カーボン材料・炭素材料(カーボンブラック、アセチレンブラック系)

https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/54299/c1/C1_Project/m_denchi.asp
卒業研究(C1-電気化学2004〜) の単元です。

小単元

概要

炭素材料DIABLACK I1)は炭素が無限の同素体持ちえるために非常に多岐にわたります表面に酸素があるためEDLC組んでCV測定すると界面分極ほかに配向分極の存在が見てとれることがあります配向分極バインダー樹脂や分散剤の種類によってその大きさが変化しますこの表面の酸素は非極性のカーボン表面局所的に極性与え活物質との電子授受のサイト構成するのに役買います表面酸素不対電子供与するものとそうでないものがあります不対電子供与する酸素はESRによって測定することができます不対電子供与する酸素もつカーボン材料アノード分極時の過電圧が小さくなり過充電による電解液の劣化引き起こす可能性があります表面酸素少ないとカーボン表面非極性なり有機分子が配向吸着するようになりますこのようなカーボンは負極活物質として有効ですが導電助材としては間に介在する有機分子がカーボン活物質電子授受阻害するばかりでなく配向吸着した有機分子同士のπ電子の重なりから電流リーク起きカソード分極時の電解液の劣化につながる可能性があります

アセチレンブラック2)アセチレン(C2H2)燃焼してそのススからから作るカーボン材料3)4)

デンカブラックIC-35)

ケッチェンブラックEC600JD6)

アセチレンブラック

ファーネスブラック

カーボンナノチューブ

まきは2010年にそれまでの研究液晶プローブした炭素材料表面の評価というテーマで卒業論文としてまとめ山形大学卒業した液晶場をプローブとしたリチウムイオン二次電池負極カーボン材料選びの最適条件の解析7)

たかつかは2010年にそれまでの研究ESR法によるバルブメタルアノード酸化皮膜酸素欠損の評価というテーマ修士論文してまとめ山形大学卒業したエネルギーデバイス材料の電気伝導性に関する研究8)

ふみとは2010年にそれまでの研究炭素表面官能基が電極内部抵抗におよぼす影響いうテーマ卒業論文してまとめ山形大学卒業したリチウムイオン二次電池電極合材スラリー中炭素粒子分散剤に関する研究9)

2009-05-28 炭素分散液の評価

関連講義

無機工業化学,炭素材料セラミクス炭素材料(セラミックス)−共有結合結晶−10)

卒業研究-電気化学2004,導電助材導電助材(導電助剤)11)

導電助材|導電助材12)

ITOポリイミド|液晶分子|炭素材料界面ITO|ポリイミド|液晶分子|炭素材料(界面)13)

卒業研究-電気化学2004,集電体と合材の密着性と接触抵抗14)

関連書籍

15)

炭素自問自答目次16)

17)

粉体の表面化学目次18)

19)

20)


関連の展示品

参考文献書籍論文 ・URL)