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weeklyレポート 2006年7月21日 03517228 日野俊介
アルゴン注入後の過酸化ラジカルのスピンアダクトの測定
1.目的 DMSOの酸素濃度に対するスピンアダクトの変化を観察する。
2.実験 蒸留したDMSOを用いて0.1M AIBN 1mlと0.1M DMPO 1mlを調製した。①試験管に0.1M AIBN 50μl、0.1M DMPO 50μlを入れた。②試験管内の溶液に5分間アルゴンを注入した。③50±1℃の恒温槽で10分間暖めた。④試験管をスクリュー管に入れた水に40秒間浸した。⑤ ④の操作が終わってから40秒後に測定を開始した。⑥この一連の操作を3回行った。検体は2つ用意した。
また、強度比はスペクトルの高さから求めた。
3.結果と考察 アルゴンを5分間注入すると強度比が約0.13~0.14小さくなった。前はアルゴンガスをDMSOに注入してから溶液調製をし、その後実験していた。今回、試験管に各溶液を入れてから、アルゴンを注入したことで、強度比のバラつきが小さくなった。
4.次回までの課題 DMSOの酸素濃度を変えて実験する。もしくは反応時間、反応温度を変えて実験する。