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🌡️ 📆 令和6年3月19日
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🗒️ クロノポテンショメトリー後の試料

⇒#383@研究ノート;

日時
関係者(共同研究者)

http://c1.yz.yamagata-u.ac.jp/c1_2005.html
#試料

クロノポテンショメトリー後の試料A,試料Bの表面観察
Fig.3に試料及び試料をクロノポテンショメトリーによる分極後,SEMで表面観察した写真を示す.水分濃度が50ppm以下では,試料A及び試料Bともに凹凸部分が見られた.水分濃度が2000ppmでは,試料及び試料Bともに凹凸部分が見られなかった.この凹凸部分は地金ニオブのアノード溶解による腐食のためと考えられる.すなわち,ここでも水分濃度のみが耐食性にも影響しており,二酸化マンガン被覆の効果は見られない.水分濃度が50ppm以下の場合に見られる腐食は,水分濃度が低いために水分から生じる水酸化物イオンを利用しての酸化皮膜の自己修復が出来ないためと考えられ,このために試料A及び試料Bはアノード溶解され電位の上昇が無かったと考えられる.なお,水分が少ないと腐食が観察されることから,ニオブは過塩素酸イオンの分解から生じる塩化物イオンに対しては安定であることを示唆している.
分極後の試料Aと試料BのEDSによる元素分析では,検出された元素はニオブと酸素のみであり,二酸化マンガン被覆の有無や電解液の水分濃度による差異は見られず,電解液中のアニオンや二酸化マンガンからのマンガンの酸化皮膜中への取り込みや内方拡散といった現象を観察することはできなかった.

by 立花和宏

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西暦と元号

  1 西暦と元号
西暦 令和 🔷 平成 🔷 昭和 🔷 大正 🔷 明治
2001 R-17 H13 S76 T90 M134
2002 R-16 H14 S77 T91 M135
2003 R-15 H15 S78 T92 M136
2004 R-14 H16 S79 T93 M137
2005 R-13 H17 S80 T94 M138
2006 R-12 H18 S81 T95 M139
2007 R-11 H19 S82 T96 M140
2008 R-10 H20 S83 T97 M141
2009 R-9 H21 S84 T98 M142
2010 R-8 H22 S85 T99 M143
2011 R-7 H23 S86 T100 M144
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参考文献


QRコード
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Laboratory/LaboNote/@LaboNote.asp?id=383

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