1.
メージャーメント。モノサシを使って温度や圧力などの物理量を基準となる単位と比較して何倍であるかの数値を定める操作1)。モノサシとなる器具や装置は較正して精度を確認しておく必要があります。針金の直径、物質の質量のように直接基準と比べることを直接測定といいます。質量を測るには化学天秤、温度には温度計、圧力には圧力計、電圧には電圧計、電流には電流計、というぐあいに使います。また円筒の体積や重力の加速度など、測定する物理量と一定の関係にある物理量を直接測定して計算から目的の物理量を求めることを間接測定といいます。
測定した結果は、メーター、インジケーター、ディスプレイなどに情報として表示されます。
測定した数値には誤差がつきもの。信頼性を評価するのに統計的手法を使います2)。
【関連講義】
品質管理,品質管理と品質保証、仕様書、チェックシート、数値化、管理(H20)3)
卒業研究(C1-電気化学2004~),再現性、誤差と精度4)

有効数字,特になし
仁科 辰夫, 応用化学演習, 講義ノート, (2004).

品質管理と品質保証、仕様書、チェックシート、数値化、管理(H20),2008(平成20)年度―品質管理
立花 和宏, 品質管理, 講義ノート, (2008).
再現性、誤差と精度,課題実験(4月)
仁科 辰夫, 卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2008).