抵抗器の電気抵抗を回路計で測ってみましょう。
グループのリーダーが 表計算ソフト 1 ) の google sheets にアクセスし、 クラウド上に新しい スプレッドシート を作成してください。 すでにスプレッドシートがある場合、シートを追加することもできます。 リーダーがスプレッドシートをメンバーと共有し、 全てのメンバーがスプレッドシートを閲覧できることを確認してください。
リーダーは、スプレッドシートに氏名、カラーコードから読み取った抵抗値、許容差などのカラムの設定をしていきましょう。 メンバーは、自分の氏名、自分の読み取ったコードなどを記入していきましょう。
色名 | 数字 | 10のべき数 | 許容差 (%) |
---|---|---|---|
黒 | 0 | 1 | |
茶色 | 1 | 10 | ±1 |
赤 | 2 | 102 | ±2 |
黄赤 | 3 | 103 | ±0.05 |
黄 | 4 | 104 | |
緑 | 5 | 105 | ±0.5 |
青 | 6 | 106 | ±0.25 |
紫 | 7 | 107 | ±0.1 |
灰色 | 8 | 108 | |
白 | 9 | 109 |
JIS.C に定められた固定抵抗器の表示には、 数字 で表示する方法と色帯の組み合わせで表示する方法があります 。 2 )
*項目 | ||||||
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測定方法 | 重積分AD変換 | |||||
寸法 | 145×75×36(D×W×H) | |||||
重量 | 約185g(電池含む) | |||||
直流電圧(DCV) | ||||||
入力抵抗、 10MΩ 、40MΩ | ||||||
交流電圧(ACV) | ||||||
入力抵抗、 10MΩ 、40MΩ | ||||||
直流電流(DCA) | ||||||
測定最大電圧降下、 1.2V、100mV | ||||||
交流電流(ACA) | ||||||
測定最大電圧降下、 1.2V 、100mV | ||||||
抵抗(Ω) | ||||||
解放回路電圧 200mV以下 あらかじめ測定コードを短絡させ、down-lead時の抵抗を測ってください。 測定時には、表示される値からdown-lead時の抵抗を引いて計算してください。 それが正しい値になります。 |
計算ソフトは、 データ の計算や グラフ化 に使います 3 ) 。 Microsoft®Excel®に代表される表計算ソフトはもっともよくつかわれる アプリ でしょう。 ほかにも kingsoftのSpreadsheetsや、 GoogleのGoogle スプレッドシートなどがあります。 中にはVBAまで動作する互換性の高いものも。でも インピーダンス の計算に使う複素数アドオンなどはやはりExcel®かも。 最近は クラウド で動作するオンラインが増えていますが、測定器などはまだまだオフライン。
ワークショップを楽しみましょう 4 ) 。 グループ人数は、5〜6名とします。 7名を超えないようにしてください。
初対面の場合は、自己紹介をしましょう。 雑談をして、アイスブレイクしましょう。
リーダー(司会進行)を決めてください。 そのほかのメンバーの 役割(記録係、資料作成係、プレゼンター( 登壇者))を決めてください。
グループ名を決めてください。
記録係は、試験答案用紙表面の最上部に、授業科目名、グループ名を記入してください。 メンバーは、記録係に従い、学籍番号、氏名、役割を直筆署名してください。 その際、 筆頭著者を登壇者の氏名の前に〇をつけてください。
討論を開始したら、記録係は討論の内容を裏面に記録してください。
討論がまとまったら、資料作成係は、試験答案用紙表面に グラフィカルアブストラクト に表現してください。
グラフィカルアブストラクトを撮影し、WebClassにアップロードしておくと復習に便利です。
登壇者は、プレゼンテーションのイメージをしましょう 5 ) 。 メラビアンの法則を意識して、 非言語表現も工夫しましょう 6 ) 。
グループ名が指名された後で、じゃんけんなどで登壇者を決めるのは、授業進行の妨げとなりますので、 必ず、討論前に 登壇者を決めてください。
記名だけして、討論に参加しない場合、不正行為として扱うことがありますので、必ず討論に参加してください。 自分から参加できなそうな人には、積極的に声がけをお願いします。 期末の 成績評価申請 時に、グループ名やメンバー、討論の内容を思い出せるよう、答案用紙を撮影することを推奨します。
ランダムにグループを指名し、壇上で、 プレゼンテーションしてもらいます 7 ) 。 質疑応答の際も、グループを指名しますので、指名されたグループのプレゼンターが質問、コメント、アドバイスをしてください。 ディベートとしての反対意見は、大歓迎です。
資料作成係は、討論の内容をポスターとして、試験答案用紙の裏面にまとめてください。 資料作成係に従って、他のメンバーが代筆してもかまいません。
*平常演習の配点は、授業1回ごとに、一律加点です。 平常演習には、ワークショップ、意見交換、発表、質疑応答など授業時間内の学習活動を含みます。 そのほかに授業時間外の0.5時間の学習活動を含みます。 平常点は、学期末に WebClass の 成績評価申請書 に申告していただき集計します。
授業時間外の活動の一助としてWebClassへの提出を推奨します。〆切は講義後1週間です。 ただし平常点の加点は、授業時間内の学習活動も含みます。 WebClass への提出のみでの、平常点の申告はご遠慮ください。
WebClass への平常演習提出は、推奨しますが、必須ではありません。 提出されていなくとも、 成績評価申請書 に、各回の授業時間以外の0.5時間の取り組みが申告されれば十分です。未提出だからと心配することはありません。
成績評価申請書 では、それぞれの授業で何を学び身につけたかを申告してもらいます。 WebClass に提出したかどうかより、身につけることを優先してください。 授業で取り上げたトピックや、グループワークの意見交換の内容は、期末までノート 8 ) などに記録しておくことを推奨します。 逆に授業に参加していないのに、WebClassの出席や提出だけの場合は不正行為として扱うことがあります。 平常の取り組みだけで、「到達目標を最低限達成している。成績区分:C」となります。 評点が60点に満たない場合は、不合格となります。 欠席した場合、課外報告書へ取り組むことで挽回してください。 出席が60%に満たない場合、課外報告書を提出しても、単位認定できません。
2024年1月21日 松木健三名誉教授がご逝去されました。