インピーダンスにかかわる数式

式の書きかた

卒業論文、修士論文、博士論文、学術論文、特許明細書などでは、 図面図表図形の表現が併用されます。 グラフ回路図、フローチャート、 写真イラスト地図などがあります。 数式化学式、反応式などの も図面として、本文とは別に扱われます。

インピーダンスを表す
物理量 備考
y y=ax+b
インピーダンス Z = R + j X
リアクタンス X =1/wC-wL
アドミタンス Y =1/ Z
Y = G + j B
接触抵抗 R c = ρ c / S     ( * )
\[ I = I_0 \sin 2{\pi}ft \]
E = E0 sin 2 π f t
I = I0 sin 2 π f t
Z =R+ j X
数式-1)
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インピーダンスに出てくる諸元

  1   インピーダンスに出てくる諸元
物理量 数式 備考
周期 Ts 🖱山のてっぺんからてっぺんまでの時間です。
周波数 fHz f = 1/T 周波数と振幅で交流を表現します。
角周波数 ω( オメガ ) ω=2πf
電圧 振幅Ep0 交流の大きさの表現には、振幅のほかにピークトゥピークや実効値があります ()。
電流 振幅Ip0 I= Q t
インピーダンス Z〔Ω〕 Z = R + j X *
絶対値 |Z| Z = R 2 + X 2
位相角 φ( ファイ ) tan φ=X/R
アドミタンス Y〔S〕 Y = G + j B *
インダクタンス L L= V I t
静電容量C C= Q V
電気抵抗 R R= V I インピーダンス Z の実部
抵抗率× セル定数 R= ρ d S
リアクタンス X インピーダンス Z の虚部、 X=ωL-1/ωC
コンダクタンスG アドミタンス Y の実部
サセプタンス B アドミタンス Y の虚部

インピーダンスブリッジインピーダンスブリッジメーターで 測定します。


java scriptで描いたコールコールプロット

  1 83

交流の電流と電圧の比を インピーダンスと言います。

インピーダンス は複素数なので、実部と虚部があります。 実部をリアクタンスと言い、虚部をレジスタンスと言います 1 ) 。 各周波数での インピーダンスの軌跡を複素平面上にプロットしたものを コールコールプロットあるいはナイキストプロットと言います。

*

時間領域と周波数領域

  2 🖱 時間領域(左)と周波数領域(右)

横軸が周波数のグラフを、 スペクトルと言います。 フーリエ変換は、横軸を時間から、周波数に変換する方法です。 デジタルコンピュータの発展で、さまざまな応用ができるようになりました。


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2024年1月21日 松木健三名誉教授がご逝去されました。

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