MnO₂   酸化マンガン（Ⅳ）

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二酸化マンガンともいいます。電池の正極活物質としてよく使われます。

二酸化マンガン¹⁾

【関連講義】エネルギー変換化学特論,セラミックス材料～正極活物質と導電助材の働き～セラミックス材料～正極活物質と導電助材の働き～（２０１１＿Ｈ２３）²⁾

電池の起電力（平衡論）³⁾

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• (1) 二酸化マンガン, manganese dioxide, MnO₂, = 86.9368 g/mol, (化学種).
• (2) 立花和宏. 電気化学特論：セラミックス材料～正極活物質と導電助材の働き～（２０１１＿Ｈ２３）. /amenity/Syllabus/@Lecture.asp?nLectureID=3265.  (参照2011-06-22).
• (3) 伊藤 智博、立花 和宏、仁科 辰夫. 化学実験Ⅰ：電池の起電力（平衡論）. /amenity/Syllabus/@Lecture.asp?nLectureID=4405.  (参照2015-09-30).

化学種 MnO₂に含まれる 元素

• Mn   マンガン 54.938   1
• O   酸素 15.9994   2

化学種 MnO₂の 物理量

• 式量: 86.9368

化学種 MnO₂を含む 材料

化学種 MnO₂が関わる 反応

•   MnO₂ + 2H₂O + 2e^- ↔   Mn(OH)₂ + 2OH^- Eº = -0.05V   Eq. 193
•   2MnO₂ + H₂O + 2e^- ↔   Mn₂O₃ + 2OH^- Eº = 0.15V   Eq. 194
• MnO2+4OH(-)<->MnO4(-)+2H2O   Eq. 196
• MnO2+2H2O<->MnO4(-)+4H(+)   Eq. 199
• Mn(2+)+2H2O<->Mno2+4H(+)   Eq. 412

表   1 .  熱化学方程式

反応熱	説明	注目する化学種 （係数1）	例
反応熱	化学反応で発熱したり吸熱したりする熱
生成熱	化合物1molがその成分元素の単体から生成するときの反応熱。
燃焼熱
中和熱
溶解熱
融解熱（凝固熱）
蒸発熱（凝縮熱）
昇華熱