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リチウムイオン二次電池正極合材塗布時のバインダ中の水分とアルミニウム集電体不動態皮膜の漏れ電流
○柳沼雅章,立花和宏,仁科辰夫,
平成19年度 化学系学協会東北大会
,
山形大学 小白川キャンパス(山形県山形市小白川町1-4-12),
○柳沼雅章、立花和宏、仁科辰夫;「リチウムイオン二次電池正極合材塗布時のバインダ中の水分とアルミニウム集電体不動態皮膜の漏れ電流」
不働態化電流は水分散系で215μA、溶剤系で25μA
2Vにおいての漏れ電流に差は見られない。
ボルタンメトリーの結果から、不働態化電流は水分散系バインダのほうが、190μA多く流れた。漏れ電流に違いは見られなかった。
・ クロノアンペロメトリーによると漏れ電流は溶剤系は水分散系よりも0.36μA小さい。 よって、溶剤系バインダのほうが不働態皮膜の絶縁性が高い。
溶剤系バインダは表面を被覆してしまうためと考えられる。
○田中智,立…らは、2004年に国立京都国際会館(京都市左京区宝ヶ池)で開催された第45回電池討論会においてリチウムイオン二次電池における正極合材のバインダーとアルミニウム集電体の表面接触特性について報告している1)。
K. Tac…らは、1999年にハワイで開催された196th Meeting of the ECSにおいてアルミニウム集電体の純度と電池性能について述べる中で、バインダーが電池性能に及ぼす影響について報告している2)。
○佐藤幸裕・…らは、2001年に兵庫県神戸市で開催された電気化学会第68回大会において炭素導電助材を圧着したアルミニウム電極を用いたリチウム二次電池駆動用電解液の分解挙動について報告している3)。
やぎぬしは、2010年に、それまでの研究をリチウムイオン二次電池用バインダーおよび合材スラリーの評価法に関する研究というテーマで修士論文としてまとめ、山形大学を卒業した4)。
【関連講義】
バインダーの特性5)
表計算ソフトとフーリエ変換を使ったインピーダンスの算出6)
卒業研究(C1-電気化学2004~),残余電流7)
【学会】平成19年度 化学系学協会東北大会@山形8)
バインダの参考文献9)
山形大学10)
バインダーに関する研究11)
卒業研究(C1-電気化学2004~),学会発表2007@C112)
リチウムイオン二次電池における正極合材のバインダーとアルミニウム集電体の表面接触特性○田中智,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志,尾形健明,
第45回電池討論会講演要旨集, pp.556-557 (
2004).
Impurity Effect in Aluminum Cathode Current Collector on Charging/Discharging Performance of Lithium Secondary BatteryK. Tachibana, T. Nishina, T. Endo and K. Matuki,
196th Meeting of the ECS講演要旨集 (
1999).
炭素導電助材を圧着したアルミニウム電極を用いたリチウム二次電池駆動用電解液の分解挙動○佐藤幸裕・立花和宏・遠藤孝志・仁科辰夫,
電気化学会第68回大会講演要旨集 (
2001).
実験方法 >
材料&試 >
ゴムとポ >
バインダ >
バインダーの特性,
バインダ仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2007).
実験方法 >
測定と評 >
交流イン >
表計算ソフトとフーリエ変換を使ったインピーダンスの算出,
交流インピーダンス法仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2009).
実験方法 >
測定と評 >
クロノア >
残余電流,
クロノアンペロメトリー仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2007).
【学会】平成19年度 化学系学協会東北大会@山形立花 和宏,
研究ノート, (
2007).
最新リチ >
バインダの参考文献,
最新リチウムイオン二次電池―バインダ(アウトライン)立花 和宏,
最新リチウムイオン二次電,
講義ノート, (
2007).
緒言(C >
C1履歴 >
【200 >
学会発表2007@C1,
【2007年度(平成19)卒業研究】仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2007).
(
1) 
リチウムイオン二次電池における正極合材のバインダーとアルミニウム集電体の表面接触特性○田中智,立花和宏,仁科辰夫,遠藤孝志,尾形健明,
第45回電池討論会講演要旨集, pp.556-557 (
2004).
(
2) 
Impurity Effect in Aluminum Cathode Current Collector on Charging/Discharging Performance of Lithium Secondary BatteryK. Tachibana, T. Nishina, T. Endo and K. Matuki,
196th Meeting of the ECS講演要旨集 (
1999).
(
3) 
炭素導電助材を圧着したアルミニウム電極を用いたリチウム二次電池駆動用電解液の分解挙動○佐藤幸裕・立花和宏・遠藤孝志・仁科辰夫,
電気化学会第68回大会講演要旨集 (
2001).
(
4) 
リチウムイオン二次電池用バインダーおよび合材スラリーの評価法に関する研究柳沼 雅章,
修士論文, (
2010).
(
5) 
実験方法 >
材料&試 >
ゴムとポ >
バインダ >
バインダーの特性,
バインダ仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2007).
(
6) 
実験方法 >
測定と評 >
交流イン >
表計算ソフトとフーリエ変換を使ったインピーダンスの算出,
交流インピーダンス法仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2009).
(
7) 
実験方法 >
測定と評 >
クロノア >
残余電流,
クロノアンペロメトリー仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2007).
(
8) 
【学会】平成19年度 化学系学協会東北大会@山形立花 和宏,
研究ノート, (
2007).
(
9) 
最新リチ >
バインダの参考文献,
最新リチウムイオン二次電池―バインダ(アウトライン)立花 和宏,
最新リチウムイオン二次電,
講義ノート, (
2007).
(
10) 
山形大学, 
学校〒990-8560 山形市小白川町一丁目4-12.
http://www.yamagata-u.ac.jp/index-j.html(
11) 
バインダーに関する研究, 
プロジェクト.
(
12) 
緒言(C >
C1履歴 >
【200 >
学会発表2007@C1,
【2007年度(平成19)卒業研究】仁科 辰夫,
卒業研究(C1-電気化学,
講義ノート, (
2007).