語釈1.
1.溶媒塩酸や食塩水のように電気を通す液体です1)。電解液はイオンが電気を運ぶ液体です2)。電解質のうち液体のものをいいます。電解質を溶媒にとかした溶液のこともいいます。電解液の中で電気を運ぶ担体をイオンと言います。電解液はイオン導電体です。【普通、電解液の中では電子は流れません】電解液の電気の通しやすさは導電率であらわします3)。電解液に電気を通すと電気分解が起こります。
電池における電解液は電子のせき止め役です。硫酸4)の水溶液や水酸化カリウム5)の水溶液が使われます。
電解液には、水、有機溶媒、溶融塩に分けることができます。すなわち、塩を溶媒に溶かした溶液と塩を融解して得た融液(溶融塩)です。塩を溶かす溶媒としては水が非常に優れており、電解液が水溶液となる場合はたくさんあります。溶媒として有機溶媒を用いた場合は、特に有機電解液という場合もあります。
電解セルを構成するときの大切な要素でもあります6)。
電流と電気抵抗7)
【物理量】導電率8)
(1) 実験方法 > 材料&試 > 電解液,材料&試料
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(2)  > 電気化学の基礎事項
山下正通、小沢昭弥, 現代の電気化学, 新星社, (1990).
(3)  > 電磁気・原子物理
吉田卯三郎, 武居文助共著, 物理学実験, 三省堂, (195).
(4) 硫酸, sulfuric acid, H2SO4, = 98.07948 g/mol, (化学種).
(5) 水酸化カリウム, , KOH, = 56.10564 g/mol, (化学種).
(6) 電気化学 > 電解液
藤嶋昭, 相澤益男, 井上徹著, 電気化学測定法, 技報堂出版, (1984).
(7) 電気と磁 > 電流と電気抵抗
中村英二、吉沢康和, 新訂物理図解, 第一学習社, (1984).
(8) 導電率(conductibity) [ジーメンス毎メートル].
仁科 辰夫,卒業研究(C1-電気化学, 講義ノート, (2006).
(2)  > 電気化学の基礎事項
山下正通、小沢昭弥, 現代の電気化学, 新星社, (1990).
(3)  > 電磁気・原子物理
吉田卯三郎, 武居文助共著, 物理学実験, 三省堂, (195).
(4) 硫酸, sulfuric acid, H2SO4, = 98.07948 g/mol, (化学種).
(5) 水酸化カリウム, , KOH, = 56.10564 g/mol, (化学種).
(6) 電気化学 > 電解液
藤嶋昭, 相澤益男, 井上徹著, 電気化学測定法, 技報堂出版, (1984).
(7) 電気と磁 > 電流と電気抵抗
中村英二、吉沢康和, 新訂物理図解, 第一学習社, (1984).
(8) 導電率(conductibity) [ジーメンス毎メートル].