ROO・およびRO・ラジカル消去能評価法の研究. 山形大学 物質化学工学科 ,卒業論文, 2011. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=509, (参照 ).
最近、水溶液系における過酸化ラジカル(ROO・)の消去能を測定するためにORAC(酸素ラジカル吸収能力)指標が作られた1)。このORAC指標はアメリカではすでに野菜やジュースに表記され始めた。ORAC指標ではROO・ラジカル発生の開始剤としてAAPHを用いているが、近年の研究2,3)ではAAPHからはROO・ラジカルではなくRO・ラジカルが発生しているということがわかった。本研究では、非水溶液系での代表的なROO・ラジカル発生開始剤であるAIBNを用いて、水溶液系でROO・ラジカルを発生させ、ESRスピントラップ法により消去能評価を行うことを第一の目的として、他に表1に示すような非水溶液系を含むROO・と水溶液系のRO・についても検討した。
【結論】
ROO・ラジカルを水溶液および非水溶液中の両方で発生させることが可能になり、それぞれ代表的な抗酸化物質の消去能を評価することができた。今後、ORAC指標の見直しが必須になるものと考えられる。
【材料】
・ヘプタキス(2‐O,6‐O‐ジメチル)‐β‐シクロデキストリン 1)
・2,2'-アゾビスイソブチロニトリル2)
【反応式】
(NC(CH3)2CN)2<->2CN(CH3)2C+N23)'
【研究対象】
DMSO+AIBN+DMPO+O2+光4)
DMSO+AIBN+H2O+2,6-ジ-O-メチル-β-シクロデキストリン+DMPO+熱5)
【表】
量子計算によるAIBN由来生成ラジカルのDMPOアダクトの超微細結合定数6)
【後輩】
過酸化ラジカル(仮)7)
工業製品や材料について調べます。 研究プロジェクトに参加するのもいいでしょう。
工学部の場合、モノヅクリの研究論文ですから、準備するもの、作成手順、そして評価と述べてゆきます。評価だけの論文はあまりよくありません。 できるだけエコ研究・DIYを目指しましょう。
サンプル や 消耗品は、購入先(業者、店舗、ネット)なども示して、 表にまとまっていると読者が追試しやすいです。
市山 達也の管理するサンプル管理の方法を示してください。試作品やデータの管理の方法、リユース、リサイクルや廃棄の方法があるとありがたいです。
物理量( 起電力E〔V〕など)には 単位を示しましょう。本文中に示すときは、量名と記号を示し、〔〕で単位を示します。グラフの軸や表中では、物理量を単位で割って数値のみを示しましょう。
論文は、文章が集まって段落を作り、段落が集まって、節ができ、節が集まって章ができます。 図や 表、 数式や化学式を使います。 物理量にはnomenclatureがあると良いでしょう。
図や 表 には図題(キャプション)や表題をつけます。 図や 表の 説明にはひとつの段落を使います。
ROO・およびRO・ラジカル消去能評価法の研究. 山形大学 物質化学工学科 ,卒業論文, 2011. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=509, (参照 ).
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<article>
市山 達也.
<q><cite>
ROO・およびRO・ラジカル消去能評価法の研究
</q></cite>.
山形大学 物質化学工学科 ,
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/Thesis_Index.asp'>
卒業論文</a>
, 2011.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=509'>
https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=509</a>,
(参照 <time datetime="2024-03-19">2024-03-19</time>).
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<h1>
ROO・およびRO・ラジカル消去能評価法の研究
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<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/Academic/@Thesis.asp?nThesisID=509'>
市山 達也
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