夏休み:自由研究による卒業論文テーマの模索、学会発表など。. 山形大学, 卒業研究(C1-尾形研究室2003) 講義ノート, 2005. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=255 , (参照 ).
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/auth/54299/2019_H31/20191105/20191105.asp
数値 | 区分 | 細分 | 説明 |
---|---|---|---|
測定値 | 系統誤差 | 反復測定において、一定のままであるか、または予測可能な変化をする測定誤差の成分。 | |
機械的誤差 | ノギス、天秤、メスシリンダーなど測定器の精度や 精確さ( 確度) による誤差 | ||
個人的誤差 | 測定者のくせによる誤差 | ||
理論的誤差 | 理論の省略などによる誤差 | ||
偶然誤差
random error |
反復測定において、予測が不可能な変化をする測定誤差の成分。 誤差論(確率・統計)の対象 | ||
計算値 | 計算誤差 | AD変換 、 DA変換、丸め誤差や計算精度による誤差、 数値 データの格納方式による誤差。 | |
設計値 |
公差
tolerance |
製品の仕様図や設計図で、基準値から許容される値。 方向が指定されてより具体的なものは許容値と呼ばれる。 |
誤差(error)は、測定値から真値を引いた値です。特に、測定誤差と言うこともあります。 1 )
誤差が検査や測定にかかるのに対して、 公差は設計にかかります。 不適合を出さない設計をするには、研究開発段階から、公差の設計が大切です。
化学で使われる量・単位・記号 2 ) 誤差とノイズ 3 )表を使う場合は、次のような場合です。 表は補足であるべきで、ひとつの 論文 や 講演 で、本文や図と重複してはいけません。
表やデータベースは、データの並べ方が著作物です。 データそのものは 著作物ではありません。
表は行(ロウ)と列(カラム)からなります。 化学の表では、行(ロウ)に化合物、 材料、製品を割り当てて、 列(カラム)に 物理量や 物性を割り当てることが多いです。 物性を比較する表では、行(ロウ)に物理量や物性、 列(カラム)に化合物、材料を割り当てることが多いです。
CSSで罫線などを指定しておくと楽ですね。
材料 | 導電率 / S/m | 抵抗率 / Ω・m | |
---|---|---|---|
1M KCl aq | 11.00 | 0.09 | |
0.1M NaOH aq 4 ) | 2.20 | 0.45 | |
1M LiPF6/PC+DME(1:1mol) 5 ) | 1.59 | 0.63 | |
35wt%食塩水( 🏞 海水) 6 ) | 4.00 | 0.25 | |
水道水 7 ) | 0.01 | 100.00 |
電解液( 電解質) はイオン電導です。自由電子による 金属の電子伝導に較べて導電率は8桁ほど小さくなります。 電池の内部抵抗を減らすには、 電極面積を増やし、電極間距離を縮め、導電率の高い電解液を使います。
導電率は 物性値なので、材料の形状によりません。 かたや形状のない材料などありません。
表の書き方の例
アプリ& 言語 | 説明/ 記述例/プログラム例 | |
---|---|---|
python + matplotlib |
plt.scatter(x, y, marker="x", alpha=0.5) |
|
JavaScript | Webアプリとして、 canvasに出力 | |
asp | サーバーサイドスクリプトとして として、 svgに出力 | |
Google sheet> * | 挿入→グラフ→散布図 | |
offce365/ Excel |
散布図は、 データ の関係を表現するのに多様される プロットです。 QC7つ道具です。 論文の図表や、 講演のスライドにも使われます。
月末の報告会は、月例報告書の提出に充てます。 月例報告書はpdf形式にして webclassにアップロードしてください。
11月中間発表の要旨、発表要旨、ポスターを webclassにアップロードしてください。
11月中間発表 1月論文題目提出夏休み:自由研究による卒業論文テーマの模索、学会発表など。. 山形大学, 卒業研究(C1-尾形研究室2003) 講義ノート, 2005. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=255 , (参照 ).
年間計画(学士). 山形大学, 卒業研究(C1-電気化学2004~) 講義ノート, 2007. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=842 , (参照 ).
名称 | ||
---|---|---|
サイクリックボルタモグラム | ||
🖱 クロノポテンショグラム | ||
🖱 コールコールプロット |
量(数量、物理量、工業量)と量とをデカルト座標にプロットして、図形 として表現することで、 量と量の関係を把握し、設計、管理、 制御などに応用することができます。
👨🏫 図形の表し方 👨🏫 アナログとデジタルの相互変換ー離散量と連続量-基本量 | SI基本単位 | |||
---|---|---|---|---|
名称 | 記号 | 定義 | ||
📏 長さ | メートル | m | 真空中の光の速さc を単位 m s-1で表したときに、 その数値を299 792 458と定めることによって定義される。 ここで、秒は セシウム 周波数∆νCsによって定義される | |
💪⚖ 質量 | キログラム | kg | プランク定数 hを単位J s(kg m2 s−1 に等しい)で表したときに、その数値を6.626 070 15 × 10−34 と定めることによって定義される。ここで、メートルおよび秒は光の速さc および セシウム周波数∆νCs に関連して定義される。 | |
⏱ 時間 | 秒 | s | 秒は、 セシウム 133 の原子の基底状態の二つの超微細構造準位の間の遷移に対応する放射の周期の9 192 631 770 倍の継続時間である | |
⚡ 電流 | アンペア | A | 電気素量 e を単位 C(A s に等しい)で表したときに、 その数値を 1.602 176 634×10-19と定めることによって定義される。ここで、秒は ∆νCs によって定義される。 | |
🔥 🌡 温度 | ケルビン | K | ボルツマン定数 kを単位J K-1(kg m2 s-2 K-1に等しい)で表わしたときに、その数値を1.380 649×10-23と定めることによって定義される | |
🌟 光度 | カンデラ | cd | 周波数540 × 1012 Hzの単色放射の視感効果度Kcdを683 lm W -1と定めることにより定義される。 | |
🧪 物質量 | モル | mol | モル(記号は mol)は、物質量のSI単位であり、1モルには、厳密に6.022 140 76 × 1023 の要素粒子が含まれる。 この数は、アボガドロ定数 NA を単位 mol–1 で表したときの数値であり、アボガドロ数と呼ばれる。系の物質量(記号は n)は、特定された要素粒子の数の尺度である。要素粒子は、 原子、 分子、イオン、電子、その他の粒子、あるいは、粒子の集合体のいずれであってもよい。 |
物理量は、長さ 8 ) 、 電流 9 ) などの 基本単位で組み立てられます。
ISQの7つの基本料に対応して、SIには7つの基本単位が定められています 10 ) 11 ) 12 ) 。
標準物質や実量器で校正されます。