ポテンショスタットで電位掃引を繰り返し、電位と電流の関係をXYレコーダで記録します。
三角波の電位を印加して、時間とともにその応答電流を調べます。
名称 | グラフ | ラプラス変換 * | 説明 | |
---|---|---|---|---|
インパルス関数 | 1 | ステップ関数の微分 | ||
ステップ関数 | 1/s * | 繰り返すと矩形波(方形波) | ||
ランプ関数 | 1/s2 | ステップ関数の積分 繰り返すと三角波 |
過渡応答の典型的な入力信号として、ステップ関数があります。広い意味での、典型的な入力信号としては、インパルス入力や、 ランプ入力が使われます。 インパルス入力に対する応答波形(インパルス応答)をラプラス変換したものは、伝達関数に等しく、過渡応答はインパルス応答を積分した波形に相当します 1 ) 。
電流規制する装置をガルバノスタット、電位規制する装置をポテンショスタットと言います。 たいていは両方の機能が備わっているのでポテンショスタット/ガルバノスタットのように言います。
ポテンショスタットでは、ファンクションジェネレータで三角波を発生させ、電流応答をXYレコーダで記録することで、 サイクリックボルタンメトリーを行えます。
ポテンショスタット・ガルバノスタットの動作原理と使用にあたり知っておきたいこと