米沢高等工業学校本館

重文ガイドブック

重文ガイドブックのシラバス

沿革と建物の紹介

展示室

まずは青春の碑と一回生の記念植樹を見ましょう。記念植樹に使われたエゾマツ。 エゾマツは樹脂分が少なく、繊維が長いので、密度が軽く、バイオリンなどに使われるヨーロッパトウヒの類縁種です。 当然、人絹の原料として最適な木材ということになります。 資源に乏しい日本が生糸から新しい産業を見つけようともがいていたとき、 ドイツの教科書をひもといて、ヨーロッパトウヒの類縁種の栽培まで考えていたと想像できませんか? しかも、平均樹齢が200年と寿命が長く、100年を経た現在でも健在です。 一回生の先輩方の思いが託されたエゾマツ。 たとえ文章に残っていなくとも、その地を訪れることでその時代に思いを馳せ、かつてここで学んだ先輩たちに思いを受け止め、 そしてこれから生まれてくる後輩たちに伝えるために。
校歌を歌おう

正面玄関から通じる 廊下 には、発電機がおいてあります。 ようやく米沢に電気が作られた時代。当時貴重だった電気。 白熱電球のもと勉学に勤しんだ学生。 授業料も寄宿料も無料。ただしひとつでも不合格の科目があればただちに退学。 国民がほんとうのエリートを望んだ時代でした。

応用化学科展示室(会計室)

応用化学科展示室(会計室)

天秤室 には 天秤 がずらり。質量を精度よく測定することは化学の基本。質量を長さに置き換えて測る機械が天秤です。

電子計算機展示室(教室) には国産パソコンの 8001 、9801、MZなどが並びます。

黒電話601A型
601A 650

理化教室 に入ると背筋を伸ばさずには座れない椅子。ほんとうに真っ黒な黒板。演示実験するための教卓。その実験道具を準備室から取り出すために黒板に設けられた小窓。 などが目に付きます。

理化教室

階段を上って 二階展示室に上がってみる。階段のてすりに施された彫刻を見よ。 開校当初の学生がどれだけの期待をせおったエリートだったかが伝わってきます。

紡織科展示室(教室) に入ると リカちゃん人形があります。 応用化学は燃料や火薬を作るためだけにあるのではない。学徒動員された佐藤安太先輩の気持ちが使わってくるようではないか。そこにはダッコちゃん、リカちゃん、ビーダマンと、夢と希望を若者や子供に託した製品が数多く並んでいる。 よく見るとリカちゃんの瞳の中の星が時代とともに変化しているのがわかる。 白熱電球、蛍光灯、ヘッドライト・・・その時代時代の照明をリカちゃんは見つめ続けてきていたのだ。

電気・通信科展示室(教室) に入ったらまずはレーダー用のマグネトロンを見ましょう。

真空管のコレクション

機械科展示室(教室) にはいってまず目につくのは手書きの製図。アメリカでアメリカ人が作ったプリウスが日本車と言われるのはなぜか? と問われれば、それは日本人が設計したからの一言に尽きます。設計ができること。それがエンジニアの必須要件。 そして設計ができるということは製図ができるということ。図面が引けてこそエンジニア。 当時の学生の勉強の成果を生で体感しよう。

色染科展示室(教室) にはテキスタイルや織物に関する展示があります。人類は衣服を身にまとうことで文明を開きました。

色染科展示室(教室)の様子

展示物の紹介

化学天秤

守谷社製超精密天秤

山形大学/工学部

米沢キャンパス は山形県米沢市にあります。 ちかくには最上川の源流などもあります。

正門を入るとすぐに守衛室があります。

山形大学付属図書館米沢分室の書庫には貴重な資料がたくさんあります。

図書館

年表・地図

そのほか


米沢高等工業学校本館 見学のお問い合わせ:

一般社団法人 米沢工業会
〒992-0026 山形県米沢市城南4丁目3-16
山形大学工学部 百周年記念会館内
TEL:0238-22-7866
FAX:0238-22-7866
E- mail : yzkgkai@dipfr.dip.yz.yamagata-u.ac.jp
HP : http://www.ykk1910.jp/

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