◇ 卒業研究 📖 目次 💬 Web Class Syllabus 54299 Files 2024研究計画 通年・金曜日 👀 テーマ 3-3301へ入室
高温 で溶かす、劇薬で化学反応を起こす……、そんな工場のイメージはとても事故が多そうな感じがしますが、実はそうでもありません 3 ) 。
研究開発現場、製造現場、輸送時、 製品、 廃棄物、食……と安全は多岐にわたる 4 ) 。
各工場では、安全第一の標語をかかげ、生産能率より安全を優先させ、労働災害の防止につとめながら生産活動にあたたっている 5 ) 。
ヒヤリハット活動、KY活動、指さし呼称、やりきり厳守 6 )
分類 | 対象物 | |
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有害ゴミ | 蛍光管 水銀 を含む電池 など | |
実験廃棄物 | 放射性物質 PCB 石綿(アスベスト) 発火性、 引火性物質 アルカリ金属 爆発性物質 健康障害を引き起こす化学物質 | |
廃液 | (a)無機系廃液 (b)写真廃液(現像液、定着液) (c)有機系廃液 (d)難燃性有機廃液(含ハロゲン) (e)廃油(機械油、植物油など) (f)シリコンオイル | |
固形廃棄物 | 溶剤に溶けるものは、無機・有機廃液とする。 | |
産業廃棄物 | 試薬瓶・缶 廃プラスティック類 シリカゲル・アルミナ ガラス器具(一斗缶) 金属片・ワイヤー 電線 など 病原性徴生物による汚染物質 | ガラス器具は、一斗缶に入れる ほかは透明ビニールの袋で研究室を記名 4号館北東玄関脇、月末金曜日 |
整理整頓が行き届いていることは安全第一につながります。
技術者倫理 安全と品質管理-事故と不良品の原因- 安全マニュアルなど項目 | 説明 |
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整理 | 赤札作戦、 不要なものを廃棄する。 メールやファイルストレージなどの情報の削除も忘れずに。 |
整頓 | どこに何をいくつおくか?定位・定品・定量の 3定。そして看板による見える化。 ストライクゾーンに使用頻度の高いモノを置く。 カンバン方式 の看板は通路に対して直角に棚の左上から丁目表示、棚の上から番地表示。危険箇所にはトラマークの線引作戦。 あんどん方式のあんどんは、高い位置に。 |
清掃 | 点検。日常清掃、清掃点検。 ごみ、汚れの発生源を断つ。 問題点の共有。 ヒヤリハット報告。カイゼン報告。 |
清潔 | 維持と 管理。 清掃 保全 (メンテナンス)。 清掃チェックシートの作成。 |
躾 | 運用と徹底。 情報共有。 決められたルールの遵守。コンプライアンス。 訓練し、習慣化していますか? 清掃 チェックシートの運用 |
電池作りの授業で、机の上を散らかしていた女の子を、真っ赤になってこう叱った。
「あとで片づけるなんて言っちゃダメ。ものをつくるときも実験のときも、机の上はきれいにしておくのが絶対なの」
整理、整頓、清掃の3つで、3S活動と言う 12 ) 13 ) 14 ) 。
5Sの最初は整理。不要なものを処分すること。 先輩方の不要な試薬や机を処分しましょう。 自分たちがする研究にどんな装置や試薬が必要か。 研究の計画が立たないと処分できません。
共同研究で貸与 されている物品は勝手に処分してはいけません。
ポテンショスタット、LCRメーター、XYレコーダは必需品。わからなくてもとっておきましょう。
薬品の処分は、勝手にやらないようにしましょう。
分類 | 対象物 | ||
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資源物 | 可燃リサイクルごみ | 🏞 コピー用紙・新聞紙・ダンボール・雑誌・ 🏞発泡スチロール | 金曜日のみ 〔 学内限定 〕 |
食品廃棄物 | |||
木くず | 伐採枝、木製家具 | ||
一般廃棄物 | 🏞 可燃ごみ | 生ごみ類、紙くず類 | 🏞 不燃性ごみ | 金属類(針金、スプレー缶など)/小型の電気製品(アイロンなど)/ ガラス類(コップ、ガラスなど)/CD、DVDなどの磁気ディスク/陶磁器、傘、ペン類、ライター |
🏞 粗大ごみ | 机、椅子、書棚、キャビネット、ロッカー等の 什器類 | ||
🏞 粗大ごみ | 🚂 パソコンに係る周辺機器( 🚂 ディスプレイ等)、 実験装置、家電リサイクル法対象外の電気機器(電気ストーブ等) | ||
🏞 粗大ごみ | 🚂 パソコン(ハードディスク内蔵のもの)、 ハードディスク、家電リサイクル法対象物( テレビ・ エアコン * ・洗濯機・冷蔵庫) | ||
👨🏫 産業廃棄物 | 実験廃棄物 | 隔週金曜日 |
民間では、不要図書の ブック・エコなどのサービスも。
19 )方法 | 説明 | 例 |
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観察 | 天体のように規模が大きすぎる場合や、 人体のように倫理上の問題がある場合などは、積極的なアプローチを避け、あるがままを客観的にみて データとする。 | 目視、 顕微鏡、望遠鏡 |
定性観察 | 同じかどうかを判断する(同定)。 注目する尺度で序列をつけ、データとする。 | 比色分析、帯電序列、層別 |
定量観察 | 物理量と単位となる 基準を 数値で表現する(計測、測定)。 数値 データとする。 | ノギスで 長さを測定する。 天秤で質量を測定する。 |
巡検 | 現地に趣きあるがままを観察する。 地学、生物の分野で、対象を実験室に持ち込めないときに使う手法。 | 火山に赴き地層や地質を観察する。 山や野を歩き毒草の分布を調査する。 |
実験 | 主に実験室内で条件を設定して、現象を観察し、仮説を検証する。 物理、化学の分野で、対象を実験室内に構築して検証する手法。 | |
対照実験 | コントロール(ブランク、比較対象)を設定して、現象を観察し、効果の有無を判定する。 | |