技術者倫理シラバス(前半)の変更点
技術者倫理シラバス(前半)は、2021年10月1日から、下記の通り変更となります。
【授業計画】
・授業の方法
授業時間内は、対面授業、遠隔授業にかかわらずテキストからトピックを選び講義し、意見交換して、WebClassの平常演習に取り組んでいただきます。授業時間外は、WebClassの予習報告書、課外報告書に取り組んでいただきます。途中で、遠隔授業に切り替わった場合、WebClassからリンクされた仮想教室でチャット形式で授業します。
・日程
前半
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哲学と思想-技術者倫理の位置づけ-
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オウム真理教サリン事件-優秀な科学者は何を信じてしまったのか?-
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名古屋大学女子学生殺人事件-トップクラスの成績、変わっているが、友人も多く、明るい子?-
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技術者倫理と技術倫理-職業倫理としての技術者倫理-
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善悪と損得-個人の利益と公共の福祉-
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チャレンジャー事故
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交換価値と使用価値
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リスクマネジメント
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モラルハザード
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ルールの表現と形式化-コンプライアンスと知的財産権-
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倫理と法律-法律は倫理の最低限度である-
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工業と法律-PL法-
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環境と法律-PRTR法-
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知的財産権と法律-特許法、著作権法-
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リサイクル-環境保全と資源問題-
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公害-海や大気を守ろう-
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廃棄物の安全
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最終処分場
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安全と品質管理-事故と不良品の原因-
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未来へ向けて-地球温暖化と人口爆発-
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倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-
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バイオテクノロジー
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情報技術
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技術者(研究・開発)というお仕事
【成績の評価の方法】
山形大学学部規則 第34条 に基づき平常と報告書によって成績を評価します。ここで平常とは、授業時間内における平常演習の取り組み、意見発表、実技実演のことです。報告書とは、授業時間外のWebClassへの予習報告書、課外報告書の提出のことです。予習報告書の締め切りは、初回授業後一週間とし、課外報告書の締め切りは、最終回授業から一週間後です。評点は、授業の取り組み状況をWebClassへの成績評価申請書として提出してもらい、それにもとづいて上限を100点満点とし、平常点(各回最大8点×7回)+報告書(各最大10点×提出件数)で計算します。但し、出欠情報収集システムやWebClassでの出席率が67%が確認できない場合、平常点が40点に満たない場合、成績評価申請書が未提出だった場合や、履修途中で不正行為が発覚した場合、評点が0点となることがあります。
【テキスト・参考書】
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テキスト:(社)近畿化学協会 工学倫理研究会 編著, 技術者による実践的工学倫理第4版 , 化学同人
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参考書:松林光男/渡部弘 著, イラスト図解 工場のしくみ , 日本実業出版
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参考書:小林一也,
工業技術基礎
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実教出版
草案