どこで講演するのか。 講演会の主催者、所在地や、会場を確かめます。
項目 | オーラル発表 | ポスター発表 | |
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講演形式 |
口頭発表、口述発表 Oral Presentation |
Poster Presentation | |
抄録(Abstract) | 講演要旨 | 講演要旨 | |
講演 | 講演は、言語の 著作物 として保護され口述権が保護されます。 録画・録音するときは、演者、主催者の許諾が必要です。 | ||
資料 |
スライドショー リバーサルフィルムを使ったスライドから、OHPシートになり、 今は、パソコンとプロジェクタによる上映が主流です。 カラー やアニメーションも使われます。 |
ポスター
学術的な性質を有する図面、 図表 は、 図形の 著作物 です。 撮影するときは、演者、主催者の許諾が必要です。 大判のカラープリンタが普及してからは、 カラー が主流です。 |
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発表時間 |
短い 例: 講演時間12分、質疑応答3分 |
長い 例:60分 | |
そのほか | 貼り逃げは、やめましょう。 |
講演は、主に口述と主に図表からなる資料からなります。
口述(speech)は、言語の著作物です。身振りに創作性があれば舞踊の著作物も含まれるかもしれません。 講義 や 学会発表は、言語の著作物です。 講演者の許諾なしに、録音や録画してはいけません。
図表は、時間的に順序付けられた複数のスライドからなります。
2 )縦横比 | |
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1:1 | 正方形、 コールコールプロット、アイコン、家紋など |
白銀比 √2:1(1.4) | ルート長方形、 A版、B版 ランドスケープ、ポートレートいずれも。 たとえば A4版は(210×297mm)です。 2段組みで75mm(2.9インチ)程度、 1段全幅で170(6.6インチ)mm程度です。 論文、要旨、 グラフ * 製図など。 |
4:3(1.3) | VGAディスプレイ(640px×480px)、 35mmフィルム powerpoint(25.4cm×19.05cm) |
16:9(1.7) | 4K ,8Kディスプレイ スライドなど。 powerpoint(33.867cm×19.05cm) ランドスケープで使うと臨場感がある。 |
黄金比
約5:8(1.6)
91mm×55mm
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名刺、クレジットカードなど。 ランドスケープ、ポートレートいずれも。 mybridge |
python で、 matplotlib .pyplotでは、図のサイズやアスペクト比は、 インチで指定します。 * 1インチは72ptです。
#A4 plt.rcParams['figure.figsize'] = [8.35 ,5.91 ] #[21.21cm, 15.00cm] plt.rcParams['font.size'] = 24 plt.rcParams['lines.linewidth'] = 1.5
plt.rcParams['figure.figsize'] = [15, 10] fig, axes = plt.subplots(figsize=(7,4))*
分類 | |
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文芸 | 小説、脚本、 論文 、 講演 その他の言語の著作物。 編集の創作性がある場合、編集著作物として保護されます。新聞,雑誌,百科事典等。 講演 は、言語の著作物として保護され口述権が保護されます。 映画の著作物は、固定されることが求められますが、 講演は、口述のみで保護されます。 |
学術 | 地図 又は学術的な性質を有する図面、 図表、 模型その他の 図形の著作物 |
美術 | 絵画、版画、彫刻 |
写真 | 写真。 記録された画像は、著作物です。 |
建築 | 建築 |
音楽 | 楽譜、演奏。 記録された 音声は、著作物です。 |
舞踊又は無言劇の著作物 | 舞踊又は無言劇の著作物 |
映画 | 映画の著作物。 映画の著作物は、固定(記録)されることが求められます。 動画は、映画の著作物です。 |
プログラム | プログラム の著作物 |
著作権法より
(著作物の例示)
第十条 この法律にいう著作物を例示すると、おおむね次のとおりである。
- 一 小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物
- 二 音楽の著作物
- 三 舞踊又は無言劇の著作物
- 四 絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物
- 五 建築の著作物
- 六 地図 又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物
- 七 映画の著作物
- 八 写真の著作物
- 九 プログラムの著作物
思想又は感情は含まれていますか? 単なるデータは、ダメです。 表現したモノです。考えているだけ、感じただけ、アイデアだけ、ではダメです。 創作的なので、模倣はだめです。もちろん 盗用は、もってのほかです。 工業製品等は、文芸、音楽、美術、学術ではないのでダメです。 工業製品等の知的財産権は、特許を申請して、政府の保護を受けます。
著作権は、 知的財産権 です。 著作権は、著作者に帰属します。 著作権のうち、著作財産権を、出版社に許諾することができます。 出版社が、 出版権 を設定した場合、出版社は、著作者を含む他の許諾に対する損害請求できます。 この場合、出版社による 排他的独占的著作財産権の占有となります。
表面技術協会の例