アルミ缶ができるまで 演習:応力―ヒズミ曲線 課題:鏡の中の物理学 鉱石のボーキサイトを電解精錬してインゴットとして日本へ輸入。 そのアルミニウム1)のインゴットを溶融してスラブにします。 スラブをロール圧延して箔地に仕上げます。 圧延ロールには材料に接するワークロールと圧力をかけるニップロールがあり、圧延オイルをじゃばじゃばかけながら圧延します。 住友軽金属2) このコイルを打ち抜き加工でディスク状にして、深絞り加工でおわん(カップ)にします。しごき加工で薄く伸ばして、カッターでトリミングします。洗浄したあと、塗装、印刷して先端をネッキング加工、フランジ加工を行います。 あとはフィラーでビールなどの内容物を充填して、まきしめロールでまきしめます。容器としてのアルミ缶、深いですねえ。 住友軽金属工場見学,非鉄金属(アルミニウム・銅) 仁科 辰夫, 仁科先生の工場見学ルポ, 講義ノート, (2007).(1) アルミニウム箔, Aluminum, (材料).(2) 住友軽金属工場見学,非鉄金属(アルミニウム・銅) 仁科 辰夫, 仁科先生の工場見学ルポ, 講義ノート, (2007).