工業製品の仕様(スペック)

工業製品やサービスの仕様(スペック)は、 景品表示法、家庭用品品質表示法、食品表示法、 住宅品質確保法、揮発油等の品質の確保等に関する法律、 薬機法、エネルギーの使用の合理化等に関する法律などによって 品質表示が義務付けられています。

工業製品やサービスからひとつ選び、品質表示による 仕様(スペック)を確かめてみよう。

仕様(スペック)の項目に、どのような測定対象量が選ばれているかを調べ、 計量値や計数値 1 ) 精確さ 2 ) について議論してみよう。

あわせて、研究開発における設計の 公差、 生産における製品の誤差、 出荷検査や顧客による測定の誤差の違いについて考察し 3 ) 、 ハイスペック(高機能)とハクオリティ(高品質)の違いについても議論してみよう。


測定対象量の例


  1 測定が活用される場面
場面
公正な 商取引のための測定 4 )
安全・安心のための測定 5 )
科学・技術のための測定 6 )
生産活動 のための測定 7 )

測定が活用される場面 8 )


  2 取引の場面 9 )
名称 概要
BtoB 団体同士の取引 製品や部品、材料の納入、購入の取引など
BtoC 団体と個人の取引 商店における売買、工業製品の購入など
個人と個人の取引 個人間の私的な売買、約束事など。メルカリ

  3 消費者への品質表示 * *
法律 対象 細目 具体例 要項
景品表示法 あらゆる
商品・ サービス
携帯電話の端末やデータ通信
家庭用品品質表示法 * 繊維製品 🚂 シャツ 🚂 下着 🚂 靴下
合成樹脂加工品
電気機械器具 エアコンディショナー *
雑貨工業品 ティシュペーパー及び 🚂 トイレットペーパー *
合成洗剤 * 並びに洗濯用又は台所用の石けん * 及び住宅用又は家具用の洗浄剤 *
食品表示法 * 生鮮食品 農産物 米穀、麦類、雑穀、野菜、果実、そのほか
畜産物
水産物
玄米および精米
🚂 加工食品 即席カップめん
添加物
住宅品質確保法 * ** 住宅
揮発油等の品質の確保等に関する法律 石油、ガソリン
医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律 * **
薬機法(やっきほう、旧薬事法)
医薬品
医薬部外品
化粧品 * ** 化粧品 * 口紅、アイライン、アイブロウ、チーク 全成分表示義務
薬用化粧品
医療機器
エネルギー の使用の合理化等に関する法律 * * * 🚂 自動車

ワークショップについて

ワークショップを楽しみましょう 10 ) 。 グループ人数は、5〜6名とします。 7名を超えないようにしてください。

初対面の場合は、自己紹介をしましょう。 雑談をして、アイスブレイクしましょう。

リーダー(司会進行)を決めてください。 そのほかのメンバーの 役割(記録係、資料作成係、プレゼンター(登壇者))を決めてください。

グループ名を決めてください。

記録係は、試験答案用紙表面の最上部に、授業科目名、グループ名を記入してください。 メンバーは、記録係に従い、学籍番号、氏名、役割を直筆署名してください。 その際、 筆頭著者を登壇者の氏名の前に〇をつけてください。

討論を開始したら、記録係は討論の内容を裏面に記録してください。

討論がまとまったら、資料作成係は、試験答案用紙表面グラフィカルアブストラクト に表現してください。

グラフィカルアブストラクトを撮影し、WebClassにアップロードしておくと復習に便利です。

登壇者は、プレゼンテーションのイメージをしましょう 11 )

グループ名が指名された後で、じゃんけんなどで登壇者を決めるのは、授業進行の妨げとなりますので、 必ず、討論前に登壇者を決めてください。

記名だけして、討論に参加しない場合、不正行為として扱うことがありますので、必ず討論に参加してください。 自分から参加できなそうな人には、積極的に声がけをお願いします。 期末の成績評価申請時に、グループ名やメンバー、討論の内容を思い出せるよう、答案用紙を撮影することを推奨します。

ランダムにグループを指名し、壇上で、 プレゼンテーションしてもらいます 12 ) 。 質疑応答の際も、グループを指名しますので、指名されたグループのプレゼンターが質問、コメント、アドバイスをしてください。

資料作成係は、討論の内容をポスターとして、試験答案用紙の裏面にまとめてください。 資料作成係に従って、他のメンバーが代筆してもかまいません。

*

✍ 平常演習

平常演習の配点と取り扱いについて

平常演習の配点は、授業1回ごとに、一律加点です。 平常演習には、ワークショップ、意見交換、発表、質疑応答など授業時間内の学習活動を含みます。 そのほかに授業時間外の0.5時間の学習活動を含みます。 平常点は、期末にWebClassの成績評価申請書に申告していただき集計します。

授業時間外の活動の一助としてWebClassへの提出を推奨します。〆切は講義後1週間です。 ただし平常点の加点は、授業時間内の学習活動も含みますので、 WebClassへの提出のみでの、平常点の申告はご遠慮ください。

WebClassへの平常演習提出は、推奨しますが、必須ではありません。 提出されていなくとも、成績評価申請書に、各回の授業時間以外の0.5時間の取り組みが申告されれば十分です。未提出だからと心配することはありません。

成績評価申請書では、それぞれの授業で何を学び身につけたかを申告してもらいます。 WebClassに提出したかどうかより、身につけることを優先してください。 授業で取り上げたトピックや、グループワークの意見交換の内容は、期末までノート 13 ) などに記録しておくことを推奨します。 逆に授業に参加していないのに、WebClassの出席や提出だけの場合は不正行為として扱うことがあります。 平常の取り組みだけで、「到達目標を最低限達成している。成績区分:C」となります。 評点が60点に満たない場合は、不合格となります。 欠席した場合、課外報告書へ取り組むことで挽回してください。 出席が60%に満たない場合、課外報告書を提出しても、単位認定できません。


参考文献