🏠
🌡️ 📆 令和6年3月19日
⇒#1670@講義;

👨‍🏫   導電助材(導電助剤)


卒業研究(C1-電気化学2004~) では、 「 カーボン材料 」 の中で、 「導電助材(導電助剤)」について 述べられています ⇒#1670@講義;。

📆 初版
#🗒️👨‍🏫活物質#🗒️👨‍🏫欠陥#🗒️👨‍🏫接触#🗒️👨‍🏫粉体#🗒️👨‍🏫界面#🗒️👨‍🏫マイク#🗒️👨‍🏫吸着#🗒️👨‍🏫分散

活物質1)と混合して合材2)とします

活物質集電体オーミクコンタクトれること炭素は可酸化物形成する金属は不可
◆溶媒分解しないことグラファイト好ましくない炭素導電助材を圧着したアルミニウム電極を用いたリチウム二次電池駆動用電解液の分解挙動3)
スラリー中によく分散すること

リチウム負極活物質として使われる親油性表面持つグラファイト系の炭素材料は有機系バインダーで被覆される傾向が強く導電助材としては適しません


カーボン粉体使うので粉体の表面化学(目次)4)接触界面における粒子同士の接触が重要となります炭素の導電は共役π電子による次元伝導考えられるので粒子同士の接触トンネル効果よると思われ粉体粒子間の微妙な距離で電気抵抗が大きく変化します圧力によって容易に距離が変化するのでそれ利用したものがカーボンマイクよって粉体粒子間の接触面積 x 〔重要です

般に吸着は発熱反応なので熱量計でも測定できます

集電体集電体(集電子)5)アルミニウム使っている場合その不働態皮膜に接触して欠陥活性化して導電状態作ります集電体不働態皮膜/炭素導電助剤界面と電極の内部抵抗の関係6)その接触抵抗接触抵抗率 ρc 〔Ω·m²下げるには欠陥密度増加させ接触面積増やせば良いです見かけの面積と真の面積の比拡面倍率といいます

プレスによってアルミニウム集電体かずみアルミニウム集電体への炭素導電助材の塗布圧による充放電性能への影響7)アルミニウム集電体上への炭素導電助材の塗布圧による充放電の変化8)

森田 茉季,…らは2010年に富山大学キャンパス(富山市3190) で開催された電気化学会第77回大会において液晶場プローブとした炭素導電助材の表面官能基の評価について報告している液晶場をプローブとした炭素導電助材の表面官能基の評価9)

○高塚知行,…らは2009年に幕張 国際会議場葉市美浜区中瀬2-1 で開催された第120回講演大会においてリチウム電池活物質の表面特性が粉体抵抗に及ぼす効果と電極内部抵抗の関係について報告しているリチウム電池活物質の表面特性が粉体抵抗に及ぼす効果と電極内部抵抗の関係10)

○佐藤幸裕・…らは2001年に兵庫県神戸市で開催された電気化学会第68回大会において炭素導電助材圧着したアルミニウム電極用いたリチウム次電池駆動用電解液の分解挙動について報告している炭素導電助材を圧着したアルミニウム電極を用いたリチウム二次電池駆動用電解液の分解挙動11)

くわばらは1998年にそれまでの研究EMD粉末の界面制御に関する研究というテーマ卒業論文してまとめ山形大学卒業したEMD粉末の界面制御に関する研究12)

立花和宏…らは1998年に北州で開催された第49回国際電気化学会においてThe true function of carbon conductive additives to the cathode of recent high-performance batteriesについて報告しているThe true function of carbon conductive additives to the cathode of recent high-performance batteries13)

○立花和宏…らは1997年に大阪豊中で開催された第38回電池討論会において次電池および次電池の充放電時における正極導電助材としての炭素材料の機能について報告している一次電池および二次電池の充放電時における正極導電助材としての炭素材料の機能14)

材料
アセチレンブラック

関連講義
卒業研究-電気化学2004,乾電池15)
エネルギー変換化学特論,共有結合、共有結合の結晶での電気の流れ方16)
炭素材料と導電助材17)

関連界面
導電助材|導電助材18)
アルミニウム|炭素導電助材19)
導電助材活物質界面導電助材|活物質(界面)20)

関連書籍
炭素自問自答目次炭素・自問自答(目次)21)
リチウムイオン電池用材料22)
よくわかる電池目次よくわかる電池(目次)23)
活物質
合材
炭素導電助材を圧着したアルミニウム電極を用いたリチウム二次電池駆動用電解液の分解挙動
集電体(集電子)
集電体不働態皮膜/炭素導電助剤界面と電極の内部抵抗の関係
アルミニウム集電体上への炭素導電助材の塗布圧による充放電の変化
液晶場をプローブとした炭素導電助材の表面官能基の評価
リチウム電池活物質の表面特性が粉体抵抗に及ぼす効果と電極内部抵抗の関係
炭素導電助材を圧着したアルミニウム電極を用いたリチウム二次電池駆動用電解液の分解挙動
The true function of carbon conductive additives to the cathode of recent high-performance batteries
一次電池および二次電池の充放電時における正極導電助材としての炭素材料の機能
乾電池
共有結合、共有結合の結晶での電気の流れ方
炭素材料と導電助材
導電助材|導電助材
アルミニウム|炭素導電助材
導電助材|活物質(界面)


関連の展示品

参考文献( 書籍雑誌URL )


✏ 平常演習

✏ 課外報告書 Web Class



<h3 > <a id='yznl1670' href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=1670'> 🔷 </a> <a href='/amenity/~host/yz/c1/Education/Energy.asp'> 導電助材(導電助剤) </a> </h3>

<!-- 講義ノート  講義ノート  講義ノート  -->
<li>
<article> . <a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=1670'> <q><cite> 導電助材(導電助剤) </q></cite> </a>.
山形大学,  <a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Syllabus.asp?nSyllabusID=11063'> 卒業研究(C1-電気化学2004~) <a/a> 講義ノート, 2007.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=1670'> https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=1670 </a> ,  (参照 <time datetime="2024-3-19">2024-3-19</time>). </article> </li>
</article> <!-- 講義ノート  講義ノート  講義ノート  -->

QRコード
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=1670

🎄🎂🌃🕯🎉
山形大学 データベースアメニティ研究所
〒992-8510 山形県米沢市城南4丁目3-16
3号館(物質化学工学科棟) 3-3301
准教授 伊藤智博
0238-26-3573
http://amenity.yz.yamagata-u.ac.jp/

Copyright ©1996- 2024 Databese Amenity Laboratory of Virtual Research Institute,  Yamagata University All Rights Reserved.