語釈1.
Virus(バイルス)。英語読みの外来語としてはビールスとも。ウイルス、ウィルスはドイツ語読み。冬になると流行るインフルエンザやSARSなどを引き起こす病原体1)2)。ウィルスは生物と無生物の中間的存在です。細菌よりもずっと小さく数10ナノメートル程度のサイズで、宿主細胞内でのみ増殖する感染性の構造体をいいます。免疫の抗原となります。とくに細菌を宿主とするウィルスをバクテリオファージといいます。タバコモザイクウィルスのように植物の細胞を宿主とするウィルス、インフルエンザ、麻疹(はしか)コロナウィルス、ノロウイルス、HIV、HCVのように動物の細胞を宿主とするとするウィルスがあります。がんを発生させる発がんウィルスもあります。動物は生体防御によってウィルスから身を守ります。コンピュータウィルスはこのウィルスになぞらえたプログラムであり、生物には感染しません。遺伝物質がRNAのRNAウィルスと遺伝物質がDNAのDNAウィルスとがあります。RNAを遺伝物質とするウィルスは、宿主の細胞内でRNAからDNAを合成した後、そのDNAをもとにたんぱく質を合成します。ウィルスを使って結晶を配列化するナノテクノロジーなども試みられています。人畜共通感染症として動物から人間に感染するウィルスは危険です3)。(1)  > ウイルスと感染のしくみ(目次)
生田哲, ウイルスと感染のしくみ, 日本実業出版社, (1996).
(2)  > ウィルスは、核酸とそれを
鈴木孝仁, 視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録, 数研出版, (2000).
(3) インフルエンザウイルスの生態―鳥インフルエンザとパンデミック―
喜田宏, 第114回講演大会講演要旨集,0,351(2006).
生田哲, ウイルスと感染のしくみ, 日本実業出版社, (1996).
(2)  > ウィルスは、核酸とそれを
鈴木孝仁, 視覚でとらえるフォトサイエンス生物図録, 数研出版, (2000).
(3) インフルエンザウイルスの生態―鳥インフルエンザとパンデミック―
喜田宏, 第114回講演大会講演要旨集,0,351(2006).
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