HOME 教育状況公表 令和3年10月18日
卒業研究 54299 Files C1

結果の書きかた

講義ノート

題目 (Title)
著者(Author)
目次
  1. 緒言(Introduction)
    1. 背景(Background)
    2. 目的(Aim)
  2. 実験方法 (Experimental)
    1. 準備(Preperation)
    2. 評価(Evaluation)
  3. 結果と考察 (Result and Discussion)
  4. 結論(Conclusion)
  5. 参考文献 (References)
木構造 といいます。
章、節、項、目……

結果は「結果と考察」とひとくくりにすることもありますが、 まず考察の根拠となる実験事実を列挙するところからはじめます。

1に実験方法○○によるマンガン酸リチウムの電極のサイクリックボルタモグラムを示す。 縦軸は電位、横軸は電流である。 自然電位からアノード側に電位を掃引すると、○V付近より電流が流れ始め、 ○V付近で○mAのアノードピーク電流が観察された。 その後○Vで掃引を反転すると急激に電流が減少し、 ○V付近で○mAのカソードピーク電流が観察された。

図1に図2と同様にコバルト酸リチウムの電極のサイクリックボルタモグラムを示す。

1にマンガン酸リチウム、コバルト酸リチウム、コバルト酸リチウムの電極のサイクリックボルタモグラムの特徴について示す。

このように具体例を示し、そのあと類推できるデータを紹介し、表でまとめるというのもひとつの記述方法であろう。

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アノード酸化時のアルミニウムのクロノポテンショグラム
©K.Tachibana

方法と結果の係り受け

誤った係り受け

実験方法

電流密度 1mA/cm2でアノード酸化をおこなった。

結果と考察

電位上昇速度は,粘土分散液中では0.1V/s,0.8wt%AA中では,0.3V/sであった.

これは、係り受けができていません。

正しい係り受け1

実験方法

電流密度 1mA/cm2でアノード電流を通電し、時間とともに電位を記録し、 電位変化を電流変化で割って、電位上昇速度を求めた

結果と考察

電位上昇速度は,粘土分散液中では0.1V/s,0.8wt%AA中では,0.3V/sであった.

正しい係り受け2

実験方法

電流密度 1mA/cm2でアノード酸化をおこなった

結果と考察

アルミニウムの表面が白っぽくなり、酸化皮膜が生成していることが見て取れた。

と書いて係り受けが完成です。


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