語釈1.
酸化作用を持つ物質1)2)。電池なら正極活物質3)。燃焼なら酸素4)など。多くは還元剤と反応してエネルギー E 〔J〕を発生します。作用の激しい酸化剤は、危険物として取り扱います。また、金属を表面酸化して不働態を作ることがあります。酸化体。
気体として塩素(Cl2)、イオン(液体)として二クロム酸カリウム(K2CrO7)水溶液(酸性)や過マンガン酸カリウム(KMnO4)水溶液などが知られています。
漂白剤の漂白作用はは次亜塩素酸イオン(ClO-)の酸化作用を利用したものだし、オキシフルの殺菌作用は過酸化水素(H2O2)の酸化作用を利用したものです。水中の有機物を酸化するための酸化剤の量を酸素の量に換算した値はCODと呼ばれ水質汚濁の指標に使われます。
- (1) 数研出版編集部.
視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録
. 数研出版, 1998. . - (2) 佐野博敏、花房昭静.
総合図説化学
. 第一学習社, 1995. . - (3) 仁科 辰夫.
卒業研究(C1-電気化学2004~):正極活物質
. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=837. (参照2006-08-31). - (4) 酸素, Oxygen, O, (元素).