の芏玄によっお定矩される量を工業量ずいう。

蚈量管理の基瀎ず応甚 .より 11 )

物理量の蚘号

物理量の蚘号はラテン文字たたはギリシャ文字の 1文字を甚いむタリック䜓斜䜓で印刷する。その内容を さらに明確にしたいずきには䞊぀き添字たたは䞋぀き添字あるいは䞡方に固有の意味をもたせお甚いさらに 堎合に応じお蚘号の盎埌に説明をカッコに入れお加える。単䜍の蚘号はロヌマン䜓立䜓で印刷する。物理量の 蚘号にも 単䜍の蚘号にも終わりにはピリオドを぀けない。

化孊で䜿われる量・単䜍・蚘号 12 )

SI基本単䜍

è¡š   10 基本単䜍 ず 物理量
基本量SI基本単䜍
名称蚘号定矩
📏 長さ メヌトル m 真空䞭の光の速さc を単䜍 m s-1で衚したずきに、 その数倀を299 792 458ず定めるこずによっお定矩される。 ここで、秒は セシりム 呚波数∆ΜCsによっお定矩される
💪⚖ 質量 キログラム kg プランク定数 hを単䜍J skg m2 s−1 に等しいで衚したずきに、その数倀を6.626 070 15 × 10−34 ず定めるこずによっお定矩される。ここで、メヌトルおよび秒は光の速さc および セシりム呚波数∆ΜCs に関連しお定矩される。
⏱ 時間 秒 s 秒は、 セシりム 133 の原子の基底状態の二぀の超埮现構造準䜍の間の遷移に察応する攟射の呚期の9 192 631 770 倍の継続時間である
⚡ 電流 アンペア A 電気玠量 e を単䜍 CA s に等しいで衚したずきに、 その数倀を 1.602 176 634 × 10-19 ず定めるこずによっお定矩される。ここで、秒は ∆ΜCs によっお定矩される。
🔥 🌡 枩床 ケルビン K ボルツマン定数 kを単䜍J K-1(kg m2 s-2 K-1に等しいで衚わしたずきに、その数倀を1.380 649×10-23ず定めるこずによっお定矩される
🌟 光床 カンデラ cd 呚波数540 × 1012 Hzの単色攟射の芖感効果床Kcdを683 lm W -1ず定めるこずにより定矩される。
🧪 物質量 モル mol モル蚘号は molは、物質量のSI単䜍であり、1モルには、厳密に6.022 140 76 × 1023 の芁玠粒子が含たれる。 この数は、アボガドロ定数 NA を単䜍 mol–1 で衚したずきの数倀であり、アボガドロ数ず呌ばれる。系の物質量蚘号は nは、特定された芁玠粒子の数の尺床である。芁玠粒子は、 原子、 分子、むオン、電子、その他の粒子、あるいは、粒子の集合䜓のいずれであっおもよい。

ISQの7぀の基本料に察応しお、SIには7぀の基本単䜍が定められおいる 13 ) 14 ) 15 ) 。


分率ず濃床

è¡š   11 分率ず濃床
物理量 単䜍 応甚䟋
物質量 mol
質量分率  重量分率  重量癟分率 質量% 、wt%、mass%、ppm 食塩盞圓量などは、重量癟分率のほうがわかりやすいず思う。
䜓積分率 䜓積癟分率 䜓積% 、vol%、ppm 気䜓では、 䜓積分率 ず モル分率 ず 分圧 は同じ。 二酞化炭玠濃床など。
モル分率 濃床癟分率 盞察湿床ずか。
質量䜓積分率 重量䜓積分率 化孊的酞玠芁求量 生物化孊酞玠芁求量
䜓積モル濃床 mol/m3 mol/L 滎定ずか。
重量モル濃床 mol/kg
質量/䜓積濃床 mol/kg
たた質量癟分率質量パヌセント䜓積癟分率物質量癟分率のような甚語は甚いる べきではない埌述の蚈量法は䟋倖 16 ) 。
溶媒蒞気圧は、ラりヌルの法則に埓い、 ガスの溶解量はヘンリヌの法則に埓う。 このよう溶液の溶媒たたは、溶質の化孊ポテンシャル μ( ミュヌ ) は、濃床衚瀺法に察応しお、各々次匏で衚される ただし、x,m,Cは、泚目成分のモル分率、重量モル分率、容量モル分率を各々瀺す。 17 )

◇ 参考文献

品質管理
✏ 平垞挔習
工業補品の仕様スペックを調べおみよう

幎月日  C1 束朚健䞉名誉教授がご逝去されたした。


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