大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
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A. 工学倫理とは、技術者個人が仕事の上で経験する倫理的な問題であり、それに対して技術倫理とは、安全や環境などの問題にあるが、安全や環境を守ることは、もともとの技術者の本業に属す。危険なものを安全に使いこなす知恵のことをいう。また技術者とは、技術力のある人、危険なものを安全に使いこなすことが出来る人のことである。技術とは、危険なものを安全に使うことであり、これをないがしろにしてしまうと大きな事件になる。その例が地下鉄サリン事件である。サリンの合成法は、ロシア語の文献で書かれており、それを読めるほどの知識を持ったものが作り、行ったのである。リカブトやチョウセンアサガオなどといった植物たちはそこらへんに生えている猛毒であり、知識がある人はこれを利用できる。そのため倫理が必要なのである。これらの知識を実行してもよいのかどうか、これが技術者倫理 今回のワークショップでの演習は、華岡青洲について調べて話し合ってみようであった。華岡青洲は江戸時代の末期に全身麻酔による手術を成功させた医師である。1760年に紀ノ川中流の那賀郡那賀町に生まれた。永富独松庵の「漫遊雑記」に刺激され、乳房切断術ではなく、乳癌腫瘍摘出術を行うことを考え、そのために全身麻酔が不可欠だった。そのため「麻沸散」の開発をとても頑張った。人物である。 今回の授業の復習として、私は華岡青洲についてインターネットなどで様々な調べ物を行った。
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A. 倫理とは文字に書かれることはない。なぜならば文字に書かれた時点でそれは倫理ではなく、ルールとほぼ同じになってしまうためである。倫理が必要なのは権力などを持った力を持つものである。技術者とは、技術によって報酬を得てる人のことを言う。ということはお金の問題が発生してしまう。社長などから売り上げを何とかしろと言われると、上司は費用を削減し、少しでも売り上げを出そうとする。これは、倫理を持っていればこのような売り上げのひねり出しは行われないはずである。なぜならば、費用を削減することによって事故が発生してしまう可能性などが考えられるためである。この例として、チャレンジャー号事件というものがある。チャレンジャー号などのロケットはは打ち上げが上手くいけば、その技術を応用して弾道ミサイルの開発などが可能になる、権力の一つなのである。そのため、低予算で開発させてみたところ、部品の一部に不具合があり打ち上げは失敗に終わった。 今回のワークショップでの演習は、ゲーム理論からみた損得と善悪であった。囚人のジレンマという思考実験を実際に行ってみた。私たちはともに自白することを選んだ。この理由としては相手が自白をしないという確たる根拠がないのであれば自白してしまったほうが良いと考えたためである。 今回の講義の復習として、この思考実験である囚人のジレンマについてほかの人たちの考え方を聞いたり調べたりした。
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A. 昔のフランスは貧富の差が大きく、王様が絶対であった。この人々の上に立つ王様が、倫理がしっかりとしているまともの人間であればよかったのだが。王権神授説を考えていたため、王様は人権を軽視していた。これにより王様は反感を買ってしまい、フランス革命が起きたのである。フランスでは市民から税を取り立てるというルールが存在しています。ではこのルールはだれが決めているのだろうか。このルールは王様が決めているのである。このような王様が絶対であるというルールを、絶対王政という。この絶対王政が上手くいくのかどうかというのは権力を持っている者たちの倫理観がしっかりしているかどうかにかかっているのである。そのはずであるのに「パンが無いならケーキを食べればいいじゃない」という発言をしてしまったら市民からの反感はとてつもないものになるだろう。革命が起きれば、王様の作ったルールは全て覆る。ルールを決めるということは権力を持つことになる。文字で書き残すものは権力者に優位に働く。そのため、印刷が出来るということは、ルールを作り広げることが出来る。このような点からルールを作り広げる人は権力を持っているということが出来る。 今回のワークショップでの演習は、「技術と法律の関係」である。昨今のガソリンスタンドでは客が自分で給油できるセルフ式ガソリンスタンドが増えてきている。 今回の講義の復習では、フランス革命の発生原因についてより詳しく調べよと考えた。
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A. 四日市には第二次世界大戦の燃料基地だった名残から、石油コンビナートがある。これを利用して、余った石油を燃やしていた。その際に煙突からたくさんの煙が出ていた。この煙の影響により四日市ぜんそくが起こってしまった。この公害は起こそうと思って起こしたものなのだろうか。技術者たちは、この石油を使えば、将来よりたくさんの技術力の発展が見込めるのではないだろうかという未来を考えての行動だったのではないのだろうか。このような場面に遭遇した際に、果たしてそれ公害だからやめろということが出来るのだろうか。これは私の考えにはなってしまうが、おそらく技術者側も最初は、未来のためにとか、よりよい社会を目指したくて資源を利用としていただけであり、公害を起こしたくて起こしていたわけではないのではないかと考える。もし仮に公害を起こそうと考えていたのであれば、そこ周辺に住んでいる自分自身も被害を被ってしまうだろうし、メリットが何一つ考えられないためである。 今回の授業での演習課題は、「新しい技術を運用するにあたって」というものであった。これについて私たちは、鉱山を利用しようとして発生してしまった、カドミウムが原因となっている「イタイイタイ病」について話し合った。これは鉱山からの排水が周辺の川を汚染し生物濃縮によりヒトの体内に入ったことで発生した。 今回の授業の復習として、水俣病などのほかの公害について調べた。
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A. 我々はよく、「安全第一」という言葉を工事現場などで目にする。実はこの言葉には続きがあるのだ。それは「安全第一、品質第二、生産第三」である。現在の家電製品などでは、数年間の保証期間が取り付けられている。しかし中には保証期間が過ぎてしまった製品によって火災が発生してしまうなどの事故が発生することがある。この事故は技術者のせいになってしまうのだろうか。技術者というものは、作ったものは最後まで、要するに壊れて使えなくなってしまうまで面倒を見なくてはならない。物価高が続いている昨今であるが、少しでも安いものお客様に提供しようとする企業も存在するだろう。消費者もまたそれを望んでいるだろう。安くて性能もよい製品を消費者も望んでいるからである。しかし、安いものを作るためにば人件費や材料費などの費用を少しでも抑える必要がある。これによって粗悪品が出回ってしまい、事故やリコールなどが発生してしまうのである。製品だけでなく、工場などのバルブなども定期的な点検を行わなければ大きな事故が発生してしまうため、なるべく頻繁に点検はしておきたいところではある。 今回の授業の平常演習は、「リコールを未然に防ごう」というものであった。そこで私たちは自分たちの仮配属先の研究室の状況について、廃棄物はしっかり分けられているのか、避難路はしっかりと確保されているのかなどを話し合った。 今回の授業の復習としてバイト先で実際に5S運動を行っていたので率先して行った。
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A. 技術者であると、毎日のようにガスや薬物といった危険物を取り扱っているため、災害などによりそれらの危険物が流出してしまう可能性を考えなければならない。また、これらの危険物が外に流出してしまうようなことがあればすべての責任は技術者にあることになってしまう。そのためこれらの危険物の取扱に関しては十分に注意を払わなければならない。危険物による危険性にさらされているのは当然それを扱っている技術者にあるのも当然である。そのためいつ何が起きてもいいように避難路の確保や、避難訓練を行うことは非常に大切なことである。また資源というものは限られている。我々は火力発電等で石炭や石油、天然ガスといった天然資源を利用しているが、これらの資源は有限であり、いずれ枯渇してしまう可能性が考えられる。そのためこれらの有限である資源を上手にやりくりするためにも3R、すなわちリデュース、リユース、リサイクルは大事になるのである。 今回の授業の平常演習は、「もし、石炭・石油のサプライチェーンの中の技術者になったら?」というものである。これについて私たちはプラスチックについて考えた。プラスチックは個包装などにも使われており、毎日たくさん消費されている。そのため個包装を廃止すること、プラスチックトレイを廃止することも一つの手段なのではないかと考えている。 今回の授業の復習として、ペットボトルのリサイクル方法について学んだ
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A. 昨今の世の中には便利なものがたくさん存在している。しかし、その便利なものを扱うためには危険が伴う。一般的な例を挙げるとすると車がそうだろ。地方に住む我々からすれば、車は生活をするための必需品といっても過言ではないだろう。そんな車も安全運転をすればとっても便利なものだが、使い方を誤れば事故が起きたりしてしまう。技術者の世界でもこれは同じなのである。技術者はそんな便利なものを安全に扱うために存在しているのである。では、この便利で危険な物とは、薬品やガスだけなのだろうか。実際のところ我々の身近にも存在しているのである。それがインターネットなどのデジタルである。デジタルというのは文字に書けるものと考えていいだろう。このような文字だけで何でも表せるようなものは、流出してしまうと非常に危険なのである。そのため危険であると考えるが、実は別の面でも危険性を持っているのである。それは偽情報である。そのため、現代の我々はその情報が正しいのかどうかの取捨選択が必要になってくるのである。 今回の講義の平常演習は、「実際に作れるものは何ですか?」というものだ。私たちは学生実験により、コーヒーや紅茶などからカフェインのみを抽出したり、化学反応によってルミノールを生成することが出来る。 今回の授業の復習として、インターネットの情報の不確か製だけではなく、最近ではテレビでの情報の不確かさや隠ぺいなどがあるというのを調べて学んだ。
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A.はい。 今回のこの講義を受けて倫理というのは、世の中のすべての人が必要なのではなくて、主に権力をもつ、上に立つ人間こそ必要になるという音を学ぶことが出来た。売り上げのための無理な経費の削減や、人件費の削減などによって、本来起こるはずがない大きな事故が発生する可能性があるため、減らせるところは減らせばいいと思うが、必要最低限の費用は確保しておかなければいけないのではないかと考えた。また、今回の講義を機にリサイクルなどに興味を持った。今は世界の課題として、地球温暖化があげられているが、この課題を解決するために、限られた資源を有用に使っていきたい。そのためにも石油資源等は一度使ったら終わりではなく、別の何かに再利用したりすることが大事なのではないだろうか。 今回の授業を学んで経済や経営について少し気になったため調べてみたいと考えた。経費の削減がなぜ必要なのかや、どのような経営を行えば、客と労働者、ともに笑顔になれるのかなどとを考えると、結局のところ、どんなに技術者が優秀であったとしても、上に立っている人間が周りをうまく動かすことが出来なければ、意味がないと考えたからだ。 今回の授業を受けて、私は将来はただ知識を持つだけでなく、その得た知識を安全に利用して、安全に利用できる製品を作るような技術者になりつつ、経営学や経済学を学び、他人を正しく動かせるような人間になりたいと考えています。
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A.(1) サリンの化学構造式から実際に自分がそれを作れるのか、技術者としての技量があるのかを確認した上で、地下鉄サリン事件の映像を実際に閲覧して、事件の悲惨さについて学びました。またそれに伴い、サリンの製造コストの低さや半数致死量からいかに簡単に日本を壊滅に追い込めるほどの威力があるのかを学びました。技術を担うものはエンジニア、テクニシャン、テクノロジストの3つの職務に分けられることを学びました。またScience(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Art(芸術)、Mathematics(数学)のそれぞれの単語の頭文字をとった STEAM教育といった、広い範囲で学ぶことによる実社会での問題発見・解決に生かしていくための教科等横断的な学習の推進について知りました。動機とそれに対応する評価について学びました。具体的には内発的な動機なのか外発的動機なのかによって期待できる効果やそれぞれの支配状況に基づく本人のやらされている感について理解しました。 また、華岡青洲のお話から自らの身体を捧げる方がいたおかげで科学が発展してきたんだなと思いました。 (2) 発表では華岡青洲について調べました。 (3)現代でもマウスを使った科学実験から人間に移した実験が一般的ですが、当時は人体実験を、しかも自分の妻子に行うというのはとても勇気のいる行動だったろうなと思いました。
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A.(1)チャレンジャー号の事故についての動画を閲覧しました。事故の概要としては技術者と上層部との事故の可能性への危機感のギャップがあり、上層部が強行突破したことにより、ゴムのガラス転移点が原因で事故が起きたということを学びました。 ガラス転移点とはゴムをある一定の温度まで下げることにより分子の運動が抑制され、硬質のガラス状態になります。この温度のことをガラス転移点と言い、これによりゴムの弾性率が非常に低くなるため割れやすくなり、チャレンジャー号の事故が起きました。またチャレンジャー号の事故より、実際に自分がNASAに就職したと仮定した場合に、技術的な観点から事故の可能性を掲示したところで「上層部より本当に事故が起きるのか?延期したことによる損害賠償ができるのか?」といった圧力をかけられた際にそれでもなお技術者としての主張を押し通せるのかについて考えました。それに伴う権威と権力についても考え、学びました。 (2)発表ではゲーム理論から見た損得と悪意について考えました。私たちのグループでは携帯キャリアの価格競争についてを例として挙げ、発表しました。 (3) 囚人のジレンマの対応させる例として、携帯キャリアの価格競争を選んだ。 A社とB社が存在する時、A社とB社の両方が話し合い価格を下げなければお互い通常の利益を得れる。 片方のみが価格を下げると片方が得する。 両社が下がると価格競争によりお互いが損をする。
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A.(1)レ・ミゼラブルという映画におけるジャベール警部がなぜ自殺を図ったのかを考え、そこから導かれる方と倫理の関係について考えました。またゲーム理論より考えられる決められたルールの遵守について考えました。政府により定められたルールと個人間でのルールの制定を行うことにより囚人のジレンマを回避することを学びました。具体例としては、政府のルールとして製造物責任法(PL法)、個人間または会社間のルールとして国際標準化機構(ISO)が挙げられます。コンプライアンスが重要なのはさることながら、ルールを定めた意義を忘れないことの重要性について学びました。法律を責任逃れや悪者探しの道具に使わず、本来の目的から外れないような倫理観が個々人に求められます。またISOなどの個人間に効力のあるルールのみだと法的効力が薄いため、行政の介入余地としてPL法が存在します。 知的財産権について、アナーキーな状態における知的権利者と利用者の利得表を伊藤研と立花研の例を参考に学びました。特許権や著作権がどのように定義され、どこまでが引用であり、どこからがそれを逸脱した範囲になるのかを知りました。 (2)発表では囚人のジレンマに陥らないような、規制緩和によって幸せにつながった技術について考えました。私たちのグループでは電気の小売について話し合いました。 (3) 電力の小売は全国10の電力会社に独占されていたのが、2000年の 電気事業法改正により業務用として電気を使用するものに対して電力の小売が可能になりました。
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A.(1)四大公害の水俣病から水銀を自然環境下に排出した際に、人体などにどのような影響があるのかを学びました。またそのような公害物質が生物濃縮によって少ない量でも影響があることなどを知りました。 また排水中の水銀の濃度については水質汚濁法などの法律で定められ、その分析方法も法律でやJISで業界規格も定められていることを学びました。これについては分析方法の技術が完全には完成していないこともあり、今後の技術発展に伴い法改正の可能性があることを知りました。生物濃縮についてはDDTを利用した殺虫剤が生物濃縮による害を人体に及ぼすため、日本国内で禁止されているが、亜熱帯や熱帯地域では依然として使用されていることによる倫理的なギャップを知りました。SDGsでどのような目標が掲げられているのかを細かく学びました。 (2)技術を行使することによる潜在的な危険について、技術者が予見可能性と結果回避義務を果たすためにはどうすれば良いかを話し合いました。私たちのグループでは福島の原発事故を例として話し合いを進めました。 (3) 私のグループでは原子力発電に伴う核分裂反応について考えました。 事故の経緯としては、津波による影響で電力の供給ができなくなり、そこから冷却装置も停止してしまい温度上昇により水位が低下、その時に発生した水蒸気が化学反応をし、水素を発生させ爆発につながったというものです。 日本はそもそも地震大国であり、津波による電力供給の停止は完全に予測することが不可能ということはなかったのではないかと思います。 技術者には議論の機会を増やし、一定の危険を伴う物を扱っているという自覚がもう少しだけ必要だったのではないかなと思いました。
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A.(1)インド・ボパール殺虫剤事故を元にした祈りの雨からイソシアン酸メチルの流出事故について学びました。この事故があったからこそ結果的にリチウムイオン電池が生まれ、ヒューマンエラーが起きないように安全第一にするのは原則ですが、事故が起きてしまった以上、前向きに捉え前進していくことも大事だと学びました。安全第一にするため、コミュニーケーションを大事にし、ホウレンソウよりもザッソウを重要視することにより、細かい連携ミスによる事故の防止について学びました。 一般的に工業などでは私たちがイメージするよりも遥かに安全対策を講じ、生産活動を行っていることを知りました。具体的にはヒヤリハット活動、KY活動、指さし呼称、やりきり厳守などが挙げられます。ハインリッヒの1:29:300の法則より、事故の発生回数に対する重大事故の比率を知りました。 (2)リチウム電池のような重大な事故につながる可能性があるものも存在するため、リコールを未然に防ぐためにはどうすれば良いのかを考えました。私たちのグループでは自動車を例に話し合いを進めました。 (3) よくない事案として、自動車をあげました。 選んだ理由は、自動車のハンドル操作が効かなくなることや、ブレーキが効かなくなることによる事故のニュースを見たことがあるからです。 また、これは自分が死亡してしまうよりも他殺をしてしまう可能性がとても高いというのも問題だと思います。これから自動運転が主流になる可能性を秘めている中、技術的にこのような問題があると誰一人として安全に乗ることはできません。 このことは技術者同士によるコミュニケーションの不足が影響しているのではないかと思います。 上下関係のあるの社会はスムーズに情報が行きやすいのは利点ですが、上と下のコミュニケーションが上手く取れず、問題点として上がっていてもチャレンジャー号の事件のように流されてしまっているのではないかと考えました。
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A.(1)二酸化炭素などの温室効果ガスから地球温暖化について学びました。電気自動車の電池を自宅に応用したり、冷蔵庫の真空断熱材を住宅に応用することにより、少しでも二酸化炭素の排出を抑える方法を学びました。 また、質の高い教育とはなんなのかを学びました。地学などの履修者の少ない科目を受講せずにSDGsにも含まれる環境資源について考えることができるのかを考えました。 温室効果ガスの発生量を抑制するためにCAFE規制を行い、二酸化炭素排出量が95g/kmを超えたら、メーカーに罰金を課していることを学びました。二酸化炭素排出量の算出はWtWを使用し、車両がEVだったとしてもその電気が化石、石炭、天然ガスを使い発電するときにどれだけ二酸化炭素を排出しているかを考慮しています。 (2)講義で習ったことから実際に自分は昨日どれだけの二酸化炭素を排出したのかをグループワークしました。私たちのグループでは実際に昨日使用した温室効果ガスを排出する家電等をあげていき考えました。 (3) 私は暖房を長時間使用したため約4kgの二酸化炭素を排出していました。 私以外の二人は3kgと1.5kgでした。 直接的に二酸化炭素の排出量がわかるわけではないが、ワットチェッカーという製品がある ワットチェッカーはコンセントと家電製品の間に噛ませることにより、消費した電力を把握することができる。それを使い計算することにより二酸化炭素の排出量を把握できます。 二酸化炭素排出量を抑制するためには、ほとんどの家電に二酸化炭素がどのくらい出ているのかを、一目でわかるような機能をつけるべきだと思います。 また1日にどのくらいの二酸化炭素が排出され、具体的にそれがどのくらい環境に影響を及ぼしているのかがわかるように、講演会を行うのも重要かなと思います。
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A.(1)p2pについての話を聞きました。最近ではVPNのようなIPアドレスを偽造するものなどが増えているため技術を正しく使わなければ問題がたくさん起きることの良い例だと感じました。 最高裁が「セクハラ捏造」を認定した宮崎大学の話では目立つ人物が陥れられるというのは社会問題としてもよく出ているお話かなと思います。 フォルクスワーゲン自動車のECUに、 クルマが検査中であることを察知するソフトウエアを仕込み、検査をかいくぐる不正の件についてもテクノロジーが進歩する一方、その分だけ技術的な不正も同様に進化していることの良い例だと思いました。 マインナンバーカードの認証も今ではスマートフォンから可能ですが、これらにも不正が本当に起こりえないのかを再検討する必要があるのではないかと思いました。 (2)講義で習ったことから実際に自分で作れるものを考えました。 私たちのグループでは石鹸の作製について考えました。 (3)オリーブオイルと水酸化ナトリウムを反応させて石鹸を作成します。 必要な化学知識は油脂と強塩基が反応してグリセリンと脂肪酸塩(石鹸)を生成する鹸化反応です。 適量の植物油と水酸化ナトリウムを水に溶解してアルカリ溶液を作成し、それらを混合し、撹拌しながら反応させる。 撹拌した溶液を型に流し込んで数日間熟成し固化させて完成。 危険性としては水酸化ナトリウムは強い腐食性を持ち、皮膚や目に触れると危険というのと化学反応中に発熱するため、適切な温度管理が必要です。
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A.我妻さんの記念館についての報告書 民法学者の我妻さんについてのお話を聞きしてきました。 彼の書く教科書は民法を追求した結果、未だに使用されるくらい非常に参考になるものであることから、民法というものの形式上ある種最も常識のある人物であったのではないかと考えられます。 兄弟は社会学者や医学博士などであり勉学に励む家庭で育ったことが伺えます。 間接に疾患がありながらも後進育成のために執筆をつづけた彼は法律関係の方からも尊敬されており、彼がまとめ上げた判例を記述した書類もいまだに利用されています。また、教科書に限らず紀元前2000年からの社会で起きた事案などをまとめた年表も巻物として未だに現存しています。 彼はその実績から最高裁判所からのオファーもありましたが民王の研究を続けることが国への一番の貢献であると考えたことから辞退されています。それも彼の民法への熱い気持ちを示す十分すぎる資料だということがわかります。また、彼は民法の改正を国が反対していた際も、反対するならば自分は任を降りるといったことで国が民法の改正に踏み切ったことからいかに絶大な影響力があったのかも伺えます。 結論として我妻さんは民法に対してとても熱心な人物であり、その結果絶大な影響力を得られたと推測されます。 最後に彼はもともと工学部を志望していたことから、もし彼がその道に進んでいたらどのような影響を及ぼしていたのかなと思いました。
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A.はい 本講義をきっかけに技術者としての倫理観をしっかりつけるために正しい知識を身に着けることに尽力しています。 研究室以外でも論文を読み参考になる知見を得て、それを応用する場合のリスクやメリットのついて今一度じっくり考えています。実際の研究でも応用するにあたって想定外の問題や悪質な利用がされないかなども技術者として深く考えるようにしております。 また、技術者としての知見を深くつけていくためにも英語の勉強を行っています。英語を身に着けることで日本に限らず海外の技術者の方ともコミュニティを形成し、広い視野を持ち続けたいと思います。 将来の展望としては私はメーカーの研究職に就くため、そこでの研究が社会に役立つように正しい倫理観で研究していく所存です。また、技術営業なども経験しより良いものを正しくご使用いただけるように周知しながら自社の素材を各地に広められれば良いなと思います。 具体的には社内コンプライアンスを遵守し、新しい知識をつけていくことを積極的に行い、すこしでも技術者として胸を張っていける人材になる所存です。 他にも今まで起きた技術に関わる方たちが起こしてしまった事件や事故から、安全性を向上させるノウハウを得て技術者の事故を少しでも減らすことに尽力していきます。 一度技術者による事故を起こしてしまった方たちの後援会などを調べて今後の参考のためにも積極的に参加するのもよいのではないかと思いました。
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A.(1)この講義ではまず倫理とは何かについて学んだ。倫理は昔で言う道徳のことである。次に工学倫理(Engineering Ethics)と技術倫理(Techno Ethics) の違いを考えた。工学倫理は技術を扱う人の問題であり、技術倫理は社会にもたらす影響の問題と分かった。今回の講義で扱う技術者倫理は、技術力のある人が対象であり、危険な物質を安全に使いこなすことである。技術者倫理を扱ううえで、最大の倫理違反は無知であることと分かった。社会において物事の「意向」や「決定」は最終的に技術者が行うが、少しのミスで現代では炎上やバッシングの対象になる可能性があるため、慎重に知識のあるものが行うべきと考える。 (2)グループメンバー:平田涼介・松田直斗 ワークショップ課題として華岡青洲について調査した。江戸末期に全身麻酔による乳がんの治療に成功している。マンダラゲなど数種類の植物を調合し、通仙散という麻酔薬を作った。華岡自身はこの全身麻酔を用いた治療には大きなリスクが伴うと判断し、弟子を含む誰にもこの技術を継承しなかったとされているとわかった。 (3)復習として本講義の内容のノートを見返し、身近にある毒について調べた。想像よりも身近なところにトリカブトや朝鮮朝顔などの猛毒をもつ植物が潜んでいることを知った。朝鮮朝顔はスコプラミンという全身麻酔として利用されていることを学んだ。知識のある今、これらの扱いについて考えたい
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A.(1)本講義ではまず、チャレンジャー事故の動画を視聴した。凄惨な事故であり、ロケットは兵器になりうることが分かった。倫理規定(code of Ehics)はルールとほぼ同意であり、文字で書かれた文章である。倫理委員会は倫理違反を犯した可能性のある人を、どのように処罰する権限(力)を持ち、これは命や金銭を奪う武力ともなりうる。ガラス転移点について学んだ。ガラス転移温度は樹脂をある温度以上に加熱すると軟質のゴム状になる。これを冷却すると硬質のガラス状になる。このガラス状とゴム状の境目の温度のことと知った。ワークショップ課題としてゲーム理論について調査した。 (2)共同作成者;平田涼介 ゲーム理論について調査をした。ゲーム理論とはビジネスや人間社会における人物をプレイヤーとみなし、互いに与える影響を考慮しながら意思決定を行う理論であり、学問という枠を超えてビジネスシーンにも用いられているとわかった。例として囚人のジレンマについて調査を行った。 (3)復習として本講義で扱ったゲーム理論について、囚人のジレンマ以外の例を調べた。その中で特に、ボランティアのジレンマに興味を持った。これは自身がわずかなコストを負担して全員に利益をもたらすか、もしくは他の人が行動するのかを待つか、以上の選択肢に直面したプレイヤーたちの間に成立する戦略的状況を描写するゲームである。身近なことにもジレンマが多く存在し、名称を持つことを知った。
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A.(1)本講義では最初にレ・ミゼラブルについて学んだ。レ・ミゼラブルはフランス革命のことである。当時のフランスの王はルイ16世で、王権神授説という考えを持っており、税の決定等を行った。しかし、この絶対王政に市民から反感を買ってしまいルイ16世は処刑されたと知った。また、絶対王政は悪いことではなく、米沢の上杉など成功例があることも知った。現代において権力の強さは、低い順から産業、学、官となっている。例を挙げると産業がISOやJIS、学がメートルの定義などの単位、官は法律を示しており、法律を守らないと警察(行政)に取り締まられる。日本は行政、立法、司法の三権分立制をとっており、このルールは不変である。一方、著作権法やAI法など内容が変わったり、規制緩和される法律も存在する。 (2)グループメンバー:平田涼介 規制緩和の例として、セルフ式ガソリンスタンドについて調査した。これは、従業員がタブレット端末を使って、客の車に給油許可を出せるということである。メリットとして、人手不足に対応することが可能となった。 (3)本講義の復習として、ノートを見返して内容を整理した。また、現在の日本の政治体制について調査した。日本は現在、民主主義であり1945年以降ポツダム宣言を受け入れたことで制定された。英語で民主主義はデモクラシーと呼び、「デモ」が人民、「クラシー」が権力を意味している。つまり民主主義は人民が権力を持つということを意味することがわかった。
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A.(1)本講義では、四代公害病について取り上げた。四日市ぜんそくは第二次世界大戦の燃料基地として稼働していた石油コンビナートから有害物質が排出されたため起きた事故である。当時はpm2.5など無視しており、煙を対策するため煙突を高くした結果、四日市全体に有害物質が蔓延した。現在はスクラバーで煙を除去しきれいな煙のみを排出するよう対策している。水俣病はメチル水銀による水質汚染によって、そこに生息していた魚介に生物濃縮が起き、それらを人が食したことで発症した。このメチル水銀は塩化ビニルの合成の触媒として使用されていた。また、資源の一つとして電波の定義を調べた。電波は電磁波のうち比較的周波数の低いものであり、日本の電波法では300万メガヘルツとされている。 (2)共同作成者:平田涼介、?橋洸哉 イタイイタイ病について調査した。三井金属高山神岡鉱業所からカドミウムを含む、有害物質が排出され神通川の汚染により、そこに生息する魚介類が汚染された。これらに生物濃縮が起こり、最終的に人の口に運ばれ、人体内で有害物質が蓄積しイタイイタイ病が発症したとされている。これを防ぐために、予見可能性として有害金属の使用と、それらの処理方法をより検討する必要があったと考える。 (3)本講義の復習として、授業の振り返りとノート整理を行った。現在の日本の空気は他国と比較してとてもきれいだが、先人のミスや犠牲によって改善された結果であるため、私たちが科学者や技術者として働く際は、過去の過ちを決して繰り返してはいけないと考えた。
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A.(1)本講義では安全について考えた。安全第一、品質第二、生産第三という言葉があるが、安全性は社会やコミュニティーに所属すると優先度が下がりがちで、生産などが優先されるとわかった。次に、消費者庁のリコール商品について調べた。近年問題となった小林製薬の紅麹製品を取り上げた。紅麹菌は毒性のシトリニンが急性腎不全の原因となるためと知った。近年では安くないと売れないリチウム電池は、安さを追求し粗悪品が増え、それに伴った事故が増加していると知った。また、5Sと5Mという言葉を知った。5Sは整理、整頓、清掃、清潔、躾の頭文字であり、5MはMan,Machine,Material,Method,Managemantの頭文字である。これらを意識することが大切とわかった。 (2)共同作成者:平田涼介・?橋洸哉 私たちの属している研究室の巡視状況について確認した。清掃は週一回行われており、廃棄物は産廃と通常ゴミの区別が付けられていた。また、避難路は80cm以上確保されており、明かりの配置も考慮されていた。保管庫については、施錠されているところとそうでないところが半々であり、室内飲食はあるものの実験台とは別の場所で行っているとわかった。 これからも研究室の様子を気にかけて安全な研究ができるようにしていきたい。 (3)本講義の復習として、改めて研究室内の安全性を考えた。マウスを扱う部屋では厳重な設備があり、脱走の恐れを防いでいるため、万が一にも備わっていると思った。
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A.(1)本講義では、避難訓練について考えた。一般的に避難訓練は自分自身の安全を確保することであるが、科学者や技術者はガスや薬物、危険物資が災害で流出する可能性も考える必要があり、いかなる理由があっても危険物の流出は科学者や技術者の責任になるとわかった。次に地球温暖化と現在利用している資源について考えた、石油はガソリンとして、石炭は火力発電の動力や電気として利用していると分かった。人口が増加し続ける現在、より長く資源を保つためには3Rの意識が重要と分かった。3RはReduce,Reuse,Recycleからなり持続可能な社会を形成するには不可欠な事柄であると感じた。 (2)共同製作者:平田涼介 ?橋洸哉 私たちはプラスチック製品の製造に携わると仮定し、二酸化炭素の排出を抑える方法を議論した。プラスチックトレイの削減やリサイクルを促すような設計をした製品の作成、個包装製品や包装プラスチックのサイズの見直しが挙げられた。プラスチックを使わないことは不可能であるため、いかにして購入者がリサイクルをしたくなるような工夫が必要と感じた。 (3)本講義の復習として、危険物の取扱に関する罪状などを調べた。「製造所や工場など油を取り扱う所有者、管理者または占有者は、万が一床面や道路に漏油した時に被害の拡大防止や流出危険物の除去といった漏油事故対策を行う責任があることを明示しています。 罰則:事故への対応を怠り、市町村長もしくは都道府県知事の命令にも違反した場合は6月以下の懲役又は50万円以下の罰金に処すると消防法第四十二条で定められています」とわかった。危険物を扱ううえで責任を認識する必要があると考えた。
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A.(1)本講義では、情報技術とバイオテクノロジーについて学んだ。winnyはファイル交換ソフトとして様々な用途に利用可能であった。しかしながら、悪用されることで作成者自身が犯罪者として扱われてしまう事件を知った。このように便利なものはインターネットやデジタル技術において危険なものと同値である考えを知った。技術の例としてP2Pがある。これは不特定多数の端末がサーバーを介さずに端末同士で直接データファイルを共有することが可能だ。メリットとしてはサーバーに負荷がかかりにくく、サーバーダウンすることがないゼロで運タイムの実現が可能なことだ。一方、違法ダウンロードなど悪用されるデメリットもある。 デジタルとは文字のことであり、これは遺伝情報やフェイクにもなり得ると分かった。最後に、1?7回目の総まとめを行った。 (2)共同作成者:平田涼介、?橋洸哉 ワークショップ課題として工学部で得た知識で実際に作れるものを考えた。学生実験の知識でヨーグルトや納豆、サイリウムを作ることができると考えた。工学部を卒業したと言えるような知識だけでなく、実際に何か物を作れるようこれから多くの経験値を積みたいと思った。 (3)講義の復習として、1?7回の講義まとめを行った。講義の中で私は四代公害病に最も印象を持った。化学物質の知識不足によって現在にもわたる多くの死病者を出してしまったことは、今後決して起こしてはいけないと考えた。そして技術者は正しい知識を持ち、リスクが発生する場合はその対処法を考案し検討し、初めて実行に移すべきと考える。
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A.(1)技術者による実践的工学倫理第4版・一般社団法人 近畿化学協会工学倫理研究会 編者 (2)本書に掲載している「森永ヒ素ミルク事件」について取り上げる。この事件は1955年に森永乳業徳島工場製の粉乳にヒ素が混入していたため、西日本全体に多くの死者や発病者を出し、さらに被害者の多くが乳幼児だったこともあり、大きな社会問題となった。この事件の原因は、原材料の確認や品質管理を怠ったことや、工場長など責任者にその知識が十分でなかったことと分かった。私は、このような事件をなくすために、知識のあるものが監督者となり、製造を行うべきだと考えた。そしてこの講義を通じて、なぜわかっていてもこのような事件が昨今も起こりうるのか、そしてこれらを未然に防ぐための知識を学びたい。 (3)まず、予習として技術者による実践的工学倫理を読んだことで、授業開始前に技術者倫理とは何か、どのようなことを学習するのか、ということの大まかな部分を理解することができた。また、「森永ヒ素ミルク事件」を取り上げたことで、技術者によるどのような失態や行動で犠牲を生んでしまったのか、またどのようにすれば未然にそれを防ぐことができたのかを考察し自分なりの解決策を考察した。そして、予習によって学んだ前提を片隅に講義を聴くことでポイントを抑えつつ、何が問題なのかそしてどのように事故を防げたのかを、常に考えながら充実した受講ができた。
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A.
A.未解答
A.
A.未解答
A.
A.未解答
A.はい。 私は、本講義で倫理の定義および、技術・工学・技術者倫理のそれぞれの違いを学びました。講義の中で最も印象に残った言葉は「技術者倫理において、無知が最大の倫理違反」です。講義内でいくつか技術者によって起こった凄惨な事故、事件を学びました。これらすべてに共通してわかったことは、知識不足・勉強不足によって多くの人々が犠牲になり、現在に至っても苦しませていることです。意向や決定権を持つ技術者や科学者の行動や発現によって、これ以上犠牲となる人を増やさないために、高等教育で正しい知識や技術を身に着けて、今後社会で働きたいと考えました。また、何か物事を起こそうとするときはメリットやデメリットを挙げるだけでなく、そのデメリットを確実に対策できる方法を検証し、初めて行動するべきと学びました。これは、社会に技術者として出る前の学生実験や研究室でも意識するべきことで、特に危険物質を扱う時には他人に危害を加えてしまう可能性があるため、常日頃から意識したいと思いました。最後に、現在私は学生として、先生や職員たちに見守られながら研究や実験を行うことが多いです。しかし、大学を卒業し独り立ちすると自分のことは自分だけでなく、周囲の人だけでなく会社やコミュニティーに対して責任が生じます。時間や環境の整った今、正しい知識や操作を獲得し、過去に起こってしまった事故や事件を繰り返さないためにも、責任感を持って学習に励みたいと思います。
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A.(1)地下鉄サリン事件など化学物質による人間被害について学んだ (2)華岡青洲は、通仙散の全身麻酔によって、数々の外科手術を施術したことについて記述した (3)オウム真理教の地下鉄サリン事件は1995年に発生し、サリンという強力な神経毒が使用されました。サリンは有機リン系農薬として開発された化学物質で、神経伝達を妨げることで致命的な中毒を引き起こします。この物質は、ナチスドイツ時代に化学兵器として研究され、その後農業生産に使用されるようになりました。しかし、サリンのような化学物質は、その強力な毒性により、悪用される危険性も孕んでいます。オウム真理教の信者たちは、非常に高学歴で科学的な知識を持っており、その知識を使ってサリンを製造し、地下鉄に散布しました。彼らは麻原彰晃の教義を信じて、殺人を正当化し、無差別テロを実行したのです。この事件は、化学技術がどれほど強力で危険なものであるか、そしてその技術がどのように悪用される可能性があるかを示しています。技術には二面性があり、農薬としての有機リン化合物が、化学兵器として使われることもあります。サリンを作る技術は簡単にアクセスでき、製造コストも低いため、悪用されるリスクが高いです。このような技術を持つ者には、強い倫理観が求められます。技術者はその知識を社会に貢献するために使う責任を負っており、無知ほど危険なことはありません。また、技術を学ぶ際には、科学技術の応用に加えて、その倫理的側面を理解することが重要です。技術者は、技術のリスクとその使用方法を深く考え、社会に対して責任を持って行動するべきです。無差別な殺人が正当化されるような状況を避けるためにも、技術者倫理が不可欠であり、技術者は常に社会的な影響を考慮し、技術を安全に活用しなければなりません。
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A.(1)技術者としての倫理と社会的に責任について (2)ゲーム理論や囚人のジレンマについて学んだ (3)技術者倫理と社会的責任の重要性を強調し、特に事故を防ぐために技術者が取るべき行動について考察しています。リチャード・ファインマンが述べたチャレンジャー号事故の調査報告を通じて、技術者がリスクを正確に見積もっても、経営者や企業の金銭的圧力が事故を防ぐための行動を妨げることがあるという問題を浮き彫りにしています。ファインマンは、チャレンジャー号の事故を巡って、NASAの幹部が技術者のリスク評価を無視し、打ち上げを強行したことが悲劇を招いたと指摘しています。技術者が見積もったリスク(1%)と経営者が見積もったリスク(0.001%)の差が、命を失う結果となったのです。このような状況において、技術者は企業の利益よりも公共の福祉を優先すべきだという倫理的な立場が求められます。 また、「プロフェッショナルエンジニア」としての誓いが紹介され、エンジニアが持つべき倫理観が明確に示されています。その誓いには、金銭的な利益よりも公共の福祉を優先し、リスクやコストのバランスを考慮して技術を行使することが求められています。技術者が企業や社会に対してどのような責任を負っているのかを深く理解する必要があります。特に、技術者が開発した製品や技術が社会にどのような影響を与えるかを考慮することは、エンジニアリングにおける基本的な倫理的義務の一つです。 さらに、「価値」についても触れられています。価値は、物理的な商品に限らず、人間の行動や選択にも深く関わる概念です。マルクスの資本論を引き合いに出し、価値は「使用価値」と「交換価値」に分けられることを説明しています。使用価値とは、個人がその物品をどれだけ価値を感じるかという点であり、交換価値はそれを他者と交換する際の価値です。この二つの価値観を使い分けることで、技術者が社会に与える影響や製品の意義を深く考えることができます。 また、金銭的な利益や交換価値を考える際、個人の価値観や社会全体の利益とのバランスを取る必要があります。例えば、恋人とのデートを金銭的価値で評価する場合、その価値は単なる金銭的なものだけでなく、感情的な価値や社会的な価値も含まれます。これを技術者の職業倫理に照らし合わせると、企業の利益が個人の倫理観や社会的責任にどのように影響を与えるかを考慮することが重要です。技術者は製品を市場に提供する際、そのリスクと利益のバランスを適切に評価し、顧客に対して正直で透明性のある対応をすることが求められます。 環境問題や社会問題の解決には、個人の利益を最優先する資本主義の自由競争だけでは不十分だと指摘されています。この問題をゲーム理論で説明すると、「囚人のジレンマ」やゼロサムゲームの状況が描かれます。ゼロサムゲームとは、他者が得をすると自分が損をする状況であり、環境問題においても、各個人や企業が自己の利益を追求することが全体の利益を損ねる場合が多くあります。これに対して、協調戦略を採ることで全体の利益を最大化することが可能です。このような倫理的判断は、単に個人の利益だけでなく、社会全体の利益を考慮した行動を取るべきだという教訓を示しています。 最終的に、技術者が社会的責任を果たし、倫理的判断を下すことがどれほど重要かを強調しています。企業の経営者や社会の期待に応えることも大切ですが、それ以上に、技術者としての倫理観を守り、公共の福祉を優先することが求められるのです。事故や問題が起きたときに、その責任を果たすことができるかどうかは、技術者の職業的誇りと倫理観にかかっています。このように、技術者が自らの行動に対して責任を持ち、社会全体の利益を最優先する姿勢を貫くことが、技術の進歩と社会の発展に繋がると考えられます。
A.技術者倫理 第2回 21512056.pdf
A.(1)法と倫理、コンプライアンスの限界について学んだ (2)製品のルールの規制緩和を行うことでどのような良いことがあるか調べた (3)映画『レ・ミゼラブル』を通じて、法と倫理、コンプライアンスの限界について考えることができます。ジャンバルジャンがパンを盗み、銀の燭台を盗んだ際、法の番人であるジャベール警部は厳格に法を守ろうとしますが、ミリエル神父は「それはあなたに差し上げたもの」と言って彼を赦します。このエピソードを通じて、法と倫理の違いが浮き彫りになります。法は社会における「最低限度の規範」であり、すべての倫理を法で規定することは不可能だとされています。倫理は個人や社会の価値観に基づいており、法はそれを強制するものではありません。例えば、身体障害に関する基準は明文化できず、そのためルールに合わない場合が生じます。このように、法はすべてを定めることができず、倫理の方が広範囲に影響を与えます。 法と倫理の関係において重要なのは、法は社会の常識や風習、倫理道徳に基づいていることです。しかし、すべての倫理を法規として定めることはできませんし、倫理が法に反する場合もあります。この問題に関連して、ジャベール警部がジャンバルジャンを追い詰める中で、自分の職務と人間としての倫理の間で葛藤し、最終的に自殺に至った背景には、法と倫理の乖離が影響していると考えられます。 また、法律は産業界や企業においても重要な役割を果たしており、労働安全衛生法や食品衛生法などには国が定めた規則が対応しており、これらは企業や個人が遵守しなければならない基準となります。こうした法規に基づくルールは、強制力を持ちながらも倫理と完全に一致するものではなく、時には社会の変化や価値観に応じて修正が求められることもあります。 結局、法は社会の秩序を保つための「最低限度の規範」として存在し、倫理はそれを超えた個人や社会の価値観を反映するものであるという点で、両者には限界があります。法と倫理が対立する場面では、コンプライアンスの枠組みを超えた判断が必要とされる場合もあるのです。
A.技術者倫理 第3回.pdf
A.(1)四大公害病について学んだ (2)住民たちの健康のために倫理的に行動すべきだと学んだ (3)化学物質や環境問題、技術者倫理、法規制について取り上げています。まず、グリニャール試薬や有機水銀について説明され、その毒性が人体に与える影響や環境への危険性が示されています。特に水銀が引き起こす食物連鎖の濃縮による被害について言及され、その後、アセチレンを用いた化学反応において金属水銀が触媒として使用され、予期しない環境への影響が現れる様子が述べられています。 次に、DDTの使用とその環境への影響について触れ、1970年代に多くの国で禁止されたことが説明されます。また、産業界には法令に対応した規格が存在し、労働安全衛生法や食品衛生法などに対応する規格(ISO)があることが言及されています。さらに、電子機器が引き起こす電波障害や、光ファイバー技術が通信の分野での進展を示しています。 さらに、共通資源の管理についても説明され、共有地の悲劇(コモンズの悲劇)という概念が取り上げられます。個々の利益追求が全体に悪影響を与える例として、牧草地を取り上げ、これが「囚人のジレンマ」と結びつけられています。再生可能エネルギーとして太陽光、風力、バイオマスが紹介され、それに関連する法律や規制が環境問題の解決にどのように貢献するかが説明されています。 最後に、環境問題解決のためには個人の利益よりも全体の公益を重視することが必要であり、質の高い教育が重要であると述べられています。また、サプライチェーンとして資源から廃棄物までの流れを説明し、リサイクルや廃棄物処理が環境保護の鍵であることが強調されています。
A.技術者倫理 4回 21512056.pdf
A.(1)産業事故とそれを防ぐための行動やいしきがけを学んだ (2)友達の研究室での安全確認の仕方を聞いた (3)本講義ではでは、産業事故とその影響、特に化学薬品の漏洩による危険と、それに伴う安全管理の重要性が論じられています。 ユニオンカーバイト社で発生した事故では、イソシアン酸メチルという有毒物質が漏れ、作業員が危険にさらされました。事故の発端は、予算削減により適切な修理が行われず、設備が故障した状態で放置されたことにあります。センサーが機能しない中で、作業員は自分の感覚に頼りながら、漏洩に気づきましたが、最終的に設備の安全装置が全て壊れており、漏洩を防げなかったのです。スマン・デイは一命を取り留めましたが、周囲の2500人が命を落としました。この事故は、設備の安全管理がいかに重要であるかを示しています。 また、化学プラントでの安全管理や事故防止策においては、作業員の知識と訓練が重要であり、無知やマンネリが事故の原因となることが指摘されています。事故が起きた場合、最大限の努力をしてもその原因を反省し、今後に生かすことが必要です。特に、技術者は工学の知識を持って安全な作業を行うべきであり、その責任が問われます。 さらに、品質管理と品質保証の重要性も述べられています。設計仕様に基づいて製品が作られ、その仕様に合致していることを確認するために品質管理が行われます。これには、確率や統計の理論を用いて、製品が設計通りに作られているかを検証することが必要です。製造現場での安全と品質を確保するためには、技術者の知識と責任感、そして安全を最優先にした作業が不可欠であると強調されています。 このように、産業現場での安全管理と事故の防止は、適切な設備の維持管理と作業員の訓練にかかっており、知識と倫理が事故の防止に大きく寄与することが示されています。
A.技術者倫理 第5回 21512056.pdf
A.(1)温暖化の対策について学びました (2)ガソリン製造とCO2削減戦略について学んだ (3)本講義では、住宅の省CO2化と温暖化対策、エネルギー問題に関するさまざまな技術や取り組みが説明されています。 まず、LCCM住宅(ライフ・サイクル・カーボン・マイナス住宅)について触れ、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)よりもさらに省CO2化を進め、住宅の建設時、運用時、廃棄時を含むライフサイクル全体でCO2収支をマイナスにする取り組みが求められています。具体的には、太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用することが重要です。 次に、V2H(Vehicle to Home)という技術が紹介され、電気自動車のバッテリーを住宅の電池(ESS)として再利用する方法が説明されています。電気自動車のバッテリーは家庭用電池として有効であり、リユースの際には安全なインスペクションが必要です。 真空断熱材についても触れられ、建築現場での使用時に問題が発生することが指摘されています。特に、真空断熱材は穴を開けると断熱性能が大きく低下するため、施工時に注意が必要です。NEDOプロジェクトでは、真空断熱材の形状を改良し、施工がしやすくなる工夫がされています。 温暖化対策としては、温暖化ガスの排出削減(緩和)と気候変動の影響に適応するための対策(適応)の二つが基本として挙げられています。地球温暖化による影響として、オホーツク海に流れ込む流氷の減少が例として挙げられ、温暖化の進行が示唆されています。 また、化石燃料の使用に関する説明もあり、石炭や石油がエネルギー源として使用されてきたことが述べられています。特に、石炭は産業革命を引き起こした重要なエネルギー源であり、現在も火力発電に使用されています。さらに、原油からのガソリンや灯油の製造過程や、燃焼後のCO2排出についても説明があります。 地球温暖化の抑制には二酸化炭素排出の削減が急務であり、そのためには質の高い教育が重要であると強調されています。CAFE規制や、車両の二酸化炭素排出量の計算方法の変更など、温暖化対策が進められています。さらに、2024年のCO2濃度が推定447ppmに達しており、産業革命以来の急激な増加が警告されています。 このように、温暖化対策やエネルギー効率の向上は、住宅や産業、車両の技術革新と法規制の強化によって進められています。
A.技術者倫理 第六回 21512056.pdf
A.(1)技術と倫理に関連した様々な事例や考察を学んだ (2)今までに習った知識で自分で作れるものを一つあげた (3)最初に触れられるのは、P2P技術の進化とその影響です。NapsterやWinnyの登場により、音楽や映画のディジタル化が進み、著作権に関する法的な問題が浮上しました。インターネットは当初、自由で非中央集権的な空間として存在し、政府の管理が難しいことが強調されています。しかし、インターネットの普及と共に、それが管理されるべきだという意見が広がり、情報技術やその規制のあり方が問われています。 また、技術と倫理の交差点に関する問題がいくつか紹介されています。例えば、バイオテクノロジーにおける遺伝情報のデジタル化は、技術の進展により可能となり、ヒトのゲノム解読がそれを証明しています。しかし、個人の遺伝情報がどのように扱われるべきか、またそれがプライバシーや人権に与える影響についても懸念されています。遺伝情報が不正に利用されることがないよう、適切な取り扱いや倫理的配慮が求められるとされています。 さらに、技術者や研究者に求められる倫理観にも触れています。特に、技術者が持つべき知識や判断力、倫理観が強調されており、例えば、技術者が自身の知識や経験をもとに技術を使うべきであること、無知や未熟な判断が引き起こす倫理違反が重大であることが示されています。加えて、過去の不正や事件、例えばフォルクスワーゲンの排ガス不正問題やセクハラ捏造問題なども引き合いに出され、技術者が正しい判断を下すためには継続的な教育と訓練が不可欠であることが述べられています。 結論として、この講義ではは、技術と倫理が密接に関連していることを強調し、技術者が社会に与える影響を自覚し、正しい知識と倫理的な判断に基づいて行動する重要性を訴えています。
A.技術者倫理 第七回 21512056.pdf
A.(1)山形大学の火事災害時の避難訓練に参加しよう (2)山形大学の火事災害時の避難訓練に参加した (3)自ら山形大学の避難訓練に参加した。猛吹雪での天候の際、消火器を使って本当に消火出来るのか疑問に思うなど避難訓練の必要性や追加でやるべきことについて考えたため、合格に値すると考える。また、避難訓練においての重要事項についても考えた。 1. 避難経路と集合場所の確認 避難経路の確認: 建物内の非常口や避難経路を事前に把握し、実際に通ることで安全を確認します。障害物がないか定期的に点検する。 集合場所の指定: 災害時に安全に集まる場所を事前に決めておき、全員が認識していることを確認します。 2. 緊急時の行動手順 冷静さを保つ: パニックを避けるため、指示を冷静に聞き、行動します。 指示に従う: 避難誘導係や責任者の指示を守ることが重要です。 二次災害を防ぐ: 火災の場合、煙を吸わないように姿勢を低くしながら移動するなど、状況に応じた対応を身に付けます。 3. 各役割の確認と共有 責任者の配置: 避難誘導係や点呼係など、役割を明確にしておく。 要支援者への対応: 高齢者や障害者、子供など、避難に特別な支援が必要な人への配慮を確認する。4. 訓練の実施と評価 定期的な実施: 訓練を定期的に行い、全員が自然に動けるようにします。 実践的な内容: 実際の状況を想定し、具体的なシナリオで訓練を行います(火災、地震、洪水など)。 反省と改善: 訓練後には参加者全員で振り返り、改善点を共有する。 5. 緊急時の持ち物の確認 非常持ち出し袋: 水、食料、医薬品、懐中電灯、携帯ラジオ、バッテリー、身分証明書などを備えておく。 情報共有手段: 災害時の連絡方法(電話、メール、安否確認アプリなど)を確認しておく。 6. 多様な災害に対応した準備 火災: 消火器の場所と使い方を確認。 地震: 頭部を守る行動を訓練。 水害: 高台や安全な場所への避難経路を確認
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A.(1)民法学者、我妻榮について調べました (2)我妻榮は、日本の民法学者であり、民法学の発展に大きな貢献をした人物です。特に民法の解釈とその理論構築において多くの影響を与え、現代日本の民法学の礎を築いたことで知られています。 我妻は、東京大学法学部を卒業後、同大学で教鞭をとり、後に教授に就任しました。彼の学問的な功績は、特に民法の「総則」や「契約法」の分野において顕著です。民法の体系的な理解とその解釈に対する深い洞察力を持ち、民法学の方法論や基本的な概念に新たな視点を提供しました。また、我妻は日本の民法を西洋の法制度と比較し、その特徴や独自性を浮き彫りにすることにも力を入れました。 特に彼の「民法総則」の理論は、民法の一般原則を明確にし、民法全体の構造を理解するための基盤を築くものであり、今日でも多くの法学者によって引用されています。また、彼は民法の「解釈論」に関しても大きな貢献をしており、法解釈における柔軟性と合理性を強調しました。このような我妻のアプローチは、民法学の新たな方向性を示し、法学界に深い影響を与えました。 彼の学問は、単に法理論にとどまらず、実際の法制度にも多くの示唆を与えました。民法の適用における現実的な問題に対しても鋭い視点を持ち、法改正に関する意見や提案を行うこともありました。こうした実務家としての視点と学者としての理論的な深さのバランスを保ち、彼は日本の民法学における権威として広く認識されています。 我妻の業績は、日本の民法学にとどまらず、国際的にも評価されています。彼の研究は日本の法学界を越え、外国の法学者からも高く評価され、民法学の国際的な枠組みの中で重要な役割を果たしました。その学問的影響力は、彼が生涯を通じて民法学の発展に尽力した証と言えるでしょう。 (3)実際に博物館に行って見学を行ったため
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A.はい 私は、大学を卒業した後、高学歴者として社会に貢献し、責任を持って行動することを目指しています。高学歴者として得た知識や経験は、単に自分の利益を追求するためのものではなく、社会全体の発展に貢献するために使うべきものであると考えています。特に、ノブレス・オブリージュ(高貴な義務)の精神を深く理解し、それを実践することが私の目標です。ノブレス・オブリージュとは、高い地位や学識を有する者が、その特権を他者のために活用するという理念であり、私はこの考え方を自分の生き方に取り入れ、社会に対して責任を果たしていきたいと思っています。 私は、大学で得た知識を単に学問の領域にとどめず、実社会で役立てることを誓います。社会は常に変化しており、その発展には新たな視点やアイデアが必要です。私は、これまで学んだ専門的な知識や技術を活用して、文化や産業の発展に寄与できる人間でありたいと考えています。例えば、産業の現場で革新的な技術や方法論を取り入れることで、効率化や新たな価値創造を実現し、また文化活動に参加することで、社会に深い影響を与えることができると信じています。そのためにも、学んだことを常に実践に結びつけ、自己研鑽を怠らず、社会のために積極的に行動していきます。 また、私は、履修過程を通じて身につけた知識や技能が、学問的な正当性を保ったものであることを深く自覚しています。従って、私の取り組みには一切の偽りや不正がないことを強く誓います。大学での学びを無駄にせず、誠実に取り組み、常に高い倫理観を持って行動していきます。学問に対して真摯な姿勢を貫き、誠実な努力を重ねることで、社会に対して信頼される存在となりたいと考えています。私は、大学での学びが社会に役立つ形で実を結ぶように、自分の目標に向けて確実に努力し続ける所存です。 以上のように、私は学びを社会に還元することを最も重要な使命とし、常に自己の責任を果たし続けることで、社会の形成者としての役割を全うしていきます。
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A.はい この授業では技術者の観点から安全対策であったり、様々な観点で倫理的問題を交えながら学んだ。ここで私が自分自身に失望し、今後改善しようと思ったことがある。それは講義の際立花教授が何かの記号を指し、これを知っている人はいるかという問いに対してだった。私はそれが一切分からずネットで検索しても全く手がかりはなかった。結果これは何か安全対策上で特に大切なものの場所であった記憶があるが、それが何か私はメモに残しておらず、現在これを書きながら必死に思い出しても正解にはたどり着けなかった。安全対策上で大事であり、私は知らなかった。無知に関しては悪いこととは思ってないので今後学んでいこうと思ったが、重要であると知りながらメモを取っていなかった自分に今失望した。なぜ取らなかったのか思い出せないが、無知を無知のまま居続けるのはやめよう、と強く前向きに思った。 将来の夢は現段階は特に考えていない。とりあえず大学を卒業することだけを目標に今頑張ろうと思う。少し前までの目標は公認会計士であった。きっかけとしては1年生の夏に暇で簿記3級を取ったが、それが大変面白く、2級を立て続けに取り、この分野の最高峰は何だとなった際に公認会計士という職業を見つけたのでそれを目標に頑張ろうとしていた。実際に簿記1級を取り夢に向かって頑張ってはいたが、少々思い詰めていた部分があったのではないかと思い、一旦立ち止まってたくさんある将来の選択肢をゆっくりと考えていこうと思った。
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A. この講義では5S、5M、ヒヤリハットなど技術者として安全第一に作業を行うための対策を学んだ。また実際に対策を怠った場合の最悪の事件、ボパール化学工場事故について学んだ。 生産性より安全を優先するには、というワークショップを行った。自分たちの班では巡視時間を増やす、巡視を行うメンバーを週ごとに割りあてるという意見が挙がった。後者の意見では負担を軽減するという目的で出たが、話していくうちに固定メンバーだと気付かなかった観点に気付き、事故を防止できると付随的な目的も出た。ただ、実際に研究室で毎週義務として行うはずの点検ができていない、という人が大半だった。そこで意識的な改革が必要だと考えたが実際に答えは出なかった。簡単な結論として、危険がどのような場合で発生する可能性があるかを予見し、事前に対策を考えること、そして全員が安全の大切さを理解し、いつでも対策できるように準備しておくことが重要だと結論付けた。 復習として私はボパール化学工場事故について、主にその事故の後何か法律や規制が追加されたかについて詳しく学ぼうと思った。まずきちんと事故の原因について調べた。いくつかの要因があるが、設備の老朽化、安全対策の不十分さ、経営赤字による安全教育や訓練を放棄した、という複合的な原因があることを学んだ。この事故を通して、環境に対する責任を企業に課し、汚染防止と環境保護を目的とするインディアン環境保護法をはじめとして、化学工場や危険物質を扱う施設に対する国際的な法律が制定されたと調べた。
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A. この講義で石油精製の過程を技術者の観点から改めて習った。石油精製の蒸留過程、そしてフーリエの法則を石油精製と結び付けて習った。また、単蒸留と連続蒸留の違いについても習った。 自分が石炭石油のサプライチェーンの中の技術者になったら、というワークショップを行った。自分たちの班では、石油生産のプロセスの一部を太陽光や風力などの再生可能エネルギーに切り替える、設備投資を行いエネルギー効率の良い設備に変える、CO2排出が少ないバイオ燃料を用いる、という3点の意見が挙がった。石炭石油産業の中で特にCO2排出量の多さが問題視されているので、再生可能エネルギーを用いるという案がまず始めに挙がったが、その付随的な意見として石炭石油生産の技術者の社会的責任を果たすために持続可能なエネルギーを用いるという意見もあった。ただ、再生可能エネルギーは供給が不安定であるため、導入するのは不安という意見も挙がった。 復習で私は講義で習ったフーリエの法則と石油精製の関係をより詳しく調べ、考えた。その結果、3つの過程で結びついていると考えた。1つ目は採掘である。地層内は温度変化があるので、採掘中に熱が岩石に伝わってしまうのを防ぐために法則を用いて冷却する必要がある。2つ目は実際に講義で習った蒸留過程だ。3つ目は貯蔵である。外気温は変動するため、タンク内の温度変化で石油の体積が変化するのを防ぐ必要があると考えた。つまり、効率的な熱移動を実現させるために面積や流量を法則によって最適化する必要がある。
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A. この講義でp2pに対する理解、またその開発によって起こったWinny事件、その他の倫理的な問題など主に技術者の倫理について学んだ。 自分が実際に作れるもの、というワークショップを行った。私はp2pを用いたシンプルな対戦ゲーム(○×ゲームなど)を考えた。シンプルで読みやすいpythonを用いて、双方のプレイヤーが直接通信してゲームを進行し、相手の手を受信して自分の画面に反映させる。ほかの意見としてダニエル電池、化学実験に知識を活かした知識の反映というのが挙がった。この会話の中で肯定的意見よりは否定的意見が多かった。p2pを用いた対戦ゲームではセキュリティ面が不安という考えが出た。セキュリティ対策をどうするか、という問いに対してどうするか答えが出せなかった。また化学実験については、実験材料や器具をそろえるのが困難であること、、また実験の管理不十分で失明、火傷など安全上の問題や発生する恐れがあることが挙がった。 ワークショップで挙がったp2pを用いた対戦ゲームのセキュリティ上の不安を解消するために、対策を調べた。調べていく中で2つの問題を学び、対策を立てた。1つ目は第三者が通信を傍受する可能性がある点だ。これは通信を暗号化してデータを保護する対策が防ぐことができると考えた。2つ目はIPアドレスの流出だ。これはネット検索しても少々分からない点が多かったが、NATというネットワークアドレス変換やSTUN/TURNなどの技術を用いて接続を間接的に管理するという方法があるらしい。
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A. 私は第7回の講義で実際に今の自分が作れるものとしてp2pを用いたシンプルな対戦ゲーム(○×ゲームなど)を挙げた。調べたり、人から聞いた部分は多いが、一応完成されることはできたので課外報告書として挙げる。 ○×ゲームを作成する際に、ゲームの開始や進行を管理するサーバーと、プレイヤーが手を入力し相手に送信するクライアントに2つのプログラムを作る。また使用言語はpythonでsocketモジュールを使用して通信を行う。pythonを用いた理由はコードの構造が分かりやすく、比較的簡単に組めそうだからである。 サーバーはsocketモジュールを使用し、ソケットを作成して特定のIPアドレスを指定する。その後、接続があるまで待機し、接続が確立した瞬間にゲームが開始される。サーバーはゲーム盤を管理し、プレイヤーが送信した手を受信して盤面に反映させる。そして盤面が更新されるたびにその情報をサーバーからクライアントに送信する。 クライアントはサーバーに接続し、プレイヤーの手を送信する。盤面を表示し、プレイヤーが手を入力した際にその手をサーバーに送信し、結果を受け取ったサーバーは勝敗が決まればゲームを終了する。 盤面はリストとして管理し、インデックス0から8がそれぞれのマスを表すようにした。勝敗の判定は横、縦、斜めのラインに同じ記号が揃ったかで判定するようにした。 ここまで流れを記入し、実際に調べながらコードを入力したが、動くことはなかった。つまり実際に成功した瞬間をグラフィカルアブストラクトに収めることはできなかった。しかし、課外報告書として挙げられるほどの十分な時間を使い調べ、実際に作った流れを記入したので報告書として報告する。
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A.1)有機リン系農薬は1930年にドイツで開発され、これにより農業の効率は格段に上がったが、この農薬は神経毒としての毒性がとても強く、ドイツ軍で毒薬としての研究がすすめられ、サリンなどの危険な毒が多く開発されてしまった。1995年には日本でもオウム真理教による地下鉄サリン事件という痛ましい事件もおこってしまった。 どんな科学技術も二面性を持っており、人間に利益と害を与える。 この利益と害をどう扱うかが技術者として必要な倫理観である。 (2)華岡青洲の功罪 共著者 菅野秀哉 田中優芽 役割 Investigation 華岡青洲は江戸時代末期に全身麻酔による外科手術に成功した医師である。医学を学ぶため、23歳で京都に出た青洲は、中国の華佗という医師が麻酔薬を使った手術で多くの人を救ったことを知る。そして、自ら麻酔薬を作って人々を救いたいという気持ちを持って故郷に帰った。父のあとを継いで治療にあたりながら、麻酔薬の研究にも取り組んだ。実験への協力を申し出た母と妻に麻酔薬を飲ませ、副作用で妻が失明するという事故を経て、麻酔薬「通仙散」を完成させた。彼が医療界に残した功績はとても大きなものであった。 (3)華岡青洲は医療の発展のために妻や母の体で人体実験をした。もし自分が彼と同じ立場だとしたら、自分も同じ実験をしてしまっていたかもしれないと考えた。
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A.(1)法は倫理の最低限度である。 要するに、社会におけるルールをすべて法で定めることはない。これだけは国家権力による強制力によって是非とも守らせなければならない「最低限度の規範」だけが、法として定められるという意味である。 法律を責任逃れや悪者探しの道具に使っては、本来の目的から外れてしまう。人間としての倫理観に従うことが大切である。 (2)ガソリンスタンドの規制緩和 共著者 菅野秀哉 田中優芽 役割 Investigation 昔はガソリンをセルフで入れることはできなかったが、1998年の規制緩和によってセルフ式のガソリンスタンドを作ることが出来るようになった。 しかし、欧米のように無人で営業することは認められず、甲種または乙種4類の危険物取扱者の有資格者が常駐し、顧客による給油作業を監視カメラで常時監視し、危険発生時には制御卓からの遠隔操作によるバルブ閉鎖やそのほか必要な措置を取ることが求められている。 (3)2016年規制緩和によって、電力の小売り全面自由化が始まった。 それ以前は電気を民間の企業が自由に売ることが出来なかったが、規制緩和によって電気の小売業への参入が全面自由化され、家庭や商店を含むすべての消費者が電力会社や料金メニューを自由に選択できるようになった。 これまで家庭や商店向けの電気は、各地域の電力会社が供給し、その料金は、法律で定められた方法により決定されていたが、ライフスタイルや価値観に合わせて電気の売り手やサービスを自由に選べるようになった。 また、小売業者の参入が増えることによる競争が活性化し、料金メニューやサービスが多様化した。
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A.(1)十分に試運転が繰り返され、それまで問題が起こったことのなかったものが、ましてや大海にきしゃくされているはずだったものが人体に影響を及ぼすなんて。自分がその技術のもたらす危険を予見できていただろうか。 触媒は、反応速度を上げるが、自分自身は変化しない、はずだった。 まさか、触媒が反応していたなんて。 無処理の工場排水に混ざって海に流れ出た有機水銀化合物は、食物連鎖を経て濃縮され、大変な被害を出してしまった。 (2)水俣病 共著者 菅野秀哉 田中優芽 役割 Investigation 水俣病は昭和31年に熊本県水俣市で原因不明の激しい脳症状を訴える人が頻発したことで発覚した。 これは工場から漏れ出したメチル水銀を魚介類を通じて地域住民が接種してしまったことが原因である。 裁判では工場側の注意義務違反を指摘され、過失責任があったことを認めた。化学工場は、その廃液中に予想外の危険な副反応生成物が混入する可能性が大きいため、とくに、地域住民の生命・健康に対する危害を未然に防止する高度の注意義務があるにもかかわらず、被告側の対策、措置にはなに一つとして納得のいくようなものはなく、被害の過失の責任は免れえないと述べている。 (3)福島原発周辺でプロパンガスタンクに水を入れて運用していた。3.11の震災前、耐震基準が見直されて以前よりも厳しくなり、そのプロパンガスタンクは耐震基準を満たしていなかった。 しかし、タンクの中身が水であったため、危険性が少ないと判断され、耐震基準を満たすための対応は見送られていた。 そこに地震が起き、ガスタンクが周りの配管を壊してしまい火災事故に繋がってしまった。 技術者が対応していれば火災は起こらなかったとしても、予算の問題などやろうと思ってもできない状況であったのかもしれない。
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A.未解答
A.(1)気候の急激な変動や人口の爆発は、食べものを減らし、住むところを奪う。すると貧困も増える。 貧困から、食べものの奪いあいが起これば、警察権が強まり、民主政治は崩壊し、専制政治に逆戻りする。 教育にも二面性がある。劣悪な教育は不幸な結果を招く。とびきり質の高い教育が必要だ。 持続可能な社会へ向けて世界的な取り組みが進む中、日本の高校教育では、地学を履修する生徒は1.2%でさらに減少している。私の通っていた高校で地学の先生がおらず、地学の授業が開講されなかった。このような状況にあって、エネルギー資源や環境保全に対する姿勢を育むにはどうすればよいのだろうか (2)石油サプライチェーン 共著者 菅野秀哉 田中優芽 役割 Investigation 石油製品を作った時に出る二酸化炭素を回収し、炭酸飲料の炭酸として利用することで地球温暖化対策につながると考えた。 (3)現在の採掘方法は環境への影響が大きく、特に温室効果ガスの排出や水質汚染を引き起こすことがあります。そこで、炭素回収技術や水圧破砕法などのクリーンな採掘技術の導入が良いと考えた。炭素回収技術は、石油やガスの採掘、石炭の燃焼などで発生する二酸化炭素(CO2)を回収し、地中に封じ込める技術です。この技術により、大気中へのCO2排出を削減し、温暖化ガスの増加を抑制できます。水圧破砕法は、地下のシェール層や硬い岩を高圧の水、砂、化学薬品の混合物を使って割る技術で、これにより石油や天然ガスを採掘します。フラッキング技術はシェールガスの採掘を可能にし、エネルギー供給に大きな影響を与えています。
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A.はい 私の将来の抱負の一つは、社会的な不平等や貧困問題に対して積極的に取り組むことです。ノブレスオブリージュの理念に基づき、私は自分の持つ資源や影響力を用いて、困難な状況にある人々を支援したいと考えています。特に教育の分野で、貧困層の子どもたちに対して学ぶ機会を提供することが重要だと感じています。教育は個人の未来を切り開く鍵であり、すべての子どもが平等に学べる環境を整えることが、社会全体の発展にもつながります。将来的には、奨学金プログラムの設立や、教育支援団体と連携したプロジェクトの実施を通じて、教育の普及に貢献したいと考えています。 また、環境問題にも積極的に取り組みたいという思いがあります。地球環境の保護は、現代において最も重要な課題の一つであり、私たちの未来を左右する大きな要素です。もしも私がリーダーとしての立場に立ったとき、企業の活動や、持続可能なエネルギーの推進などを通じて、環境保護のための具体的な行動を起こしたいと考えています。自分が影響を与えられる範囲で、エコロジカルなライフスタイルを広めることが、未来の世代への責任を果たすことだと思っています。 最後に、私が最も大切にしたいのは、人々とのつながりと共感の精神です。ノブレスオブリージュは、単なる物質的な恩恵の還元にとどまらず、倫理的な行動や思いやりの心をも含むものだと私は捉えています。自分自身の成功を周囲と分かち合い、誰もが生きやすい社会を作るために、日々の活動を通じて貢献していきたいと思っています。 将来的には、私がどのような立場になったとしても、このノブレスオブリージュの精神を忘れず、社会のために役立つ存在であり続けたいと強く願っています。それが、私自身の成長とともに、社会全体の進歩にもつながると信じています。
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A.オウム真理教の事件では、科学技術の知識が人命を脅かす兵器の製造に悪用された。サリンの生成や拡散には高度な化学的知識と装置が必要とされ、技術自体がいかに中立であっても、その使い手の思想や目的如何によって大きく性質を変え得ることが明白となった。また、身近に咲いている植物から抽出できる毒が存在することも、同様に「技術」の持つ二面性を象徴的に示している。人間の知恵や創意工夫は、医薬や農業など社会に貢献する技術へと発展する一方、兵器や毒物といった破壊的な方向にも向かう可能性を秘めているからだ。 このような事例は、技術者の倫理において「哲学と思想」がいかに重要であるかを教えてくれる。技術者が単に与えられた要求を満たすだけではなく、自らの知識や技能が社会にもたらす影響について深く考えることが求められる。それは技術が生まれる背景にある思想や価値観を問い直し、技術の応用先を選択する際に人間性や公共の福祉を優先する態度を培うことと同義だ。とりわけ、社会に潜むリスクや負の影響を見越し、技術をどのように制御し、運用するかを熟慮するのは技術者の使命といえる。 結局、技術とは人間の意図を鏡のように映し出す存在である。だからこそ、技術者は「何を実現するために技術を使うのか」という問いを哲学的・思想的に捉え、自己の倫理観を研ぎ澄ませる必要があるのである。我々は技術を善用も悪用も可能であるということを忘れてはならない。
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A.1986年のスペースシャトル「チャレンジャー号」事故は、技術者倫理を考えるうえで極めて象徴的な事例である。当時、NASA内部や請負企業の技術者は、打ち上げに適さないほどの低温がOリングに悪影響を及ぼす可能性を予見していた。しかし、NASAの上層部からの打ち上げスケジュール維持に対する圧力が強く働き、一部の技術者は「打ち上げを延期すべき」という自らの判断を曲げざるをえなかった。その結果、シャトルは空中分解し、乗員全員が犠牲となる悲劇へと繋がってしまった。この悲惨な事故は、技術者の判断がどれほど重大な結果をもたらすかを世界中に知らしめることとなった。 技術者の倫理としてまず強調すべきは、「安全性」の優先度を最上位に位置づける姿勢である。いかに優れた技術であっても、人的被害を防ぐための配慮を怠れば、それは倫理に背く行為となる。特に、組織からの圧力やスケジュールの遅延などのビジネス上の制約によって、安全性に対する懸念が後回しにされがちな場面では、技術者こそが「これは安全性を欠く」と毅然と言えるだけの勇気と責任感を持たねばならない。実際、チャレンジャー号の事故では、技術者の一部は懸念を強く主張していたものの、周囲の「大丈夫だろう」という空気や上層部の期待、1大企業からの損失に関す請求リスクなどに押し切られてしまい、組織全体としての正しい意思決定に結びつかなかった。 また、技術者の専門性が組織の利益やスケジュール上の圧力に優先されるよう、適切なコミュニケーションと手続きが整備されているかも重要な論点である。技術者がリスクを指摘しても、それを受け止める上層部が合理的な議論を行わなければ意味がない。リスクを可視化し、客観的なデータとともに議論できる仕組みを作るとともに、反対意見を表明しやすい文化を育てることが、組織にとって不可欠である。
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A.現代社会において、技術者倫理は多様なルールや規範のもとに成り立っている。品質管理の国際規格であるISO9000や食品安全を確保するためのHACCP、環境マネジメントに関するISO14000などは、企業活動や製造プロセスにおいて求められる「形式化された」ルールの代表例であり、その遵守によって製品・サービスの品質や安全性、環境への配慮などが一定水準で担保される。さらに、製品事故の責任を追及するPL法や、化学物質の排出量を公表しリスクを軽減するPRTR法の存在は、技術開発や製造活動を行ううえで、公共の安全・健康・環境を守るための強制力ある枠組みとして機能している。 しかし、ルールが存在するだけでは十分ではない。いかに手続きや管理システムが整備されていても、そこに携わる技術者個人のモラルや誠実さが欠けていれば、規格や法令が形式化されているにもかかわらず実質的に破綻してしまう可能性がある。たとえば、囚人のジレンマが示すように、当事者がそれぞれ自己の利益を追求すると、結果として双方の利益が損なわれる状況が起こり得る。企業や技術者が独善的に「コストを削減したい」「時間を短縮したい」といった思惑のみを優先すると、安全性や社会的責任の観点は二の次になり、最終的に大きな損失を招くことにもなりかねない。 したがって、技術者には「与えられたルールをただ守る」ことにとどまらず、社会や環境、さらには未来世代への影響を俯瞰的に考察し、リスクを察知した場合は毅然と「ノー」を言える姿勢が求められる。法令や国際規格といった外部的な拘束力に加え、組織内部で相互にチェック・協力できる仕組みを整え、かつ個人レベルでも高い倫理観をもって行動することが、技術の恩恵を最大化しつつ悲惨な事故や問題を防ぐ唯一の道である。
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A.日本の四大公害の一つである水俣病は、メチル水銀によって海洋生物が汚染され、それを食した人々に重篤な健康被害をもたらした。ほかにもイタイイタイ病(カドミウム汚染)、四日市ぜんそく(大気汚染)、新潟水俣病などが代表例として挙げられるが、これらは住民の健康障害や死者の発生という「目に見える」形で深刻化し、社会問題としてようやく認知された経緯がある。結果として公害防止関連法が整備され、企業の排出規制や技術開発が進んだものの、多大な犠牲が払われた後の対応であったことは否めない。 このような事例は、技術の恩恵を追求するあまり環境保全を後回しにした代償の大きさを示している。技術者倫理の観点から重要なのは、企業や自治体が環境に悪影響を及ぼすリスクを早期に把握し、対策を講じる責任を担っているという認識を持つことである。すなわち、「予防原則」に基づき、問題が顕在化してからではなく、科学的知見をもとに未知のリスクにも目を向け、積極的に手を打つ姿勢が求められるのだ。 一方で、二酸化炭素や放射線など「目に見えにくい」汚染は、被害が顕著に表れるまで時間がかかったり、その因果関係が複雑だったりするため、いまだに対策が不十分なケースも多い。こうした課題に対しても、環境モニタリング技術の開発やデータの「見える化」が必要不可欠である。技術者は資源の有限性や地球環境の持続可能性を常に意識し、将来世代にわたる影響を考慮した設計と運用を行わなければならない。環境保全と資源問題は経済活動の効率や利潤追求だけでは測れない広範な価値をはらんでおり、そのバランスを取る責任を負うのが、現代を生きる技術者の義務といえるだろう。
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A.1984年、インドのボパールにあるユニオンカーバイド化学工場で発生した大規模な事故は、産業史上最悪の公害事故の一つとされ、数千人規模の犠牲者を出した。この惨事の要因の一つとして、現場の作業員が扱う化学物質の特性や危険性を企業が十分に理解していなかったことが挙げられる。また、設備の老朽化やコスト削減優先などによる安全対策の不備が重なり、技術的な知見と倫理観の欠如が悲劇的な結果を招いたのである。 技術者倫理の観点から注目すべきは、技術者の「無知」が大きなリスクファクターとなる点である。安全と品質管理においては、いかに早期に不具合やヒヤリハット(重大事故の一歩手前の事象)を発見し対策を打てるかが重要だが、その前提として技術者自身が扱うプロセスや物質を正しく理解し、潜在的な危険性を把握していなければならない。もし知識不足や学習不足が放置されれば、問題が顕在化してから発覚することになり、被害を最小限に食い止める機会を逃してしまう。こうした結果は企業の信頼や利益だけでなく、時に多くの人命や環境を損なう取り返しのつかない事態へと繋がりかねない。 ゆえに、技術者が絶えず最新の知見を学び、問題を予測・発見する力を研鑽し続けることは、もはや単なる自己啓発にとどまらない「倫理的責務」であると言える。組織もまた、教育や情報共有の仕組みを整備し、コスト優先の論理だけではなく、安全を含めた社会的責任を真摯に捉える文化を育む必要がある。技術者の無知を放置することは、ひとたび事故が起きれば甚大な被害をもたらす「倫理違反」であることを、ボパールの惨劇は教えてくれているのである。
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A.地球温暖化は、人類が排出する温室効果ガス、とりわけ二酸化炭素などによって地球全体の気温が上昇する現象であり、海面上昇や異常気象、生態系への影響など多面的なリスクをもたらす。その原因として、近年の急速な人口増加が無視できない要素となっている。世界人口が拡大すれば、その分だけ農業や工業、エネルギー消費が増大し、化石燃料の燃焼や森林伐採が加速して二酸化炭素排出量は膨張する。一方で、人口が爆発的に増えることで、食糧や水資源の不足、都市の過密化、廃棄物処理の問題なども深刻化し、社会と環境の両面で持続可能性が脅かされる恐れがある。 しかし、技術開発によって、これらの影響を緩和できる可能性は十分に存在する。たとえば、再生可能エネルギーや省エネ技術の導入を進め、森林保護や再生を徹底すれば、二酸化炭素排出を抑制できる。加えて、限られた資源を効率的に活用するためには、持続可能な農業技術や水資源のリサイクル、さらにはインフラの高度化などが重要となる。こうした取り組みは、国境を超えた国際協調なしには実現が困難であるため、グローバルな視点からの連携が欠かせない。 地球温暖化と人口爆発は密接に関連しており、気候変動や資源危機を複合的に悪化させる要因となり得る。対策は一国や特定の領域のみで完結するものではなく、世界各国が連帯し、政策・技術・教育のあらゆる面で協力しなければ効果が薄いだろう。技術者の卵として、当事者としての意識を持って、開発するだけでなくすべての結びつきやその背景にどんなリスクや問題が隠れているかの精査を欠かしてはならないのである。
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A.サイバー犯罪やサイバー攻撃は、もはや仮想空間に限られた脅威ではなく、現実社会に直接影響を及ぼす深刻な問題となっている。フォルクスワーゲンの排ガス検査不正では、車両のECUに仕込まれたソフトウエアによって、検査状況を察知しつつ実際の排出量を隠蔽した。これは企業の利益や競争力を優先するあまり、社会や環境に対する責任が後回しにされた事例といえよう。また、音楽や映画のデジタル化によって完全な複製が容易になると、著作権侵害のリスクが高まり、法整備による権利保護が重要視されてきた。しかし同時に、技術が進化するほど、規制や倫理基準との間にギャップが生じやすくなる側面も否定できない。 さらに、デジタル化は文字化とほぼ同義だといわれるように、今やあらゆる情報がデータ化され、大量かつ瞬時に複製・流通される。その結果、人々は情報を得る機会が爆発的に増えた一方で、「不立文字」という禅の概念が示すように、本来は言語化・数値化しきれない領域があることも忘れてはならない。法曹界における解釈問題が端的に物語るように、文字情報に依拠するルールには限界がある。これは情報技術のみならず、遺伝子組み換え技術やゲノム編集などのバイオテクノロジーにも通じる課題であり、科学的根拠だけでは測れない倫理的次元が存在する。 ゆえに、技術者は単に革新的な技術を生み出すだけでなく、その技術が社会にもたらす影響を俯瞰し、法や規格を超えて自らの行為を省察する責務を負う。安全対策や品質管理の徹底はもちろん、データの取り扱いや知的財産権への配慮、さらに生命倫理に関する理解など、多方面にわたる慎重な姿勢が欠かせない。技術が社会を変革する力を持つからこそ、技術者には高度な専門知識とともに強固な倫理観が求められるのである。
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A.(1)民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう。 (2)この報告書では、民法学者である我妻榮先生の生家である我妻榮記念館を訪れたことを記してある。徒歩2.5kmの道のりを往復し、金銭はかからなかったが非常に時間のかかる課外活動であった。しかし、この課外活動を通さなければ絶対に行くことのなかった我妻榮記念館を訪れることが出来、民法学者である我妻榮先生の生き方や遺した沢山の物について学ぶことができた。紹介VTRにもあった「学ぶのを止めてしまったらそれはまるで川の流れを集めて池にするようなものである。小さくても良いから井戸を掘れる人であれ。どんな事でも良いからこれはあいつに任せるのが1番だと思われるものを持つ人になれ」という我妻榮先生の言葉がとても印象的であった。また、記念館の方と話してると非常に興味深いことが判明した。どうやら我妻榮先生は当初、工学部を志願していたようであった。時代も時代であり、偉くなるためには工学よりも法学の道に進むべきという周りの助言があり、法学の道へと進んだという趣旨の話を聞くことが出来た。自分の望んだ道でなくても、その進んだ先でまさに''井戸を掘った''我妻榮先生のその真摯な生き方と真っ直ぐな姿勢に思わず感銘を受けた。この課外活動を通して、本来の趣旨とは異なるかもしれないがこの民法学者であり、没後も日本全国からその記念館を訪れる人が後を絶たない我妻榮先生という人物について、もう少し触れてみたいと感じた。 (3)工学部を志願していたというアディショナルエピソードを手に入れた
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A.これまでの学びを通じ、オウム真理教事件における本来我々の生活を支えたり豊かにする基盤になるはずであった化学技術の悪用や、チャレンジャー号事故での安全意識の欠如、公害問題を背景とする企業の社会的責任など、多岐にわたる事例に触れてきた。中でも日本における四大公害やチャレンジャー号事故やボパール化学工場事故は、利潤や効率を優先するあまり技術の恩恵が人命と環境を脅かす顛末を示す痛ましい教訓である。科学的知識や技術は本来、社会に役立つためにあるが、扱いを誤れば取り返しのつかない結果を招き得る。したがって、技術者には最新の知見を習得すると同時に、その影響を俯瞰し、倫理観をもって行動する責務がある。 私は将来、化学系メーカーか自動車メーカーに就職し、研究開発や製造の現場に携わりたいと考えている。その際には、環境負荷の低減や品質保証、安全管理を徹底するだけでなく、組織の都合に流されずにリスクを訴えられる強い姿勢を身につけたい。(もっとも、その中で長生きするために一時的に「長い物には巻かれろ」を実施してしまう可能性は正直なところあるが・・・)また、デジタル技術の進展に伴うサイバー攻撃や情報漏洩の可能性にも目を配り、法規制やセキュリティ対策を理解することが不可欠である。この授業を通して培った基礎知識や批判的思考力を土台に、社会と未来世代に貢献できる技術者となることを目指し、今後も不断の努力を重ねていきたい。
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A. 技術者倫理とはどういうものなのかを学んだ。特定の技術が社会にどのような影響を及ぼすか、社会はそれらをどのように扱っていくかを考える技術者群の倫理「技術倫理」と、仕事のうえで倫理に関わる問題に直面したときどのように対処するべきか考える技術者個人の倫理「工学倫理」をまとめて「技術者倫理」とする。技術者倫理とは「一人の技術者として社会に貢献する姿勢や社会の一員として責任ある行動を取るとともに、誠実にものごとに対処できる態度を身につけていること」「”危険なものを安全に使いこなす仕事”をしているという、明確な自覚をもつこと」である。技術者とは技術力のある人、技術力とは危険なものを安全に使いこなす力である。地下鉄サリン事件のサリンを作った人は、ロシア語や化学の知識があった。ハーバー・ボッシュ法のハーバーは、晩年毒ガスの研究を行い戦争に使用された。このように技術はもともと危険なものである。力がある人にこそ倫理を求められる。技術者を名乗りながらその技術について無知だったり、力を身につけていなかったりすることも倫理違反になる。 復習として華岡青洲について調べた。文化元年(1804年)に華岡青洲は全身麻酔を用いた手術を行った。麻酔薬はトリカブトやチョウセンアサガオなどの猛毒をもつ植物から作られた。麻酔薬の完成のために華岡は母と妻で人体実験を行った。その結果、母は死亡し妻は失明した。その犠牲の上に華岡は全身麻酔薬「通仙散」を完成させた。華岡は技術のない者が麻酔薬を作れないように、研究を公開しなかった。現代とは違い鎖国などで知識や技術が限られていた中で、前例がない全身麻酔を用いた手術を行おうとしていたと考えられる。医療の発展には必要なことであったと思う。現在でも新薬や新しい治療法の治験が行われており、華岡が行ったことは1800年代の治験であると言える。しかし、現在のようにきちんとリスクなどを説明して同意が得られていたかはわからない。インフォームドコンセントが適切に行われていなければ倫理に悖る行為であると思う。
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A. 水俣病を例に環境と技術の関係について学んだ。有機水銀が含まれる工場排水が海に流され、食物連鎖によって魚などの中で有機水銀が濃縮されてしまった。その魚を食べたことで水俣病が発生した。当時の技術や情報でこうなることを予見し回避することはできただろうか。最新技術がもたらす利益とリスクを予見することはとても重要である。 復習として水俣病の他に予見可能性と結果回避義務の議論の例がないか調べた。予見可能性と結果回避義務の議論の例として「第二水俣病」を選んだ。1965年頃に発生し、熊本県で起きた水俣病と同じくメチル水銀が原因だった。これ以前に熊本で水俣病が発生しているため、その時点で適切な対応をしていれば予見できていた。過去の事例をしっかりと理解することで結果回避は可能だったと考えられるが、熊本で起こった水俣病より先にこの事態を予見できたかは分からないと思った。有機水銀は通常の魚にも含まれていて、当時は有機水銀を正確に分析する手法も確立していなかった。第二水俣病はそれより前に水俣病が発生したため結果回避できると考えられるが、水俣病発生前に結果回避・予見をすることは難しいと考えられる。
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A. 品質管理と安全について学んだ。インド・ボパール殺虫剤工場事故を事例に取り上げた。インドの都市ボパールにある殺虫剤工場で、ガス漏れ事故が起こった。猛毒のイソシアン酸メチルが隣接する住宅地に流れ込みたくさんの死者および中毒者を出した。運転停止した製造設備が老朽化したまま残されて、十分な安全対策がとられていなかったためである。このように安全対策や緊急時の対応は非常に重要である。こういった事故を防ぐ具体的な活動には安全意識の徹底、危険予知活動、ヒヤリハット活動などがある。 復習として消費者庁のリコール情報の中から、リコール製品のうち特に「これはまずい」と思う事案を調べた。まずいと思う事案として「扇風機」を選んだ。選んだ理由は、生活に欠かせない電化製品であるからだ。エネルギー化学の講義でエアコンではなく扇風機を使うことで消費電力量を減らせることが分かり、節電という観点からも扇風機を使う機会が多い。そして火災に繋がることが多いためである。首振り時に電源導線などか破損して火災に繋がることが多いようだった。実際に家庭で使用される状況を再現して、耐久性テストなどの試験を実施するなどの対策が必要ではないかと考えた。また研究室での巡視状況について振り返った。週に1度掃除も兼ねて研究室の巡視をしている。学生全員で行うため生産性より安全衛生活動を優先することができている。
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A. 復習として石炭・石油製品の製造に携わる技術者になったとき、売上を伸ばし給料を受け取る前提で、温室効果ガスである二酸化炭素の排出を抑制するにはどうしたらいいか考えた。石炭・石油製品としてプラスチックを選んだ。プラスチックはナフサを原料とし、ナフサを熱分解してオレフィンなどの基礎化学品を生産する。この基礎化学品を組み合わせて様々なプラスチック製品を生産する。プラスチックの製造過程でナフサを熱分解する工程で最も二酸化炭素が排出される。通常はメタンなどを燃やしているが、メタンなどのオフガスではなくアンモニアを燃料にしてはどうかと考えた。アンモニアを燃焼させることで高温での熱分解および二酸化炭素の排出量の削減を実現できる。
A.未解答
A. P2Pを利用したウィニーというソフトがあった。個人のパソコン間で管理されたサーバーを経ずにデータ・ファイルを交換できるソフトだった。違法にデータをやり取りされる可能性があったが、開発者の金子はソフトを配布した。結果、映画やゲームのデータを違法アップロードした利用者が著作権違法により逮捕された。それを受け開発者の金子も違法な行為はしていなかったが、同じく著作権違法で逮捕された。その後の裁判で金子は無罪を勝ち取った。金子が有罪判決を受けていれば、P2Pソフトの開発がためらわれ現在のように発展することはなかったかもしれない。 復習として工学部で得た知識を、実際に行使した経験について振り返った。私はメチルオレンジを作った。スルファニル酸に炭酸ナトリウムを加えスルファニル酸ナトリウムとし、3?5℃で亜硝酸ナトリウムと塩酸を加えて塩化ベンゼンスルホン酸ジアゾニウムにする。その後ジメチルアニリンを加え、最後に水酸化ナトリウムを加えることでメチルオレンジが生成される。応用された知識は有機化学のジアゾカップリングの知識および化学実験の知識だった。
A.未解答
A. 私は課外報告書に取り組んだ。 (1)書誌情報 書誌情報を以下に示す。タイトルは「【課外報告書】 民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」、著者は保科由紀子、提出日は2024年12月4日である。 (2)要旨 我妻先生は家制度廃止を中心とした戦後の民法改正に尽力し、後進の育成にも力を入れた人であることがわかった。幼少期から優秀で小学校では友人たちに勉強を教えてまわっていた。大学でも優秀で指導教官から望まれて大学に残り名誉教授に上り詰めた。我妻先生の授業は学生からわかりやすいと人気だった。文化勲章を受賞し興譲館など教育機関に寄付金をおくったり、本を寄贈したり教育に力を入れた。 我妻先生の言葉で「井戸を掘れ」「人間は堆肥型と化学肥料型がいる」の2つが印象に残った。 (3)合格に値する根拠 実際に記念館に行ったことで我妻先生の「井戸を掘れ」「堆肥型の人間であれ」という言葉の通り、付け焼き刃ではない、深い理解を伴った知識・技術を身に着けるよう心がけていきたいと思った。
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A. 私は課外報告書に取り組んだ。 (1)書誌情報 書誌情報を以下に示す。タイトルは「【課外報告書】避難訓練に参加し、その改善点を提案しよう」、著者は保科由紀子、提出日は2024年12月27日である。 (2)要旨 今回避難訓練に参加して2つの問題点があると感じた。 1つ目はの問題点は教室で机の下に隠れる際、空間が狭いので動きがもたつくうえ頭や体を守ることが難しいと感じた。今回の避難訓練は地震を想定していたが、重い教科書やパソコンが入った鞄などが落ちてくることも考えられる。冬ならばコートや上着などを、夏のように上着などが要らない時期は荷物をすべて出した鞄などを防災頭巾代わりにするなど対策が必要だと思う。 2つ目の問題点は避難場所が避難人数に対して狭いと感じた。周囲の建物から一斉に人が避難することを考えると避難場所までの道が混雑することが予想されるうえ、雪が積もっていた場合足がとられて転んでしまう人がいることも考えられる。百周年記念館前だけでなく他にも一次避難場所を複数決めて、災害直後は混み合わないようにするといいと思う。 (3)合格に値する根拠 普段から防災や緊急時の対応について意識していこうと思った。特に私たちは危険な薬品などを扱っているため、地震や火災など災害が起こったとき、より危険な状況に陥りやすいのではないかと考えた。
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A.
A.未解答
A. 私は予習報告書に取り組んだ。 (1)書誌情報 書誌情報を以下に示す。タイトルは「【予習報告書】00-01 教科書は準備しましたか?」、著者は保科由紀子、提出日は2024年10月17日である。 (2)要旨 (社)近畿化学協会 工学倫理研究会 編著, 技術者による実践的工学倫理第4版 , 化学同人から、4章の「専門職であること」というトピックを選んで紹介し、感想を書いた。専門職は大衆が持たない専門的な知識・能力を持ち大衆の信頼のもとに職務を行う。特に技術者は「危険なものを安全に使いこなす知恵」である技術が専門になる。そのため高い倫理性が必要である。私は将来、民間企業の技術職に就きたいと考えている。大衆の安全や利益を第一に考えていかなければならないと強く感じた。 松林光男/渡部弘 著, イラスト図解 工場のしくみ , 日本実業出版から、10章の「品質管理が目的とすること」を選んで紹介し、感想を書いた。現在の品質の考え方は「製品を含むあらゆるサービスがいかに顧客の要求に合っているか」というものだ。そして、管理は「PDCAサイクルを回し、製品と仕事のやり方を総合的に維持・改善する活動」である。品質管理の観点からも技術者は「顧客・大衆ファースト」という考え方が重要になると感じた。 小林一也, 工業技術基礎 、 実教出版の、「2 人と技術と環境」から「7 技術者に求められる倫理」を選んで紹介し、感想を書いた。技術者は課題を地球規模で捉えて、科学技術への依存度が高まっている現代社会において責任ある行動をとり、誠実に物事に対処する態度を身につけなければならない。時代が進むにつれて私たちは技術への依存度が高くなっている。これからも依存度は高まり続けると思う。だから責任感を持って誠実な態度で取り組む必要があると感じた。 (3)合格に値する根拠 それぞれの教科書からトピックを選ぶにあたり、選んだ章のページだけでなく教科書全体に目を通した。技術者倫理への理解が深まり、自分の考えや感想を持って講義に臨むことができた。
A.未解答
A. はい。 技術者倫理を受講して、技術者としての心構えを学ぶことができました。就職して技術者になり問題に直面したとき、その製品や技術の正しい知識、関わっている分野の法規に対する深い理解が必要になると分かりました。これからは正しい知識をもつこと、深く理解することを意識して生活していこうと考えました。また、課外報告書のヒヤリハット報告書について調べて、今までを振り返ったとき実験などを通して報告するような状況になったことはありませんでした。工学部に所属しているため、これからも実験をする機会がたくさんあると思います。講義を受けてよりいっそう安全に気を付け、もし危険な状況になったら速やかに報告し共有するようにしたいと思います。
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A.(1) 技術倫理とは、技術と社会の関わりを示しており、技術者には危険なものを安全に使いこなす技術力、知識が必要になる。 また、技術倫理は、理学倫理、工学倫理、農学倫理などに細分化することができる。 技術者倫理を欠いた例として、地下鉄サリン事件があげられる。宗教・権力を重要視したばかりに、技術者という肩書きを倫理観の無い、悪いことに使ってしまった例である。 先述のとおり、「技術者とは、危険なものを安全に取り扱える者」であるから、自分で責任が取れないような行為はするべきではない。 (2) 演題:華岡清洲について調べて、話し合ってみよう 共著者:?橋可奈子、?橋美羽、五十嵐千紘、松本凜 役割:1.Conceptualization 華岡清洲と倫理について議論した。 犬、母、妻を被験者とした実験について、江戸時代では、鎖国もあり、海外の文献を参考にするなど、他に最適な実験方法が見当たらなかったため、仕方がなったのではないかという意見になった。 しかし、現代では倫理観を大切にした行動をするべきだという意見もありました。(海外の文献を探したり、非生物で実験する方法を模索する等) また、発明した全身麻酔が悪用されて被害が出ないように、方法等を非公開にした華岡の判断は正しかったのではないかという他グループの考えがとても参考になった。 (3) 復習として、他の技術者倫理を欠いた事例を調べた。 AIを用いたサイバー攻撃という事例があった。 AI技術は簡単に悪用できる技術の1つであると思う。AI技術は人の暮らしを豊かにするために使うべきであり、人の生活を脅かすために使用してはならないと思う。 技術者がAI技術を使用する際は倫理を念頭に置いておくことはもちろん、技術者以外の人に悪用されないようにできる限りの対策もするべきであると考える。
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A.(1) 倫理規定はルールであり、特に権限を持った人は倫理を守る必要がある。 また、技術者になると、収入などのお金の話も出てくるので、倫理について学ぶことが重要である。 チャレンジャー事故は、技術者であればわかるような部分(oリングと温度)を疎かにしたせいで事故が起こってしまったというものだった。 特に幹部が目先の利益のみを見ており、倫理を守っていなかった点が問題であり、技術者の声をもっと聞くべきであった。 Oリングはゴムであり、ゴム材料は高分子材料の一つである。 ガラス転移点が存在し、ある一定の温度以下ではゴム状からガラス状に材質が変化する。ガラス転移点以下では弾性力が失われるため、パッキン等にある密着性が低下する。 (2) 演題:ゲーム理論からみた損得と善意 共著者:?橋可奈子、?橋美羽、五十嵐千紘、松本凜 役割:1.Conceptualization じゃんけんにおけるゲーム理論を選んだ。 相手(A)がグーなら自分(B)はパーで勝てる。相手(B)がパーなら自分(A)はチョキで勝てる。といったように無限に続き、ジレンマが生まれる。 (3) チャレンジャー事故を防ぐためにどのようにすれば良かったのかを考えた。 プロジェクトに加担する人々(幹部、技術者等全員)が、Oリングについて(ゴムの性質について)を理解し、安全第一の思考を持っていれば、チャレンジャー事故を防ぐことができたと考えられる。 しかし、現実では幹部が技術者の意見を無視したということが原因であったため、やはり上位に立つ人こそ倫理をしっかり学ぶことが大事であると考える。
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A.(1) ルールは人が決めるものである。 また、ルールには何らかの目的があり、このルールは何故存在するのか・ルールを破ったらどうなるのかを考えることが大切である。 国内で適用できても国外では適用できないルールも多く存在する。 例えば、「混ぜるな危険」のシールは業界独自のものであり、日本ではPL法という法律になっている。しかし、海外ではこの法律は適用されない。そのため、海外取引の際にはその地の法律を確認しておくことが重要になる。 技術産業においては、日本には産学官という制度がある。特に「政府等(官)」が制定するルールはみんなが守らなければならない。 (2) 演題:技術と法律の関係 共著者:?橋可奈子、?橋美羽、五十嵐千紘、松本凜 役割:5.Investigation 電力の自由化を選んだ。 電力自由化とは、従来の特定の企業しか行えなかった電気事業に他の企業が参入できるようにするための法改正のことを指す。 これにより、消費者は電力会社を自由に選択できるようになるので、企業間の競争化がはじまることにより技術力が上がる点がメリットであるという意見になった。 (3) その地独自のルールとして、RoHS指令について学んだ。 RoHS指令は、EUにのみ適用されるルール(規制)であり、日本国内では適用されないルールである。 日本では、EUに製品を輸出する際にはこのRoHS指令に従う必要があり、有害物質が一定値以上含まれている製品は輸出してはならない。 RoHS指令は、有害物質が環境や人体に影響を及ぼす可能性を取り払うためのルールであることから地球のための取り組みとして、EUだけではなく、他国にもこのようなルールがあれば良いのではないかと思った。 最終的に国際的に義務化されると良いルールなのではないかと個人的には考えている。
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A.(1) 工業が盛んになり始めた頃は環境汚染問題が多かった。 メチル水銀が原因の水俣病やカドミウムが原因のイタイイタイ病等、健康被害が生じてしまった。 昨今では、産業廃棄物を適切に処理することや有害物質を使わないようにすること等、環境保全の取り組みが大切になっている。 ただし、このような被害リスクは可能な限りゼロに近づけることはできるが、完全にゼロにはならないことを常に念頭においておくべきである。 資源の枯渇は現代において重要な問題である。 例えば、電波も有限な資源である。携帯が普及した今、電波は多くの人にとって重要な資源である。 たくさんの情報を送るためには周波数をあげる必要があり、3G→4G→5Gとどんどんシフトしている。 (2) 演題:新しい技術を運用するにあたって 共著者:?橋可奈子、?橋美羽、五十嵐千紘、松本凜 役割:1.Conceptualization 6Gの技術普及によるリスクについて議論した。 6Gになると伝播距離が短くなるが、その分膨大な情報を送受信できるようになる。 一方で、伝播距離が短くなるためにアンテナが何本も必要になってきたり、その他の機器の通信も妨害する(一緒に使えなくなる)可能性があるため、一部不便になることもあるのではないかという話になった。 また、他班の意見から、サイバー攻撃、情報漏洩の可能性も高まるのではないかという意見に賛成した。 (3) リサイクルについて学んだ。 リサイクルは資源の再利用可のことであり、日本では、プラスチックや紙のリサイクルが普及している。 しかし、リサイクルにも欠点があり、リサイクル品をつくるのに多大なコストが必要な点やリサイクルするだけでは根本的なゴミの削減には繋がっていない点が欠点である。 ゴミ発電等に使用するのは良い方法であるとは思うが、環境保全の観点からみると、3Rの中のReduceやReuseについてももっと検討していくべきであると思った。
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A.(1) 製造において、安全第一、品質第二、生産第三が大切である。 特に安全第一の部分にはしっかりと目を向ける必要がある。 技術者は、危険なものを安全に取り扱うことができる人であるため、技術者は責任感を持つべきである。 また、安全と品質管理には相関がある。 品質管理を怠ったり、安さを重要視した粗悪品については安全性が担保できない。いずれリコール品になってしまう可能性が高い。 安全第一を実現するには、5S運動、5Mが大切になる。 職場環境を整えるための5S運動は、整理・整頓・清掃・清潔・躾+点検からなり、 製造の管理に必要な要素である5MはMan, Machine, Material, Method, Managementからなる。 5S運動や5Mについて行動・意識することで不安全行動を認識することができ、ヒヤリハット対処することで危険予知が可能になる。 (2) 演題:生産性より安全を優先するには? 共著者:?橋可奈子、?橋美羽、五十嵐千紘、松本凜 役割:10.Supervision ヒヤリハットの例として、実験室の試薬瓶の取りづらさを提言する者が多かった。 実験室の試薬には人体・環境にとって有毒なものもあり、試薬瓶を落として割れてしまうと非常に危険である。 また、地震等により、棚から大量の試薬瓶が出て割れた場合は、試薬同士で化学反応を起こす等、二次災害が起こり得ると考えた。 (3) (2)で議論した試薬瓶に関するヒヤリハットについて、対策を考えた。 ①試薬瓶を適当に棚に入れない。 ②棚が不安定にならないように、重い試薬はなるべく下段に置く。 ③試薬棚を鍵付きの引き戸式にして、試薬が棚から出ないようにする。 ④酸性、塩基性、シアン化物、炭化水素系等分類して収納する。 ⑤どこにどの試薬があるかを可視化する。 ⑥試薬を探す際は無理に奥から取ろうとせず、手前から他の試薬を安全な場所に移動して探す。 上記の項目を実現するためには、5S運動が重要であると思った。
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A.(1) 発電方式について、日本は火力発電が多い。 動力は石炭・石油であり、日本は化石賞をとるくらい消費量が激しく、地球温暖化対策に対して足を引っ張っている。 石炭、原油は蒸留塔を通り、灯油やガソリン、LPGに変換される。 熱伝導率はフーリエの法則で示すことができ、熱交換器の壁等にこの原理が適用されている。 エネルギーを効率的に使う取り組みは大事ではあるが、そもそものエネルギー使用量を減らすことも検討する必要がある。 3Rの中で、Recycleは燃やしても使用したエネルギーは元に戻らないのでほとんど使用できず、Reduceを考える必要がある。 (2) 演題:もし、石炭・石油のサプライチェーンの中の技術者になったら? 共著者:?橋可奈子、?橋美羽、五十嵐千紘、松本凜 役割:8.Resources CO2を減らすためにどのようにするべきか対策を考えた。 まずは運搬距離を減らして、移動時に排出するCO2を削減するのが良いという意見があった。 次に、生分解性プラスチックをつくり、環境保全への取り組みをしていくという意見があった。プラスチックをつくっている技術者であると仮定した場合、生物系の技術者と共に、石油からプラスチックをつくる技術を応用することができるのではないかと考えた。 (3) (2)にて、CO2を減らすために運搬距離を減らすという意見について考えた。 運搬距離を減らすという考え方は、ある一企業の人の視点から見れば、CO2は削減できていると思う。 しかし、企業があるA地点から運搬場所のB地点に行く場合、 運搬距離を減らすには、中間地点で別の企業を経由するか、交通を無視した直線距離でB地点へ行く、もしくはB地点を壊して新しい地点Cを作るしか無い。 よって、全体を見るとなにも解決していない。 そのため、運搬距離を減らすのではなく、運搬に使うトラックをCO2排出が少ないトラックにすることや、一度にたくさんのモノを運べるようなトラックにすることを検討するべきであると考えた。
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A.(1) インターネット等が普及し、世の中はどんどん便利になっている。 今日ではLINEやビットコインはサーバーを介さずともやり取りができるP2Pの仕組みを使っているため、通信が早くて便利である。 しかし、便利=危険が増えると考えておくべきである。 ネットデジタルとは、情報を文字に起こせるものであり、簡単にコピーアンドペーストができるものである。 技術者にとって、著作権の権利を守る等の一般的な情報倫理についても大切であるが、すぐに拡散してしまうネットには、ウソ、倫理に反すること、悪用される可能性があること等を書いてはいけない。 技術者倫理を守らなければ、ネットに書いたウソを真実として受け取った人が不利益を被ったり、ネットに書いた技術を他人が悪用して、取り返しのつかない事件が発生する可能性がある。 (2) 演題:実際に作れるものは何ですか? 共著者:?橋可奈子、?橋美羽、五十嵐千紘、松本凜 役割:6.Methodology ルミノールの合成を選んだ。 トリエチレングリコール、3-ニトロフタル酸、8%ヒドラジン水溶液等の試薬から合成することができる。 危険な試薬も含まれており、技術者を名乗るのであれば、これらを安全に処理しなければならない。 (3) バイオテクノロジーの倫理について学んだ。 遺伝子組み換え技術については、生命倫理的な面からは反対の意見もある。 遺伝子組み換えを適用することについて、メリットもデメリットも多く、 食品用植物に限定するが、遺伝子組み換えをすることにより病気に強くなる等のメリットがある。 デメリットは、生態系の崩壊の可能性や、遺伝子汚染等がある。 遺伝子組み換えが良いか悪いかについては、環境汚染の可能性があるか、ヒトの健康に被害があるか等の面での議論も多く、科学的根拠を示すことも重要になっいる。 そのため、科学的根拠を示すために動物実験をするべきか否か等、また別視点からの倫理についても考慮する必要が出てくると考える。
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A.(1)書誌情報 テーマ:【予習報告書】教科書は準備しましたか? 著者:赤池佳音 (2)要旨 環境トリレンマ問題について考察した。 この概念は、「人口増加・経済発展」「地球環境」「資源・エネルギー・食糧」が重なり合うことは人類の危機であるというものである。 技術倫理は、「社会とコミュニケーションをとり、問題を解決していく」ことである。 環境トリレンマ3つのうち、1つでも解決すれば、環境がより良い方向に進むと考えられるため、技術者は環境保全の取り組みに積極的になるべきである。 知的財産について学んだ。 「新しいものを創造し、権利化して保護し、産業に活用して利益を得て、また次の創造をする」という知的創造サイクルが社会の発展には不可欠であるため、知的財産権は必要である。 技術者は人・社会の役に立つものを創造することが大切である。そのため、現在の社会の状態やニーズ等についても知っている必要があり、知識を更新していくことも必要になる。 このような努力が必要になるため、知的財産については今後も、保護・尊重されるべである。 HACCPについて学んだ。 全工程で発生しうる異物を調査・分析し、各工程において安全性を確保するにはどうするべきかを決定するという方法である。また、重要管理点を設け、商品ひとつひとつの安全性を確保している。 どこで何が混入するか分からないため、全工程で管理することは重要である。 また、不適合品が出ないような設計にすることで製造途中のトラブルが減少すると考えられるため、製造部門や品質管理部門の連携も大切になる。 (3)合格に値する根拠 教科書を準備し、社会の中で技術者がどのような役割を果たしているか、技術者倫理はどのようなところで関わっているかを学んだ。
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A.(1)書誌情報 テーマ:【課外報告書】避難訓練に参加し、その改善点を提案しよう 著者:赤池佳音 (2)要旨 避難訓練時、机の下に身を隠し、その後、避難場所へ移動した。 避難訓練の改善点を提案した。 最初に、頭をケガしないようにするのが最も重要であるから、頭だけでも机の下に入れる、また、リュックや教科書等で頭を守るようにする。 続いて、移動時、階段が狭いために人数が多い時は移動に時間がかかるため、逆方向に進むと他者に迷惑をかけるため、もどってはならない。また、焦らず、走らずに移動するようにし、荷物は避難の妨げになるため貴重品以外は持たないべきである。 上記のような避難時の行動については避難訓練時に何度も周知していくべきである。 次に、避難場所について、頭上、周囲に危険がない場所にするべきである。どこに避難するべきか知らない人も多いので、大学のHPや掲示板等の目立つ部分に示す等の対策が必要である。 研究室にいる者は、安全を確保した上で避難するべきである。ヘルメットや軍手等は常時準備しておくと良い。 全体を通して、あらかじめ避難経路や避難場所等を各人で確認しておくことが重要である。 そのため、避難訓練時は、避難行動訓練だけではなく、経路確認や避難用品の確認も一緒に行う様に周知するべきである。 (3)合格に値する根拠 実際に避難訓練に参加し、改善案を提案した。 また、大学生協の学生委員会に防災関係の取り組みもするべきであることを伝えた。
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A.(1)書誌情報 テーマ:【課外報告書】民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう 著者:赤池佳音 (2)要旨 我妻榮記念館に足を運び、民法学の中心人物として活躍した我妻榮の生い立ち、偉業を知り、我妻榮の思想や民法学について学んだ。 我妻榮は我妻民法をつくった。 我妻民法は教育の重要性や優れた学びの方法等が記されたものである。 また、我妻榮は法令関係にも携わった。 裁判の判例集カードをつくったり、日本の立法の準備にも携わった。 基本的人権の尊重・男女平等の思想を大切にし、その思想に従って法の改正に携わった。 「守一無二無三」という信念を残しており、民法に対して一筋であり、熱意や責任感を持っていた人物である。 「大学を卒業した後は勉強をやめる人が多いが、これは勿体ないことであり、ある一つのことを自分で研究・試行し、自分にしかできないことを頑張るべきである。」という想いや、 「堆肥型(大器晩成型)の人間になりなさい。」という言葉を後世に残している。 (3)合格に値する根拠 実際に現地に行って話を聞いた。 そこで、民法学がどのようなものか、倫理と関係があるのかを学び、現代では当たり前になっている人権の尊重や男女平等の思想がどこから来たものなのかを学んだ。 現在当たり前であることは、昔の人が倫理感を大切にした上で法整備したからであると知り、未来でも倫理感のあることが当たり前になるように、現代の人々も倫理について様々な議論を重ねつつ、それを考える事を大切にしていくべきであると感じた。
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A.
A.未解答
A.はい 技術者倫理についてを知り、倫理観をもった考え、行動をすることが大切であることを学びました。 将来、技術者として社会で活躍したいので、自分が技術者であることを自信をもって示すことができ、他者から技術者として信頼されるように大学在籍中に様々な知識をつけたいと思いました。 この知識を用いて、何か社会の役に立つことができるかを今のうちから考え、就職時にも参考にしようと思います。 専門分野の知識はもちろん、技術者の倫理の知識ももっと養いたいです。技術者による実践的工学倫理の教科書に、過去の倫理問題事例がたくさん載っているので、来年までに1度全部読み、事例についてのネットの記事やブログ等から他者の考えも知り、学びを深めていきたいと思います。 技術倫理は、「社会とコミュニケーションをとり、問題を解決していく」ことであると学んだので、社会情勢や社会問題について知ることも必要であると思いました。社会状況は毎日変わり続けるので、毎日テレビ、新聞、ニュース等を見るよう心がけようと思います。 また、課外学習で行った我妻榮記念館では、我妻榮先生の思想についてとても感銘をうけたので、忘れないように毎日の研究に熱意をもって取り組むようにしようと思います。人生は学びであると思うので、個人的に興味のある他分野で、大学後も継続して学び続けられるような英語・歴史・天文学の分野について今から少しづつ勉強してみようかなと思いました。
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A.(1)正しい知識をつけ、技術者として使用していくためには知識をただつけるだけでなく、技術者としての自覚を持つのが重要である。また、技術者と技能者、科学者などの違いも重要である。それぞれの役割があり、それぞれの責任などが変わってくる。科学技術を他人を不幸に貶める道具にしないようにしていくことが重要である。地下鉄サリン事件なども普段は農薬として使われているサリンが使われた事件であり、いろいろなリスクを考えなければならないのである。 (2) 演題 華岡青洲について調べて、話し合ってみよう グループ名 書くのを忘れました。 人物 石川大翔 佐藤共希 柳澤勇翔 中村健佑 自分の役割 責任著者 華岡青洲について調べて、江戸時代の外科であり初めて全身麻酔を行ったすごい医者だということが分かった。また、当時は実際に乳がんの手術全身麻酔をした医者であることを知った。華岡青洲が近代医学を築いたことが分かったので、とてもためになった。1800年代に全身麻酔をしていたことがすごいと感じ、医療の発展はすごいと思った。 (3)復習として、技術者倫理と技術倫理の違いを調べた。技術者といっても、研究者や製造技術者、技術者などさまざまな種類がある。それぞれが異なった責任を負っている。技術倫理は重要なものであり、特定の技術や、原子力を使用するうえで、どの様な影響を社会にもたらすか、扱うべきかの問題であるのである。また、知恵を持っているだけだはなく、それをどう使っていくか制御していくかなど必要な倫理を理解することが重要である。
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A.(1)個人の利益と公共の福祉を実現するためにも技術者倫理が重要となる。チャレンジャー事件のような悲劇をこれ以上起こさないためにも過失をしないことが重要である。また、ゴムやプラスチックの種類とその特性をよく理解し、適切に使用することが大切である。技術者として、環境や損失なども考えた決定をしなければならないのである。労働者と経営者の関係なども重要である。 (2) 演題 ゲーム理論からみた損得と善悪 グループ名チームハンド 人物 石川大翔 佐藤共希 根岸夏輝 渋谷光 中野渡椋 自分の役割 責任著者 ゲーム理論とは、自身の選択が相手の利害に影響し、相手の選択も自分の利害に影響することである。囚人のジレンマについて調べた。囚人のジレンマは、協力することで良い結果になることが分かっていても協力しないものが利益を得る場合、協力しなくなることである。囚人のジレンマの例として環境問題を選択した。地球温暖化問題に取り組むため、日本とアメリカで温室効果ガス削減に取り組むと、協力するか協力しないの2択になり、2つの国が行うと、長期的に見て利益が大きいのに対し、1つの国が協力しないとその1つの国の経済成長をより進めることができる。そのため、協力しなくなるのである。 (3)復習では、チャレンジャー事件について調べた。チャレンジャー事件では、スペースシャトル・チャレンジャー号が発射1分後に爆発し、七人の宇宙飛行士の小野地gは失われた事件である。ブースターロケットの胴体から漏れた超高温の燃焼ガスが外部の燃料タンクを貫き、引火し大爆発を起こしてしまったのである。発射前の検査で、危険な兆候を発見できたのに対し、事故を防げなかったのである。このような事件を二度と起こさないようにしていきたい。
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A.(1)技術者倫理を守っていくためには、ルールを定め、順守していくことが重要である。例えば、ゲーム理論のように個人の利益を追求した場合、うまくいかないため、社会規範やルール、法律を守る必要が出てくるのである。また、コンプライアンスも重要である。法律を責任逃れや悪者探しに使うのではない本来の目的を見失わないことが重要である。知的財産権は、お互いの利益を高めていくための重要な法律である。 (2) 演題 技術と法律の関係 グループ名 チームバスケ 人物 石川大翔 佐藤共希 根岸夏輝 渋谷光 中野渡椋 自分の役割 責任著者 私たちのグループは、規制緩和について電力自由化を調べた。電力の自由化によって、電気料金が安くなり、環境に考慮できるというメリットがある。これは、改正電気事業法によって定められているものであり、2016年4月から一般家庭向けの電力小売りが始まっている。電力自由化によって、東日本大震災がきっかけとなり、電気の安定供給の確保、電気料金の抑制、電気利用の選択肢や企業の事業開発の拡大ができるようになった。 (3)復習では、知的財産権について調べた。知的財産とは、人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物などの財産的価値を持つものである。その中でも、法律で権利として保護されているものの権利を知的財産権という。目的は、新しいアイデアや技術を権利として保護し、研究開発の意欲を向上させることである。また、保護と利用の側面があり、特許権を得ることができる。知的財産権の歴史は、古くパリ条約から始まり国際貿易に大きな影響を及ぼすことになった。
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A.(1)工業を発展させていく中で重要なのは、環境保全に努めていくことである。四大公害病である水俣病は、有機水銀が脊椎動物の中枢神経系の神経伝達物質であるグルタミン酸に作用し、神経細胞のグルタミン酸受容体の機能を阻害することで、大きな被害を出した。ほかにも、DDTやイタイイタイ病など環境や生物に大きな影響をもたらしてきたものがある。環境や生態系を守っていくためにも、いろいろなことに気を付けなければならないのだ。 (2) 演題 新しい技術を運用するにあたって グループ名 書くの忘れました 人物 石川大翔 佐藤共希 中野渡椋 前田悠斗 井上空雅 渋谷光 鈴木佑涼 松下千聖 大石珠生 根岸夏輝 私たちのグループでは、水俣病を選択した。水俣病の予見可能性は、有機水銀が生態系に与える影響を十分に評価できなかった点であり、有機水銀の危険性や法律などが定まっていたら、回避できたと思う。結果回避義務は、企業が利益を重視し、生態系への影響を考えず環境問題を考えなかった点であり、環境に配慮した行動や環境問題への意識などが求められる。 (3)私は復習として、イタイイタイ病について調べた。イタイイタイ病は、富山県神通川流域で慢性カドミウム中毒による骨疾患のことである。三井金属工業が亜鉛採掘を開始し、亜鉛鉱石に含まれるカドミウムが原因となった。1957年以降に発症のピークを迎え、多くの人が苦しめられた病気である。また、このカドミウムが神通川流域にすむ人々の水田米など農作物を通した公害病であるため、恐ろしいものだと感じた。
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A.(1)製品を作る中で、重要なのは安全に気を付けることである。事故を起こしてからだとすべて遅いので、とにかく安全第一に気を付けて、作業していくことが必須である。また、安全の基本のルールを守り、緊急時の対応なども覚えておくことが重要である。実験をした時などは、廃棄物を適切に処理し、事故を起こさないことが重要である。また人的要因であるヒューマンエラーを起こさないためにも認知ミス、判断ミス、行動ミスを起こさないようにしていかなければならない。 (2) 演題 生産性より安全を優先するには? グループ名 書くのを忘れました 人物 石川大翔 佐藤共希 中野渡椋 根岸夏輝 渋谷光 自分の役割 責任著者 私たちのグループでは、安全衛生活動に割く時間が十分でないという結論になった。具体的な改善案としては、巡視時間を増やすことが必要だと考えた。巡視時間を増やすためには、週2回以上巡視しなければならないというルールを作ることなどが挙げられる。しかし、これを固定の人が行うとなると負担が大きくなってしまうため、巡視を行うメンバーを週ごとに決めることで改善できると考えた。さらに、巡視を行うメンバーが増えることで、安全衛生活動への感心も高まると考えた。 (3)復習では、安全にかかわる事故としてJR福知山線脱線事故を調べた。これは、JR福知山線で7両編成の電車が異常な高速度で急カーブに侵入したことにより脱線し、線路東側のマンションに激突し多くの命がなくなった事故である。原因としては、電車の定刻を過ぎていたため、遅れを取り戻そうとした結果、制限速度70km/hのところを116km/hで走行してしまったためである。ATSというシステムが導入されていれば、防げた事故であったが、それよりも安全第一が優先と考えさせられる事故だと感じた。
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A.(1)未来に向けて、環境や私たちに生活を守っていく上で、環境問題や人口の増減は非常に重要である。例えば、気候の変動や人口の爆発は、貧困を招き政治などにも大きな影響を与える。地球温暖化は、現在加速しているが基本対策として緩和と適応がある。再生可能エネルギーを使用したり、温室効果ガス削減に努め、気候変動の影響による被害の軽減や対策をとっていくことが最重要である。そして、未来ある地球を守っていくべきである。 (2) 演題 もし、石炭・石油のサプライチェーンの中の技術者になったら? グループ名 書くのを忘れました 人物 石川大翔 佐藤共希 中野渡椋 根岸夏輝 渋谷光 志賀洸介 堀俊介 自分の役割 責任著者 石炭石油のサプライチェーンの技術者になり、排出する二酸化炭素量を減らすためには、まずガソリン製造のためのエネルギー効率を上げ、少ない燃料でガソリンを製造できるようにすることが重要だと思う。そうすることで、少ない燃料で多くのガソリンを作ることができ、二酸化炭素排出量を少なくできる、また、燃料で再生可能エネルギーを使用すればより二酸化炭素排出量を少なくすることができる。 (3)復習として、地球温暖化について調べた。地球温暖化を抑制していくために、現在シェールガスやシェールオイル、メタンハイドレードなどの非在来型化石燃料が注目されている。これらは、石油の数倍埋蔵されており、これからの技術開発が注目されている。再生可能エネルギー法では、電気エネルギー源として永続的に利用できるものであり、太陽光や風力などである。多くの国で自然エネルギーによる発電を増やす試みが取られているのである。
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A.(1)技術者倫理は、バイオテクノロジーや情報技術なども重要である。バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製である。生物は、化学物質の集合体であり、情報も勝手に増えていく点が共通点である。デジタル化が進んでいく社会では、その情報の正誤を見極められなければならない。コピーされた内容がなりすましかなりすましでないかが見極めることも重要である。そのため、本人確認などの認証も重要である。AIの技術が高まっている現在では、著作権法なども変化して来ており、いろいろな変化に対応していかなければならない。 (2) 演題 実際に作れるものは何ですか? グループ名 書くのを忘れました 人物 石川大翔 佐藤共希 中野渡椋 根岸夏輝 渋谷光 自分の役割 責任著者 私たちのグループでは、技術を行使したものが思いつかなかった。そのため、工学部卒にふさわしい実践力をみにつけ知識だけでなく、経験を積んでいきたいと考えた。私が、就職し技術者になったときには、工学部卒として恥ずかしくない様に正しい知識と倫理そして、技術を身に着けていきたい。また、工学倫理については、安全性や公正さを適用していくための経験をしていくことが大切だと考えた。 (3)復習では、バイオテクノロジーについて調べた。バイオテクノロジーの例として、遺伝子組み換えがある。遺伝子組み換えとは、当該植物に存在していない外来植物に存在する遺伝子を組み込むことである。遺伝子組み換えは、生態系への影響や健康被害などの危険性が示唆されている。神戸大学による遺伝子組み換え生物の不適切使用などの問題もあり、これからも注意が必要である。
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A.(1)書誌情報 予習報告書 著者 石川大翔 提出日10/10 キーワード 安全 (2)要旨 技術者は、自分が専門とする技術が社会や環境にどのような影響を及ぼすか専門的な知識と理解を持たなければならない。そうした知識を持つことで、安全が守られるのである。技術は、危険なものを使いこなすための知恵であり、その知恵を持っていないと技術を行使してはならないのだ。また、工場などで、作業する場合安全第一が最も重要であり、生産よりも安全が優先されなければならないのである。また、安全に配慮していく中で決まりを守ることが重要であり、正しい手順を理解することが必要なのである。また、万が一事故が起きてしまった場合は、状況を素早く判断し何をすべきかどうするべきかをよく考えるのがとても大切である。また、技術者倫理としての品質管理を予習した。品質管理は、顧客が望む製品へPDCAサイクルなどを回しながら、安全に配慮し製品を作ることである。また、品質保証などの製品・サービスの品質を保証するための生産活動があることなどを知った。安全性を守るために、いろいろな機関がありISOなどの国際規格やHACCPなどの食品の安全性に関する企画などもある。 (3)合格に値する根拠 私は、予習報告書で応用化学・化学工学科としての技術者倫理の観点から多くのことを学ぶことができたと考える。なぜなら、技術者として安全を守っていくための倫理を学ぶことができたためである。さらに、これから技術者として学ぶべきことを知ることができたためである。
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A.(1)書誌情報 [課外報告書]避難訓練に参加し、その改善点を提案しよう 著者 石川大翔 提出日1/15 キーワード 避難訓練 (2)要旨 技術者倫理の授業後の山形大学工学部で行われている避難訓練に実際に参加した。指定避難場所は、100周年記念館前の広場であり、多くの学生が参加していた。問題点としては、100周年記念館前だと、天気によって避難時の安全が変わるかもしれない。夏の晴れの日なら問題ないが、冬の雪の日であった場合、避難時に転倒などの事故が起こる可能性もある。改善点としては、その日の天気によって、逃げる場所を変えることがあげられる。また、私は厚生労働省の避難訓練実施ガイド参考資料(案)を調べてみてみた。避難訓練をする際の注意点やどこに逃げるかなどが書いてあり、普段から避難する場所を確保するために避難に関するものに目を通しておくべきだと感じ、いろいろな災害に対する知識も付けるべきだと感じた。 (3)合格に値する根拠 合格に対する根拠としては、この避難訓練の課外報告書を通して応用化学・化学工学科としての安全を守るための避難や日ごろの対策などを知ることができた点である。また、実際に避難してみることで、ただ知っている状態ではなく実際に体験した経験をこれからの生活に生かしていけると感じた。そして、避難訓練のことについても自分で調べ、知識をつけることの重要性を再確認できた。そのため、応用化学・化学工学科としての正しい知識をさらにつけていきたい。
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A.(1)書誌情報 [課外報告書] 民法学者、我妻榮の聖地巡礼をしよう 著者 石川大翔 提出日1/26 キーワード 民法 (2)要旨 我妻榮記念館に実際に足を運び、民法と法令の関係の思想について学んだ。我妻榮さんは、原子力損害賠償法などの法律に大きくかかわり、原子力の事故が起きた場合などの賠償方法や被害の償い方などをまとめた。技術者倫理の授業で、法律は倫理にとって非常に重要な役割を持つと習った。原子力の法律も倫理にとって良い影響を与えたのではないかと考えた。また、家族法などの民法の改正も現在に大きな影響を与えたのではないかと考えている。民法改正により、家族全員が平等の立場であると定められ、女性の権利を増やし新たな倫理の価値観が生まれた。我妻榮さんの倫理と法令の関係についての思想を学ぶことができた。倫理と法令が密接に関係していることを知ることができた。過去に民法が変わったことでより住みやすい現在があることに感謝して生きていきたいと思った。 米沢の偉人である我妻榮氏のことへの理解を深めながら、民法と法令そして倫理についての理解を深めていきたい。 (3)合格に値する根拠 私は、この課外報告書で応用化学・化学工学科としての技術者倫理の観点から民法と法令の関係を学ぶことができたと考える。なぜなら、技術者として倫理を守っていくことは重要であり、その倫理を形成するのは法令であるためである。今回学ぶことができたことを技術者になったときに活かせるようにさらに倫理と法令の関係について学びを深めていきたい。
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A.
A.未解答
A.はい。 私は、履修の取り組みに一切の偽りや不正のないことを誓います。 この授業を通して、技術者に必要なものは何かそしてどんな倫理を持つべきなのかを知ることができました。この授業を通して、私は民法などの法律に興味を持つようになり、法律の本を読むようになりました。法律と倫理は、密接に関係していて法律のもとに倫理があるということを知りました。課外報告書で我妻榮記念館を訪れ、民法学者についても知ることができたのでさらに我妻榮氏について調べていきたい緒思いました。そのため、法律について学び倫理についても理解を深めていこうと考えました。また、この授業では安全性の重要さについて知ることができました。技術を行使していくことで、何よりも重要なのは安全であり利益を優先すべきでないことを知りました。過去の失敗である公害病などを起こさない様に環境への配慮をしていきたいです。 将来の抱負としては、これから大学院に進学予定なので技術者としての知識をよりつけつつ、知識だけでなく経験も積み、大学院卒業した時には大学院卒として恥ずかしくないような技術者になっていきたいです。そして、技術者になったときには社会に貢献し、人々の生活をよりよくしていきたいです。また、技術の進歩と倫理の問題をよりよく考え、技術の利用をしていきたいです。そして、新たな技術を生み出し、安全性にも気を付け時代の変化に対応していけるようになっていきたいです。
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A. とある化学構造式を見た時にどう感じるかで私たち技術者としての倫理観が問われます。化学や生物学などある分野を専門として学習している私たちにとって技術者倫理はこれから先とても重要な学びであるといえます。一例をあげると、地下鉄サリン事件が挙げられます。サリンは、アセチルコリン分解酵素の阻害剤で、皮膚に1滴でも付いたら死ぬ可能性がある猛毒です。そんな危険な物質を製造し、ばらまいたのは私たちと同じように科学を学び教育を受けた方々でした。知識を持った時にそれをどう活用するか、私たち技術者としての倫理観が問われると思います。 私たちは華岡青洲について調べました。私は調査の役割をしました。華岡青洲は通仙散という麻酔薬を開発しました。きっかけは中国の華侘が麻酔で人を救ったことだといわれています。この麻酔薬の開発の背景には十数人への人体実験があり、その中には青洲の母親や妻もいました。この麻酔薬の開発によって、世界で初めて全身麻酔下で乳がんの手術に成功しました。その活躍を聞きつけ技術を学びたい人が殺到しましたが青洲は自分の弟子にしかこの麻酔薬を伝えていないと知りました。この行いは技術者として素晴らしいことだと考えました。 技術者倫理について調べると、技術者には専門とする技術についての知識・能力、専門技術をが社会に及ぼす影響と制御する技術の知識、法規の知識、社会の道徳的理解が求められることを知りました。また、その専門とする知識の情報のアップデートを常に行うことを徹底しなければならないことも知りました。これから技術者となる私たちにとってこの考えはとても重要なことであり意識しなければならないことだと考えました。
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A. もし自分が作っている製品の重大な危険性に気づけたとして、製品の停止を求めることが出来るでしょうか。停止を求めたことで発生する会社の損害賠償、自身の職を失うというような結果になっても事故を未然に阻止する勇気はあるか。私たちが技術者として働くようになってからこのような場面に遭遇することがあるかもしれません。そんな事態を作らないために日本では日本プロフェッショナルエンジニアリング協会のエンジニア信条というものがあります。そこには、自身の知識及び技術を福祉の発展や向上に利用することとして努力を払い誠実な仕事の参画することを誓うと記されていました。技術者になったときこの考え方を胸にしまい働きたいと思いました。 私たちはゲーム理論について調べました。私は調査の役割をしました。ゲーム理論とは、ジョン・フォン・ノイマンとオスカー・モルゲンシュテルンによって誕生した人間の意思決定が効率的ではない場合を考える数学的な考え方です。今回は代表例として囚人のジレンマを挙げた。結論から言うと延滞としてみた場合に最も利益が最大化されるパレード最適と、1人1人にとってリスクを回避する合理的選択肢のナッシュ均衡があることが分かりました。この結果から、自分は合理的決定をしていると思っていても全体を見ると非効率かつ不合理な事象も多くあるのではないかということが考えられました。 ゲーム理論についてもっと深堀していくと囚人のジレンマの他にもチキンゲーム、マッチング理論、オークション理論、マーケットデザインなどたくさんの種類があることが分かりました。どのゲームも利己的に考えた結果どうなるかを考えるものでした。調べてみてどれも面白そうな内容だったので実際にやってみたいと思いました。
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A.世界に法律がなければ私たちの生活は今どうなっているでしょうか。世界中では喧嘩が毎日のように行われ荒れた状態になっていることでしょう。それを防ぐために法律があります。そもそも法律とは、社会生活の秩序を維持するために統治者や国家が人民に強制する規範であり守るべき教えと戒律です。この例としてレ・ミゼラブルが挙げられました。この物語では、主人公ジャンバルジャンを通して個人個人の倫理観の大切さと法がすべてではないということ調べてみて分かりました。 私たちは規制緩和の例としてライドシェアを選びました。私は調査の役割をしました。ライドシェアとは2024年4月より一般ドライバーでも登録していれば有料で送迎が出来るシステムです。この背景にはタクシー運転手が年々減少していること、ドライバーの高齢化が挙げられました。ライドシェアのメリットとしてドライバー側は購入した資産(車)を活用しお金を稼ぐことで車の維持費などの負担が減らせます。また登録出来たら自分の好きな時にはたらくことが出来るため時間を有効活用できるのも魅力だと考えました。お客さん側は費用を安くできることができたり、アプリを通じたシステムなので評価を見て選ぶことが出来たりすることがメリットだと考えました。 ライドシェアについてもっと調べてみました。ライドシェアのデメリットとして、ドライバー側はライドシェアの運営が万が一サービスを取りやめてしまったとき保証がないまま職を失ってしまうことです。また、賃金や手数料など金銭面を担っているのは運営側なので賃金の低下や手数料増加などの影響を受ける可能性もあります。お客さん側はドライバーからの暴行や盗撮に巻き込まれる可能性があります。また、タクシードライバーやバス運転手などといったプロのドライバーではないため、交通事故の可能性が高くなるかもしれないのもデメリットとして挙げられます。
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A. 技術の発達の裏側には私たちの生活が脅かされるほどに危険な物質が流れ出しているかもしれません。そんな技術の発展とともに人々の健康が壊された例として水俣病が挙げられました。水俣病とは四大公害病の一つでメチル水銀を体内に含んだ魚を食べてしまったことが原因で流行した病気です。すべての原因は工場排水に紛れ込んだメチル水銀でした。この経験を経て日本では排水中の様々な物質の濃度の基準が設けられ分析方法を決められました。 私たちは議論の例として水俣病を選びました。私は調査の役割をしました。水俣病を防ぐ予見可能性としてアセトアルデヒドの製造から出る排水の成分を十分に操作しなければいけないという意見が出ました。また、検査をする際に検査結果がはっきりと出るような技術を持つようになってから取り掛かることが大事なのではないかと考えた。実験過程や短期間の研究では大丈夫なことがあっても長期的に見たりある一定の物質・温度など環境によって変化することもあるので十分な検査が必要であると考えました。 四大公害病について詳しく調べてみました。四大公害病は水俣病の他にイタイイタイ病、四日市ぜんそく、新潟水俣病がありました。どれも工場で排出された水による水質汚染やガスによる大気汚染によるものでした。どの病気も重大な健康被害を引き起こし死者も何百人にも及んだそうです。このようなことをなくすために厳重な検査と対策が必要だということが分かりました。
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A. インドの州都ポパールで起きた毒ガス漏洩について学習しました。この事件は、イソシアン酸メチルが貯蔵タンクから漏洩し多くの人々が住む住宅にガスが流れてしまったことで起きた事件です。漏洩事故はMIC貯蔵タンクに水が混入し異常反応が起こり圧力が上昇してMICが貯蔵タンクから漏洩したことから始まる。通常は安全設備が作動するはずだが、その会社では赤字が続いていたため安全設備の管理がされてなくその結果、装置外に漏洩してしまいました。これは、経営不振が招いた経営合理化のための手法であったと考えられます。 私たちは安全に作業するために必要なことを考えました。私は調査の役割をしました。話し合いの結果、安全に作業するためには1人で進めず複数人で確認を行うこと、チェックリストをつくること、自分で集中できる環境を作っておくこと、十分な睡眠をとることが挙げられました。また、作業を行うにあたって作業内容の確認や点検のルーティン化なども大切だと考えました。 インドのポパールで起きた毒ガス漏洩事件についてもっと詳しく調べました。この事件の被害者はポパールの人口80万人のうちの1/4以上におよび最低でも20万人、一説でも30万人に上がったことが分かりました。死者は即死者でも2000人以上、最終的には14410人なったことが分かりました。ここまで被害が広がった原因として、ガスの漏洩には音がなくわからなかったこと、深夜に発生したこと、風向きが人口稠密な市街地へ拡散したことが原因だと調べて分かりました。
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A. 現在私たちは地球温暖化やそれに伴った海面上昇やCO2の増加を防ぐため様々な取り組みをしています。CO2を削減するための例としてLCCM住宅が挙げられます。LCCM住宅は省CO2化を進めた先導的な脱炭素化住宅です。家の建築時から完成後の生活までできるだけ省CO2化に取り組み、また太陽光パネルなどの自己発電で再生可能エネルギーを創りあげCO2の収支を減らす住宅です。 私たちはプラスチック製品について考えました。私は調査の役割をしました。二酸化炭素の排出を予億生するためには、プラスチック製品を製造する際にバイオマスプラスチックを使用した方がいいと考えました。バイオマスプラスチックとは、再生可能な有機資源由来のものであり環境にやさしいプラスチックです。バイオマスプラスチックは有機資源由来のものなので燃やしてもカーボンの数は変わらないので従来のプラスチックより環境にやさしいといえます。 バイオマスプラスチックについてもう少し調べてみました。まずバイオマスプラスチックとは植物を原料とし、自然界で分解されてしまう「生分解性プラスチック」の総称ということが分かりました。いずれも自然界で分解し二酸化炭素と水になります。また、デメリットとして従来のプラスチックより品質が劣ってしまう場合があること、生産コストが高いこと、すべてが分解されるとは限らないことが挙げられていました。生産コストに関しては、種類にもよりますが、従来のプラスチックの生産より2?5倍のコストがかかることが分かりました。
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A. ウィニーはインターネットで無数ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずとも大きなデータやファイルを自由に交換できるソフトウェアです。これを作った金子さんはITがもっと発展するように願い作り上げました。便利になった一方、悪質なウイルスを流すものや重要な情報を盗み流出させるものが出てきました。これによりウィニーは日本中を巻き込み情報産業の発展に影響を及ぼしたとされています。この事件は様々な議論がされており、このような素晴らしい技術を作った人を取り締まるせいで技術の発展が遅れてしまうといった意見や、開発者ではなく利用者が悪かったといった意見が出ています。 私たちは自分たちが作ったものがあることについて話し合いました。話し合いの結果、カテコールから1,2ージメトキシベンゼンを作ったことがある人とリポソームを作ったことがある人がいました。また、私自身も学生実験でダニエル電池を作ったことがあります。なおこれは化学実験の知識を応用して作りました。 ウィニー事件のその後について調べました。金子さんは裁判の結果無罪が確定していました。最高裁判所では利用者がウィニーを著作権侵害に利用する蓋然性が高いことを認識し、認容していたとまで認めることは困難であると判断を下していたことが分かりました。製品を開発したときに本来の目的とは違う使い方をされたときに世間はどう判断するのか、それにより引き起こされる影響は何なのか、このウィニー事件によって理解できたと思います。
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A.【書誌情報】我妻栄先生の調査、菊池沙姫、2025年1月27日、民法 【要旨】我妻栄先生について調査をしました。調査をするにあたって、私は我妻栄記念館を訪ねました。記念館に入ると館長さんがいて我妻栄先生のビデオを見せていただきました。そこでは先生の生い立ちや経歴などが収録されていました。大正15年には論文「私法の方法論に関する一考察」を発表以来、「民法総則」「物権法」「債権総論」など多くの著者を観光し伝統的な法律学に社会学的な方法を取り入れた我妻民法体系を作り上げました。記念館内の資料室には実際に我妻先生が実際にかかれた生原稿や本が置いてありました。また、法律制度を一覧できるよう工夫されたものや、「判例カード」が置いてありました。手書きでかかれた何枚もの判例カードを見て圧巻しました。この判例カードを見て感じたことは、私たちが今安心して過ごせているのは、我妻先生が定めてくれた民法のおかげだということが分かりました。2階に上がると我妻先生が使用していた机や、教えていた時の音声を流すラジオが置いてありました。そこには今まで我妻栄記念館を訪れた方々の感想が書かれたノートが置いてありました。その中には、私たちのような学生の他に法学を学んでいる方や遠い場所から訪れた方も記入していて、我妻先生は本当に偉大な方だと痛感しました。 【合格に値する根拠】実際に我妻記念館を訪れ、ビデオの閲覧や資料室の見学をしました。また、見学の中で先生の偉大さと民法についてが学べました。民法は、私たちの生活の基礎となるルールを定めた法律であり、現在の条文数は1046もあることが分かりました。
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<li>
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/WebClass/WebClassEssayQuestionAnswer.asp?id=213'>
<q><cite>
■総まとめ(技術者倫理2024R06)
</q></cite>
</a>.
<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Syllabus.asp?nSyllabusID=11211'>
技術者倫理
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<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=6311'>
成績申請と単位認定請求
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</li>
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大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。