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【講演】インピーダンス@東京
「電池やキャパシタなどの電気化学インピーダンス測定の基礎(仮)」
2008/2/22(28名)
講 師 山形大学 工学部 物質化学工学科 助教授 立花 和宏 氏
日 時 平成20年2月29日(金) 13:00~16:00
会 場 [東京・芝] 機械振興会館 6F 6-61会議室
技術情報協会
電池の寿命予測1)
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学グループ-2004~2005),招待講演、セミナーなど2)
【関連講義】電気化学におけるインピーダンス測定法,インピーダンスの概要3)
~反応速度、電気二重層、拡散、線形解析、ナイキストプロット、ボードプロット、腐食反応、等価回路、電池、キャパシタ、液晶~
【関連講義】電気化学におけるインピーダンス測定法,電気化学インピーダンス測定の基礎4)
電池の材料開発を担当していてインピーダンスを測定することになったはいいが、どこから手をつけたらいいのかさっぱりわからない。お客様の評価項目にインピーダンスがあったので自社でも評価しようとして装置を購入したはいいが、データの意味がピンと来ない。今まで電気や物理とあまり縁がなく、化学物質を専門に扱ってきた人のために電気化学インピーダンスの基礎から応用までをやさしく概説する。
電池やキャパシタなどの電5)
1.インピーダンス測定に必要なツール
電気化学セルの構成
ポテンショスタット/ガルバノスタット
ポテンシャルスイーパとファンクションジェネレータ
シンクロスコープとウェーブメモリ
ロックインアンプと周波数応答解析装置(FRA)
XYレコーダ(データロガー)
交流ブリッヂとLCRメーター
インピーダンス測定システムの構成
接続に使うケーブルやコネクタ
電源のアースと信号のノイズ
2.測定条件の設定と結果の読み取り
電位規制と電流規制
電位の測定と電流の測定
交流信号の周波数と振幅の設定
リサージュを使ったゲインと位相の読み取り
周波数掃引とボードプロット
複素平面とコールコールプロット
周波数ドメインと時間ドメイン
クロノポテンショメトリー
クロノアンペロメトリー
フーリエ解析を使った方法とその意味
表計算ソフトとシミュレーション
3.モデルの構築と物理的意味の解釈
抵抗成分と容量成分
電極反応速度と抵抗成分
反応物の拡散と容量成分
電気二重層の電位依存性
界面の特性値とバルクの物性値
抵抗成分と導電率、容量成分と誘電率
非線形性とインピーダンス
等価回路とモデルの構築
4. デバイス各論
リチウムイオン二次電池の内部抵抗とパワー特性
電気二重層キャパシタの内部抵抗とパワー特性
電池の電位変化と内部抵抗変化による寿命予測
アルミ電解コンデンサの誘電率(tanδ)
タンタル電解コンデンサの等価直列抵抗(ESR)
液晶表示素子の誘電率異方性と応答速度
交流インピーダンス法6)
電気化学におけるインピーダンス測定法7)
電気化学測定法8)
【講演】電池やキャパシタなどの電気化学インピーダンス測定の基礎@東京9)
【関連講義】卒業研究(C1-電気化学2004~),招待講演、セミナーなど10)