大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),セミナー2011@C1⇒#3570@講義;
講演題目 リチウムイオン二次電池における正極合材のバインダーとアルミニウム集電体の表面接触特性 研究場所 発表者氏名 ○田中智(山形大学工学) 立花和宏(山形大学工学) 仁科辰夫(山形大学工学) 遠藤孝志(山形大学工学) 尾形健明(山形大学工学) 申込者氏名・連絡先 要旨 これまでバインダーと集電体の界面における接触特性について研究、報告されたものは少なかった。そこでPVDF系バインダーをリチウムイオン二次電池用アルミニウム集電体に塗布したときの表面接触特性の検討を行った。その方法として、バインダー溶剤のNMPに水を添加しKFポリマー(#1120 呉羽化学)と混合しリチウムイオン二次電池用アルミニウム集電体に塗布してサイクリックボルタモメトリーによる測定を行った。 ○田中智,立,リチウムイオ,第45回電池⇒#172@学会;
水は極性が大きい材料で、活物質をよく濡らす。
かずみ⇒#277@卒論; 2007年12月(師走):執筆中 論文全体を拝見いたしますと、アルミニウム集電体とトーヤルカーボ集電体の比較になっています。アルミニウム集電体よりトーヤルカーボ集電体の方が接触抵抗が小さいことをEDLCモデルとリチウムイオン二次電池モデルの両面から実証しているように思います。 題名には「高速充放電化」とありますが、充放電レートを変えた実験データはありませんので、むしろ、たとえば「EDLCおよびリチウムイオン二次電池の集電体における炭素担持電極の接触抵抗低減の効果」などの題名の方が、内容をより的確に表現しているのではないかと思います。ご一考ください。 内部抵抗について本文中に記述がありますが、実験方法に「内部抵抗の算出」と一項目設けられていますので、その結果をひとつの表に明示した上で、その表にもとづいて本文で論じた方がよいと思います。 欲を言えば、FIG4からもシミュレーションで接触抵抗を求めてFIG3から求めた値と比較したいところですが、・・・それは、できたらということで。ところで3.1に記述されている接触抵抗は2.3の方法を使って「FIG3」から求めたんですよね?明記をお願いします。 by 立花和宏
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),アルミニウム集電体⇒#2603@講義;
【議事】アルミ集電体 【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),アルミニウム集電体⇒#2603@講義; 2011年8月⇒#1583@ノート;
●2004年度-平成16年度⇒#475@講義; ●電池討論会⇒#154@ノート; 京都府京都市国際センター 第44回電池討論会-堺⇒#68@ノート; 第40回電池討論会-京都市⇒#73@ノート; 第38回電池討論会-大阪豊中市⇒#72@ノート; 和美(集電体)⇒#169@学会;、大木(ゴム)、田中(バインダー⇒#26@試料;⇒#28@試料;)⇒#172@学会; ○大木,導電助材及び,第45回電池⇒#173@学会; 宿泊場所、滋賀県草津市。新装開店直前のおすし屋さんがありました。 圓通寺、比叡山延暦寺⇒#782@講義;、蓮華寺⇒#490@講義;、 源義経⇒#1175@講義;ゆかりの鞍馬山⇒#1910@講義;もいきました。 不働態皮膜の厚みが薄いうちは接触抵抗は一定、厚くなると接触抵抗は皮膜の厚みに比例する。 ゴムを使ってロールトゥロールでリチウムイオン二次電池を作ろう。 酸化物イオンはバインダーのPVDFを通過しないが、フッ化物イオンはPVDFを通過してアルミニウムの不働態皮膜を生成する⇒#768@講義;。 ○田中智,立…らは、2004年に国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)で開催された第45回電池討論会においてリチウムイオン二次電池における正極合材のバインダーとアルミニウム集電体の表面接触特性について報告している⇒#172@学会;。 【蓄電ゴム】 立花和宏,○,導電助材及び,第45回電池⇒#173@学会; 【鉛電池】 菅原陸郎,中…らは、2004年にで開催された第45回電池討論会において中国のトラック用電池と電気自転車用電池の充放電特性と劣化状態について報告している⇒#168@学会;。 2004年11月⇒#784@ノート; 電池討論会で発表する内容⇒#504@講義; ●2004年度-平成16年度⇒#475@講義;
アルミニウム集電体 【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),アルミニウム集電体⇒#2603@講義;
【化学種】 酸化アルミニウム⇒#494@化学種; フッ化アルミニウム⇒#495@化学種; 水酸化アルミニウム⇒#53@化学種; 【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),集電体|バインダ|炭素導電助材(界面)⇒#2443@講義; 【関連講義】アルミニウムアノード酸化皮膜と高分子化合物の接触界面における電気化学,界面に印加される電圧とアノード酸化皮膜内部の電場強度⇒#3501@講義;
第38回電池討論会@大阪府豊中市⇒#744@講義; 集電体と炭素導電助剤の話をしました。 ○立花和宏らは、1997年に大阪豊中で開催された第38回電池討論会において一次電池および二次電池の充放電時における正極導電助材としての炭素材料の機能について報告している⇒#48@学会;。 ○片倉英至らは、1997年に大阪豊中で開催された第38回電池討論会において正極に LiMn2O4 を用いたリチウム二次電池の充放電挙動-集電体と電解液の組み合わせの影響-について報告している⇒#14@学会;。 ○千葉祐毅,…らは、1997年に大阪豊中で開催された第38回電池討論会において正極に LiMn2O4 を用いたリチウム二次電池の充放電挙動-活物質粒度の影響-について報告している⇒#7@学会;。 エネルギーデバイス…は、電池やキャパシタは正極と負極からなります。電子絶縁体として誘電体や電解質が使われます。 電池の電極は、集電体、活物質、導電助材、結着材、電解液などからなります。ことが知られている⇒#395@講義;。 ◆1997(平成9)年度研究ノート⇒#221@ノート; ●電池討論会⇒#154@ノート;
トヤルカーボ
【関連講義】電気化学の庵,兵庫県⇒#819@講義; リチウム電池のアルミニウム集電体について⇒#11215@シラバス;
打ち合わせ アルミニウム集電体
【論文】集電体 約 松木健三、立…らは、1999年にLiMn2O4系に対する導電付与材、集電体&電解液の効果について報告し、リチウムイオン二次電池の正極活物質であるマンガン酸リチウム⇒#464@化学種;系の電池反応において導電付与材、集電体&電解液がどのような影響をおよぼすか検討した⇒#14@学会;。 【関連…と述べている⇒#12455@業績;。 【関連講義】 LiMn2O4系に対する導電付与材、集電体&電解液の効果(1999)⇒#2096@講義; 卒業研究(C1-電気化学2004~),集電体|電解液(界面)⇒#1222@講義; 卒業研究(C1-電気化学2004~),電池性能と合材スラリー⇒#2875@講義;
○西川幸秀,…らは、2008年に大阪府堺市堺区戎島町4-45-1で開催された第49回電池討論会においてリチウムイオン二次電池のためのフーリエ解析による金、チタン、アルミニウム正極集電体/炭素導電材界面の内部抵抗比較について報告している⇒#236@学会;。
★ スラリーの調整、塗布・乾燥プロセスが出来上がった電極の構造と性能に与える影響は? リチウム二次電池用電極材料の微細化・分散技術とスラリーの調整・塗布・乾燥 日時:平成20年12月15日(月) 10:00~17:15 会場:[東京・五反田] ゆうぽうと 5F たちばな リチウム二次電池用電極材料の微細化・分散技術とスラリーの調整・塗布・乾燥⇒#11154@シラバス; 4.リチウムイオン二次電池用正極スラリーの調整と塗布・乾燥と電極動作の理解⇒#2465@講義; 【講演】リチウム電池⇒#1022@ノート; 【関連講義】 リチウムイオン二次電池の正極集電体,リチウムイオン二次電池における電極/電解液界面⇒#1116@講義; 卒業研究(C1-電気化学2004~),リチウムイオン二次電池⇒#1064@講義; リチウムイオン二次電池の正極集電体,リチウムイオン二次電池の高速充放電化と電極構造の最適化⇒#2376@講義; セミナー⇒#98@会議; 【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),リチウム電池セミナー⇒#2601@講義; 大学が有する技術情報の活用による社会貢献のための基金⇒#24@プロジェクト;
【寄稿】 キャパシタ技術 Vol.12(No.3/4),(2005). 2005電気化学会@千葉県千葉市⇒#150@ノート;で講演した「EDLC集電体としてのアルミニウムの不働態皮膜とその表面接触抵抗⇒#11106@シラバス;」についてまとめたものです。
【論文】松木健三、立…らは、1999年にLiMn2O4系に対する導電付与材、集電体&電解液の効果について報告し、リチウムイオン二次電池の正極活物質であるマンガン酸リチウム⇒#464@化学種;系の電池反応において導電付与材、集電体&電解液がどのような影響をおよぼすか検討した⇒#14@学会;。 【関連…と述べている⇒#12455@業績;。 【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),【1999年度(平成11)卒業研究】⇒#808@講義;
弊社では、過去に企画を行った「リチウム二次電池」をテーマとした講習会・書籍等の好調を受けて、「【最新版】 リチウム二次電池の最新技術 ~高容量・高出力・高安全性へのアプローチ~」(仮題)をテーマとした書籍の発刊を予定いたしており、別紙のとおり企画立案中でございます。 リチウム二次電池における【電極-電解質界面のメカニズムとその制御方法】について、情報の開示可能な範囲でご執筆いただきたく考えております。 第4章 正極活物質の低コスト化・環境規制対策と安全性向上 ※各種正極活物質をテーマとした複数の節で構成する予定でございます 第5章 負極活物質の高容量・長寿命化と安全性向上 ※各種負極活物質をテーマとした複数の節で構成する予定でございます 第6章 電解質における導電率・安全性の向上 ※各種電解質をテーマとした複数の節で構成する予定でございます 第7章 リチウム二次電池用セパレータの特性と高性能化技術 第8章 リチウム二次電池用集電体と高性能化技術 ※銅箔・アルミ箔をテーマとした2つの節で構成する予定でございます 第9章 リチウム二次電池用導電材の特性と高性能化技術 第10章 SOC(充放電)状態の熱挙動解析およびその制御 第11章 電極-電解質界面のメカニズムとその制御方法 第12章 リチウム二次電池の安全性確保と過充電対策 第13章 リチウム二次電池用電解質の難燃化技術 第14章 リチウム二次電池における電極材料のナノ微粒子化
JST整理番号:13-551 (22)【出願日】平成14年7月25日(2002.7.25) (43)【公開日】平成16年2月26日(2004.2.26) 【特許】特願2002-217221 非水電解質リチウム二次電池 …らは、2002年に特許特願2002-217221 非水電解質リチウム二次電池について報告し、【特開2004-063156】 Li二次電池の正極集電には通常Alが使われているが、Al表面の被膜は酸やアルカリと反応し耐食性が充分でなく、製作過程で入る水分により被膜が損傷すると電解…と述べている⇒#15128@業績;。 【課題】Li二次電池の正極集電には通常Alが使われているが、Al表面の被膜は酸やアルカリと反応し耐食性が充分でなく、製作過程で入る水分により被膜が損傷すると電解液を分解して寿命が短くなる、と言う製造上の厄介な問題がある。 【解決手段】本発明はHfの緻密な表面被膜がフッ素アニオンを含む有機電解液中で電解液の分解抑制に有効であることと、水溶液系に強い耐食被膜であること、の二つの特徴を持つことを見いだし、この知見に基づき導電性の良いAl等金属表面をHfやその合金で被覆することにより、前記水分の影響を軽減し、安定な製作条件でLi二次電池を製作するものである。 【特許】出願2002-217221;ハフニウム集電体⇒#731@ノート;
出願番号 : 特許出願2002-217221 出願日 : 2002年7月25日 公開番号 : 特許公開2004-63156 公開日 : 2004年2月26日 出願人 : 科学技術振興事業団 発明者 : 立花 和宏 外4名 発明の名称 : 非水溶液電解液二次電池 要約: 【課題】Li二次電池の正極集電には通常Alが使われているが、Al表面の被膜は酸やアルカリと反応し耐食性が充分でなく、製作過程で入る水分により被膜が損傷すると電解液を分解して寿命が短くなる、と言う製造上の厄介な問題がある。 【解決手段】本発明はHfの緻密な表面被膜がフッ素アニオンを含む有機電解液中で電解液の分解抑制に有効であることと、水溶液系に強い耐食被膜であること、の二つの特徴を持つことを見いだし、この知見に基づき導電性の良いAl等金属表面をHfやその合金で被覆することにより、前記水分の影響を軽減し、安定な製作条件でLi二次電池を製作するものである。 【選択図】 図1 by 立花和宏
アルミニウム集電体への炭素の塗布条件の違いが内部抵抗に及ぼす影響 かずみは、2006年に、それまでの研究をリチウムイオン二次電池の急速充放電化と高容量密度化というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した⇒#277@卒論;。 目的 溶液抵抗を分離することで、接触抵抗のみを求める。 また、炭素の塗布条件を変えることで、接触抵抗にどのような違いが見られるか検討する。 実験方法 1. 東洋アルミのサンプル(以下Al/Al4C3で示す)で、電解液の濃度を変えて、CV測定を行い、溶液抵抗を求める。 2. Al/Al4C3に、UFCを1.0mg塗布し、CV測定。 UFC(超微粒炭素分散液,水にアセチレンブラックを分散させたもの) 有機電解液には、1M (C2H5)4NBF4/PC(キシダ化学)を用いた。有機電解液は水分濃度を50ppm以下に保った。電解液の調整にはPCを用いた。対極としてPt、参照極にAg擬似参照電極(+3.0V vs. Li/Li+)を用いた。セルの組み立てはAr置換グローブボックス中で行い、電気化学測定は気密セルを用いて行った。電気化学測定としてサイクリックボルタンメトリー(CV)を採用し、掃引速度は0.5V/sで行った。 また、抵抗率の測定も行った。 CVの結果から、シミュレーションによって静電容量と等価直列抵抗を求めた。 結果 まず、Al/ABとAl/Al4C3とAl/Al4C3/ABの比較を行った。 Table.1から分かるように、Al/AB よりもAl/Al4C3/ABのほうが、等価直列抵抗が小さくなる。 Table.1 1M(C2H5)4NBF4における静電容量と等価直列抵抗 サンプル名 Al /AB Al /Al4C3 Al /Al4C3 /AB 1 静電容量[F] 0.0015 0.00035 0.0020 直列等価抵抗[Ω] 100 270 90 2 静電容量[F] 0.0018 0.00034 0.0014 直列等価抵抗[Ω] 100 310 90 3 静電容量[F] 0.0020 0.00037 直列等価抵抗[Ω] 120 270 4 静電容量[F] 0.00037 直列等価抵抗[Ω] 290
【論文執筆/よしき】固体電解コンデンサ用二オブアノード酸化皮膜の耐電圧の向上⇒#11123@シラバス; 電気化学会 投稿票.doc⇒#14514@ファイル; 投稿用紙-固体電解コンデンサ用二オブアノード酸化皮膜の修復に及ぼす二酸化マンガンと水分の影響.doc⇒#14515@ファイル; Al,Ta,V,Nb,Ti,Hf,Bi,W,及びSi等の金属は酸化皮膜が弁作用を示すので、通称バルブメタル(弁金属)と呼ばれている1- 2)⇒#14262@業績;。バルブメタルであるAlやNb,TaはEDLCやリチウムイオン二次電池の集電体及び電解コンデンサや固体電解コンデンサのアノード極に用いられている3-5)。 EDLCの集電体にAlが用いられるようになったのは通常アルカリ性水溶液電解質中で耐食性を示すNiやAg、そして総ての水溶液電解質で不活性で耐食性を示すAuやPtが何れも有機電解質中では耐食性を示さないことがわかり、これに対しバルブメタルのTa,TiやAlは水溶液電解質と同様に優れた耐食性を示すことがわかったからである。しかしバルブメタルを集電体に使おうとすると、誘電酸化皮膜による静電容量が直列に入って合成容量になってしまうことが懸念されたが、表面を炭素等の導電物質で覆うと酸化/還元電位よ 酸化/還元電位よりも貴な電位領域に持っていってもこのような現象が起こらないことが見出され、安価なAlが使われるようになった6)。リチウムイオン二次電池の集電体にも同じ理由でAlが使われ、炭素はAl集電体から活物質への電子伝導経路及び正極合材バルク内の導電助材の役割を担っている7-8)。 Al,Nb,Taをアノード酸化して得られる酸化皮膜は電解コンデンサの誘電体として用いられる9-11)。EDLCやリチウムイオン二次電池とは違い誘電体として用いられる酸化皮膜は完全な絶縁性を求められる。そこで誘電体と直接触れる陰極材料を工夫することにより誘電体に自己修復機能を与え漏れ電流を低減させているが12)湿式電解コンデンサの作動電圧は,酸化皮膜の化成電圧の85%程であるのに対し13)、固体電解コンデンサの作動電圧は酸化皮膜の化成電圧30%程になってしまう14) という問題点があった。さらにTaと物性がよ さらにTaと物性がよく似ており、資源が豊富で安価なNbをTaの代替材料とする固体電解コンデンサはより漏れ電流が大きくなってしま
ゴム電極を使ったリチウムイオン二次電池。2003年ごろ⇒#476@講義;から開発を開始しました。 従来の正極合材の製造プロセスは電池活物質と導電助剤とバインダー⇒#26@試料;により結着させアルミ表面上に塗布していたが、集電体と正極合材の剥離による容量の劣化や、接触抵抗などの問題点がある。そこでバインダーの代わりにゴムを用い、そのゴムに活物質、導電助剤、を練りこんで用いたリチウムイオン二次電池を作製した。本実験は有機電解液を使用し、蓄電性ゴムの電池特性と電池用電極としての作動を検討した。 活物質を小さくした。粒度分布を測定予定。活性炭を利用したゴムシートの作成と評価。 株式会社フコク http://www.fukoku-rubber.co.jp/ 中国に工場見学に行きました。⇒#350@講義; 電池討論会で発表⇒#173@学会;⇒#194@学会;⇒#199@学会;,蓄電性ゴムを,第47回電池⇒#211@学会; おおき⇒#367@卒論;星野大助⇒#364@卒論;まみねえ⇒#210@卒論;
1984年5月28日に、旭化成工業(株)の実近健一および吉野彰を発明人として出願されたひとつの特許があった1)。その特許はコバルト酸リチウムを正極としたリチウムイオン二次電池において、その集電体にアルミニウムが最適であることを開示するもので、その請求範囲には、「(1)電池の内部抵抗が5Ω以下の非水系二次電池であって、正極集電体として厚さ1~100μmのアルミニウム箔を用いることを特徴とする二次電池」(2)電池の内部抵抗が5Ω以下の非水系二次電池であって、正極集電体として厚さ1~100μmのアルミニウム箔を用いることを特徴とする二次電池でありかつ充電状態における開放端子電圧が3~5Vの二次電池」と記載されていた。表 1に示すように、旭化成は各社からの異議申し立てを退けてこの特許を成立させ、ついに1997年8月8日SONYをはじめとするリチウム電池メーカー各社にこの特許についての使用料を請求することになる。 表 1 旭化成工業(株)から出願された「非水系二次電池」に関する特許の経緯 年号 経緯 1984 出願番号 特許出願昭59-106556 1985 公開番号 特許公開昭60-253157 1992 公告番号 特許公告平04-052592 1995 審判番号 審判平07-022887 1997 特許番号 特許2128922 by 立花和宏
雑誌会2001/佐藤 幸裕⇒#156@卒論; Aluminum Corrosion in Lithium Batteries An Investigation Using The Electrochemical Quartz Crystal Microbalance Haseik Yang, Kyungjung Kwon , Thomas M . Devine, and James W. Evans J. Electrochem. Soc., 147, 4399 (2000) C1 佐藤幸裕 緒言 アルミニウムはリチウム二次電池において正極集電体に使用されている。卑な金属であるアルミニウムが正極で使用できるのは表面上に不働態皮膜を生成すためである。 LiPF6はイオン伝導性が良く、電気化学的に安定であるため、リチウムイオン電池においてもっとも使用される電解質である。しかし、加水分解してHFを生じるなどの問題があるため、新規電解質が盛んに研究されている。 しかしながら、それらの新規電解質を用いてのアルミニウムの腐食についてはあまり研究されてはいない。そこで、EQCM(電気化学的水晶マイクロバランス法)を用いて種々の電解質を用いたときのアルミニウムの腐食挙動について検討した。 方法 電解液に1M LiN(CF3SO2)2/PCを用いた。電気化学的測定にはサイクリックボルタンメトリーを行った。対極及び参照極にはリチウム金属を用いた。質量変化はQCMを用いて行った。電極にはアルミニウムでコーティングしてある6MHzの水晶発振子を用いた。アルミニウムは厚さ1μm、表面積0.364cm2であった。 結果と考察 Fig1(a)に1M LiN(CF3SO2)2/PC中における掃引速度50 mV/s時のボルタモグラムを示す。Liに対して4V付近で急激に電流が流れはじめ、カソード掃引時の3.5Vまで流れた。このボルタモグラムの形はアルミニウムが腐食していることを示唆している。 Fig1(b)にQCMにより測定したΔM(質量変化)とAl3+の溶解を仮定して計算したΔQを示す。ΔMとΔQの曲線が一致すればAlは腐食してAl3+として電解液に溶けているはずである。しかしながら一致していなかった。したがって、A
活物質粒度の影響 ◆1997(平成9)年度研究ノート⇒#221@ノート; 1997/11/11 正極に LiMn2O4 を用いたリチウム二次電池の充放電挙動-活物質粒度の影響- 第38回電池討論会 ちば⇒#4@卒論; 千葉祐毅 立花 和宏 尾形・仁科研究室(旧応用化学C1講座) Propozal for an accurate and rapid international electrochemical...(PART.3):The charging/discharging characteristics of LiMn2O4 as the cathode for Lithium secondary battery The effect of combination of current collector and electrolyte 知的財産 研究業績 研究助成 学会 立花 和宏 の 研究業績 ReaD -編集- 編集 著者 (Kazuhiro Tachibana, Tatsuo Nishina, Kenzo Matsuki and Akiya Kozawa) 仁科 辰夫 巻/号 17- V.17 N. 17() 発行所 Progress in Batteries & Battery Materials 発行年 (1998) 1998/1 1998.1 1998/1/1 ページ 256 -264 . pp. 256 -264 概要 リチウムイオン二次電池の正極集電体について検討し、アルミニウム集電体と過塩素酸リチウム、ステンレス集電体と六フッ化リン酸リチウムの電解質塩の組み合わせで電池寿命が劣化することを見出した。 キーワード リチウムイオン二次電池;正極集電体;アルミニウム;過塩素酸リチウム;ステンレス;六フッ化リン酸リチウム;電解質;電池;寿命;劣化
リチウム二次電池の正極集電体アルミニウム中の不純物が電池性能に及ぼす影響 K. Tachibana, T. Nishina, T. Endo and K. Matsuki Department of Materials Science and Engineering, Yamagata University, Yonezawa, Yamagata, 992-8510, Japan K. Tac,Impuri,196th ⇒#88@学会; 緒言 リチウム二次電池の正極は高い電位に曝されるのでその集電体として弁金属であるアルミニウムが用いられる。アルミニウムは不働態化して表面に酸化皮膜を作る。この酸化皮膜は絶縁体として電解コンデンサに用いられている。集電体の役割は電池活物質への電流供給であるから、電気の良導体の方が良い。しかしそのために酸化皮膜を破壊することは腐食の促進を意味する。アルミニウム酸化皮膜の絶縁性と電気伝導性について導電助材である炭素と酸化皮膜の欠陥部が関係しそうなことがわかってきた。そこで酸化皮膜の欠陥部に影響を及ぼすと言われるアルミニウムに含まれる不純物がリチウム二次電池にどのような影響を及ぼすか検討した。 方法 正極活物質として、LiMn2O4 (三井金属鉱業 Lot.No=97055)を用いた。活物質30mgにアセチレンブラック(DENKA BLACK) 5mgを良く混ぜ、テフロン分散液(Du pont-Mitsui Fluorochemical 30-j)を一滴加えてめのう乳鉢上で良く混練し、ラバー状とし正極合剤とした。正極集電体として不純物を含むアルミニウム試料(Nippon Light Metal Companey, Ltd.)を直径8mmに打ち抜き、アルミニウムワイヤ(99.999% 0.5mmφ)をスポット溶接したものを用いた。この集電体に正極合剤を塗り込み、最後に治具を用いて、1ton/cm2、一分間でプレスし、180℃、4h真空乾燥して、試料電極とした。対極、参照極にはステンレスワイヤ(SUS304)にLi箔を圧着した電極を用いた。電解液にプロピレンカーボネイト(PC)と1,2-ジメトキシエタン(DME)(1:1の体積比)を溶媒とする1M 6弗化燐酸リチウムLiClO4および1M 4弗化硼酸リチウムLiBF4を用いた(三菱化学株式会社)。セルはアルゴンで満たされ
さらに集電体の耐食性を与え電解液の分解を保護する不働態皮膜の絶縁破壊という観点では、電解液の導電率が低いと絶縁破壊電圧が高くなることが古くから知られており、電解液の導電率の対数と絶縁破壊電圧はほぼ比例する。したがって電解液の導電率が電池の内部抵抗に及ぼす効果と集電体の電解液の分解を保護する効果は全く相反する。そして電解液の導電率の対数と絶縁破壊電圧はほぼ比例する。ここでもカチオン種や濃度の異なる電解液についてその導電率の対数と絶縁破壊電圧を比較するとBF4とPF6のどちらでも同一直線上にプロットでき、たとえばフッ化物イオンのアルミニウムの不働態皮膜に対する効果はBF4のデータからPF6のデータを予測することができる。
シーエムシー出版書籍『大容量キャパシタ技術と材料Ⅲ(仮題)』 EDLC集電体としてのアルミニウムの不働態皮膜とその表面接触抵抗⇒#11064@シラバス; https://gb.yz.yamagata-u.ac.jp/c1/s/20060421-%EF%BC%A5%EF%BC%A4%EF%BC%AC%EF%BC%A3%E9%9B%86%E9%9B%BB%E4%BD%93%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E2%80%A6/
EDLC集電体としてのアルミニウムの不働態皮膜とその表面接触抵抗 お世話になります。 シーエムシー出版の井口と申します。 突然のメールで失礼致します。 西野技術士事務所の西野敦先生のご紹介でメールさせて頂きました。 今回、西野技術士事務所・西野 敦先生と 東京農工大学・直井勝彦先生ご監修にて、 書籍『大容量キャパシタ技術と材料Ⅲ』を企画しております。 つきましては原稿をご執筆して頂きたいと思い、 原稿執筆依頼書をお送りさせて頂きました。 ご査収の程宜しくお願い申し上げます。 また、お手数ながら、E-mail、または添付ファイル「FAXフォーム」 にてご執筆の諾否をご返信下さいますようお願い申し上げます。 ご返事を頂きましたら、ご執筆要項等の書類一式をご送付致します。 『大容量キャパシタ技術と材料Ⅲ』(仮題) 【監修】西野技術士事務所・西野 敦先生/東京農工大学・直井勝彦先生 【体裁】B5版・300頁 【予定価格】65,000円 <構成内容> 敬省略 【総論編】 第1章 現在の動向 1. EDLCの現状 西野 敦 2. 次世代EDLCとP-EDLCの研究動向 直井勝彦 第2章 概要(開発の歴史、応用製品の歴史と展望) 西野 敦 1. EDLC開発の歴史 2. EDLCとキャパシタとの位置づけ 3. EDLC採用の応用製品の経年変化 【EDLCの材料開発編】 第1章 活性炭 1.クラレケミカル㈱ 前野徹郎 2.関西熱化学㈱ 村田敦史 3.㈱クレハ 未定 4. 大阪ガス㈱ 未定 5. JFEケミカル㈱ 羽多野仁美 6. 新日本石油㈱ 坂本明男 第2章 電解液 1.富山薬品工業㈱ 篠原三千生 2.宇部興産㈱ 未定 3.ダイキン工業㈱
鉛蓄電池について。いろいろ入ってきましたねえ。 こんな文献あります⇒#1213@文献;。 グリッド(集電体)にカルシウム合金を使うとアンチモン合金を使うより自己放電が抑えられるけど、皮膜ができるんですね。どんな皮膜だろう。 工学部 http://www.yz.yamagata-u.ac.jp/ たかのあとをつぎました⇒#266@卒論;⇒#166@学会;⇒#5@ノート;。
リチウムイオン二次電池の正極集電体にはアルミニウムが使われます⇒#147@ノート;。 有機電解液中のアルミ、ニオブ、タンタルについてサイクリックボルタモグラムを測定しました⇒ニオブ@卒研;⇒#176@卒論;。
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