○山内公仁,伊藤智博,海老名里花,尾形健明,石田信一,松本清治,土橋宣昭,
第48回電子スピンサイエンス学会年会
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神戸大学 百年記念館六甲ホール、瀧川記念学術交流会館,
本研究では、インビボ電子スピン共鳴(ESR)を使用することによって、生きているラットの酸化還元状態の変化を測定した。In vivo ESR/スピンプローブ法による、Tempol1)反復投与を適用し、高度な酸化ストレスを与えたラット用い、そのストレス負荷の前に抗酸化剤(ビタミンE2)、アスタキサンチンおよびクロロゲン酸3))を自由摂取させたラットのニトロキシルラジカル還元能を評価・比較することで、抗酸化剤の能力を評価するものである。
抗酸化剤投与群・酸素曝露群でも、ほぼ同様の結果が得られ、抗酸化剤投与によるラットの還元能が大幅に向上していることが判った。
In this study, the change in oxidation-reduction state in living rats has been measured by using an in vivo electron spin resonance (ESR). Tempol was repeatedly injected intravenously into an oxygenated rat, and its half-life was serially determined. The results indicated that the half-life of Tempol for oxygenated rats was longer than control group rats. In addition, the reducing ability in oxygenated rats was enhanced by vitamin E, astaxanthin and chlorogenic acid, which were given by oral administration.
山~仁は、2010年に、それまでの研究を抗酸化剤投与ラットの酸素曝露下におけるin vivo ESR計測というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した4)。
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○山内公仁,伊藤智博,海老名里花,尾形健明,石田信一,松本清治,土橋宣昭.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Meeting.asp?nMeetingID=265'>
<q><cite>
ラットのin vivo ESR計測による酸素曝露下の抗酸化剤評価
</q></cite>
</a>.
第48回電子スピンサイエンス学会年会, 神戸大学 百年記念館六甲ホール、瀧川記念学術交流会館.
2009.
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</li>
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