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関係者(共同研究者) | |
Weeklyレポート2006年6月23日
03517228 日野俊介
アルゴンガス10分注入後の過酸化ラジカルのスピンアダクトの測定
1.目的 DMSOの酸素濃度に対するスピンアダクトの変化を観察する。
2.実験 DMSO 3mlが入ったスクリュー管にアルゴンガスを10分間注入した。そのDMSOを用いて0.1M AIBN 1mlと0.1M DMPO 1mlを調製した。①試験管に0.1M AIBN 50μl、0.1M DMPO 50μlを入れた。②50±1℃の恒温槽で10分間暖めた。③試験管をスクリュー管に入れた水に40秒間浸した。④ ③の操作が終わってから40秒後に測定を開始した。⑤この一連の操作を3回行った。また、強度比はスペクトルの高さから求めた。
3.結果と考察 アルゴンガス注入時間が5分と10分では、あまり強度比に変化は無かった。スピンアダクトの波形は、アルゴンガス注入のものと注入していないもので形が酷似していた。
4.次回までの課題 DMSOの酸素濃度を高めて実験する。
5.試薬の使用量
試薬ID:1697試薬名:AIBN 使用量:0.0164 g
試薬ID:7690試薬名:DMPO 使用量:0.0113 g