東京三鷹にある天文台。カールツァイスの65センチ望遠鏡をはじめ歴史ある設備が今も閑静な敷地にひっそりとたたずんでいます。
最近の宇宙の観測はハワイの望遠鏡「すばる」で行うことが多いそうです。世界を旅したモザイクCCDのホンモノがここに展示されています1)。暦のことを聞いたら「ポジションね、あれは生活に密着した実学だけどね、あんまり力はいってないなあ・・・」とのこと2)。そうか、暦を作るのは地球の位置を測るのと同じなんだと妙に感心してしまいました。
江戸幕府の天文方として浅草にあったものが東京大学3)の観測所となりました。関東大震災で立て直すのをきっかけに三鷹にうつり国立天文台となりました。今は独立行政法人となっています。
また太陽観察によって黒点の活動を理解できるがデリンジャー現象の予知が地震の予知と同じくらい困難であることなどを説明していただきました。
天文台OBの塩見さんいろいろお話をありがとうございました。
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2007年8月
【講演】大容量キャパシタ@東京【講演】大容量キャパシタ@東京@御茶ノ水
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お散歩の中にサイエンスを探し求めて♪,6)
技術者倫理,未来へ向けて~ヒトという種の存続のために~(2011)7)
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天地明察9)
四千万歩の男10)