酸化マンガン(Ⅳ)(MnO2)
正極活物質として、電解二酸化マンガンを用いる。 テフロン分散液を使ったアルカリ電池とCMCを使った場合の2つの方法でトライできる.CMCを使った方法は,ウェブページに掲載されている. 活物質30mgにグラファイト30mgを良く混ぜ、テフロン分散液を専用駒込めピペット(ポリスポイト)で2~3滴加えて乳鉢上で良く混練し、ラバー状とし 正極合材とする。この時テフロン分散液が乾燥しやすいので素早く混練する。混練をおこたると密着性が悪くなるのでしっかり混練する。
正極集電としてニッケルを用い、この集電体の先端に正極合材を落ちないようになすりつけて試料電極とする。
電解液に9 mol・dm-3 KOH 5mLをビーカーに入れ、対極に亜鉛を用いて電池を作成する。
この電池を2個直列繋ぎにし、2個の並列繋ぎにした発光ダイオードを点灯させ、時間とともに電圧がどのように変化するかを記録する。
濃アルカリが眼に入ると失明の恐れがあるので保護眼鏡などを着用して実験する。