配属調書に記入、署名の上、3部コピーを作成し、それぞれの教職員まで提出をお願いします。 化学英語Ⅱでも取り上げますが、知的財産などの取り扱いのためご協力をお願いします。
研究室の中には、知的財産に関わる情報がたくさんあります。 許可無く発表することは控えてください。 特にconfidenchalとか社外秘とか書いてあるものに関しては、注意してください。
項目 | 平版印刷 (オフセット印刷) |
凹版印刷 (グラビア印刷 |
孔版印刷 (スクリーン印刷) |
凸版印刷 (活版印刷) |
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平版 | 凹版 | 孔版 | 凸版 | |
版材料 | アルミニウム 1 ) | 銅 | シルク、ステンレス | 鉛、 🏞 亜鉛、感光性樹脂 2 ) |
刷版 | PS版 3 ) | エッチング、彫刻 | 活字組版、フォトリソグラフィー | |
印刷工程 | ロール | ロール | 枚葉 | 枚葉 |
対象 | 紙 | フィルム | 板 | 紙 |
用途 | 紙幣 ・ 定期刊行物 ( 新聞・ 雑誌・ 年鑑 ) 書籍 ・広告、朝日新聞、暮しの手帖、ニュートン、フォーカス | カレンダー・パッケージ | スマホ 文房具 | 書籍・図書、世界の名作全集など |
歴史 | 昭和高度成長期 | 明治期 |
著作物 の著作権は、著者にあります。 しかし、著作物を出版した場合、出版物の著作財産権は、著者ではなく、出版社に帰属することが多いです。
分類 | |
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文芸 | 小説、脚本、 論文 、 講演 その他の言語の著作物。 編集の創作性がある場合、編集著作物として保護されます。新聞,雑誌,百科事典等。 講演 は、言語の著作物として保護され口述権が保護されます。 映画の著作物は、固定されることが求められますが、 講演は、口述のみで保護されます。 |
学術 | 地図 又は学術的な性質を有する図面、 図表、 模型その他の 図形の著作物 |
美術 | 絵画、版画、彫刻 |
写真 | 写真。 記録された画像は、著作物です。 |
建築 | 建築 |
音楽 | 楽譜、演奏。 記録された 音声は、著作物です。 |
舞踊又は無言劇の著作物 | 舞踊又は無言劇の著作物 |
映画 | 映画の著作物。 映画の著作物は、固定(記録)されることが求められます。 動画は、映画の著作物です。 |
プログラム | プログラム の著作物 |
著作権法より
(著作物の例示)
第十条 この法律にいう著作物を例示すると、おおむね次のとおりである。
- 一 小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物
- 二 音楽の著作物
- 三 舞踊又は無言劇の著作物
- 四 絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物
- 五 建築の著作物
- 六 地図 又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物
- 七 映画の著作物
- 八 写真の著作物
- 九 プログラムの著作物
思想又は感情は含まれていますか? 単なるデータは、ダメです。 表現したモノです。考えているだけ、感じただけ、アイデアだけ、ではダメです。 創作的なので、模倣はだめです。もちろん 盗用は、もってのほかです。 工業製品等は、文芸、音楽、美術、学術ではないのでダメです。 工業製品等の知的財産権は、特許を申請して、政府の保護を受けます。
著作権は、 知的財産権 です。 著作権は、著作者に帰属します。 著作権のうち、著作財産権を、出版社に許諾することができます。 出版社が、 出版権 を設定した場合、出版社は、著作者を含む他の許諾に対する損害請求できます。 この場合、出版社による 排他的独占的著作財産権の占有となります。
表面技術協会の例著作物の 著作権は 著作者にあります。 学生が書いたレポート、論文、 図表 など全ての著作物の著作権は学生にあります。 しかし、学生が全ての著作権を占有すると、添削も受けられない、評価される機会を著しく損ねるなど、教育を受ける権利が大幅に制限されることになります。 文化の発展のため、許諾と委任にご協力ください。
項目 | 説明 | 事例 |
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捏造 (fabrication) | 実験していない データ を、でっちあげて、あたかも実験した データ のように表現してはいけません | ディオパン事件 5 ) 6 ) |
改ざん (falsification) | ||
盗用・剽窃 (plagiarism) | 他人の 論文 やアイディアなどを無断でコピペしてはいけません。 デジタル技術の発達で、コピペが簡単になった分、盗用も簡単になりました。 たとえ、自分の既発表 論文でも、 引用 7 ) ではなくそのまま流用すると「自己剽窃」です。 図表 は、引用ではなく、転載なので原則として、転載許諾が必要です。 | |
二重投稿 | 一度、公表した内容を使いまわしてはいけません。 | |
不適切な オーサシップ | 貢献していないのに、 著者として名を連ねてはいけません。 名義貸しです。名義借りはだめです。 他人の 論文や報告書を、代筆していけません。 * | |
査読不正 | 著者が、匿名査読者になりすまして査読してはいきません。 匿名査読者を特定し、査読に影響を与えてはいけません。 査読者が、査読中の論文の内容を、自分の内容として公表してはいけません。 ハゲタカジャーナル、ハゲタカ学会に投稿してはいけません。 | |
不正行為の証拠隠滅 | 不正行為があったことの証拠を隠滅したり、立証を妨害してはいけません。 |
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2024年1月21日 松木健三名誉教授がご逝去されました。