要旨(アブストラクト)は著作物です。 要約(サマリー)とは違います。 要旨には、著作者の論文や講演の思想や感情が創作的に表現されている必要があります。
種類 | 例 |
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グラフィカルアブストラクト 1 ) 2 ) | 論文の主要な研究結果を一つの 図にまとめたものです 3 ) 。 |
論文要旨 | 200~400字程度の、論文の要旨です。 論文の冒頭部分につけられます。邦文でも英文併記を求められることが多いです。 |
講演要旨 | 200~400字程度の、 講演 の要旨です。講演申込時に、題目や著者といっしょに書きます。 |
抄録 | 原文のから200~400字程度を抜粋したものです。 |
予稿 4 ) | 講演 の要旨です。A4判程度、図版を含めることが多いです。 要旨集として、出版する場合、校正があることもあります。 |
要点 | 段落から中心文(キーセンテンス、重要文)を抜き出したもの。 5 ) |
要約(サマリー) | 要点を短くしたもの。 |
A4版 1枚などが多いです。 冒頭に、題目、 著者、キーワードなどを置きます。 本文は、 緒言、方法、結果、結言などの順で書きます。
外形線は、2pt(0.7mm)、 その他の線は、1pt(0.4mm)ぐらいが適当でしょう。
SVGでは、 viewBoxで、幅と高さを指定します。座標系なので数値は相対単位です。 A4版を想定するなら、210mm、297mmを単位なしで指定し、要素はmmで表現するがいいでしょう。 絶対指定のwidthとheightは指定せず、figureのstyleで指定すると レスポンシブでも表示しやすいです。
<svg xmlns="http://www.w3.org/2000/svg" version="1.1" viewBox="0, 0, 210, 297"> <!--viewBoxは単位指定なし--> <!--!widthとheightは指定せず親要素のstyleで--> </svg>
python で、 matplotlib .pyplotでは、図のサイズやアスペクト比は、 インチで指定します。 * 1インチは72ptです。 *
plt.rcParams['lines.linewidth'] = 1.5 #ポイント plt.rcParams['font.size'] = 10 #ポイント plt.rcParams['figure.figsize'] = [15, 10] #fig, axes = plt.subplots(figsize=(7,4)) #プロットエリアをインチで指定(全幅) #fig, axes = plt.figure(dpi=100, figsize=(4,3)) #dpiをインチで指定
製図(drawing)は工学部の基本。 外形線は太く0.7mm≒2pt以上で書きます(1.5ptぐらい)。 あいまいな線は描いてはいけません。 ほかの線は、0.5ptぐらいです。 Z8317-1:2008 によると矢印の末端記号は30°塗りつぶし矢,30°白抜き矢,30° 開き矢,90°開き矢,斜線(45°傾斜)と規定されており, 寸法数字の記述スペースから90°開き矢に近似される矢印記号に修正をしました. また,寸法数字ですが,最近の機械製図の教科書 6 ) や Z8317-1:2008 の例をみると,寸法数字はローマン体なので,イタリック体(斜体)からローマン体(立体) に修正しています.直径記号φは斜体のようです. html で描くときには svgなどのベクター形式を使います。 (工業技術基礎)
題目(タイトル) 著者、所属を明記します。
季節 | 月 | イベント |
👨🏫 春 | 👨🏫 4 月 | 前期 第1ターム(4/10頃から 🔷 6/10ごろ) 研究計画書 |
🔷 夏 | 5月 | 🔷 講演申込 表面技術講演申込 |
👨🏫
6
月
👨🏫 芒種 |
第2ターム( 🔷 6/10頃から 8/2ごろ) ✅ 表面技術【〆切】 講演申込 | |
👨🏫 7月 | ✅ 表面技術【〆切】 要旨 | |
👨🏫 秋 |
👨🏫
8月
👨🏫立秋 |
✅ 講演申込 電池討論会 大学院入試 |
👨🏫 9月 | 👨🏫 表面技術講演大会 | |
👨🏫 10月 | 後期 👀 論文題目提出 (B4) 👨🏫 中間発表 (B4) | |
👨🏫 冬 | 👨🏫 11月 | 👨🏫 219 電池討論会 |
🔷 12月 | 🔷 講演申込 ✅ 中間発表(M1) 論文題目提出 (M2) 支部講演会 | |
🔷 冬至 🔷 小寒 | ||
🔷 1月 | 共通テスト | |
👨🏫 春 | 🔷 2月 🔷 立春 | 講演要旨 🔷 卒業論文 提出、 🔷 卒業研究発表会、 修士論文 提出、 公聴会 |
🔷 3月 🔷 春分 | 卒業式 電気化学会 |
A cooling phenomenon of the electrode was observed by energizing a cell assembled with the clay/water dispersion. This is because there is no correlation between the structural orientation of the clay particles and the electrical orientation. It is considered to be a phenomenon peculiar to clay/water dispersion.
柔粘性結晶が熱量効果を利用した環境に優しい固体冷媒として注目されている1)。柔粘性結晶と同様に固体と液体の中間状態として液晶が知られており、粘土/水分散液は、粘土の持つ形状異方性から液晶ゲルとしてふるまう2)。また粘土/水分散液は、電界の印加によって電気的な配向状態が変化し、電気エネルギーを蓄えると考えられる3) 。この粘土/水分散液の電気的な配向状態を調べていくうちに偶然、粘土/水分散液による電極の冷却現象を見出した。そこで、粘土/水分散液について電界印加による液晶相の変化と熱量効果の可能性ついて調べることを目的とした。
2024年1月21日 松木健三名誉教授がご逝去されました。