○桂和彦,安斎篤史,金濱賢秀,横山泰隆,伊藤智博,尾形健明,
第42回電子スピンサイエンス学会年会
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スピンプローブESR法は,生体の酸化還元機能情報を得る方法として新たな展開が図られている.本研究では,動物・植物が生息している生態系の環境情報を含んだ生体内の酸化還元状態変化を知るために,フィールドワーク対応小型RF-ESR装置(L-バンドESR装置)の開発し,サクラマス魚卵への応用を行った.受精,胚発生,孵化などがストレスの一種になり,活性酸素を誘導し,生体を酸化的雰囲気にすることが予想され,その結果,魚卵自身を守るために還元能が増強される可能性が考えられる.このことを確かめるには,ニトロキシルラジカルを用いるインビボスピンプローブESR法が有効である.本研究では,小型RF-ESR装置を山形県内水面水産試験場に運び,環境情報を含んだサクラマス魚卵の酸化還元能計測を行った研究について報告する.
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○桂和彦,安斎篤史,金濱賢秀,横山泰隆,伊藤智博,尾形健明.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Meeting.asp?nMeetingID=119'>
<q><cite>
小型L-バンドESR装置によるサクラマス魚卵のレドックス状態計測
</q></cite>
</a>.
第42回電子スピンサイエンス学会年会, .
2003.
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