○今井直人, 中野伊織, 長岡功大, 白谷貴明, 伊藤智博, 立花和宏, 仁科辰夫,
平成30年度 化学系学協会東北大会
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秋田大学手形キャンパス,
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【学会】粘土分散液中の粘土粒子とその乾燥後の構造解析⇒#412@学会;
粘土分散液中の粘土粒子とその乾燥後の構造解析
○今井直人, 中野伊織, 長岡功大, 白谷貴明, 伊藤智博, 立花和宏, 仁科辰夫,講演要旨集 (2018).
(山大工1・山大院理工2・山形大学術3) ○今井直人1, 中野伊織1, 長岡功大1, 白谷貴明2, 伊藤智博3, 立花和宏3, 仁科辰夫3
【緒言】 粘土は様々な産業分野で利用されている1。粘土は増粘性、保湿性などに富むため塗料や化粧品などに使用される2。しかし粘土分散液中の粘土粒子の分散状態、層間距離などの状態は分かっていない。本研究では、粘土分散液中の粘土粒子の状態、分散液中と乾燥後の層間距離についてのX線回折構造解析結果を報告する。
【実験方法】 粘土分散液は、2wt%クニピアF水分散液(KP-F), 2wt%スメクトンST水分散液(ST)を用意した。アルミ製試料ホルダーの裏にスライドガラスを貼り、窪みに各々の粘土分散液を塗り、Rigaku UltimaⅣ X-RAY DIFFRACTOMETERで2θ = 3°~80°の範囲で測定した(λ= 1.5456Å)。ガラス製試料ホルダーに粘土分散液を塗り、約140時間乾燥させ、同じ装置条件で測定した。
【結果】 図1に粘土分散液のXRD結果を示す。分散液状態ではKP-FとSTで001面のピークが観測された。図2に140時間乾燥させた粘土分散液のXRDの結果を示す。001、002、004面のピークが観測された。
【結論】 粘土粒子は水分散液中でもc-軸方向にはばらけない。乾燥後の粘土粒子はガラス板と平行に重なる。
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○今井直人, 中野伊織, 長岡功大, 白谷貴明, 伊藤智博, 立花和宏, 仁科辰夫.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Meeting.asp?nMeetingID=412'>
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粘土分散液中の粘土粒子とその乾燥後の構造解析
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平成30年度 化学系学協会東北大会, 秋田大学手形キャンパス.
2018.
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