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🌡️ 📆 令和6年4月26日
⇒#531@卒論;
2006 ( 2006 , 2007 , ) 卒業論文

👀 ESRによる過酸化ラジカル消去能評価法の研究

山形大学  物質化学工学科  尾形・伊藤(智)研    日野俊介

卒業研究について 2006 2007



生命支えている酸素も活性化すると多くの生体成分と反応してその機能や構造破壊してしまうしたがって生命機能維持するためには生体内代謝過程で発生する過剰な活性酸素消去することが必要不可欠であるそこで近年食品含まれる抗酸化物質の摂取による疾患予防や健康維持が進められている本研究では活性酸素種である過酸化ラジカル(ROO)着目しROO消去能評価法確立し食品応用する

本研究では溶液内に酸素が存在する条件と存在しない条件でAIBN由来のラジカル2-シアノ-2-プロピルラジカル1))発生させ発生したラジカルDMPOどのように反応するか議論している下記のような反応が推測されている

〇酸素がない場合
 (NC(CH3)2CN)2<->2CN(CH3)2C+N22)
 DMPO+CN(CH3)2C<->DMPO-C(CN)(CH3)23)

〇酸素がある場合
 (NC(CH3)2CN)2<->2CN(CH3)2C+N24)
 CN(CH3)2C+O2<->CN(CH3)2COO5)
 DMPO+CN(CH3)2COO<-> DMPO-OOCCN(CH3)2
 

グラフ
AIBN + DMSO + O2 + DMPO + 50℃加温6)
AIBN + DMSO + アルゴン + DMPO + 50℃加温7)
AIBN + DMSO + O2 + DMPO + 50℃加温 20℃冷却アルゴン 8)


量子計算によるAIBN由来生成ラジカルDMPOアダクト超微細結合定数9)

関連ノート
ラジカル競争反応の解析トラ剤と消去物質の反応時数が異なるとき10)

関連テーマ
岩~尚は2008年にそれまでの研究4種の活性酸素消去能評価法の開発と抗酸化総合評価への応用というテーマで修士論文としてまとめ山形大学卒業した11)
若~徹は2012年にそれまでの研究AIBN 由来過酸化ラジカルに対する抗酸化剤の消去能評価法の研究というテーマで卒業論文としてまとめ山形大学卒業した12)
さいなは2011年にそれまでの研究アゾ化合物用いる過酸化ラジカル消去能評価法の研究というテーマ修士論文してまとめ山形大学卒業した13)
市~也は2011年にそれまでの研究ROOおよびROラジカル消去能評価法の研究というテーマ卒業論文してまとめ山形大学卒業した14)
齋~は2009年にそれまでの研究ESR法による過酸化ラジカル消去能評価法の検討というテーマ卒業論文してまとめ山形大学卒業した15)
Reinaは2006年にそれまでの研究植物系食材におけるヒドロキシルラジカル過酸化ラジカルの消去能計測というテーマで卒業論文としてまとめ山形大学卒業した16)
船~尚は2010年にそれまでの研究スピントラ法による過酸化ラジカル消去能評価法の研究いうテーマ卒業論文してまとめ山形大学卒業した17)
い~もは2006年にそれまでの研究ESRスピントラ法による 植物の葉の過酸化ラジカル 消去能評価というテーマ卒業論文してまとめ山形大学卒業した18)
お~ふは2006年にそれまでの研究ESR法による種々の食品の抗酸化力の評価というテーマ卒業論文してまとめ山形大学卒業した19)
中~資は2013年にそれまでの研究過酸化ラジカルというテーマで卒業論文としてまとめ山形大学卒業した20)



AIBN + DMSO + O2 + DMPO + 50℃加温グラフ.

AIBN + DMSO + アルゴン + DMPO + 50℃加温グラフ.

(AIBN + DMSO + O2 + DMPO + 50℃加温)後 20℃冷却・アルゴングラフ.

ラジカル競争反応の解析(トラップ剤と消去物質の反応時数が異なるとき)
伊藤 智博, 研究ノート, (2013).

(12-シアノ-2-プロピルラジカル2-cyano-2-propyl radicalCN(CH3)2C・, = 68.09834 g/mol, (化学種).
(2)   (NC(CH3)2CN)2 →   2CN(CH3)2C・ + N2, ?, (反応-466).
(3)   C6H11NO + CN(CH3)2C・ →   C10H17NO, ?, (反応-497).
(4)   (NC(CH3)2CN)2 →   2CN(CH3)2C・ + N2, ?, (反応-466).
(5)   CN(CH3)2C・ + O2 →   CN(CH3)2COO・, ?, (反応-469).
(6AIBN + DMSO + O2 + DMPO + 50℃加温グラフ.
(7AIBN + DMSO + アルゴン + DMPO + 50℃加温グラフ.
(8(AIBN + DMSO + O2 + DMPO + 50℃加温)後 20℃冷却・アルゴングラフ.
(9量子計算によるAIBN由来生成ラジカルのDMPOアダクトの超微細結合定数.
(10ラジカル競争反応の解析(トラップ剤と消去物質の反応時数が異なるとき)
伊藤 智博, 研究ノート, (2013).
(114種の活性酸素消去能評価法の開発と抗酸化総合評価への応用
岩澤 秀尚, 山形大学  物質化学工学科, 修士論文 (2008).
(12AIBN 由来過酸化ラジカルに対する抗酸化剤の消去能評価法の研究
若林 徹, 山形大学 工学部 物質化学工学科, 卒業論文 (2012).
(13アゾ化合物を用いる過酸化ラジカル消去能評価法の研究
賽那, 山形大学  物質化学工学科, 修士論文 (2011).
(14ROO・およびRO・ラジカル消去能評価法の研究
市山 達也, 山形大学  物質化学工学科, 卒業論文 (2011).
(15ESR法による過酸化ラジカル消去能評価法の検討
齋藤慎也, 山形大学  物質化学工学科, 卒業論文 (2009).
(16植物系食材におけるヒドロキシルラジカルと過酸化ラジカルの消去能計測
加賀谷玲奈, 山形大学  物質化学工学科, 卒業論文 (2006).
(17スピントラップ法による過酸化ラジカル消去能評価法の研究(仮)
船橋 隆尚, 山形大学  物質化学工学科, 卒業論文 (2010).
(18ESRスピントラップ法による 植物の葉の過酸化ラジカル 消去能評価
岩原基之, 山形大学  物質化学工学科, 卒業論文 (2006).
(19ESR法による種々の食品の抗酸化力の評価
王福海, 山形大学  物質化学工学科, 卒業論文 (2006).
(20過酸化ラジカル発生系の検討と抗酸化能評価法への応用
中嶋 耕資, 山形大学  物質化学工学科, 卒業論文 (2013).


緒言

背景

工業製品や材料について調べます。 研究プロジェクトに参加するのもいいでしょう。

目的


🔷 実験方法

工学部の場合、モノヅクリの研究論文ですから、準備するもの、作成手順、そして評価と述べてゆきます。評価だけの論文はあまりよくありません。 できるだけエコ研究・DIYを目指しましょう。

サンプル 消耗品は、購入先(業者、店舗、ネット)なども示して、 にまとまっていると読者が追試しやすいです。

日野俊介の管理するサンプル

準備するもの

サンプル 履歴

作成手順

消耗品履歴

評価の方法

装置使用履歴

管理の方法

管理の方法を示してください。試作品やデータの管理の方法、リユース、リサイクルや廃棄の方法があるとありがたいです。


結果と考察

物理量起電力E〔V〕など)には 単位を示しましょう。本文中に示すときは、量名と記号を示し、〔〕で単位を示します。グラフの軸や表中では、物理量を単位で割って数値のみを示しましょう。

論文は、文章が集まって段落を作り、段落が集まって、節ができ、節が集まって章ができます。 数式や化学式を使います。 物理量にはnomenclatureがあると良いでしょう。

研究ノート

グラフ、写真)、表などを活用しましょう。

には図題(キャプション)や表題をつけます。 の 説明にはひとつの段落を使います。


参考文献書籍雑誌口頭発表URL

日野俊介の学会発表


参考文献

<li> <article> 日野俊介. <q><cite> ESRによる過酸化ラジカル消去能評価法の研究 </q></cite>. 山形大学 物質化学工学科 , <a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/Thesis_Index.asp'> 卒業論文</a> , 2006. <a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=531'> https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=531</a>, (参照 <time datetime="2024-04-26">2024-04-26</time>). </article> </li>

<h1> ESRによる過酸化ラジカル消去能評価法の研究 </h1> <div style='text-align:right;'>   <a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=531'> 日野俊介 </a> </div>

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