本授業の評価は、山形大学学部規則第34条にもとづき、報告書と 平常の成績によって行います。 成績評価申請書 (単位認定申請書)を WebClass に提出するにあたって、下記の内容を確認してください。
平常の成績とは、授業時間(1.5時間)内の取り組み姿勢、授業時間外(0.5時間)の取り組み姿勢に対する評価(以下、平常点)です。 欠席した場合は、空欄として、何も書かないでください。 また実態として授業に参加していないのに(ピ逃げ、氏名だけ記入した答案用紙の提出など)平常点を申告した場合、 不正行為とみなすことがあります。
平常の学習成果を、各回ごと(各設問ごと)【講義の再話】、【発表の 要旨】、【復習の内容】の3項目を含めて 文章にまとめて ください。 それぞれの項目がわかるように、段落に区切って表現してください。
文字数は、原稿用紙一枚程度(400文字)を目安にしください。 1段落は、150文字から200文字程度が適切です。 3段落だと450文字から、600文字程度です。 点数は、機械的に集計します。極端に少ない文字数は、未提出として処理されることがあります。
文章で表現した、平常の学習成果の グラフィカルアブストラクトを提出してください。 グラフィカルアブストラクトでは、文字ではなく、視覚的要素を使って表現してください。 止むを得ず、文字を使う場合は、最小限の英単語のみを使ってください。 図は独立した著作物とみなされます。著者の描きおろしに限ります。 著者以外が描いたグラフィカルアブストラクトを盗用した場合、不正行為として扱うことがあります。
再話は、概要や要旨ではありません。 再話 とは、昔話や伝説を、自分の言葉で、語りなおすことを言います。 講義で紹介した内容は、講師が自分で考えた内容ではなく、先人たちの知恵の紹介です。 講義は、ある意味、昔話を、自分の言葉で、語りなおすことと言えます。 ノートやテキストを参考に、将来出会う同僚や友人に向けて、講義するつもりで書いてください。 箇条書きはせず、音読できるか確認してください。
授業時間内に発表した、しないにかかわらず、 ワークショップ(グループ)でまとめた発表内容の発表要旨を書いてください。 要旨には、発表要旨、論文要旨などがあり、目的によって書き方が違います。この機会に要旨の書き方についても調べてみましょう 発表要旨は、グループの共同著作物として扱います。 要旨の冒頭には、演題、グループ名、グループに属した人(共著者名)を書いてください。 自分が発表の創作に果たした役割を、付け加えてください。 役割 は、 CRediTの分類法 に定義された役割から選んでください。
発表の創作に関与していないのに、平常点を申告した場合、不正行為( ゴーストライター)として扱うことがあります。 たとえば、意見交換せずに、答案用紙に名前だけ書きこんだ場合は、平常点を申請できません。 授業時間内に意見交換しないのに、平常点を申告した場合、不正行為として扱うことがあります。
授業時間外に、取り組んだ内容について書いてください。 WebClassの提出内容の控えがあれば、それを含めてもかまいません。 個人の感想などを含めてもかまいません。 各回の授業時間外(0.5時間)の学習保証時間を担保できる内容としてください。 成績評価申請書で、新たに復習した時間を含めてもかまいません。
上記3項目が、文章中に記載され、グラフィカルアブストラクトが添付されていれば、 それが、その人にとっての最大限の努力であることを信頼し、 内容の如何にかかわらず所定の平常点を加点します。 部分点はありません。 欠席した場合は、何も記入しないでください。 公認欠席などで、進級にかかわるような場合は、設問の回答には何も記載せず、個別に相談してください。
次のような場合は、平常点(平常の取り組み)を申告して差し支えありません。
次のような場合は、平常点(平常の取り組み)の申告をご遠慮ください。もし、平常点を申告した場合、不正行為として扱い、教育支援係に通報します。
病欠、公欠、忌引きなど、自己の責によらないやむを得ない理由による欠席が2/3以上の場合は、相談に応じますので、設問には回答せず、個別にご連絡ください。救済措置を講じることがあります。 その際、事実確認のための診断書、事故証明書などを求める場合があります。 就活による欠席は、自己の責によります。救済措置はありません。
誤って、不正行為に該当する内容を申請している場合は、申請を取り下げるよう、お互いの声がけにご協力ください。 不正行為(ピ逃げ、盗用など)が疑われる事案があった場合、WebClassにて通報してください。 不正行為を知っているのに通報しなかった場合も、不正行為として扱います。 通報に関する情報は秘匿されます。 万一、不正行為が疑われた場合は、ヒアリングによる事実確認をしてから対処させていただきます。
本授業の評価は、山形大学学部規則第34条にもとづき、報告書と平常の成績によって行います。 成績評価申請書(単位認定申請書)を提出するにあたって、下記の内容を確認してください。
課外報告書の加点とは、授業時間外(ひとつのテーマにつき8時間以上)の取り組み姿勢に対する評価です。開講前にテキストを購入して取り組んだ予習報告書は、課外報告書に含まれます。開講期間中に、自らテーマ設定申請し認定されて取り組んだ自由研究も、課外報告書に含まれます。
ここで報告書とは、期限までに授業時間外に取り組んだWebClassへ課外報告書・予習報告書として提出された表現を言います。時間的制約から、報告書としていますが、本授業では、報告書を研究論文と同等の著作物と位置付けています。
WebClassへ 提出されていない課外報告書は、書く予定があったとして、申請できません。 またすでに提出された課外報告書でも、要求された条件を満たさない課外報告書は、申請できません。 たとえば、 実測を求めているのに、ネットの情報などで数値を仮定してい場合や 現場に赴くことを求めているのに、現場に行っていない場合は、申請できません。 もし、申請した場合、不正行為として扱うことがあります。
課外報告書による加点を申告をするときは、取り組んだテーマにつき、報告書の【書誌情報】、【要旨】、【合格に値する根拠】の3つの項目を含め、 文章にまとめて ください。
文字数は、原稿用紙一枚程度(400文字)を目安にしください。 1段落は、150文字から200文字程度が適切です。 点数は、機械的に集計します。極端に少ない文字数は、未提出として処理されることがあります。
課外報告書の内容について グラフィカルアブストラクトを提出してください。 グラフィカルアブストラクトでは、文字ではなく、視覚的要素を使って表現してください。 止むを得ず、文字を使う場合は、最小限の英単語のみを使ってください。 図は独立した著作物とみなされます。著者の描きおろしに限ります。 著者以外が描いたグラフィカルアブストラクトを盗用した場合、不正行為として扱うことがあります。
報告書の 題目 、著者、提出日、キーワード(5語以内)などの情報です。 共著の場合には、提出者の著者としての役割も書いてください。
報告書の 要旨です。 要旨は概要ではありません。 また要旨は、抄録でもありません。
学習保証時間として8時間を担保する内容であり、 ディプロマ・ポリシーにふさわしい 知識・態度・能力を獲得したことを説明してください。
上記3項目が、文章中に記載され、グラフィカルアブストラクトが添付されていれば、 最大限の努力を払っていると信頼し、 内容の如何にかかわらず課外報告書の所定の評点を一律加点します。 設問に対応する研究が、課外報告書・予習報告書として、期限までにWebClassに提出されていない場合は、何も記入しないでください。
同じテーマによる報告書を、異なる価値基準の設問に対して、重複投稿(回答)しないでください。 他の授業の報告書として提出したテーマについても同じです。 二重投稿(多重投稿)は、自己盗用であり、不正行為と見なすことがあります。
盗用・捏造・改竄(かいざん)した報告書は、投稿(回答)しないでください。 これらは、不正行為とみなすことがあります。
盗用は、他人の研究を、自らのものであるかのように装うことをいいます。 捏造は、実際にはしていないことを、やったかのように仕立て上げることをいいます(ネットで調べただけというのも含みます)。 改竄(かいざん)は、データなどを自分の都合で、勝手に書き換えてしまうことを言います。
「要旨」は、「要約」や「要点」と違います。 この機会に、「要旨」、「要約」、「要点」、「概要」、「抄録」の違いを調べてみてください。 要旨では、報告書に示された筆者の主張(感情や思想)を短くまとめたものを言います。提出された報告書の内容を逸脱しないことも大切です。 理系の論文では、客観的事実の構成によって感情や思想を伝えます。伝えたい感情としては、たとえば発見の驚きなどです。 そのときに「驚いた」などと直接的な心情表現を含めないでください。
報告書に含まれる価値のすべてを、一律の基準で、評点にすることはできないし、すべきでもありません。 たとえば、苦手意識をもっていた人が、一歩を踏み出すききっかけとなった報告書は、たとえ、内容が稚拙だったとしても、それは大いに評価されるべきものです。
実際、よい報告書がたくさんあります。
二重投稿(多重投稿)のないように選んでください。
取り組んだテーマの数を超えて、回答しないでください。 たとえば、ひとつしか課外報告書に取り組んでいない場合、価値基準1~4のうち、ひとつしか回答できません。 その場合は、どれかひとつの価値基準に回答し、ほかの価値基準は、回答しないでください(空欄)。 取り組んだテーマの数を超えて、回答した場合、二重投稿(多重投稿)として不正行為として扱います。
成績は,100点を満点として次の評価点,成績区分及び評価基準をもって表し,S,A,B及びCを合格,Fを不合格とする。
評価点 | 成績区分 | 評価基準(取り組みの目安) |
---|---|---|
100~90点 | S | 到達目標を達成し,きわめて優秀な成績をおさめている。 (すべての授業に取り組み、課外報告書を3報以上提出している) |
89~80点 | A | 到達目標を達成し,優秀な成績をおさめている。 (すべての授業に取り組み、課外報告書を2報以上提出している) |
79~70点 | B | 到達目標を達成している。 (すべての授業に取り組み、予習報告書を提出している) |
69~60点 | C | 到達目標を最低限達成している。 (すべての授業に取り組んでいる) |
59~0点 | F | 到達目標を達成していない。 (すべての授業に取り組んでおらず、挽回のための課外報告書も提出していない) |
課外報告書の評価は、研究内容を報告書にまとめる姿勢も含みます。 WebClassへ課外報告書・予習報告書として提出された表現の評価です。 〆切に間に合わず、提出できなかった場合は、申請しないでください。 研究を計画的にすすめ、〆切に間に合うように報告書を執筆し、提出する姿勢こそ、評価されるべきことだからです。 また、工業の現場でも、納期厳守が鉄則です。 計画性や納期厳守の姿勢がくみ取れない場合、優秀な成績をおさめたとは言い難いことをご理解ください。
誤って、不正行為に該当する内容を申請している場合は、申請を取り下げるよう、お互いの声がけにご協力ください。 不正行為(盗用、条件欠格など)が疑われる事案があった場合、WebClassにて通報してください。 不正行為を知っているのに通報しなかった場合も、不正行為として扱います。 通報に関する情報は秘匿されます。
2024年1月21日 松木健三名誉教授がご逝去されました。