日時 | |
関係者(共同研究者) | |
2.1.3 炭素分散液1)
本研究の炭素には、アセチレンブラック(IC CARBON No.2 , Gulf)を図 2 5に示した3本ロールで微粒子炭素にしたものを用いた。方法としては、
1. 炭素の割合が12%となるように水を混ぜ合わせた。
・混ざらないときは2-プロパノールを(カーボンに対して3~4%)添加
2. 混ざり合ったら、ミキサーで30分攪拌した。
・それ以上行うと水分が蒸発する
3. ミキサーで攪拌したものを3回、ロールにかけた。
・ ロールとロールの幅を変えることで粒径が変わる
・ 3回程度で粒径が落ち着く
4. 出来上がったら、タッパに保存
・ 6.7μm→1.6μmまで縮小
図 2 5 3本ロールの概略図
ロールによって縮小された炭素とバインダーと溶媒を用いてUFC(微粒子炭素分散液)を作製した。その割合を表 2 2に示す。
表 2 2 UFC(微粒子炭素分散液) 単位: wt%
バインダー 炭素 溶媒 バインダー(溶質分)
XSC-01 3.00 H2O 96.25 0.75
KFポリマー 3.00 NMP 94.00 3.00
by 立花和宏
2)