建物(ノード)ごとに設置されたノード装置であり,IPルータ及びイーサネットスイッチ(ブリッジ)である.ブリッジとIPルータの両方の機能を備えた装置をブリッジルーラ(略称 ブルータ)と呼んでいた.幹線側FDDIと多数の10Mbpsイーサネット(最大32ポート)を接続していた.IPは,ルータとして動作し,それ以外のパケットはブリッジとして動作する優れものであったが,ネットワーク接続された機器が増加するに従い,負荷が増大し機能停止に陥るなどの問題が生じた.FDDIポートの接続先は,DEC GIGAswitch第1世代基幹スイッチ DEC GIGAswitch1)であった.イーサポートは,10Base5, 10Base-T, 10Base-Fであり,10BaseTには,フロアーに設置したスイッチハブ Chipcom Onsemble(アンサンブル)2)が接続された.10Base-Fは,ノード装置が設置された建物から離れた別棟などに光ファイバーで接続された.
山形大学工学部 学術情報基盤センター(旧計算センター)の歴史と,それに関わった収蔵物を展示したスペースです.特に,本学全域で,学内LAN(インターネット)が利用できるようになってからの主なスイッチ/ルータ類が展示されています.
ヒストリーゾーンの年表には時代ともに変化した学術情報基盤センターの歴史が書かれております