工学部のネットワークを支えた三代目のスイッチである.第1世代基幹スイッチ DEC GIGAswitch1)と第2世代基幹スイッチ Fore ASX-1000 (ATM方式)第2世代基幹スイッチ Fore ASX-1000 (ATM方式)2)の両方のネットワークを引き継いだ.工学部内にある研究および講義棟からこのスイッチまでの光ファイバーが接続されていた.バックプレーンの通信帯域は256Gbpsであり,各建物まで2Gbpsの通信帯域を保証していた.当時の工学部のインターネット通信量が一日平均50Mbpsだったので,主に計算サーバとの通信に利用された.この基幹スイッチの変更と同時に,工学部の学内ネットは,IPプロトコルのみのサービスへの変更された.また,ファイアーウォール PIX-5153)が導入され,ネット経由のウィルス対策も施された.
山形大学工学部 学術情報基盤センター(旧計算センター)の歴史と,それに関わった収蔵物を展示したスペースです.特に,本学全域で,学内LAN(インターネット)が利用できるようになってからの主なスイッチ/ルータ類が展示されています.
ヒストリーゾーンの年表には時代ともに変化した学術情報基盤センターの歴史が書かれております