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4月15日(土)工学部において,下記のとおり,公開講座を開催いたします。
ついては,ぜひ,ご参加いただきますようにお願いいたします。学生の方も一
般の方も問わずに参加可能となっております。よろしくお願いいたします。
講座名:「グリーンケミストリー -持続的発展を可能とする身近な製品の化学技術-」
日時:平成18年4月15日(土)10:00~15:00
場所:中示範A教室
内容:テーマ「自然を利用する」
10:00~10:50 木島龍朗先生「醸造酒はなぜアルコール度数14°なのか?」
11:00~11:50 高畑保之先生「田畑は油田の代わりになるか」
13:00~13:50 伊藤和明先生「アニオン認識レセプターの設計・合成および機能評価」
14:00~14:50 木俣光正先生「酸化チタン光触媒粒子による水の浄化」
(1)木島 先生「醸造酒はなぜアルコール度数14°なの? -酵素の有機溶媒中での
利用-」
質問・人工酵素の危険性は?
・日本酒は28%位まで濃くできるようだが、実際に売られている濃度はど
うして低いのですか?
・ぶどうジュースにも酒かすを入れるとワインができますか?
・天然酵素と人工酵素でできるものに違いなどはありますか?
(2)高畑 先生「田畑は油田の代わりになるか」
質問・スウェーデンでは16%と高いバイオマス利用率となっていますが、具体的
な利用の内容はどのようなものですか?
・米沢市などのバイオマス利用の取り組みの現状は?
・生分解性プラスチックのポリ乳酸(PLA)は容易に分解するとのことです
が、具体的にはどのように分解しますか?
・PLAの利用状況はどのようなものですか?
・休耕田を利用した菜の花プロジェクトで、実際に回収できるエネルギー量
はどのくらいですか?
(3)伊藤 先生「アニオン認識レセプターの設計・合成および機能評価」
質問・認識して捕捉したものは取り出すことができますか?例として医薬品の患部
への輸送へは使えますか?
・水溶性のアニオン認識レセプターの応用例はどのようなものでしょうか?
・環境問題への対応など色々な応用が期待できますが、いかがでしょうか
(4)木俣 先生「酸化チタン光触媒粒子による水の浄化」
質問・耐久性など利用場所によって悪い場所があるようですが
・冷蔵庫内の酸化チタンなど、塗り方などはどのようなものでしょうか?
・紫外線が当たらないと効果がないのでしょうか?
・そば粉は特異な形態のようですが、自然に積み上がったものですか?