○楡木崇仁, 立花和宏, 川口正剛, 米竹孝一郎, 仁科辰夫,
第50回電池討論会
,
国立京都国際会館(〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池),
【著者】
にれぎは、2010年に、それまでの研究を液晶場でのリーク電流解析とリチウム電池材料評価への応用というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した1)。
【要旨】
渡邉らはAu/ 活物質/ イオン液体/ Pt からなるセルに有機溶媒を添加すると活物質によって位相差の上昇傾向が異なると述べている1)。一方、足立らにより正極合剤ペーストの凝集量が高くなるほど放電容量保持率が低下すると述べられており2)、またリチウムイオン二次電池用正極活物質をスラリーとして調整する際に活物質によっては凝集し分散できないという課題があるが3)、スラリー調整のための理論的研究は多くない。そこで正極活物質表面への有機分子吸着がスラリー調整に及ぼす効果を調べることを目的とした。
ゼータ電位が大きいほど、沈降時間は早い。
【化学種】
プロピレンカーボネート2)
-メチル-2-ピロリドン(NMP)3)
【物理量】
ゼータ電位4)誘電率5)終端速度6)位相差7)
プロシーディング(電池分野)を(社)電気化学会発刊のElectrochemistry誌の論文特集号として発行予定(投稿申込締切:2009年7月末、原稿締切:2010年11月末、発行:2010年5月予定)。なお、投稿には別途投稿料がかかります。申込、投稿規定などの詳細は電気化学会ホームページ(http://www.elect…)をご覧ください。
【関連発表】
○森田茉季,…らは、2009年に日本大学工学部(福島県郡山市田村徳定字中河原1)で開催された平成21年度 化学系学協会東北大会において液晶場をプローブとしたリチウムイオン二次電池 正極合材分散状態の評価について報告している8)。
○藤田圭介,…らは、2008年に八戸工業大学(青森県八戸市大字妙字大開88-1)で開催された平成20年度 化学系学協会東北大会において液晶ディスプレイ材料の分子配向に及ぼす極性溶媒の添加効果について報告している9)。
○西俣 樹,…らは、2007年に山形大学 小白川キャンパス(山形県山形市小白川町1-4-12)で開催された平成19年度 化学系学協会東北大会において液晶材料の組成比における誘電率異方性Δεの比較について報告している10)。
【関連講義】
液晶ミクスチャー11)
電池討論会@C112)
有機エレクトロデバイスの電流リークと分子電線モデル13)
リチウムイオン二次電池電極の調整・塗布乾燥技術,スラリーの塗布・乾燥技術と電極性能評価14)
学会発表2009@C115)
却下&不採択C1@200916)
<!-- 学会発表 学会発表 学会発表 -->
<ul>
<li>
<article>
○楡木崇仁, 立花和宏, 川口正剛, 米竹孝一郎, 仁科辰夫.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Meeting.asp?nMeetingID=252'>
<q><cite>
リチウムイオン二次電池正極活物質表面への有機分子吸着が合材スラリー調整に及ぼす効果
</q></cite>
</a>.
第50回電池討論会, 国立京都国際会館(〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池).
2009.
</article>
</li>
</ul>
<!-- 学会発表 学会発表 学会発表 -->