項目 | アナログ | デジタル |
---|---|---|
諧調 | 無限 | ビット深度で制限 |
ノイズ | 弱い | 強い |
信号の遅れ | ほぼなし | パケットサイズ |
通信途中の記憶 | 不要 | 必要 |
ライブコンサートをライブ配信で楽しむことを考えてみましょう。
図 1 . 音声 から 通信回線 へ ライブの音声は、もともとは空気の圧力変化です。 この圧力の変化量をマイクを使って電圧の変化量に変えます。 このように量から量への変換をアナログ処理と言ったりします。 次に、電圧の変化量を数字にします。電圧と時間を数字にします。 この量を数字にする変換をアナログデジタル変換(AD変換)と言います。
この数字を通信回線を使って送ります。
図 2 . 通信回線 から 音声 へ 今度は数字を、電圧の変化量にします。数字を電圧と時間にします。 この数字を量にする変換をデジタルアナログ変換(DA変換)と言います。 そしてその電圧でスピーカーを駆動し、空気の圧力変化にします。 これで、視聴者がライブを聞けるわけです。
ここでマイクなどをセンサー、スピーカーなどをアクチュエータと言います。
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