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学会発表や論文投稿を計画しよう

卒業研究 💬 Web Class Syllabus 54299 Files 研究テーマ 通年・金曜日 C1 3-3301へ入室

山形大学  工学部  化学・バイオ工学科  仁科辰夫・伊藤(智)研究室


やりたいことをやれ。と言われて、意気揚々と研究できるのは幸運です。

やりたいことをやってきたように思っていても、いざ自由に研究していいよと言われても、具体的に何から手をつけていいのかわからないというのが普通ではないでしょうか。

そんなときは先人の足跡を辿ってみるというのがひとつの方法です。

身近な先人として直近の卒業生の卒業論文を学会発表にしてみるというのはどうでしょうか。 これは、小説を映画化する作業に似ています。 文字で書かれた内容を、話し言葉と映像で表現するのです。 学会発表には発表時間に限りがありますから、まずは、卒業論文の内容を読み込み、どこを話題の中心にするか決めましょう。 そうしたら、その話題にふさわしい題目をつけます。 題目は、その内容の名前みたいなものですから、内容を端的に表すようにキーワードを選んで、長くなりすぎないようにつけましょう。

科学が今日のように発達して来ると、専門の分野が、非常に多岐に分れて、研究の方法も、千差万別の観を呈している。事実、使われている機械や、研究遂行のやり方を見ると、正まさに千差万別である。しかしそれらの研究方法を概観すると、二つの型に分類することができる。

その一つは、今日精密科学といわれている科学のほとんど全分野にわたって、用いられている研究の型である。問題を詳細に検討して、それを分類整理し、文献をよく調べて、未知の課題を見つける。 このいわゆる研究題目が決まると、それについて、まず理論的な考察をして、どういう実験をしたら、目的とする項目についての知識が得られるかを検討する。 そして実験を、そのとおりにやって、結果を論文として 報告する。

こういう種類の研究で、一番大切なことは、よい研究題目を見つけることである。それが見つかれば、あといろいろと工夫をして、その問題を解いて行けばよい。比較的簡単に解ける場合もあろうし、非常に困難な実験をしなくてはならない場合もあろう。しかしいずれにしても、犯人は分っていて、それを捕えるという場合に似ている。相手が鼠ねずみ小僧や石川五右衛門いしかわごえもんのような場合には、非常に複雑で困難な実験を必要とする。こそ泥くらいならば、ちょっとした実験ですぐ分る。いずれにしても、犯人が分っていて、それを捕えるのに難易があるのであるから、これは警視庁型といった方がよいであろう。

ところが、これに反して、犯人の名前が分らないばかりでなく、犯人がいるかいないかも分らない場合もある。アマゾンの上流、人跡未踏の土地へ分け入った生物学者の場合がそれである。どんな珍奇な生物がいるかもしれないし、またいないかもしれない。この場合も、探すのであるが、その探すという意味が、犯人を捜索する場合とは大分ちがっている。思いがけない新種の発見は、アマゾンの上流だけに限らず、物理の実験室の中にもある。そういう新種を探すようなやり方の研究を、アマゾン型の研究と呼ぶことにする。アマゾン型の研究の特徴は、いるかいないか分らない新しいものを探すのであるから、題目が与えられるのではなく、「地域」が与えられるのである。生物の新種発見の場合ならば、この「地域」は、アマゾンの上流であるが、物理学の場合は、それはどこでもよい。自然界にあるすべての物質と勢力とが対象であるから、自然界の全部が、その「地域」である。

中谷宇吉郎、比較科学論より


学会発表タイトル

  1 学会発表
口頭発表( 講演
  1. 構成
  2. 題目
  3. カテゴリーの設定、オーラルか?ポスターか?
  4. 講演申し込み

    著者の確認:単著か共著か?共著の場合は、役割分担を明記。ギフトオーサーシップやゴーストオーサーシップは 研究不正 です。 、指示抄録

  5. 参加申し込み
  6. 講演 草案 (スライド草稿、台本草稿)
  7. 要旨提出

    講演要旨なので、講演スライドの草案をもとに作ります。

ポスター発表(ショートプレゼンあり、なし)
04, 11.卒業研究 口頭発表 0908 0908

  2 論文投稿
論文( 論文
  1. 構成
  2. 題目著者
  3. 投稿規定、 投稿の手引き を読む
  4. 投稿先の決定
  5. 草稿・推敲(内容や表現、構成を見直すこと)
  6. 脱稿
  7. カバーレター(送付状) ・初稿原稿
  8. 投稿(投稿日)
  9. 審査
  10. 回答書・送付状・修正原稿
  11. 受理

日本化学会電気化学会、表面技術会、電池討論会

先輩たちの卒論をまとめたら、タイトルを決めます。 学会参加申し込み、タイトル申し込み、予稿提出、 発表の順番でいきます。 登壇に学会会員であることが求められる場合、先に会員になりましょう。最近は学会の登壇のためだけの大会会員というのもあるようです。

発表計画に先立って、共同研究などでは知的財産権の取り扱いについて検討する必要があります。

5月の連休が終わると、学会参加申し込み、タイトル申し込み、です。

予稿提出
  1. ホームページ
  2. 5Sと赤札作戦
  3. 月例報告書
  4. 学会発表や論文投稿を計画しよう
  5. 高校の積み残しは卒業
  6. 学会発表、申し込み完了
  7. 書く、話す
  8. 授業の復習も終わり
  9. 緒言の書きかた
  10. ストーリーの構成
  11. 学会発表
  12. ポスター
  13. スライドと台本の作成
  14. 要旨の作成
  15. 前期終了まとめ
  16. 中間発表リハーサル(初回)
  17. 研究計画書(科研費申請書)
  18. 中間発表リハーサル(2回目)
  19. 10月月例報告書
  20. 中間発表リハーサル(3回目)
  21. 卒業研究中間発表
  22. 論文の下書きをはじめよう-章立て-
  23. 論文の下書きをはじめよう-題目-
  24. 論文の下書きをはじめよう-結論と要旨-
  25. 論文の下書きをはじめよう-結果と考察-
  26. 論文の下書きをはじめよう(冬休みの前に)-実験方法-
  27. 卒業論文題目の確定
  28. 論文から要旨とプレゼンを作ろう
  29. 最終月例報告書(卒業論文)
  30. 発表会(最終試験)

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0238-26-3573
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