ESR法による過酸化水素の定量に関する研究. 山形大学 物質化学工学科 ,卒業論文, 2006. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=352, (参照 ).
【卒論】ESR法による過酸化水素の定量に関する研究⇒#352@卒論;
ESR法による過酸化水素の定量に関する研究
諸田潤一, 山形大学 物質化学工学科, 卒業論文 (2006).
私たちの健康を考える上で活性酸素が注目されている.活性酸素とはスーパーオキシド(O2-),2電子還元である過酸化水素過酸化水素水1)(H2O2),電子励起状態の酸素分子である一重項酸素(1O2),ヒドロキシルラジカル(・OH)ヒドロキシルラジカル2)等をいう.活性酸素は本来,動物の体内に存在し,白血球の殺菌作用や免疫機構の中で働き,体を守る上で必要である.しかし,過労やストレスなどで過剰につくられると細胞膜破壊,遺伝子の損傷を起こし様々な悪影響を及ぼす.
活性酸素の検出及び定量法として電子スピン共鳴法(ESR法)が使われている.しかし,活性酸素である過酸化水素についてはESRによる分析法がほとんど検討されていない.本研究では,diethylenetriamine-N,N,N’,N”,N”-pentaacetic acid-Fe(Ⅱ)(DTPAジエチレントリアミン五酢酸3)-Fe(II))錯体と過酸化水素の反応(フェントン反応Fe(+2) + H2O2 → HO・ + HO(-) + Fe(+3)4))により生成したヒドロキシルラジカルをスピントラップ法でトラップする方法DMPO + OH・ <-> C6H12NO2・5)DMPO-OHアダクト6)やラジカル化試薬であるHTIO1-Hydroxy-2,2,5,5-tetramethyl-3-imidazoline-3-oxide7)エンザイムイムノアッセイ8)とHRPを用いた方法(ラジカル-エンザイムイムノアッセイ;R-EIA)得られたESRスペクトルより過酸化水素を定量するための検量線を作成して検討するのを目的とする。
工業製品や材料について調べます。 研究プロジェクトに参加するのもいいでしょう。
工学部の場合、モノヅクリの研究論文ですから、準備するもの、作成手順、そして評価と述べてゆきます。評価だけの論文はあまりよくありません。 できるだけエコ研究・DIYを目指しましょう。
サンプル や 消耗品は、購入先(業者、店舗、ネット)なども示して、 表にまとまっていると読者が追試しやすいです。
諸田潤一の管理するサンプル管理の方法を示してください。試作品やデータの管理の方法、リユース、リサイクルや廃棄の方法があるとありがたいです。
物理量( 起電力E〔V〕など)には 単位を示しましょう。本文中に示すときは、量名と記号を示し、〔〕で単位を示します。グラフの軸や表中では、物理量を単位で割って数値のみを示しましょう。
論文は、文章が集まって段落を作り、段落が集まって、節ができ、節が集まって章ができます。 図や 表、 数式や化学式を使います。 物理量にはnomenclatureがあると良いでしょう。
図や 表 には図題(キャプション)や表題をつけます。 図や 表の 説明にはひとつの段落を使います。
ESR法による過酸化水素の定量に関する研究. 山形大学 物質化学工学科 ,卒業論文, 2006. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=352, (参照 ).
<li>
<article>
諸田潤一.
<q><cite>
ESR法による過酸化水素の定量に関する研究
</q></cite>.
山形大学 物質化学工学科 ,
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/Thesis_Index.asp'>
卒業論文</a>
, 2006.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=352'>
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=352</a>,
(参照 <time datetime="2024-04-20">2024-04-20</time>).
</article>
</li>
<h1>
ESR法による過酸化水素の定量に関する研究
</h1>
<div style='text-align:right;'>
04520240
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=352'>
諸田潤一
</a>
</div>