「ブリッジ」は「ネットワーク中のデータ(MACアドレス)を見て,行き先を振り分けてくれる機器(パケットの交通整理).ブリッジの主な目的は,あるネットワークから別のネットワークにパケットを流す必要がない場合に,それを阻止し,同一ネットワーク内のパフォーマンスを向上させること.「橋渡し」くらいのニュアンスで解釈して下さい.この時代は,ファイル共有目的でLANを使うことが多く,TCP/IP, IPX/SPX(NetWare), AppleTalk(Macintosh), NetBIOSがファイル共有プロトコルとして存在する.TCP/IP以外でもゲートウェイ(ルータ)の導入はできるが,当時はブリッジでも高価な時代,ルータの導入なんてありえあい.無駄なパケットを通さない,ブリッジを導入できるだけもうれしい限りである.電源仕様は,100Vac,5A 500VAであった.
山形大学工学部 学術情報基盤センター(旧計算センター)の歴史と,それに関わった収蔵物を展示したスペースです.特に,本学全域で,学内LAN(インターネット)が利用できるようになってからの主なスイッチ/ルータ類が展示されています.
ヒストリーゾーンの年表には時代ともに変化した学術情報基盤センターの歴史が書かれております