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令和8年5月10日 (日)

流体の機械エネルギー

  1 流体の機械エネルギー
エネルギー 流体m〔kg〕あたり 流体1kgあたり
運動エネルギー m u_2 2 〔J〕 u_2 2 〔J/kg〕
位置エネルギー mgZ〔J〕 gZ〔J/kg〕
圧力エネルギー m p ρ p V 〔J〕 p ρ 〔J/kg〕
m:質量 u_: 平均流速 ρ密度

流体輸送するには、流体輸送機( ポンプや送風機)で、 配管内を流れる流体にエネルギーを供給します。

👨‍🏫 数式の表現、量の表現

流量計

  2 流量計
分類
オリフィス流量計
ピトー管
U字管マノメータ―
逆U字管マノメータ―

流量〔m3/s〕と時間〔s〕を測定することで、 体積を測定できます。 吐出速度を測れば、ガソリンの体積も測れます。

温度圧力流量液位 ( 液面)、 組成 (成分、濃度) は、プロセス変量(プロセス変数)と呼ばれます 1 ) 。 プロセス変量を計測したり、目標値を設定して、 制御したりします。 PID制御などが使われます。

c

様々な状態

  1 物質の三態と可塑性と弾性
物質の状態

分子が自由に動き回っているのが 気体です。

元素が秩序正しく格子点に固定されているのが固体の 結晶です。

温度や圧力 によって、物質が固体、液体気体超臨界流体のいずれの 状態を示した図を 状態図と言います。 分子結晶は、昇華しやすく、 イオン結晶は、融点や沸点が高いです。

乳濁液(エマルション)や懸濁液(サスペンション)などの コロイド溶液 を安定化するのに、 界面活性剤が使われます。

p V = n R T
気体の状態方程式

多くの物質は、 不均一混合物です。

液体と固体粒子とが流動性のある泥状の混合物をスラリーと言います。


液体の流動パターン

  3 液体の流動パターン
分類 流動形式
ニュートン流体
非ニュートン流体 疑塑性流動
塑性流動 (非ビンガム流動) 塗料 インキ マヨネーズ サスペンション
チキソトロピー 塗料 インキ
ダイラタンシー かたくり粉水溶液 餅 粘土 スラリー 濡れた砂

流体気体液体 など ) は、 ずり応力Sと ずり速度Dで、いろいろな流動パターンを示します 2 )

⚖️ レイノルズ数 Re

粘性率

10-410-2100102104106108101010121014101610181020 空気 マヨネーズ ハチミツ 溶岩
  2 📏 粘性率 η/Pa s
©K.Tachibana
不均一混合物 せん断応力σ=粘性率η×流束γ1/s

流体のねばっこさ。

乱流になるとエネルギー損失が増す。 3 )

⚖️ 粘性率 ηPa・s ⚖️ レイノルズ数 Re

コロイドの状態

  4 コロイドの状態
分散媒
気体 液体 固体
分散質 気体 気泡、泡 スポンジ
液体 【エーロゾル】霧、雲
【乳濁液・エマルション】 牛乳、マヨネーズ、バター
寒天、ゼラチン、 粘土分散液、【ゲル】
固体 煙、PM2.5
【懸濁液・サスペンジョン】
塗料、墨汁、絵の具、 粘土、 スラリー
ルビー、色ガラス

物質は、 様々な状態を取ります。 混合物のうち、10-8m程度の分散質が分散媒に分散したものを、コロイド溶液と言います。 コロイド溶液中の分散質と分散媒の間には、真の溶液と違って 界面が存在します。 コロイド溶液を安定化するのに 界面活性剤が使われます。

⚖️ 粒径 rm

物質の状態

  5 物質状態
状態 密度 粘性/弾性 物質(材料)の例 コメント
超臨界流体 密度大 粘性 ボンベの中、火力発電の ボイラー、ハーバーボッシュ法の反応器
気体 密度小 粘性 🏞 空気 水素 アンモニア 蒸気
液体 密度大 粘性 水、海水 石油 スラリー
固体 密度大 弾性 金属材料 鉄鋼 非鉄金属(銅・ アルミニウム
石炭 セラミックス(ガラス、陶磁器) 木材 プラスチック
材料として使う

気体や液体のような 流体は、備蓄や輸送にタンクやパイプの設備を必要とします。

レオロジー

液体を気体にしたり、気体を液体にするには、加熱や加圧と言った、 単位操作が必要です。 たとえば、水から温水や水蒸気を作る ボイラーで加熱します。

👨‍🏫 化学エネルギーから化学エネルギーへの変換

参考文献

False
無機工業化学


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