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🌡️ 📆 令和5年9月30日
工業技術概論

プログラミング言語-C,JavaScript,Python-

山形大学  理工学研究科(工学系)  物質化学工学専攻  🔋 C1 立花和宏

🔚 👨🏽‍🏫 工業技術概論 Web Class files syllabus 52253 📆 🎑 後期・火曜日 🏫4-116教室 C1

アプリの利用

  1 アプリの種類
種類説明
ワープロ 論文報告書、あるいはそれらの 要旨などの 文書を作成、印刷するアプリです。
表計算 数値を計算し、表や グラフなどの図表を作成するアプリです。 平均標準偏差などの統計量も計算できます。 データ の件数は 30件程度までが適切です。 それ以上の件数の場合、データベースアプリと連携して 抽出した データ を使う方が効率的です。
プレゼンテーション 講演スライドやポスターを作成できます。
グラフィックス 図形写真などの 画像の作成や編集をします。
CAD Solid works *
Webページ作成 HTML editor
データベース Microsoft Access Microsoft SQL Server
動画編集
プログラミング google colab
ビジネス ・グループウェア
  • メール
  • チャット
    • Slack
  • 会議 Zoom, Teams, Meet
  • カレンダー、連絡先、名刺交換

アプリ には、 オペレーティングシステム (OS) 上で動く、インストールアプリと、 Webブラウザ 上で動く Webアプリがあります。

アカウント を有効化して、サービスや アプリ を利用する(ログイン、ログオン、サインイン)には、 認証が必要です。

人気 プログラミング言語 は、java script、そしてpyton*と続きます。 *


プログラミング言語

  2 プログラミング言語の種類
種類 分類 言語 特徴
インタプリタ Webアプリ JavaScript Webブラウザ上で動作(クライアントサイド)
vb script(vbs,vba,asp)
AI Webアプリ python パイソン 1 ) * データサイエンス * 、 マテリアルズインフォマティクス *、AI
教育 Scratch ビジュアルプログラミング
コンパイル OS C ポインタ、構造体
汎用 VB.NET オブジェクト指向(多重継承なし)
汎用 Kotlin アンドロイドアプリ向け
OS C++ オブジェクト指向
colab jupyter

ファイルベースのシステムでは、コンパイラ言語は実行可能なファイルを生成し、 インタプリタ言語はそれを生成しないという違いがありました。 しかし、クラウドベースになって、実行ファイルそのものをクライアントにダウンロードしなくなり、 ジャストインコンパイルで実行結果だけを利用するようになると コンパイラ言語とインタプリタ言語の違いは、あまり本質的でなくなりました。

科学技術用の伝統的な言語としては、FORTRANがあります。 FORTRAN系列の言語としては、BASIC、pythonがあります。 統計用言語としてRがあります。

アルゴリズム重視の伝統的な言語としてALGOLがあります。 ALGOLは、Pascal, C, C++, C#,java, javascript, typescript, Kotlinと進化してきました。 juliaはCに迫る計算速度を誇ります。

サーバーサイドで使われてきたPerlや Ruby もクラウドで利用できるようになってきました。

人工知能で伝統的な言語Lispは、F#Schemeもクラウドで利用できるようになってきました。

人気 プログラミング言語 は、java script、そしてpython*と続きます。 *


python(パイソン)

  3 python 言語の使い方
応用例
無作為抽出
extracted = random.sample(data, 10)
平均
average = statistics.mean(data)
average = np.mean(data)
標準偏差
std = statistics.stdev(data)
std = np.std(data)
std = np.std(data, ddof=1) # 標本標準偏差
散布図 *
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
 
# 乱数を生成
x = np.random.rand(100)
y = np.random.rand(100)
 
# 散布図を描画
plt.scatter(x, y)
ヒストグラム
import matplotlib.pyplot as plt
ax1 = fig.add_subplot(211)
ax1.hist(x1, bins=bins)
画像 (matplotlib) の例:

ともひろてすと

可読性重視の科学計算向け。 2 ) 3 )

Phthon (パイソン)は、多様なデータ構造が組み込まれているので、データ処理しやすい 言語です。 Anaconda(アナコンダ)や、 Google Colaboratoy などの開発環境があります。 Phthonには、数値計算ライブラリNumPyがあります。 NumPyは、CやふFORTRANで、実装されていて、高速で実行できます。 ほかにも、Matplotlib(グラフ描画ライブラリ) pandas(データ分析ライブラリ) TensorFlow(機械学習ライブラリ) OpenCV(画像処理ライブラリ) など便利なライブラリが多数あります。

pymatgenライブラリは、まだあまり普及していない。 *

Webアプリ を書くには、 django プラットフォームがあったほうがいいかも。


ワイブル分布の形

import math
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt


x = []
y = []

alpha = 1 # 尺度パラメータ、放射能では半減期、プロセス制御では時定数と呼ばれる
beta = 1 # 形状パラメータ(ワイブル係数)
gamma = 0 # 位置パラメータ


for t in np.arange(0,3,0.1):
  h = (beta/alpha)*pow((t-gamma)/alpha,beta-1)
  R = math.exp(-pow((t-gamma),beta)/alpha)
  f = h * R
  x.append(t)
  y.append(f)
plt.plot(x, y)

©K.Tachibana

import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
 
x = np.arange(-10, 10, 0.1) # x軸
y = np.arange(-10, 10, 0.1) # y軸
 
X, Y = np.meshgrid(x, y)
Z = 0
for Y_off in np.arange(-7.5,7.5,0.1):
  Z = Z + 1/np.sqrt((X-5)**2 + (Y-Y_off)**2+1) - 1/np.sqrt((X+5)**2 + (Y-Y_off)**2+1)
#∞を回避するのに分母に1を足した 
cont = plt.contour(X,Y,Z,colors=['r', 'g', 'b'])
cont.clabel(fmt='%1.1f', fontsize=14)
 
plt.xlabel('X', fontsize=14)
plt.ylabel('Y', fontsize=14)
 
plt.show()
©K.Tachibana

参考文献



シラバス案

QRコード
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/52247/52253_09.asp

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〒992-8510 山形県米沢市城南4丁目3-16
3号館(物質化学工学科棟) 3-3301
准教授 伊藤智博
0238-26-3573
http://amenity.yz.yamagata-u.ac.jp/

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