大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
A. 昨今の世の中には便利なものがたくさん存在している。しかし、その便利なものを扱うためには危険が伴う。一般的な例を挙げるとすると車がそうだろ。地方に住む我々からすれば、車は生活をするための必需品といっても過言ではないだろう。そんな車も安全運転をすればとっても便利なものだが、使い方を誤れば事故が起きたりしてしまう。技術者の世界でもこれは同じなのである。技術者はそんな便利なものを安全に扱うために存在しているのである。では、この便利で危険な物とは、薬品やガスだけなのだろうか。実際のところ我々の身近にも存在しているのである。それがインターネットなどのデジタルである。デジタルというのは文字に書けるものと考えていいだろう。このような文字だけで何でも表せるようなものは、流出してしまうと非常に危険なのである。そのため危険であると考えるが、実は別の面でも危険性を持っているのである。それは偽情報である。そのため、現代の我々はその情報が正しいのかどうかの取捨選択が必要になってくるのである。 今回の講義の平常演習は、「実際に作れるものは何ですか?」というものだ。私たちは学生実験により、コーヒーや紅茶などからカフェインのみを抽出したり、化学反応によってルミノールを生成することが出来る。 今回の授業の復習として、インターネットの情報の不確か製だけではなく、最近ではテレビでの情報の不確かさや隠ぺいなどがあるというのを調べて学んだ。
A.(1)p2pについての話を聞きました。最近ではVPNのようなIPアドレスを偽造するものなどが増えているため技術を正しく使わなければ問題がたくさん起きることの良い例だと感じました。 最高裁が「セクハラ捏造」を認定した宮崎大学の話では目立つ人物が陥れられるというのは社会問題としてもよく出ているお話かなと思います。 フォルクスワーゲン自動車のECUに、 クルマが検査中であることを察知するソフトウエアを仕込み、検査をかいくぐる不正の件についてもテクノロジーが進歩する一方、その分だけ技術的な不正も同様に進化していることの良い例だと思いました。 マインナンバーカードの認証も今ではスマートフォンから可能ですが、これらにも不正が本当に起こりえないのかを再検討する必要があるのではないかと思いました。 (2)講義で習ったことから実際に自分で作れるものを考えました。 私たちのグループでは石鹸の作製について考えました。 (3)オリーブオイルと水酸化ナトリウムを反応させて石鹸を作成します。 必要な化学知識は油脂と強塩基が反応してグリセリンと脂肪酸塩(石鹸)を生成する鹸化反応です。 適量の植物油と水酸化ナトリウムを水に溶解してアルカリ溶液を作成し、それらを混合し、撹拌しながら反応させる。 撹拌した溶液を型に流し込んで数日間熟成し固化させて完成。 危険性としては水酸化ナトリウムは強い腐食性を持ち、皮膚や目に触れると危険というのと化学反応中に発熱するため、適切な温度管理が必要です。
A.(1)本講義では、情報技術とバイオテクノロジーについて学んだ。winnyはファイル交換ソフトとして様々な用途に利用可能であった。しかしながら、悪用されることで作成者自身が犯罪者として扱われてしまう事件を知った。このように便利なものはインターネットやデジタル技術において危険なものと同値である考えを知った。技術の例としてP2Pがある。これは不特定多数の端末がサーバーを介さずに端末同士で直接データファイルを共有することが可能だ。メリットとしてはサーバーに負荷がかかりにくく、サーバーダウンすることがないゼロで運タイムの実現が可能なことだ。一方、違法ダウンロードなど悪用されるデメリットもある。 デジタルとは文字のことであり、これは遺伝情報やフェイクにもなり得ると分かった。最後に、1?7回目の総まとめを行った。 (2)共同作成者:平田涼介、?橋洸哉 ワークショップ課題として工学部で得た知識で実際に作れるものを考えた。学生実験の知識でヨーグルトや納豆、サイリウムを作ることができると考えた。工学部を卒業したと言えるような知識だけでなく、実際に何か物を作れるようこれから多くの経験値を積みたいと思った。 (3)講義の復習として、1?7回の講義まとめを行った。講義の中で私は四代公害病に最も印象を持った。化学物質の知識不足によって現在にもわたる多くの死病者を出してしまったことは、今後決して起こしてはいけないと考えた。そして技術者は正しい知識を持ち、リスクが発生する場合はその対処法を考案し検討し、初めて実行に移すべきと考える。
A.(1)技術と倫理に関連した様々な事例や考察を学んだ (2)今までに習った知識で自分で作れるものを一つあげた (3)最初に触れられるのは、P2P技術の進化とその影響です。NapsterやWinnyの登場により、音楽や映画のディジタル化が進み、著作権に関する法的な問題が浮上しました。インターネットは当初、自由で非中央集権的な空間として存在し、政府の管理が難しいことが強調されています。しかし、インターネットの普及と共に、それが管理されるべきだという意見が広がり、情報技術やその規制のあり方が問われています。 また、技術と倫理の交差点に関する問題がいくつか紹介されています。例えば、バイオテクノロジーにおける遺伝情報のデジタル化は、技術の進展により可能となり、ヒトのゲノム解読がそれを証明しています。しかし、個人の遺伝情報がどのように扱われるべきか、またそれがプライバシーや人権に与える影響についても懸念されています。遺伝情報が不正に利用されることがないよう、適切な取り扱いや倫理的配慮が求められるとされています。 さらに、技術者や研究者に求められる倫理観にも触れています。特に、技術者が持つべき知識や判断力、倫理観が強調されており、例えば、技術者が自身の知識や経験をもとに技術を使うべきであること、無知や未熟な判断が引き起こす倫理違反が重大であることが示されています。加えて、過去の不正や事件、例えばフォルクスワーゲンの排ガス不正問題やセクハラ捏造問題なども引き合いに出され、技術者が正しい判断を下すためには継続的な教育と訓練が不可欠であることが述べられています。 結論として、この講義ではは、技術と倫理が密接に関連していることを強調し、技術者が社会に与える影響を自覚し、正しい知識と倫理的な判断に基づいて行動する重要性を訴えています。
A. この講義でp2pに対する理解、またその開発によって起こったWinny事件、その他の倫理的な問題など主に技術者の倫理について学んだ。 自分が実際に作れるもの、というワークショップを行った。私はp2pを用いたシンプルな対戦ゲーム(○×ゲームなど)を考えた。シンプルで読みやすいpythonを用いて、双方のプレイヤーが直接通信してゲームを進行し、相手の手を受信して自分の画面に反映させる。ほかの意見としてダニエル電池、化学実験に知識を活かした知識の反映というのが挙がった。この会話の中で肯定的意見よりは否定的意見が多かった。p2pを用いた対戦ゲームではセキュリティ面が不安という考えが出た。セキュリティ対策をどうするか、という問いに対してどうするか答えが出せなかった。また化学実験については、実験材料や器具をそろえるのが困難であること、、また実験の管理不十分で失明、火傷など安全上の問題や発生する恐れがあることが挙がった。 ワークショップで挙がったp2pを用いた対戦ゲームのセキュリティ上の不安を解消するために、対策を調べた。調べていく中で2つの問題を学び、対策を立てた。1つ目は第三者が通信を傍受する可能性がある点だ。これは通信を暗号化してデータを保護する対策が防ぐことができると考えた。2つ目はIPアドレスの流出だ。これはネット検索しても少々分からない点が多かったが、NATというネットワークアドレス変換やSTUN/TURNなどの技術を用いて接続を間接的に管理するという方法があるらしい。
A.
A.サイバー犯罪やサイバー攻撃は、もはや仮想空間に限られた脅威ではなく、現実社会に直接影響を及ぼす深刻な問題となっている。フォルクスワーゲンの排ガス検査不正では、車両のECUに仕込まれたソフトウエアによって、検査状況を察知しつつ実際の排出量を隠蔽した。これは企業の利益や競争力を優先するあまり、社会や環境に対する責任が後回しにされた事例といえよう。また、音楽や映画のデジタル化によって完全な複製が容易になると、著作権侵害のリスクが高まり、法整備による権利保護が重要視されてきた。しかし同時に、技術が進化するほど、規制や倫理基準との間にギャップが生じやすくなる側面も否定できない。 さらに、デジタル化は文字化とほぼ同義だといわれるように、今やあらゆる情報がデータ化され、大量かつ瞬時に複製・流通される。その結果、人々は情報を得る機会が爆発的に増えた一方で、「不立文字」という禅の概念が示すように、本来は言語化・数値化しきれない領域があることも忘れてはならない。法曹界における解釈問題が端的に物語るように、文字情報に依拠するルールには限界がある。これは情報技術のみならず、遺伝子組み換え技術やゲノム編集などのバイオテクノロジーにも通じる課題であり、科学的根拠だけでは測れない倫理的次元が存在する。 ゆえに、技術者は単に革新的な技術を生み出すだけでなく、その技術が社会にもたらす影響を俯瞰し、法や規格を超えて自らの行為を省察する責務を負う。安全対策や品質管理の徹底はもちろん、データの取り扱いや知的財産権への配慮、さらに生命倫理に関する理解など、多方面にわたる慎重な姿勢が欠かせない。技術が社会を変革する力を持つからこそ、技術者には高度な専門知識とともに強固な倫理観が求められるのである。
A. P2Pを利用したウィニーというソフトがあった。個人のパソコン間で管理されたサーバーを経ずにデータ・ファイルを交換できるソフトだった。違法にデータをやり取りされる可能性があったが、開発者の金子はソフトを配布した。結果、映画やゲームのデータを違法アップロードした利用者が著作権違法により逮捕された。それを受け開発者の金子も違法な行為はしていなかったが、同じく著作権違法で逮捕された。その後の裁判で金子は無罪を勝ち取った。金子が有罪判決を受けていれば、P2Pソフトの開発がためらわれ現在のように発展することはなかったかもしれない。 復習として工学部で得た知識を、実際に行使した経験について振り返った。私はメチルオレンジを作った。スルファニル酸に炭酸ナトリウムを加えスルファニル酸ナトリウムとし、3?5℃で亜硝酸ナトリウムと塩酸を加えて塩化ベンゼンスルホン酸ジアゾニウムにする。その後ジメチルアニリンを加え、最後に水酸化ナトリウムを加えることでメチルオレンジが生成される。応用された知識は有機化学のジアゾカップリングの知識および化学実験の知識だった。
A.(1) インターネット等が普及し、世の中はどんどん便利になっている。 今日ではLINEやビットコインはサーバーを介さずともやり取りができるP2Pの仕組みを使っているため、通信が早くて便利である。 しかし、便利=危険が増えると考えておくべきである。 ネットデジタルとは、情報を文字に起こせるものであり、簡単にコピーアンドペーストができるものである。 技術者にとって、著作権の権利を守る等の一般的な情報倫理についても大切であるが、すぐに拡散してしまうネットには、ウソ、倫理に反すること、悪用される可能性があること等を書いてはいけない。 技術者倫理を守らなければ、ネットに書いたウソを真実として受け取った人が不利益を被ったり、ネットに書いた技術を他人が悪用して、取り返しのつかない事件が発生する可能性がある。 (2) 演題:実際に作れるものは何ですか? 共著者:?橋可奈子、?橋美羽、五十嵐千紘、松本凜 役割:6.Methodology ルミノールの合成を選んだ。 トリエチレングリコール、3-ニトロフタル酸、8%ヒドラジン水溶液等の試薬から合成することができる。 危険な試薬も含まれており、技術者を名乗るのであれば、これらを安全に処理しなければならない。 (3) バイオテクノロジーの倫理について学んだ。 遺伝子組み換え技術については、生命倫理的な面からは反対の意見もある。 遺伝子組み換えを適用することについて、メリットもデメリットも多く、 食品用植物に限定するが、遺伝子組み換えをすることにより病気に強くなる等のメリットがある。 デメリットは、生態系の崩壊の可能性や、遺伝子汚染等がある。 遺伝子組み換えが良いか悪いかについては、環境汚染の可能性があるか、ヒトの健康に被害があるか等の面での議論も多く、科学的根拠を示すことも重要になっいる。 そのため、科学的根拠を示すために動物実験をするべきか否か等、また別視点からの倫理についても考慮する必要が出てくると考える。
A.(1)技術者倫理は、バイオテクノロジーや情報技術なども重要である。バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製である。生物は、化学物質の集合体であり、情報も勝手に増えていく点が共通点である。デジタル化が進んでいく社会では、その情報の正誤を見極められなければならない。コピーされた内容がなりすましかなりすましでないかが見極めることも重要である。そのため、本人確認などの認証も重要である。AIの技術が高まっている現在では、著作権法なども変化して来ており、いろいろな変化に対応していかなければならない。 (2) 演題 実際に作れるものは何ですか? グループ名 書くのを忘れました 人物 石川大翔 佐藤共希 中野渡椋 根岸夏輝 渋谷光 自分の役割 責任著者 私たちのグループでは、技術を行使したものが思いつかなかった。そのため、工学部卒にふさわしい実践力をみにつけ知識だけでなく、経験を積んでいきたいと考えた。私が、就職し技術者になったときには、工学部卒として恥ずかしくない様に正しい知識と倫理そして、技術を身に着けていきたい。また、工学倫理については、安全性や公正さを適用していくための経験をしていくことが大切だと考えた。 (3)復習では、バイオテクノロジーについて調べた。バイオテクノロジーの例として、遺伝子組み換えがある。遺伝子組み換えとは、当該植物に存在していない外来植物に存在する遺伝子を組み込むことである。遺伝子組み換えは、生態系への影響や健康被害などの危険性が示唆されている。神戸大学による遺伝子組み換え生物の不適切使用などの問題もあり、これからも注意が必要である。
A. ウィニーはインターネットで無数ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずとも大きなデータやファイルを自由に交換できるソフトウェアです。これを作った金子さんはITがもっと発展するように願い作り上げました。便利になった一方、悪質なウイルスを流すものや重要な情報を盗み流出させるものが出てきました。これによりウィニーは日本中を巻き込み情報産業の発展に影響を及ぼしたとされています。この事件は様々な議論がされており、このような素晴らしい技術を作った人を取り締まるせいで技術の発展が遅れてしまうといった意見や、開発者ではなく利用者が悪かったといった意見が出ています。 私たちは自分たちが作ったものがあることについて話し合いました。話し合いの結果、カテコールから1,2ージメトキシベンゼンを作ったことがある人とリポソームを作ったことがある人がいました。また、私自身も学生実験でダニエル電池を作ったことがあります。なおこれは化学実験の知識を応用して作りました。 ウィニー事件のその後について調べました。金子さんは裁判の結果無罪が確定していました。最高裁判所では利用者がウィニーを著作権侵害に利用する蓋然性が高いことを認識し、認容していたとまで認めることは困難であると判断を下していたことが分かりました。製品を開発したときに本来の目的とは違う使い方をされたときに世間はどう判断するのか、それにより引き起こされる影響は何なのか、このウィニー事件によって理解できたと思います。
A.(1)講義では、バイオテクノロジーと情報技術がもたらす倫理的課題について学びました。これらの技術は、社会に大きな恩恵をもたらす一方で、誤った利用が重大な問題を引き起こす可能性があります。特に、遺伝子編集やファイル共有技術、AIの進化がもたらす影響について議論されました。バイオテクノロジーでは、ヒトゲノムの完全解読により、医療や治療の飛躍的進歩が期待されていますが、一方で遺伝情報を基にした差別やプライバシー侵害が問題視されています。例えば、遺伝情報が就職や保険契約に利用されることは、個人の尊厳を損なう可能性があります。 (2)このような問題を防ぐためには、倫理的規範や法整備が欠かせません。また、遺伝子編集技術は疾病治療への可能性を広げる一方で、その利用範囲をどのように定めるべきかが課題となっています。情報技術においては、Winnyのようなファイル共有ソフトによる著作権侵害やサイバー犯罪が議論されました。さらに、AI技術の進化に伴い、ディープフェイクによる虚偽情報の拡散や、AI生成コンテンツの著作権問題など、新たな倫理的課題も浮上しています。これらの技術がもたらすリスクを軽減するためには、正しい知識と慎重な運用が求められます。 (3)講義を通じて、技術者としての責任を改めて認識しました。技術は中立であり、その利用方法次第で社会に良い影響も悪い影響も及ぼします。この講義で得た知識を活かし、技術が社会に与える影響を常に考慮しながら、倫理観を持って技術を運用することの重要性を感じました。今後は、課題として挙げられた倫理的視点を持ちながら、技術者として社会に貢献したいと考えています。
A.本講義では、バイオテクノロジーと情報技術における倫理的問題について包括的な議論が展開された。バイオテクノロジーは生命の自己複製を可能にし、遺伝子編集やクローン技術により生命の在り方を根本的に変える可能性を持つ。一方、情報技術はデジタル情報の自己複製を可能にし、著作権問題やプライバシー侵害などの新たな倫理的課題を生み出している。これら二つの技術は、現代社会に大きな変革をもたらすと同時に、深刻な倫理的懸念を引き起こしている。 具体的な事例として、Winny事件やフォルクスワーゲンの排ガス不正問題が取り上げられ、技術の進歩が社会に及ぼす影響が詳細に考察された。特に、P2P技術によるファイル共有がもたらす倫理的問題や、企業による技術の悪用に対して社会がどのように対応すべきかについて、多角的な議論が展開された。また、デジタル情報の特性から生じる認証の課題や、情報の信頼性確保についても重要な論点として挙げられた。 ワークショップでは、以下の重要な課題が詳しく検討された: - バイオテクノロジーの倫理的側面:遺伝子編集技術(CRISPR-Cas9など)の医療・農業・環境分野での応用と、生命改変が人間社会や価値観に及ぼす影響について - 情報技術と倫理:ファイル共有技術の普及による著作権侵害と情報流通の自由の両立、およびAI技術の進展に伴う著作権法の在り方 - 認証技術と情報の信頼性:急速に発展するディープフェイク技術の社会的影響と、生体認証やデジタル証明書などの本人確認技術の現状と将来的な課題 復習セッションでは、以下の核心的な点が体系的に整理された: - バイオテクノロジーと情報技術は共に自己複製能力を持ち、それに伴う固有の倫理的問題が存在する - 技術者倫理の重要性と、過去の事例分析に基づく適切な技術利用の方向性 - デジタル時代における情報の信頼性確保の重要性と、認証技術の進化がもたらす新たな課題 これらの議論を通じて、両技術分野における倫理的課題を深く理解し、技術の発展と社会的価値の調和を図りながら、適切な技術の適用方法を模索することの重要性が明確に示された。
A.今回の授業では、倫理が問われるときというのがどのような時なのかということについて考えました。現在には、捏造やサイバー犯罪など昔では考えることのできなかった犯罪がどんどん増えている。それは、技術者の努力によって作られた努力の結晶によるものであるが、それを倫理的に考えずに犯罪に悪用する悪い奴らがいるのが原因であると考えられる。彼らが、犯罪を犯す前に一度踏みとどまって、倫理について考えていれば犯罪が減っているのかもしれない。しかしそんなことも言ってられない。私たちがするべきことは、犯罪者が倫理を考えるのではなく、倫理について考える前にそれが頭をよぎるような思考、教育を拡散していくことが重要なのではないかと考えました。 今回のワークショップは、実際に作れるものは何というものでした。この問いに関しては私たち技術者の卵のような人間が今まで学んだことから作れるものを考えましたが、実際に多くはなく。私たちの班では、エネルギー化学の課題にあった温泉卵を作るというものでした。これは熱エネルギーを利用して卵を加熱することによって温めて温泉卵を作るというものでした。簡単ではなかったですが、実際に作った温泉卵はおいしく最高な実験でした。 今回の授業の復習は、倫理観とは何かを今一度考えました。倫理とは簡単に言えばルールになりますが、それを多くの人が共通の認識であるかと言ったらそうではなく、人によって倫理についての考え方は異なり行動も変わってくる。それを統一することが大切なのかそれを個性として認めていくことが大切なのかを議論することは今後の課題として、守るべき規則法律は倫理がなかったとしても守らなければならないし、それを教えていくことが教育なのだと私は考えました。
A. 第7回講義では、情報技術の進展と工学倫理に関する問題について学びました。特に、P2P技術の仕組みや応用例が取り上げられました。P2Pは、ネットワーク内でサーバーを介さずにコンピューター同士が直接通信する方式であり、LINEやビットコイン、過去にはWinnyやNapstarで使用されました。一方で、この技術には著作権侵害やサイバー犯罪といった倫理的な課題も存在します。また、フォルクスワーゲンが排ガス規制を回避するために車両の制御システムに不正ソフトウェアを仕込んだ事例が紹介され、技術の悪用が社会に及ぼす影響が議論されました。このような問題に対処するため、著作権法やサイバーセキュリティ関連法が発展してきましたが、倫理観の欠如が新たなリスクを生む現状が強調されました。 ワークショップでは、「実際に作れるものは何か」をテーマに、自分の経験に基づく事例を発表しました。私は、ルミノールの合成経験を紹介しました。実験後、ルミノール反応を観察し、化学発光の美しさを体験しました。実験の危険性として、ヒドラジンの引火性や試験管加熱時の破損リスクが挙げられました。この経験を通じて、工学の知識を実践で活用する際には、倫理と安全性を常に考慮する必要性を再認識しました。 復習では、P2P技術の仕組みと応用例を改めて整理しました。LINEやビットコインのように社会を便利にする一方で、WinnyやNapstarが引き起こした著作権侵害の問題があることを理解しました。また、P2Pが見送られたZoomの事例を通じて、用途に応じた技術選択の重要性を学びました。また、ルミノール合成の手順を復習し、危険性を最小限に抑えるための具体的な対策を整理しました。科学技術が美しい結果をもたらすだけでなく、安全性や倫理を守る努力が欠かせないことを学びました。
A.Winny事件は、ファイル共有ソフト「Winny」を開発した元東京大学の助手金子勇が著作権法違反に問われた事件である。天才プログラマー金子勇は、2002年、匿名掲示板「2ちゃんねる」上で、P2P方式による大容量通信を可能にする画期的なファイル共有ソフトWinnyを公開した。匿名性が極めて高いという特徴ももっていたWinnyはネットユーザーの間で大いに注目され、結果として、Winnyを利用した映画や音楽の不正アップロードやコンピュータウイルスの拡散とそれによる情報流出などの問題が多発した。Winnyを利用した著作権法違反で続々と逮捕者が出るなか、開発者の金子が逮捕されることになってしまった。裁判で金子氏に有罪が言い渡され、それから無罪判決を勝ち取るまでには実に7年の月日を要した。判決では、「悪用される可能性を認識しているだけでは、幇助罪には足りず、専ら著作権侵害に使わせるよう提供したとは認められない」と述べられている。この事件が日本のデジタル技術の停滞につながったといわれることもある。 P2P(ピアツーピア)とは、インターネット上でコンピューター同士がサーバーを介さずに直接通信するネットワークモデルで、lineやビットコインなど様々なところに活用されている。 便利=危険=ネットデジタルであり、倫理が必要。 グループワークでは、自分が実際に作れるものについて、また、作る際に気を付けることについて考えた。私は酸化チタンを作ることができる。2-プロパノールとTTIP(オルトチタン酸テトライソプロピル)を混ぜて攪拌したものに、水と硝酸カリウムを混ぜた溶液を攪拌して滴下する。その後放置し、遠心分離し、乾燥させ、粉砕、焼成することによって作成することができる。酸化チタンは発がん性があり、危険であるため、曝露しないように気を付けなければならない。 参考文献 リクルートワークス研究所「『Winny』が浮き彫りにする“プロフェッショナリティ”の欠如とその弊害」https://www.works-i.com/works/series/eiga/detail043.html
A.(1) バイオテクノロジーと情報技術に関する 話題が主なテーマであり、P2Pからサイバー犯罪の話へとなり自動車の検査をかいくぐる不正について学習しました。さらに著作権の話となり、デジタル情報の信憑性なども考えられました。情報を文字化することによっておこる解釈による問題、さらに文字のみという不十分な情報量から可能な、なりすましなどの問題も扱いました。AI関連の規制緩和についても学習しました。 (2) 演題:電気化学実験 グループ名:技術者倫理 共著者:山本瑞貴、今井皇希、安藤丈翔、小野寺裕己 ・マンガン電池について取り上げた ・マンガン電池の製法を図を用いて解説した ・二酸化マンガンを練り、テフロン液と混ぜた物を陽極、亜鉛板を負極とする。2つを銅線などで繋ぎ、容器内に電解液(KOH)を満たし、セパレータと共に組み立てることで完成する ・応用された知識として、エネルギー化学の電池の知識を挙げた ・水酸化ナトリウムによる失明や、二酸化マンガン粉末の粉塵の危険等の、危険性について列挙した (3) このような技術を扱う際には、安全性と環境への影響を十分に考慮する必要があると考えました。 例えば、以下の倫理的問題が挙げられます。 1. 安全確保: 作業中に防護具(手袋、マスクなど)を使用したか?危険物質の適切な取り扱い方法を事前に確認したか?ということです。グループワークでは、二酸化マンガンの粉塵を防ぐためにマスクを着用することなどと関連付けられると考えました。 2. 社会的影響: 環境への悪影響を最小限に抑えるため、リサイクルや廃棄方法を徹底的に検討したか?ということです。マンガン電池の例では、電解液の処理などがこれに該当すると考えました。 3. 技術の透明性: 設計やプロセスを十分に公開し、他者が再現可能で安全に取り組めるよう配慮したか?ということです。 以上を踏まえて、技術の行使が倫理的に妥当であるためには、危険性を十分に予測し、必要な対策を練って実行することが求められると考えました。
A.(1)サイバー犯罪やサイバー攻撃等はもはや現実のものとなっています。音楽や映画をデジタル化することで完全な複製ができるようになり、機械で簡単に複製することができるようになりました。ですが、自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではありません。 そこで著作者の権利を守るため法律が発達していきました。また、インターネットとファイル交換ソフトであるウイニーが開発されました。ウイニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアのことです。 (2) 演題: 実際に作れるものは何か グループに属した人:秋山萌花、亀山桜華、肖冠蕾、池田裕奈、和田はるか 役割:Data Curation 発表要旨:自分たちの学んだ知識で作ることができるものとしてヨーグルトがあげられる。作り方としては、スキムミルクと水を混合したものを低温殺菌したのち、市販のヨーグルトを加えて静置する。これは、バイオ実験の微生物に関する知識から応用して作ることができる。しかし、バイオ実験では食べることを目的としていないため、有害菌の混入やカビの繁殖など食品衛生や健康問題が発生する危険性があるため注意が必要である。 (3) 授業を受けて、自分の学んだ知識を応用して作ることのできるものが他にあるか考えた。学んだ知識の応用で納豆を作ることができる。作り方としては、大豆や小豆などと納豆菌を混ぜ、数日間静置することで作ることができる。これは、バイオ実験の微生物分野で学んだ知識を応用して作ることができる。しかし、バイオ実験で作った納豆も食べることを目的としていないため、食べてしまうと健康を害する可 能性があるため注意することが必要である。
A.(1)winny事件(インターネットとファイル交換ソフト「ウィニー」)ウィニーはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェア。 便利=危険=ネット デジタル 2006年 P2P P2P(Peer to Peer) ネットワークに接続されているコンピューター同士がサーバーを介さずに直接通信する方式 Python、Java、basic、P2P LINEもビットコインもこれに該当する。 (2)技術者倫理のまとめを行った。チャレンジャー号事故、サリン事件、四大公害 技術も倫理もどちらも重要であり、(片方のみを重要視すると問題や事件事故がおきる) (技術を使用した際におこる弊害も理解した上でうまくやっていくことが必要) (3)安心と安全は別物ということに関して調べた。詳しく言うと技術者は,「安全と安心は別物」だということを意識しなくてはならない。この文言は、原子力技術者たちが古くから格言としてきたという。「安全と安心は別物」であることを示す例として,自動車と原子力発電を比較していた。「原子力発電は、いろいろ問題は起こすが,実質的にはほとんど無事故で,日本の場合,地域によって異なるが、電力供給の3割から6割を担っているにもかかわらず、大衆の多くが強い懸念を抱いている」とある。事故後の放射能汚染に関しては,たとえ自然放射能と同程度のものであっても,大衆は決して「安心」しないことを知らされた。
A.①講義の再話 今回の授業では、最初にWinny事件についての動画を見ました。Winnyとは、P2P という画期的な技術を組み込んだソフトであり、この事件は、利用者が著作権法違反で逮捕され、開発者もほう助の容疑で逮捕されたものの、無罪を勝ち取ったという事件です。また、P2Pとは「Peer to Peer」の略称のことで、サーバーを介さずに端末どうしで直接データのやり取りを行う通信方式のことです。例として、LINE、ビットコインなどが挙げられます。授業では、P2Pについて、何のプログラミング言語使えばいいのか調べました。インターネットで調べると、多くのP2P関連のプロジェクトで使われるプログラミング言語としてはJavaScriptやPython、Goが挙げられることが分かりました。また、ブロックチェーンの開発などでは、専用言語である「Solidity」の習得も求められることがあるそうです。 ②発表の要旨 グループワークでは、実際に私たちが作れるものについて考えました。私たちのグループでは、バイオコースの学生がいたので、作ったものとしてルミノールが挙げられました。ルミノールとは過酸化水素と反応して紫青色の発光を示す化合物のことです。応用された知識は有核実験の知識です。具体的な作り方は、最初にフタル酸を脱水して無水フタル酸を合成します。次にニトロ化した後、ヒドラジドの合成を行い、ニトロ基を還元することでルミノールが得られます。この実験の危険性として、加熱による試験管の破損やヒドラジンが引火性の物質特性を持つことが挙げられます。 ③復習の内容 復習として、Webクラスに挙がっているWinny事件の動画をもう一度見直し、授業で取り挙げられていた工学倫理の教科書19ページを読みました。
A.(1)Winnyに関する事件の動画、宮崎大学のセクハラに関する裁判での事件を通してこの講義の名前にもなっている倫理について学んだ。 (2)LCCR住宅模型を作る際には、アイデアの考察、模型図面の製図、スチレンボードのカット・接着の工程が必要となる。また、建築学科の建設設計、スケール材料、ツールと工作技術が必要になった。危険性としては、実際の設計で間違った材料や異なる寸法などで行ってしまうと、崩壊などの事故につながる可能性があることが挙げられる。 (3)技術の進歩が新たな倫理課題を生み出している典型的な例としてAIイラスト生成ツールを挙げる。これらのツールは、大量の既存作品を学習することで高品質な画像を生成するが、元となるデータが無許可で使用されている場合、その行為が著作権侵害に該当する可能性が指摘されている。特に、アーティストが生み出した独自のスタイルや作品が無断で学習データに使われた場合、創作者の権利を損なうリスクがある。また、AIで生成されたイラスト自体の著作権の帰属も曖昧な点が多い。AIツールを使った制作物が人間の創作と同じように保護されるべきか、それとも別のルールが必要かについては、議論が進行中である。このような状況では、クリエイターと技術提供者の間で公平なルールを設けることが重要だと感じる。技術の恩恵を活かしつつ、クリエイターが損をしない仕組みを築くためには、法律や倫理の整備が急務だと考える。透明性を確保したデータ利用のルールや、公平な収益分配のモデルを模索する必要がある。AIが創作活動を支える存在となるには、権利と技術の調和が欠かせない。
A.1) Winnyというファイル共有ソフトが存在した。P2Pという通信方式を利用している。これは、ホストとなるサーバーを介することなく、コンピュータ同士が直接通信する方法である。接続台数が増えても特定機器へのアクセスの集中が発生しにくく、また、ユーザー同士を直接つなぐため、匿名性が高い。しかし、その匿名性の高さから、著作権侵害の違法なファイルの送受信やコンピューターウイルスの媒介などが行われるリスクがある。実際、Winnyでもそのような利用がなされ、それが理由に製作者金子が逮捕されるという騒動にまで発展した。しかしながら、金子はそのような悪用を目論んでソフトを制作したわけではないし、著作権侵害自体には関与していない。制作者を逮捕することは、たとえてみれば、包丁での刺殺事件が生じたから、その包丁の製作者を逮捕することと同じである。逮捕状を請求した京都府警はその愚かな行いによって日本のソフトウェア開発文化の芽を潰した。 2) ワークショップでは、我々が何を作れるかを話した。メチルオレンジは学生実験でも製作し、反応のメカニズムも学習したため、取り扱い方法もわかる。メチルオレンジは吸引すると呼吸困難になるリスクがあり、劇物であるといえる。 3) 復習として、他のP2P形式のファイル共有ソフトを調べた。現在最もメジャーに使われているものはBitTorrentというソフトで、オープンソースOSのLinuxの配布もこのソフトで行うことができる。
A. デジタル技術やネットの便利さには危険が伴うことを学びました。ピアツーピア(P2P)方式では、コンピュータ同士が対等にデータをやり取りしますが、デジタル情報は簡単に複製され、悪用されるリスクがあります。特に、フェイク情報や倫理的に問題のある技術の使用(例:遺伝子改変)は許されないことを認識しました。デジタル化は情報を瞬時に大量複製できるため、印刷技術と同様に社会を変革していますが、すべての情報を文字化することが適切ではないとも学びました。技術者として、職業倫理を重視し、社会に貢献することが求められます。 私たちはセッケンの作り方について話し合いました。セッケンは廃油、NaOHを混合し、高圧がまで製品にします。教科としては有機工業化学が挙げられます。危険性については濃アルカリによる失明・薬傷、加熱時のやけどなどが挙げられました。 ウィニー事件は、2002年に発覚した日本の大規模な個人情報漏洩事件です。ウィニーは、P2P(ピアツーピア)ファイル共有ソフトで、ユーザー同士がファイルを直接交換できる仕組みですが、意図せずに個人情報や機密データが共有されることがありました。この事件では、ウィニーを使用していた一部の公務員や企業が、機密情報を漏洩させてしまったことが問題視されました。結果として、情報セキュリティや技術者倫理の重要性が再認識され、デジタル技術の利用における責任が強調されるきっかけとなりました。
A.(1)講義内容の再話 この講義では、まず最初にWinnyについての動画を見ました。Winnyとは、「ファイル共有ソフト」という分類のソフトウェアです。 インターネットを経由して、不特定多数のコンピュータの間でファイルを共有することができます。 ユーザやファイルなどの情報を管理するサーバを必要とせず、完全なP2Pでのファイル転送を行います。P2Pとは「Peer to Peer」の略称のことで、サーバーを介さずに端末(PC、スマホなど)同士で直接データのやり取りを行う通信方式のことを指します。例として、LINEやビットコインなどが挙げられます。また、多くのP2P関連のプロジェクトで使われるプログラミング言語としては、JavaScriptやPython、Goなどが挙げられます。ブロックチェーンの開発などでは、専用言語である「Solidity」の習得も求められることがあることを学びました。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 発表課題として、ルミノールの作製について考えました。ルミノールは、窒素含有複素環式化合物の一種で、鑑識や、化学の演示実験に欠かせない試薬です。過酸化水素とともに用いると、血液の存在を強い発光で知らせ、その発光反応はルミノール反応と呼ばれます。水に不溶ですが、塩基性水溶液には可溶です。有機実験の知識を応用して、作り方と危険性について考えました。 (3)復習の内容 この講義では、ファイル共有ソフト「Winny」とP2P通信について学びました。また、P2P関連プロジェクトではJavaScriptやPython、Go、ブロックチェーン開発では「Solidity」などのプログラミング言語が用いられることを学びました。ワークショップ課題では、ルミノールの作製について考察しました。ルミノールは鑑識や化学実験で使われる窒素含有化合物で、過酸化水素と反応して発光する「ルミノール反応」を示します。有機実験の知識を応用し、その作製方法と危険性について検討しました。
A.
A.(1)倫理が問われるとき-情報技術とバイオテクノロジー-について、講義の内容を振り返ると、バイオテクノロジーは、遺伝子操作や細胞培養などの技術を用いて新しい治療法や作物を開発しますが、これらの技術がもたらすリスクを適切に評価し、管理することが求められます。技術者は、実験や製品が人間や環境に与える影響を十分に考慮し、安全性を最優先にする責任があります。遺伝子編集技術などは、倫理的な問題を引き起こす可能性があります。例えば、遺伝子改変による「デザイナーベビー」の問題や、特定の遺伝子を持つ個体の選別が社会的な不平等を助長する懸念があります。技術者は、これらの技術がどのように使用されるかについて、倫理的な視点から慎重に考える必要があります。また、情報技術は、個人データの収集・分析を行うため、プライバシーの侵害やデータ漏洩のリスクがあります。技術者は、個人情報を適切に扱い、データ保護法に基づきデータ漏洩を防ぐ必要があります。 (2)今回は技術者倫理のまとめで、技術者として開発するのには無知ではいけないこと、また未知であることに恥ずかしさも必要が無く、学んでいくことが大切であると分かりました。また、授業で印象に残っているのは、やはり四大公害である水俣病やイソシアン酸メチルが漏出してしまった事故で、何万にもの人々が亡くなったこと、廃棄処理の仕方や管理方法の過ちでたくさんの人々に被害が被る危険性を考えて、私たち技術者が配慮していく必要があると考えました。 (3)これまでの授業を振り返り、私たち未来の技術者たちは、技術者倫理や工学倫理、知識を責任をもって生活の中に落とし込むことが重要であると言えます。
A.今回の授業では「ウィニー事件」を例としてネットやデジタルなどの便利なものには危険が伴うということを学んだ。ウィニー事件とは、「Winny(ウィニー)」という「Peer to Peer(P2P:ピア・ツー・ピア)」技術を活用したファイル共有ソフトを開発したことにより、匿名性の高いファイル共有を実現したことで違法利用が急増した事件です。「Winny(ウィニー)」の特徴はサーバーを必要としない、完全なP2Pネットワークを実用レベルで構築し、さらに暗号化通信を用いて非常に匿名性の高いデータのやり取りを可能にしたことにある。この事件では、違法利用した人だけでなく、当時IT技術に大きな影響を与えるとされた技術を開発した開発者にも悪影響が及んだことが話題となった。 デジタル化は、文字をルールに従って並べ替えているため、文字化といっても過言ではない。文字化することでコピー&ペーストすることも可能になってしまう。また、情報技術が発展するとそれを悪用し偽情報(フェイク)を流し、社会に悪影響を及ぼす人も出てくる。だからこそ我々は、その情報は本当に正しいのかを判断することが重要になってくる。特に、研究をするうえでもこの情報が本当なのかを実験によって自ら証明する力などが必要になる。 技術者倫理の本質は、危険なものを安全に使いこなす仕事をすることの自覚と「その技術を本当に行使していいものなのか」を冷静に分析することだと私は思う。 グループワークでは、自分たちが実際に作ることができる製品は何かについて話し合った。 私たちのグループでは、セッケンを挙げ、セッケンの製造方法やその知識は、なんの授業・講義で会得したか、危険性はどこにあるかなどを話し合った。
A.(1)現代ネットやデジタルで便利になったが便利なものは危険であると学んだ。今では当たり前に見られる技術としてP2Pがある。この技術は、ネットワーク上で「個々のコンピュータ同士が直接通信を行う」方式であると学んだ。 (2)レミノールをつくった。作り方は、フタル酸を脱水して無水フタル酸を合成する。次に、芳香環のニトロ化を標準的な混酸を使った方法で得た。そして、反応性の高い無水物に対してヒドラジンを求核アシル置換反応させてフタル酸ヒドラジドを作った。最後に、鉄を使った温和な還元反応によってニトロ基を還元してアミンを作った。これは有機化学の知識を応用して作られた。危険性について、加熱の際の試験管の破損やヒドラジンの引火性が挙げられると考えた。 (3)ルミノールの合成時における試験管の破損やヒドラジンの引火性は、安全面で重要な課題である。試験管の破損を防ぐためには、均一に加熱することが必要である。具体的には、直接火で加熱するのではなく、湯煎や加熱ブロックを使用して温度を安定させる方法が効果的であると考えた。また、試験管の品質を確認し、熱衝撃に強い耐熱ガラスを使用することも重要である。ヒドラジンの引火性に対しては、火気厳禁の環境で作業を行い、換気を十分に確保し、さらに、適切な量を慎重に取り扱い、安全キャビネット内で操作することが大事だと考えた。これらの対策により、実験の安全性を確保し、事故のリスクを最小限に抑えることができるのではないだろうか。
A.(1) P2Pはインターネットにおける革命的な技術である。この技術を利用したソフトのWinnyは誰もが簡単にデータのやり取りを複数のコンピュータ間ですることができる点で非常に優れていた。しかし、CDやDVDといった著作物がWinnyを通して違法に販売・ダウンロードが行われたことが問題となった。その結果、Winnyは利用ができなくなり、製作者は罪に問われた。ここでの問題はP2Pというシステムが著作権を違反するような行為に利用される可能性があったにもかかわらずソフトを配信したことが問題とされた。しかし、インターネット上で起きた犯罪に対して罪に問う対象が違法利用したものだけではなく製作者も罪に問われたことが問題である。このことから、新たな技術を生む技術者たちをどのようにして守っていかが重要なカギとなる。 (2)題目:実際に作れるものは何ですか? グループ名:第7回話し合い 共著者:田中優芽 役割:概念化、執筆-原稿作成 私たちが今の知識、技術で作れるものにマンガン電池が挙げられる。作り方としては、亜鉛缶に紙筒を入れて、合剤を入れる。次に、水を入れて、つば紙、封口板をはめる。その後、炭素棒を差し込み、キャップをつける。最後にラベルを貼りビニルチューブをはめると完成する。マンガン電池を作る際に必要な知識はエネルギー化学の講義で学んだ電池の知識であり、安全に工作をするためには電池からの液漏れが肌や目などにかからないように気を付けることが重要である。 (3)新たな技術を取り入れる際は技術がもたらす利益と不利益を推し量って使うかを判断しなければならない。ただし、不利益の面だけを強調して技術の開発・使用に消極的になるのはよくないため、技術者を守る手段の確立も重要である。
A.7. (1)winny事件から、どのように技術を使うかがとても大切だと改めて感じた。P2Pは世界を変える可能性すらあると感じた技術だっただけにとても惜しいと感じられた。 また、技術者や開発者には、自分が開発するソフトウェアや技術がどのように使われるかを十分に理解し、その使用が社会に及ぼす影響について責任を持つべきだということです。技術を開発する者には、その技術が合法的・倫理的に使われるための仕組みを考える責任がありると感じさせられた。 この事件より、新しい技術がどれだけ便利であっても、それを適切に利用するための規制や倫理が必要であり、技術者だけでなく、社会全体がその責任を共有することの重要性を再認識させられた。 (2)わたしたちの班では、実際に作れるものとしてヨーグルトをあげた。これは、実験でヨーグルトを実際に作成した経験があるからであり、その危険性や、応用した知識等の意見身を出し合った。作り方としては、まず牛乳を温めて、のちに冷却、次にヨーグルトの種菌を入れ、発酵させるという工程で実際にヨーグルトを作成した。 (3)作ったものが危険性や、悪用されないかどうかどのように対策しているのか調べた。例としては、Megaupload事件やThe Pirate Bay(ザ・パイレート・ベイ)事件などがあり、このような事件がwinny事件以外にもあることから、法規と倫理の必要性を感じさせられた。
A.P2Pの技術を使ったWinnyは大容量のデータを共有できるソフトだったが、一方で映画やゲームなどを違法に共有できてしまうものでもあった。開発者の金子勇氏はそれを知っていたが、ネット社会の発展のためにソフトを無料で公開した。しかしWinnyを違法に利用した人が逮捕されると幇助容疑で金子勇氏も逮捕された。ネット社会を便利にするために使ってほしかっただけで、悪用させるために開発した訳ではないと説明するも初公判では有罪となった。しかしこれからのネットを発展させる技術者のためにと闘い、最高裁では無罪が認められた。今ではWinnyのようなP2Pの技術を応用したソフトはよく使われている。開発したものの使われ方によっては悪用されることもある中で、技術者としてどうするべきかを考える。 ダニエル電池。ビーカーの中をセロハンで二つに分けて片方に負極となる亜鉛電極と硫酸亜鉛、もう片方に正極となる銅電極と硫酸銅を入れる。亜鉛電極から亜鉛が溶出し、銅電極で銅が析出するときの電子の流れにより電流が発生する。注意事項として硫酸亜鉛も硫酸銅も触れると炎症が起こることに注意する。科学実験の知識を応用したものである。 新しい技術が出てからすぐは使い方に対して法律がはっきり決まっていないことがあるため、使う人によっては悪用されることもある。そのために開発者としては公開前に最小限のルールを決めたり、公開する範囲を決めたりする必要があるのではないかと考えた。またその技術の利用者は、使い方を倫理的に良いのかどうかをそれぞれ慎重に判断することが重要であるとも考えた。
A.①【講義の再話】 7回目の講義では、主に、便利なものには、必ず危険が伴うということを学びました。その例として、ウィニー問題などが挙げられました。ウィニーは、ピアツーピア(Peer to Peer)という、接続されたコンピューター同士が、対等な関係で直接データのやり取りをする接続・通信方式を利用した、ファイル共有ソフトウェアで、映画やゲームなどの著作物を無断で交換することが横行し、それを幇助しているとみなされて裁判に発展したと学びました。この例から、便利なものには危険が伴うということがわかりました。 ②【発表の要旨】 実際に製作できるものとして、石鹸が挙げられた。せっけんの材料は廃油(油脂)、水酸化ナトリウム、高圧釜。水酸化ナトリウム水溶液を調整し、廃油へ入れることでけん化を行う。その後加熱、攪拌を行うことによってけん化反応を促進し、せっけんの原料を合成したのち、高圧釜を用いて製品へと加工し、粉せっけんを作成する。この過程で生じる危険性として、水酸化ナトリウムによる化学熱傷、高温に加熱された内容物によるやけど、器具の破損などによるけがなどが挙げられた。 ③【復習の内容】 ピアツーピアには、ピュアP2P、ハイブリッドP2P、スーパーノード型P2Pの3種類がある。1つ目は従来どうりのP2Pと同様。2つ目は、P2Pネットワークにサーバーを用いるもののこと。3つ目は、優れた能力を持つノードが、ほかの同様のノードと分担して負荷を分散するもののこと。
A.この講義では、技術者の倫理について学んだ。倫理観というものは誰しもが持っているものであり、その倫理に従いに日常生活を送っている。では、技術者の倫理とはどういうものなのか、講義を通して学んでいった。 Napsterは、P2P技術を用いて音楽ファイルを共有するプラットフォームとして登場しました。これは学生によって開発され、MP3フォーマットの普及を促進しました。その後、Winnyは完全なP2Pを実現し、インターネット上でのファイル交換の新たな形態を示しました。LineはP2P技術を取り入れましたが、Zoomは採用しませんでした。ひろゆき氏は、2ちゃんねるの創設者として知られ、デジタル庁の不採用を受けつつもアドバイザーに就任しています。 インターネットの進化において、重要なのはその特性を理解することです。インターネットはグローバルな空間であり、政府がコントロールするものではないという基本的な理解が求められます。インターネット・ネイティブ世代が増える中で、この認識を伝えていく必要があります。また、デジタル技術の発展により、音楽や映像などの情報が簡単に複製できる時代になりましたが、それに伴って著作権の問題や倫理的な課題も浮上しています。 教育や情報技術の利用には、リスクを伴うことを忘れず、正しい理解と倫理的な視点を持つことが不可欠です。インターネットは便利なツールであり、社会の発展に寄与する力を持っていますが、その使い方には注意が必要です。
A.(1)まず、P2Pについての話が印象的だった。P2PはPeer-to-Peerの略でコンピュータやデバイス間で直接データやリソースを共有する分散型のネットワークアーキテクチャであることがわかった。また、P2Pの特徴は機械と機械の間にサーバーを介さないので、私たちが普段から当たり前のように使用しているスマートフォンもこれに含まれていると気づいた。しかし、デメリットとしてコンピューターウイルスの浸食や著作権侵害につながる可能性があるとのことだったため、気をつけなければいけないと感じた。 (2)演題:「実際に作れるものは何ですか?」 グループ名:ヨーグルト メンバー:佐々木 赳 松田 拓海 佐々木 蒼太 畠平 青 私たちのグループは実際に作れるものとして「ヨーグルト」が挙げられた。ヨーグルトの具体的な作り方としては、まず牛乳に乳酸菌を加えて菌を培養し発酵させる。次に、それを冷やすことで作ることができる。そして、応用された知識としては、2年後期で履修した「微生物工学」の知識や3年前期で履修した「バイオ実験」での経験が挙げられた。加えて、危険性には、空中浮遊菌のコンタミネーションによる他の菌の繁殖、それに伴う食中毒が考えられた。 (3)復習として、P2Pが他にどのような用途で使われているかについて調べた。調べた結果、オンラインゲームや動画配信に用いられていることがわかった。また、さらにデメリットを調べると、ピアの数が増えすぎると全体の通信負荷が増大しパフォーマンスが低下する可能性があることがわかった。
A.
A.?講義内容の再話 バイオテクノロジーと倫理は、現代社会においてますます重要な議論となっている。バイオテクノロジーは生物学的な知識と技術を利用して、新しい製品や技術を開発する分野ですが、その利用に伴いさまざまな倫理的な問題が生じる。特に、遺伝子操作、遺伝子編集技術、クローン技術、人工生命の創造など、生命に関わる技術が多いため、その取り扱いには慎重な判断が求められる。バイオテクノロジーは、生物学的プロセスや生物資源を利用して、農業、医療、環境保護などの分野で新しい技術や製品を生み出す技術である。例えば、遺伝子組換え作物、遺伝子治療、再生医療、バイオ燃料の開発などが含まれる。バイオテクノロジーの研究や商業利用において、適切な規制と倫理ガイドラインを設けることが必要である。各国や国際機関は、遺伝子編集やクローン技術に関する基準を定め、技術の利用を監視しています。例えば、ヒトゲノム編集に関する国際的なガイドラインや倫理委員会の設置は、倫理的問題を解決するための重要な手段である。バイオテクノロジーの進展に伴い、その影響を社会全体で議論することが重要である。倫理的問題を解決するためには、専門家、政策立案者、市民社会などが参加する包括的な議論が必要となる。このような議論を通じて、社会的合意を形成し、技術の進展を倫理的に支える枠組みを構築することが求められる。 ? ワークショップ課題の発表要旨 実際に作れるものについて議論した。今回はメチルオレンジの作成について議論した。 ?復習 本講義よりバイオテクノロジーについての重要性について改めて調査した。
A. バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製です。生物は、自分に勝手に増える化学物質の集合体であり、情報も自分で勝手に増え、ともに淘汰され、利己的なものが生き残ります。音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになり、自由に音楽や映画を複製できるようになってしまったため、著作者の権利を守るため法律が発達しました。情報技術の発達により、複製やサイバー犯罪、サイバー攻撃、ディープフェイクによる犯罪などといった問題が起こるようになりました。技術を何の為に利用するのか、技術者にはその倫理観を常に持つことが大切です。 ワークショップは、秋元加奈、坂本結衣、奥山菜々巳、前田悠斗、伊東怜南、田代鈴葉、阿部あかりと行い、私たちが実際に作ったものについて考え、話し合いました。作ったモノは、ルミノールで、有機実験の知識が応用されました。具体的な作り方は、まず、フタル酸を脱水して無水フタル酸を合成します。次に芳香環をニトロ化 します。そして、反応性の高い無水物に対してヒドラジンを求核アシル置換反応させてフタル酸ヒドラジドを作ります。最後にニトロ基の還元を行い、アミンを作ります。ルミノールを作る上で危険性として、加熱による試験管の破損、途中生成物である引火性のヒドラジンによる引火が挙げられます。 大学で学んだ知識を何の為に利用するのかを考える倫理観を常に持って行動する、正しい知識を身につけることが、事故を回避し、知識を誤った方法で使用することが無くなると考え、講義で学んだ技術者倫理を持ち続けなければならないと思いました。
A.講義では、Winny事件を中心に、情報技術と倫理観について学んだ。Winny事件とは、ファイル共有ソフト「Winny」の開発者が著作権法で逮捕・起訴された事件である。「Winny」はP2Pという画期的な技術であり、情報技術の進歩を示していた。しかし、違法ダウンロードも共有することができ、開発者も承知の上で、注意喚起をしたうえで無料配布されていた。しかし、ある使用者が違法ダウンロードを共有したことで逮捕され、「Winny」開発者もほう助を理由に逮捕・起訴された。開発者は情報技術向上のために、裁判で戦い、無罪となった。この情報技術は、情報社会の発展に貢献したが、使用者の倫理観が問われるものだった。情報社会が発展している今、誰でも技術を利用できてしまうため、それに相当する倫理観が必要である。 ワークショップでは、工学部で学ぶ技術を用いて、ソーラーパネル付きモバイルバッテリーの作り方を考えた。作り方として、モバイルバッテリーに3?5Vの出力ができる小型ソーラーパネルを入力端子に接続し、最後にDC-DCコンバーターを取り付ける方法を考えた。これは、電力工学と電子回路の知識が必要となる。技術者として、過熱による火災の危険性を知る必要がある。 振り返って、この講義から情報技術が発展し、便利な社会となっている一方で、情報技術の悪用も増加していることが分かった。技術を扱うものとして、悪用することは倫理に反している。技術者として、無知を改め、技術を学ぶこと、倫理を学ぶことは非常に大切である。
A.(1)インターネットと技術の発展には、様々な試みと挑戦がありました。特にP2P(Peer to Peer)技術は、その進化を示す重要な例です。Napsterは、P2Pの先駆けとして学生たちによって開発され、MP3形式の普及に大きな役割を果たしました。これは、音楽ファイルのインターネットでの交換を容易にし、音楽業界に変革をもたらしました。その後、Winnyが登場し、完全なP2Pシステムを実現。これにより、サーバーを介さずに個々のユーザー同士でファイルを直接交換できるようになり、インターネット上のファイル交換文化を加速させました。また、P2Pの技術は、特にインターネットの広がりとともに、リスクを伴う存在となりました。例えば、Winnyのような技術は、ファイル交換の自由度を高める一方で、著作権侵害や違法行為を助長する可能性がありました。しかし、このような技術はまた、インターネットがどれほど自由で制御の難しいものかを示しています。一方、現代のコミュニケーションツールにおいてもP2P技術は活用されています。例えば、Lineは一部にP2P技術を採用していますが、Zoomなどの他のプラットフォームでは、セキュリティや接続の安定性を重視し、P2P技術は採用されませんでした。これらの選択は、インターネット技術が進化する中で、利便性と安全性、規制のバランスを取ろうとする試みの一環と言えるでしょう。また、2ちゃんねるの創設者であるひろゆき氏のような人物は、インターネットの自由と責任についても語っています。彼は、インターネットが政府によって管理されるべきではなく、全てのユーザーが理解し、利用するべき公共の財産であると主張します。この視点は、デジタル技術やインターネットの発展における倫理的な問題を考えるうえで非常に重要です。インターネットの利用者が増え、デジタル社会が成熟する中で、どのようにしてその自由を守りつつ、法や規制と調和させていくかが大きな課題となっています。 このように、インターネット技術の進化は、単なる技術的な進歩にとどまらず、社会的、倫理的な問題も伴っています。ファイル交換ソフトウェアやP2P技術の登場から、インターネットの自由と制御に関する議論は、今もなお続いており、今後もその重要性は変わることがないでしょう。 (2)実際に作れるものとして、自作リトマス紙(pH試験紙)を作成しました。この実験では、赤キャベツの色素を利用して酸性・アルカリ性を判別します。材料は赤キャベツ、フィルター紙(またはキッチンペーパー)、水です。まず、赤キャベツを細かく切り、水で数分煮て色素を抽出します。この紫色の液体にフィルター紙を浸して色を染め、乾燥させて試験紙を作ります。完成した試験紙を酢やレモン汁、重曹水などに浸すと、pHに応じて色が変化します。この実験では、化学の基礎知識である酸とアルカリの反応やpHの概念を学べます。身近な材料で行え、危険性が低いため安全ですが、加熱時の火傷や包丁の扱いには注意が必要です。 (3)最初に、P2P(Peer to Peer)技術が登場した事例として、NapsterとWinnyが挙げられており、両者がインターネット上でのデータ共有に革命をもたらしたことを強調しています。特に、Winnyは完全なP2Pを実現したという点で、技術的な意義が大きかったと言えます。Napsterの登場がMP3フォーマットの普及に寄与したことも、音楽業界に与えた影響を考慮すると、情報技術の進展がいかに急速に社会に浸透していったかを物語っています。また、インターネットの重要性と、その自由な運営を守ることの必要性が強調されています。特に、インターネットがグローバルな空間であり、政府や警察の管理が及ばない領域であることを認識し、その上でインターネットに関する正しい理解を広めるべきだというメッセージが伝わります。この考えは、インターネットが単なる便利なツールにとどまらず、人類全体の財産であるという認識を呼び覚まします。さらに、インターネットやデジタル技術の発展が倫理的な問題を引き起こす可能性があることについても言及されています。例えば、ウィニーによるファイル交換が著作権や法律に与える影響、デジタル化が進んだことによる知的財産権の問題が具体的に触れられています。こうした問題を解決するためには、情報技術の倫理的側面をしっかりと考慮しながら、技術の発展を進める必要があるという意見に賛同できます。 最後に、情報技術がもたらす変化が急速である一方で、その進化に対する慎重さも求められます。特にAIやディープラーニングなどの新技術が急速に発展する中で、その技術が引き起こす倫理的問題にどう対処していくのかが今後の大きな課題となるでしょう。
A. Winny事件についての動画を見た。Winny事件は金子勇元東京大学助手が開発したWinnyを無料公開したことで、様々な応用方法を見つけ出そうといい使い方をする人々がいる一方、映画やゲームソフトなどを著作権所有者に無断で交換する違法行為が横行することとなった。これにより、行為を行った人々が逮捕される一方、製作者である金子さんも逮捕されてしまった。そして、裁判にかけられるが最高裁の判決でも無罪となった。ここから、便利なものは危険なものでもあり、それを悪用するかは、使用者の倫理に委ねられることとなった。 演題:実際に作れるものは何ですか?・グループ名:ケミストリー・共著者名:熊谷 光起、秋葉 章大、味村 夏希、熊田 有人・役割:調査 私達が私達が作ったものとして石鹸を選んだ。 具体的な作り方としては、廃油、NaOH、高圧がまを用意する。その後を、NaOHaqを調整し、廃油に加え加熱しながら、攪拌を行った。その後、石けんの素を高圧がまで成形して、粉石けんを作成した。 応用された知識として、有機工業化学、工業化学Ⅱ、工業化学化学実習などから石けんのけん化や器具の扱い方について学んだ。 危険性としては濃アルカリ(NaOH)による失明や薬傷、加熱時のやけどやガラス器具破損時のけがが考えられる。 復習した内容として、海外の使用者における倫理について復習した。アルフレッド・ノーベルはダイナマイトを発明した。元々は土木工事の安全性向上や戦争抑止力として働くと考え、発明されたが実際にはより戦争が激化してしまい、ノーベルは死の商人として世に知れ渡った。その後、ダイナマイトによって得た収入はノーベル賞に使われたと知った。
A.この講義は、技術と倫理に関する問題を扱っています。特に、WinnyやNapsterのようなP2P技術がどのように発展し、法的な問題を引き起こしたかが重要です。デジタル化が進む中、著作権法やAI技術の規制緩和など、技術開発と社会的責任のバランスを取ることの重要性が強調されています。技術者は、技術を開発する際に、その社会的影響や倫理的側面を常に考慮しなければならないことを学びました。 演題:酸化チタン、グループ名:犬、グループに属した人:富永陽紀(登壇者)、大石晴喜、大木柊人、須田雄介 水と硝酸カリウムを撹拌した後、2-プロパノールとTTIPを滴下し、静置することで化学反応が進行します。その後、遠心分離により生成物を分離し、乾燥させて余分な液体を除去します。乾燥した物質は粉砕し、焼成を行うことで酸化チタンが生成されます。このプロセスは、酸化チタンの合成において重要な手順となり、特にナノ粒子としての酸化チタンの製造に有用です。この方法を利用することで、高純度で均一な酸化チタン粒子を効率的に得ることができ、さまざまな工業用途に応用可能です。 今回学んだ内容は、技術者倫理と情報技術の進展についてでした。特に、Winnyのようなソフトウェアが引き起こした法的問題や、デジタル技術がもたらした社会的影響について考察しました。また、著作権法やAI技術に対する規制緩和についても触れ、技術者として倫理を意識した開発が求められることを再確認しました。この内容は、将来の仕事に直結するため、しっかりと理解しておくべきだと感じました。
A. 技術者の倫理が問われた問題としてWinny事件が挙げられる。この事件は、プログラマーの金子勇氏がWinnyと呼ばれるファイル共有ソフトを制作したことに端を発しており、このソフトが悪意を持った利用者に使用されたことで大きな社会問題となった。このソフトは当時画期的であったP2Pという技術を利用して動作しており、大容量のデータを即時にやり取りすることが可能であったため、正しく利用されていれば私たちに大きな恩恵をもたらしてくれる夢のような技術だった。しかし、実際はゲームの海賊版や映画のコピーなどの違法アップロード行為が横行し、多くの企業が経済的な損害を受けることになってしまった。新たな技術を生み出した者はどこまでその技術に責任を持たなければいけないのか、私たちは考え続ける必要がある。 私が作れるモノ、ダニエル電池、22512024 志賀洸介, 22512096 堀俊介、調査 これまで習った知識で実際に私が作ることが出来るものとして、ダニエル電池を選んだ。作り方として、①セロファンチューブを加工し、セロファン塩橋を作成する、②ビーカーに銅電極と亜鉛電極を取り付ける、③作成したセロファンチューブをビーカー内部に取り付ける、④セロファンチューブ内を硫酸銅水溶液で、残りのビーカー内を硫酸亜鉛水溶液で満たす、の4つのステップに分けられる。 ワークショップ課題と同様に、テーマとしてダニエル電池を選んだ。作るために応用された知識として、電気化学実験で得られた知識と無機化学の知識が挙げられる。また、溶液に化学薬品を使用するため、誤ってこぼしてしまった際に化学熱傷を負ってしまう危険性があることが考えられる。
A.講義の再話 ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアのことである。このソフトはネットを大きく発達させたが、この開発者はウィニーが悪用され犯罪が増えたことの責任を背負わされるかたちで逮捕された。開発された当時、インターネットに関する法律が整備されておらず、罪のない開発者を逮捕してしまった。犯罪を犯したのは開発者ではなくソフトを悪用した者たちであったのに、新しい技術について正しい認知がされないことでこのような事態になった。その後裁判を通して無罪を証明し、世間の考え方を一新させる功績を残した。 発表の要旨 組織切片を作った。作り方は組織を抽出し、パラフィンで固めミクロトームで切り出し染色。バイオ演習や研究室での知識を用いた。ミクロトームが危ない、染色液に毒性がある可能性があることが危険性として挙げられた。 復習の内容 P2Pについて調べた。P2Pではネットワークに接続されたコンピューターは対等の立場、機能で直接通信する。クライアント・サーバー方式ではクライアント数が増えると、サーバーに負荷が集中し、回線が重くなる現象が発生しますが、P2Pでは特定のコンピュータへの集中が発生しにくく、スケーラビリティが高く障害に強いのが特徴である。低コストで済むことも魅力。このため、P2Pは、緊急情報のやりとり(P2P地震情報)をはじめ、データ通信などに広く利用されるようになりました。ビットコインなど仮想通貨・暗号資産を司るブロックチェーン技術の根幹としてもP2Pが活用されてる。しかし、まだまだ技術的に成熟期に入っているとは言いがたい面もあり、開発や制御、セキュリティ管理が困難であることも報告されている。インターネットそのものに負荷もかかります。これらはWinnyが明らかにした課題だったといえる。P2P技術の今後のさらなる発展が期待されている。
A.(1)Winny事件から情報技術について考えた。Winnyの前にNapstarがP2Pを使った。Napstarも学生が開発したものだった。そこにはmp3の普及があった。Winnyは、完全なP2P、PureP2Pを実現して見せた。LineではP2Pが使われたが、ZoomではP2Pは、見送られた。2ちゃんねるの創設者ひろゆき氏は、デジタル庁に不採用にされたが、アドバイザーになっている。新しいものを前にして保守的な考えが浮かぶのはわかるが、優秀なものを手放す可能性を秘めている。 (2)グループワークでは、自分たちに何が作れるかを話し合い、バイオ実験で行った、ヨーグルトの作り方について話し合った。スキムミルクと水を混合したものを低温殺菌したのち、市販のヨーグルトを加えて放置することで作成できる。応用された知識として、微生物工学の知識を用いた。危険性として、有害菌の混入やカビの繁殖、食品衛生や健康リスクが発生する可能性があると考えた。 (3)ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で管理されたサーバーを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。金子勇元東京大学助手が製作した。様々な応用が考えられる画期的な技術として評価されたが、これを悪用して映画やゲームソフトなどを著作権所有者に無断で交換する違法行為が広がっていた。それを知りながら交換ソフトを提供し続けたことが著作権法違反ほう助にあたるとして罰金150万円が言い渡された。金子は、「ほう助の基準があいまいで将来の技術の可能性を無視した判決だ」として控訴した。最終的に、最高裁の判決は無罪班悦であったが、優秀な人材を苦しめた事件であった。銃を開発した技術者が殺人ほう助に問われることはないし、自動車を開発した技術者が自動車運転致死ほう助に問われることはない。技術者はそういう前提で仕事をしている。それを考慮しないほう権力の行使には疑問がある。しかし、技術者個人が、危険が予想される技術を開発し、勝手に世の中に広めてよいものでもない。便利なものと危険なものは紙一重なので、その判断は慎重にすべきだ。
A.[講義の内容] 私は今回の講義では最初にWinny事件についての動画を見ることで事件について学びました。インターネット黎明期におこった著作権侵害の事件であることが分かりました。このような情報技術を扱う上でも倫理観は必要になってきます。人がつくったアニメやゲーム、映画などいったコンテンツを簡単に無料でネットで手に入れてしまう事は、高い金を支払って買うことが馬鹿らしくなってしまうような正直者が馬鹿を見る世の中をつくってしまいます。そのため、情報財産を扱う上でも倫理観はとても重要です。 [発表の要旨] 私たちのグループでは私たちがつくることができるものは何かと議論しました。私たちは作れるものとして、ガラス細工であるTLC用のガラス管を挙げました。ガラス細工は三年生前期の時の有機化学実験でじっさいにつくったので私たちでも作ることができると考えました。 [復習の内容] 私は今回の講義を踏まえて、インターネット上の著作権侵害の問題について深く調べました。私は著作権侵害の例として、マジコンを取り上げます。マジコンはゲーム業界を長年悩ませてきた問題です。マジコンを利用することでゲームを買わずに、インターネットからインストールすることによって無料でプレイできるようにした悪魔の道具です。マジコンとゲーム業界は長年戦ってきました。マジコンの対抗策として、ゲーム業界はマジコンを感知したらゲームが正常に動かなくしたりするなどしました。
A.(1)2006年12月、ファイル交換ソフト「ウィニー」を開発した金子勇元東京大学助手に、著作権法違反幇助で罰金150万円をいいわたした。ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに大きなデータやファイルを自由に交換できるソフトウェアである。これを悪用して映画やゲームソフトなどを著作権所有者に無断で交換する違法行為が広がっていた。このことを知っていながら、交換ソフトを提供し続けていたことが著作権法違反幇助にあたるとの判決であった。2009年には無罪判決が言い渡された。この判決理由は、適法にも違法にも利用できるソフトは価値中立であるとみなされるからという理由であった。P2Pとは、ネットワーク上で、機器間が通信・接続する方式の1つで、機能に違いのない端末同士が対等な関係で直に接続し、互いの持つデータや機能を利用しあう方式である。便利=危険である。 (2)作ったものとして、ルミノールを挙げた。作るために応用された知識は、有機実験の知識である。具体的な作り方は、まず、フタル酸を脱水してフタル酸を合成し、その後、ニトロ化、ヒドラジドの合成、最後にニトロ基の還元を行うことでつくられる。危険性としては、加熱による試験管の破裂、ヒドラジンの高い引火性が挙げられる。 (3)ルミノール反応について調べた。ルミノール反応とは、ルミノールと炭酸ナトリウム溶液と過酸化水素水の混合液に、血色素が作用すると触媒としてはたらき、ルミノールが青白く発光する反応である。非常に鋭敏で、犯罪捜査で血痕かどうかの鑑識に用いられている。
A.第7回 (1)講義内容の再話 Winny事件は、2006年に日本のファイル共有ソフト「Winny」に関連して起きた問題のことである。Winnyは匿名性が高く、音楽や映画、ソフトウェアなどの違法コピーが広がった。開発者はそのように使われるリスクを理解した上で提供していた。Winnyの開発者である金子勇は、著作権法違反幇助の容疑で逮捕・起訴されたが、後に無罪判決が下された。この事件は、技術の発展と社会的規制のバランス、開発者の責任や倫理が問われる契機となり、日本の情報セキュリティや法制度の課題を浮き彫りにした。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 「実際に作れるものは何ですか?」 グループα 共著者:山野凛、小笠原嵩、南翔太、揚妻佇吹、輿石陽斗、小原瞬 役割 調査、執筆 今までの経験や知識から作ることが可能なものや実際に作ったものを皆で提案、発表した。 その中ででたものとしてダニエル電池の作成がある。これは学生実験で行ったため多くの人が経験している。ダニエル電池は亜鉛を硫酸亜鉛溶液に浸し、銅を硫酸銅溶液に浸す電池であり、高校化学やエネルギー化学の知識を応用した。知ってのとおり硫酸銅や硫酸亜鉛は劇物であり、触れてしまった場合は多量の水で洗い流すことが必要であり、危険性が高い。 (3)復習の内容 Winny事件と似たように提供者が罪に問われた事件を調べた。 闇サイト「Silk Road」の創設者であるロス・ウィリアム・ウルブリヒトは仮釈放無しの終身刑に服している。(ここ最近ドナルド・トランプに恩赦を与えられていて、状況が変わる可能性がある)この「仮釈放無しの終身刑」は死刑がないアメリカ合衆国で最も重い罪である。Silk Roadは完全匿名でビットコインを使ってやり取りをするため、薬物売買などの温床になっていた。Winny事件と比べて、本人はそのように使われることを予期するどころか受け入れていたようである。
A.(1)現在小林製薬の紅麹事件において、製品の自主回収だけでなく服用した人の健康被害が大きな問題となっています。この事件はバイオサプリであることから技術者の予想外の物質が発生してしまい、それが人間の腎機能に大きな影響を与えてしまったということが原因であると考えられています。このように技術者倫理において大切なことは何かをつくるときには確認の作業をいかに細かく丁寧に出来るかということです。様々な事件を取り扱われた中で共通しているのは、慢心や利益で犠牲になるものが生まれしまったことであるので、安全第一、品質第二、生産第三の理念を一貫して行う必要があります。 (2)技術者倫理の授業のまとめを行いました。まず、技術者にとって無知なことは倫理違反であるということです。自分が扱うものをしっかり理解出来ていなければそれを活用して生活に役立てることに安全性の問題が発生し多くの人が間違った方向へと進む可能性を生んでしまうからです。また、今まで起こった倫理違反による事例を振り返りました。ひとつは知識を持っていながらも間違った方法として使ってしまったオウム真理教の地下鉄サリン事件、納期や利益を最優先したことにより人命を守れなかったフォードピット事件やチャレンジャー号事件などです。知識は持っていてもそれをどのように使うか、社会、個人のそれぞれを対象に考える必要があると授業を通して考えることが出来ました。 (3)技術者倫理で用いた教科書に載っている様々な事例、ニュース等で取り上げられた事例を他の分野においても全てしっかりと読んだり調べたりしました。特に印象に残ったのは、トヨタの子会社等の不正検査事件です。安全性に問題のある車の生産がずっと慢性的に行われていたことは企業の信頼にも関わる大きな事件だと思いました。
A.ディジタル化は文字化である。印刷技術が宗教改革を起こしたようにディジタル技術が新しい社会へと誘っている。印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製できる。インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できる。 その結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、 アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたりできるようになった。デジタル情報は、媒体を介して、コンピュータが、高速に、一字一句違わずに、コピーする。 デジタル情報として、表現できる知識は、一字一句違わずに、コピーできる。 デジタル情報にたよるインターネットでは、なりすましが簡単である。本人確認のための認証が工夫されている。音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになった。また機械で簡単に複製できるようになった。 自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではあった。そこで著作者の権利を守るため法律が発達した。 ワークショップでは身近に作れるものとしてハンドメイドキャンドルについて調べた。材料:はパラフィンワックス、芯、アロマオイルで道具は鍋、型(紙コップやシリコン型など) 手順はワックスを溶かして型に流し込み、固める。 復習としてソフトやデジタル情報について学んだ。デジタル情報の特徴として二進法の使用、正確な複製が可能、圧縮と暗号化、多様なメディアの統合などがあった。デジタル情報は現代のコンピューティング、通信、メディアの基盤であり、私たちの生活に深く浸透している。
A.(1)講義の再話 バイオテクノロジーと情報技術について学習しました。また、コンピュータやデバイスが中央のネットサーバーを介さず、直接通信し合う分散型のネットワーク構造を指す、P2Pについて学習しました。主な用途としては、ファイルの共有や暗号資産、オンライン通信があります。また、データ転送が分散されるため、効率的であることや特定のサーバーが停止しても影響を受けにくいというメリットがある一方で、セキュリティリスクや管理の困難さがあるというデメリットが挙げられました。 (2)発表の要旨 演題:実際に作れるものは何ですか? グループ名:技術者倫理 共著者名:山本 瑞貴、今井皇希、安藤 丈翔、小野寺 裕己 私たちのグループでは、実際に作れるものとして、電気化学実験で行ったマンガン電池について議論しました。作り方は二酸化マンガンを練り、テフロン液を混ぜて亜鉛棒に付けて電圧を測定することで得られます。応用された知識としてエネルギー化学の電池知識が挙げられました。また、危険性としては、水酸化カリウムによる失明、化学反応中の火災や爆発、二酸化マンガン粉末の粉じんの危険性が挙げられました。 (3)復習 復習として、P2Pについて深く調べました。P2Pの将来性について、分散型社会の基盤技術や、Web3.0、環境対応型ネットワークが期待されています。P2P技術は効率性と自由度の高さから、インターネットの進化において欠かせないものとなっていることがわかりました。
A.(1) ウィニーとは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアのことである。当初はその便利さから瞬く間に広まったが、その匿名性の高さから、著作権侵害やわいせつ画像の流通、コンピュータウイルスの媒介など、様々な犯罪の温床として警察の捜査の対象となった。便利だと思って作ったつもりでも、悪用されてしまう例は少なくないため、その技術がもつリスクを考え直す必要がある。p2pとは、「Peer-to-Peer」の略称のことで、不特定多数の端末(スマホなど)がサーバを介さずに、端末同士で直接データファイルを共有することができる通信技術、またはソフトウェアのことを指す。p2pのメリットとして、データの分散管理やゼロダウンタイムの実現、匿名性を確保しやすいことなどが挙げられる。 (2)演習では、工学部で得た知識を、実際に行使した経験について、具体的に紹介した。私たちのグループでは、2年生の情報処理概論で行ったホームページづくりについて考えた。メモ帳を起動してHTMLファイルを書くことができた。作ったホームページの危険としては、不正アクセスによる改ざんが挙げられると考えた。 (3)復習として、p2pが使われている例を調べた。LINEなどのSNS、BitTorrentなどのファイル共有ソフト、Skypeなどのビデオチャットツール、 仮想通貨「ビットコイン」などの暗号資産など、身近なものにも使われていることが分かった。
A.
A.ウィニー事件について学んだ。ウィニーとはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で管理されたサーバーを得ずに大きなデータやファイルを自由に交換できるようになるというP2Pという方式を用いたソフトウェアである。現在使われているインターネットでの基盤となる重要なシステムである。デジタルとは文字で表すことができるものである。P2Pの仕組みはLINEなどのアプリに使用されている。 演題は実際に作れるものは何ですか?であり、グループに属した人は高橋可奈子、赤池佳音、松本凜、五十嵐千紘、高橋美羽であり、私の役割は発表者であった。実際に作れるものとしてルミノールを挙げた。化学実験Ⅰの知識を用いて使った。危険性としては加熱最中に試験管が割れることによる加熱した液体が皮膚にかかることによる火傷、ガラス片によるケガなどが挙げられた。また、この実験においてはヒドラジンを実際に扱うことはなかったがヒドラジンも反応性の高い非常に危険な試薬であるということも指摘された。 ウィニー事件と呼ばれる事件のきっかけとなったウィニーを開発した金子勇元さんは裁判を終えた2年後に急性心筋梗塞で亡くなった。この件を受けてアプリケーションソフトウェアの開発者が逮捕・起訴されることは現在いないことを知った。才能ある開発者を失うことは人類にとって大きな損害となると考えた。自動車を作った人が自動車事故によって訴えられないようにソフトウェアを作った人が訴えられるのはおかしいと思った。
A. 講義では、情報技術とバイオテクノロジーについて学びました。初めにwinny事件について学びました。winnyとは、p2pファイル共有ソフトとして2002年に登場したもので、金子勇によって開発されました。著作権侵害問題と開発者の逮捕の二つの問題が起きました。この事件により、開発者の萎縮効果が指摘され、新しい技術の開発に対する意欲が損なわれる懸念が示されました。金子勇氏は2013年に急逝しました。次に、認証の種類と例について学びました。例としては、マイナンバーカード、運転免許証、危険物取扱証、学生証、クレジットカード、サイト証明書がある。個人や法人のある行為とか、文書の成立・記載などが、正当な手続きがなされたことを公の機関が照明することを認証と言います。個人や法人を特定し、本人確認することも認証というと学んだ。次に、電波資源について学びました。例としては、5Gがあることを学びました。次に、AI技術のために著作権法が規制緩和されたことも学びました。今回の複製により、深層学習の技術開発に使われる複製などの利用が可能になることを学びました。 ワークショップでは、実際に作れるものは何か発表しました。デジタルツールやアプリケーションを作れると考えました。 復習としては、winny事件とは何か、winnyとはどんなソフトなのか、認証とは何か、短な例としては何があるのかについて復習し直しました。また、ワークショップで話し合った内容について考え直しました。
A.デジタル技術の発展とともに、情報交換の自由とその規制に関する倫理的な問題が浮かび上がっています。特に、P2P技術を活用した「Napster」や「Winny」といったファイル交換ソフトは、音楽や映像の普及を促進し、インターネット上でのコンテンツ共有に革命をもたらしました。NapsterはMP3形式で音楽の無料交換を広め、音楽業界に大きな影響を与えましたが、著作権侵害を助長したため法的問題が生じました。Winnyは、完全なP2Pネットワークを実現し、ユーザー同士がサーバを通さずに直接ファイルを交換することができましたが、その匿名性を悪用した違法なコンテンツの拡散が問題視されました。これらの技術が持つ力は、同時にリスクも伴い、インターネットがグローバルな空間であることを認識し、個々の権利と自由のバランスをどう取るかが問われています。 ワークショップでは、デジタル化によって音楽や映画などのコンテンツが簡単に複製できるようになったことを踏まえ、情報交換の自由と著作権保護の問題について議論します。技術者倫理においては、技術の進化に伴う社会的責任や法的な対応が重要です。インターネットを介した情報の自由な流通とその管理には倫理的な配慮が不可欠であり、技術者として社会に対する責任を持って行動することが求められます。デジタル化は、社会や文化に多大な影響を与え、今後の技術革新においてもその影響をしっかりと考慮することが必要です。
A.(1)自分が作ることができるものを考えよう。 (授業資料より引用) 宮崎大学では身に覚えのないセクハラを捏造された事件があった。 全ての物事を文字にはできないし、すべきではない。 フォルクスワーゲンの車に不正ソフトウェアを仕込み、試験をかいくぐれるような細工をした事件があった。 ソフトウェアを作る方が実際の機能を向上させるより利益があると判断してしまったフォルクスワーゲンのことが心配になりました。 (2)メチルオレンジの合成方法を書いた。以下原文 スルファニル酸に炭酸ナトリウム水溶液、亜硝酸ナトリウム、6MHClを加えてジアゾ化させた。次にジメチルアニリン、氷酢酸を加えてカップリング反応させた。さらに水酸化ナトリウム、塩化ナトリウムを加えて中和、塩析を行った。濾過を行い、メチルオレンジを取り出した。危険性として、吸入した際の呼吸困難などが挙げられる。またそれぞれの薬品はガラス棒を伝わせて入れた。 (3) (文化庁 AIと著作権に関する考え方のついて https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/chosakuken/pdf/94037901_01.pdfより参考・引用 2025/01/18 閲覧) 平成30年改正の考え方 ・近年のAI開発においては、著作物を含む大量のデータを利用した学習手法が存在し、また主流となっているため、著作権法に「柔軟な権利制限規定」が創設された。この規定は従来の著作権法では権利侵害とみなされていた著作物の利用方法を権利侵害としないもの。 ・具体的には、AIの学習などを目的として著作物を利用する場合には、違法行為ではなくなった。より専門的な表現では、AIの学習は「当該著作物に表現された思想又は感情を自ら享受し又は他人に享受させることを目的としない場合」と判断された。 (「柔軟な権利制限規定」が適用されない場合) ・先述のとおり、AIの学習に著作物を使用することが違法でなくなったのはAIの学習がその著作物の思想や感情を自ら享受あるいは他人に享受させるものでないと判断されたためであり、したがってAIが学習に使用した著作物の権利を侵害するようなデータを生成するよう意図的に構築した場合などはこの規定が適用されない。 これは実際に調べてみるまで知らなかったため、無理やり法解釈を変えることで実現させたと思っていた私にとっては衝撃的でした。
A.(1) 実験で用いたルミノールは、たいへん臭く、また、加熱による試験管の破損などがあった。また、ヒドラジンによる引火性の問題もある。これには、有機化学の知識を応用して実験を行った。 (2) 実験を行う際には、知識を用いて、そのためには知識を普段から身に着けることが大事である。 (3) ルミノールの注意点をより深く調べた。 ルミノール(Luminol)は、科学捜査や化学実験などでよく使用される化学物質で、その主な用途は血液などの痕跡を可視化するための蛍光反応を利用した検査です。化学式はC?H?N?O?で、ルミノールは通常、淡黄色または白色の粉末状であった。水やアルカリ性溶液に溶ける。 光る仕組み(化学発光)としては、ルミノールは、過酸化物(例:過酸化水素)と反応して光を放ちます。この現象は「化学発光」と呼ばれます。特に、鉄分やヘモグロビン(血液中に含まれる鉄分を持つタンパク質)が触媒として作用すると青白い光を発するのが特徴です。 注意点には、刺激性、吸入のリスク、毒性がある。廃棄する際には、化学廃棄物として処理することが大事である。ルミノールは血液や鉄分に反応して化学発光を起こす便利な化学物質ですが、その取り扱いには慎重さが求められます。安全な取り扱いを確保し、環境や人体への影響を最小限に抑えるための対策を徹底してください。また、科学捜査などで利用する場合には、他の検証方法との併用が必要です。
A.?【講義の再話】 便利なものは、悪用したり使い方を誤ったりすればそれだけ危険なものとなる。Winny事件とは、ファイル共有ソフト「winny」に絡む著作権法違反を問われたものの、無罪となった刑事事件である。新たな技術に慎重になることは必要なことではあるが、極端に規制することはイノベーションを妨げることであり、よくないのではないかと感じた。 ②【発表の要旨】 「実際に作れるものは何ですか?」 グループ名:なし グループに属した人:(白石隼太、石川翔一、高橋颯人、田牧遥希、雪光輝、長橋昂汰) 役割:データ収集、整理 実際に自分が作れるものとして、学生実験で合成したことのあるメチルオレンジを考えた。手順として、スルファニル酸に炭酸ナトリウム水溶液、亜硝酸ナトリウム、6M塩酸を加えてジアゾ化させる。次にジメチルアニリン、氷酢酸を加えてカップリング反応させる。さらに水酸化ナトリウム、塩化ナトリウムを加えて中和、塩析を行う。最後にろ過を行い、メチルオレンジを合成する。 ③【復習の内容】 最新技術について調べた。生成AIは、大量のデータを学習してパターンを学習することで、文章や画像、動画などの生成をすることが出来る。とても便利だが、AIを用いた偽情報のディープフェイクや、著作権侵害などといった問題もある。さらに、人間のしている作業の代替として利用することも可能となり、今の社会の在り方が変わることによる混乱なども生じうる。新たな技術の良い面だけでなく、悪い面にも目を向けていくことが必要だと感じた。
A.(1)技術者としてものを作る際に大切なのは、安全性、品質、倫理的責任を常に意識することだ。技術者倫理では、社会への影響や環境への配慮が重要視される。自分の技術が人々の生活や環境に与える影響を考え、倫理的に正しい決定を下すことが求められる。また、誠実さと透明性を保ち、誤りや問題が発生した場合には速やかに対応することも欠かせない。技術者は社会の信頼を得るために、自身の判断力と責任感を常に磨くべきである。 (2)実際につくれるものとして、水酸化ナトリウム水溶液を挙げた。水酸化ナトリウム水溶液は、水酸化ナトリウムを水に溶かして作成する。まず、必要な量の水酸化ナトリウム固体を計量する。次に、適切な容器に水を注ぎ、そこに水酸化ナトリウムを加える。水酸化ナトリウムは強いアルカリ性を持つため、慎重に取り扱い、溶解時に発熱することを理解しておくことが重要だ。溶解後、十分にかき混ぜて完全に溶かし、均一な水溶液を得る。水酸化ナトリウム水溶液は強アルカリであるため、取り扱いにはゴム手袋や保護眼鏡を着用するなど、安全対策を講じることが必要である。 (3)バイオテクノロジーは、生物学的プロセスを活用し、医療、農業、環境保護などの分野で革新を促進する。しかし、遺伝子操作やクローン技術の進展に伴い、倫理的な課題が浮上している。生命の尊厳、プライバシー、環境への影響などについて、技術の進化と共に慎重に考慮する必要がある。倫理的な枠組みを確立することが、社会的な受け入れと持続可能な発展を支える。
A.【講義の再話】 インターネットとファイル交換ソフト「ウィニー」について学んだ。便利と危険は隣合わせであり、ネットやデジタル技術には危険が潜んでいるということを改めて認識した。P2Pとはネットワークに接続されているコンピューター同士がサーバーを介さずに直接通信する方法である。ウィニーはこのP2P技術を応用していたが利用者による著作権法違反が多発し、社会問題化した。デジタルというのは文字で表すことができるということを指している。また、偽情報(フェイク)に騙されないように情報を精査する姿勢が大切である。 【発表の要旨】 テーマ 実際に作れるものはなんですか? グループ名 じゅげむじゅげむ 及川幸、松山果蓮、松本圭美、小倉由愛 発表者としての参加 工学部で得た知識を、実際に行使した例としてカルメ焼きを挙げる。作り方は以下の通りである。①お玉に砂糖と水を入れ加熱する。②ぶくぶく、泡が出てきたら重曹を加えてよく混ぜる。原理としては、重曹中の炭酸水素ナトリウムが温度が高くなると分解して気体の二酸化炭素になるため膨らむという物である。やけどの危険性が考えられる。これは化学実験の知識を使用した物である。 【復習の内容】 今回の復習ではウィニーについてより深く調べてみた。ウィニーは2002年に開発されたWindows向けのファイル共有ソフトである。プログラマーの金子勇氏によって開発され、インターネット掲示板「2ちゃんねる」上で試用版が公開された。ウィニーの特徴として、サーバーを必要としない完全なP2Pネットワーク?、暗号化通信を用いた匿名性の高いデータのやり取り、不特定多数の端末間で直接ファイルのやり取りができる?という点が挙げられる。
A.Winny事件とは、ファイル共有ソフト「Winny」の著作権違反を問われたものの、無罪となった刑事事件である。Winnyの利用者だけでなく、開発者である金子勇が逮捕・起訴されたことで注目を浴びた。Winnyは開発当初から匿名性の高さで注目を集めており、ネットワーク上で流通する映画や音楽、ゲームなどの著作物を共有できることから多数の利用者がいた。同時に数千億円にも上る著作権の侵害が起こり、警察の捜査の対象となった。著作権法違反の犯人が逮捕された後、ソフト開発者である金子勇も著作権侵害行為を幇助したとして逮捕された。便利なものには危険が伴う。特に、インターネット上の安全性は利用者の倫理頼りである。Winnyに使われていた通信技術は「P2P」というものである。P2Pは不特定多数の端末がサーバを介さずに端末同士で直接データファイルを旧友出来る技術である。現在は、LINEやビットコインに使用されている。P2Pは匿名性が高い分、うその情報が回りやすいリスクや一度アップした情報はほぼ永久的に残るというリスクがある。 平常演習として、工学部で得た知識を実際に行使した経験について、具体的に話し合った。我々は有機化学実験でキャピラリーとルミノールを作製した。キャピラリーの作製には曹達石灰ガラスを主成分とするパスツールピペットを使用した。パスツールピペットを加熱し、左右に勢いよく引っ張ることでガラスが細く長く伸びる。その管をアンプルカッターで適当な長さで切るとキャピラリーが出来る。ルミノールは3-ニトロフタル酸から2段階でルミノールを合成した。3-ニトロフタル酸に8%ヒドラジン水溶液を加え、反応混合物にトリエチレングリコールを加えて加熱、さらに10%水酸化ナトリウム水溶液や亜ジチオン酸ナトリウム二水和物を加え加熱沸騰させた後冷却すると、ルミノールが析出する。
A.(1)ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。しかし、このソフトウェアを作った金子氏は著作権侵害ほう助の罪で捕まってしまった。悪用目的ではないにも関わらず疑われてしまった。裁判を経て無罪となったが、金子氏はその後42歳という若さで亡くなってしまった。逮捕や裁判がなければ、日本から世界的なIT企業が出来ていた可能性もある。日本ではその後、同じようなことで犯罪に問われることはないが、失った代償は大きかった。 (2)演題は「実際に作れるものは何ですか」でメンバーは小倉由愛、松本圭美、松山果蓮、及川幸の4人で、チーム名は「じゅげむじゅげむ」で私は書記を担当しました。調べた内容は「カルメ焼き」で、作り方は、お玉に砂糖と水を入れ加熱する。次に、ブクブクと泡が出てきたら重曹を加えよく混ぜることでできる。原理としては、炭酸水素ナトリウムが温度が高くなると分解し気体の二酸化炭素になることで膨らむ。危険性としてはやけどが挙げられる。使用した知識としては、化学の知識である。 (3)P2Pとは「Peer-to-Peer」の略称で、不特定多数の端末がサーバを介さずに、端末同士で直接データファイルを共有することができる通信技術またはソフトウェアのことを指す。P2Pはデータの分散管理、ゼロダウンタイムの実現、匿名性を確保しやすいことがメリットとして挙げられる。このP2P技術を用いたものとしてLINEやビットコインなどがあることがわかりました。
A.(1)便利なものは、便利であると同時に危険性をはらんでいます。ネットやデジタルなんかもその例です。p2p(ピアトゥーピア)という技術があります。この技術について各自で調べてみましょう。このp2pを巡って、過去に事件が起きました。簡単に説明すると、このp2pを悪用した人物がいて、その人物とは別に、p2pの開発者にも責任が問われ、裁判を長い期間にわたって行うことになり、若い優秀な技術者の技術力が長きにわたって発揮できなかったという事件です。デジタルというものは文字です。pythonやJavaScript、Basic、C言語など様々なプログラミング言語が存在します。DNAもA,T,G,Cを用いて、塩基が文字で表されます。ネット上にはフェイクとも呼ばれる偽情報が存在します。実際に技術を行使して作ったものについて説明してください。 (2)p2pを用いたシンプルな対戦ゲーム(〇×ゲームなど)、使用言語はpython(シンプルで読みやすいため)、双方のプレイヤーが直接通信してゲームを進行する。相手の手を受信して、自分の画面に反映する。 作ったもの:ダニエル電池 作り方:亜鉛板と銅板の間に豆電球をつないで、亜鉛板を硫酸亜鉛水溶液に、銅板を硫酸銅水溶液に沈める。 応用された知識:化学実験の知識 危険性:失明 (3)作ったもの:メチルオレンジ 具体的な作り方:ジアゾカップリング 応用された知識:化学実験の知識 危険性:塩酸による炎症、氷酢酸による火傷
A. 第7回目の講義では、p2pとその技術の開発者について学んだ。p2pは企業のサーバーを通さずに、パソコン同士でファイルをやり取りすることである。p2pはPeer to Peerの略である。片方の端末がクライアントとサーバーの役割を担っている。現在P2Pはラインやビットコインなどで活用されている。また、P2Pを用いたソフトのWinnyの開発者である金子勇氏について学んだ。Winnyは発表された当時は画期的なファイル共有ソフトであった。匿名性の高いP2P通信を実用レベルで実現したためである。しかしその匿名性の高さから、著作権法違反などの犯罪を行うものも出てきてしまい逮捕される者まで発生した。そして、Winnyの開発者であった金子氏も2004年に著作権侵害行為を幇助したとして逮捕されてしまった。金子氏は最終的に無罪になったがそれを勝ち取るのに7年半かかってしまった。 グループワークでは、ダニエル電池を選んだ。ダニエル電池に用いる電解液は目に入ると失明してしまう危険性がある。 復習では、P2Pの具体的な活用方法について詳しく調べた。P2Pは現在でも活用されている有用な技術である。ラインはP2P技術を使用しており、大規模なサーバーが必要ないためラインは現在無料で提供されている。ビットコインもP2P技術を使っており、取引履歴のデータを分散することに役立っている。P2Pはブロックチェーンの技術とも関係している。
A.(1)科学技術の進展とそれがもたらす未来についての深い洞察を示しています。著者は、インターネットやデジタル技術の普及が、私たちの生活と文化に与える影響について考察しています。特に、個人の創造性と自由が重視される一方で、その管理や保護の難しさも議論されています。 テクノロジーが進むにつれて、私たちの生活はますますデジタル化され、情報が容易に共有されるようになりました。しかし、その一方で、情報の正確性や適切な使用についての問題も浮かび上がっています。特にインターネットの普及は、文化的な価値観や知識の普及に大きな影響を与えていますが、同時に誤解や悪用の可能性も増大させています。 また、著者は技術の進展に伴う倫理的な課題にも焦点を当てています。例えば、AIの発展による著作権法の見直しや、デジタル情報の信頼性確保など、新たな問題が次々と浮かび上がっています。これらの課題に対処するためには、技術者だけでなく、社会全体が協力して正しい理解と対応を進めていく必要があります。 この文章は、技術の進展とその社会への影響を深く掘り下げた議論を通じて、我々が今後直面するであろう課題について考えさせられます。技術の利用と管理のバランスをどう取るか、そして倫理的な観点からどう進化させていくかが、重要なテーマとして提示されています。 (2)この授業ではグループワークはしませんでした。 (3)技術者に求められる倫理性について、改めて考えました。
A. 情報技術とバイオテクノロジーについて学ぶため、教科書に取り上げられているウィニーの事例を読んだ。ウィニーはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で管理されたサーバーを経ずに大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアのことである。ウィニーにより様々な応用が考えられる夏季的な技術を評価されていたが、これを悪用して映画やゲームソフトなどを著作権所有者に無断で交換する違法行為が広がり、ウィニーの開発者にぢょさく兼違反ほう助として判決が下った。ウィニーは技術そのものに違法性がない場合でもその使用結果に社会的影響が及ぶ可能性があることを示したと感じた。 ワークショップでは、実際に作ったものの危険性を調べた。私はメチルオレンジを実験で合成したのでそれにした。材料は2?ナフトール、ジメチルアミン、水、濃硫酸を用いた。アゾカップリングをさせた。危険性は、経口摂取により有害性を持つ・発がん性のリスクがある・環境に悪影響であるなどだ。 ウィニーの事件を聞いて私は、技術者は、開発する技術がどのように悪用され得るかを予測し、その責任を考慮する倫理観が求められるのではないかと考えた。情報技術やバイオテクノロジーの進展は利便性の発展をもたらす一方で、個人情報の漏洩や生命操作といった倫理的問題を引き起こす。技術者は社会的影響やリスクを深く理解し、技術の適正な利用と人間の尊厳を守る責任がある必要があると思う。
A.(1)【再話】情報技術の進歩に伴って生活が便利になる一方、様々な問題も浮上してくる。代表的な問題ではNapsterやWinnyといったP2P技術による著作権問題、フォルクスワーゲンでおこった不正ソフトウェアの埋め込みなど、技術進歩による悪影響も少なからず生じている。技術進歩に伴い、近年法改正も行われた。このようなデジタル化による社会の変化による論理的な問題も挙げられるため技術者として慎重に考えることが必要となってくる。 (2)【ワークショップ】:あなたが実際に作れるモノは何ですか?【グループ名】:無し(記載忘れ)【共著者名】:笠松裕太、石山成晃、大藤雄也【発表要旨】:私が技術を行使して作ったものはメチルオレンジです。応用した技術は有機化学のカップリング反応、分析化学のpHの知識、化学実験の実験操作の知識です。これらを用いて工学倫理に基づいた技術格子ができたと思います。【役割】調べて記述したので、No.5,13の調査と執筆-原稿作成と考えた。 (3)【復習内容】復習内容として、ウェブクラスでの提出内容の要約を示します。私が作ったモノはメチルオレンジで、応用した知識は有機化学のジアゾ化反応とカップリング反応、分析化学ではpH指示薬としてのメチルオレンジの特性、化学実験技術では安全な化学薬品の取り扱いです。危険性についてメチルオレンジの毒性と、ジアゾ化反応での適切な温度管理といったものが挙げられました。工学倫理の観点から、実験中の適切な保護具の使用や、廃棄物を適切な処理を行い環境汚染を防ぐといったことが挙げられました。
A.(1)講義内容の再話 「倫理が問われるとき」というテーマで、バイオテクノロジーや情報技術における技術者倫理の重要性が議論されています。バイオテクノロジーではゲノム解読や編集技術が進化し、人間の遺伝情報が生命のプログラムとして扱われる一方、それを活用する際の人権や差別の問題が提起されています。また、情報技術ではインターネットやAI、ファイル交換ソフトなどが利便性をもたらす一方、著作権侵害やプライバシー侵害などの倫理的課題も浮き彫りになっています。技術者は、利便性と倫理的な責任を両立させる姿勢が求められ、データ改ざんや情報の不正利用を防ぐための倫理的判断が強調されました。社会的影響を考慮しつつ技術を活用することが重要とされています。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 演題:実際につくれるものは何ですか? グループ名:未記入でした グループに属した人:宮下恵、進藤意織、北澤佑規、鈴木美咲、土田咲希 自分が発表の創作に果たした役割:Investigation データの収集 実際につくれるものとしてHPCゲルを選びました。HPC、DMSO、DMAP、Adを規定量はかりとり、ビーカー内で撹拌、24h撹拌後、脱水、DICを投入し、型に流し込み、24h静置することで作ることができます。無機化学の知識が必要で、危険性としては飲み込むと有毒、皮膚と接触させると生命に危険を及ぼすといったことがあげられます。 (3)復習の内容 成績評価申請書を書くにあたって講義内容についてまとめたり、ワークショップ課題の振り返りを行ったことが復習にあたると考えます。
A. 7回目の授業では、まずpeer- to -peerについて学んだ。peer to peerは、ネットワーク内での複数デバイス(peer)が対等な関係で直接通信しあうモデルのことであることがわかった。相性のいい、プログラミングはJavaScriptが相性がいいのではないかと考えた。りゆうはJavaScriptの特徴として、リアルタイムでの接続においてラグが発生しにくいという点があるので、アプリケーションに応用する際に滑らかなやり取りができるのではないかと考えこのJavaScriptを選んだ。ただし、Phythonでコードを書く際はとても大変であることがわかった。いまでは、peer to peer はLineにも使われているほど大きな技術となっていることがわかった。 グループワークでは、LCCM住宅模型の設計を選んだ。まず、アイデアの設計を行い、次に模型図面の製図を行い、次にスチレンボードのカット、接着を行い完成させた。具体的に必要な技術として、建築学科の建築設計、スケール、材料、ツールと工作技術、が必要であった。他のグループの発表ではヒドラジンだけは使うなと言われた。 個人ワークでは、peer to peerがどのような技術に応用しているのかより深く調べた。まず、P2Pの代表的な利用例としてのファイル共有について調べると、BitTorrentのようなサービスがあった。この仕組みでは、特定のサーバーにデータが集中することがないため、サーバーの負荷が軽減され、大容量ファイルでも効率的に共有できる。私も過去に、P2Pを使ってファイルを受け取ったことがありますが、特定の時間帯に制限なく、スムーズにファイルをダウンロードできた。この柔軟性や効率性は、従来のサーバー依存型のシステムにはないP2Pの大きな強みだと感じた。
A.(1) 講義の再話 今回の授業では、P2PをまなんだP2PとはPeer to Peerの略でありネットワーク内のコンピュータが中央のサーバーを介さずに、直接データやリソースを共有交換するための仕組みであり、各ピアはクライアントにもサーバーにもなり得るため分散的で効率的な通信であるということである。 (2) 発表の要旨 私たちのグループでは、ルミノールを生成することを考えた。応用された知識としては、有機化学の実験から得た知識があり、具体的な作り方としては、フタル酸を脱水して無水フタル酸を合成しニトロ化を行いヒドラジドの合成を行いニトロ基の還元を行うことでルミノールを生成することが出来ると学んだ。ルミノールのきけんせいとしては加熱による試験管の破損やヒドラジンの危険性が挙げられる。ヒドラジンには吸入や接触、飲み込みによって有害で、肝臓や神経系にも影響を与える可能性がある。また、発がん性を持ち、空気中で発火することがあり引火性が非常に高いものである。皮膚や粘膜を強く刺激し重篤なやけどを引き起こすこともあるため適切な取り扱いと保護具の使用が必須である。 (3) 復習の内容 P2Pの利用例について調べた。まず、ファイル共有やブロックチェーン、仮想通貨通信アプリ、オンラインゲーム、分散型クラウドストレージ、分散型アプリケーション、ライブストリーミングなどが挙げられる。これらは、今では私たちの生活の中では欠かせないものとなっておりこれからも利用され続けると考える。
A.1この講義を通して倫理が問われるときーバイオテクノロジーと情報技術について学びました。バイオテクノロジーと情報技術の共通点は、自己複製であることがわかった。生物は、自分に勝手に増える 化学物質の集合体であり、情報も、自分で勝手に増える。 そして、ともに淘汰され、利己的なものが生き残ることが分かりました。 2私たちの班は技術を行使した経験がありません。私たちの班は根岸、椋、大翔、光で話し合いを進めました。私たちの班は名前をつけ忘れたまま話し合いを進めました。これからは工学部卒業にふさわしい実践力を、知識だけではなく経験を積んでいきたいと考えました。工学倫理の観点から安全性、公正さなどを適用させるための経験をするべきだと考えました。なのでこれからは、研究室配属も決まったので、研究室先で多くの経験を積んでいきたいと考えました。 3私は復習として情報技術と工学倫理の関係性について考えました。まず、情報技術の開発者や利用者は、技術がもたらす影響に対して責任を持つ必要があると考えられます。例えば、プライバシーの侵害、データの不正利用を防ぐため、乱数などを用いる際本当に公平であるかなどの倫理的配慮が求められます。具体的にはLINEやメールなどのプライバシー保護、企業のデータなどがあります。またそれだけではなくバイオテクノロジーと工学倫理の関係性についても考えました。バイオテクノロジーの研究や応用には、遺伝子操作やクローン技術など、倫理的問題視される技術があります。工学倫理は、これらの技術が社会に与える影響を考慮し、適切な意思決定を行うための基盤となることが分かります。
A.講義の再話 サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっている。たとえばフォルクスワーゲン自動車のECUに、クルマが検査中であることを察知するソフトウエアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行った。 ディジタル化は文字化と言ってかまいません。印刷技術が宗教改革を起こしたようにディジタル技術が新しい社会へと誘っています。印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製できます。インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できます。その結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたりできるようになりました。 しかし、すべての情報を文字にすることはできないし、あるいはすべきではありません。このことは、たとえば禅の言葉では不立文字と言われ、あるいは法曹界では解釈の問題と言われ、文字が普及して以来ずっと言われてきたことです。デジタル情報は、媒体を介して、コンピュータが、高速に、一字一句違わずに、コピーします。 デジタル情報として、表現できる知識は、一字一句違わずに、コピーできます。 デジタル情報にたよるインターネットでは、なりすましが簡単です。 本人確認のための認証が工夫されています。 発表の要旨 有機化合物の分離、精製 酢酸エチル溶液をサリチル酸、p-アミノ安息香酸エチル、テトラノン 分離 希塩酸をビーカーに加えたときに発泡 応用された知識、化学実験の知識 復習の内容 授業の復習と発表の内容をまとめた。
A. (1)便利さとは危険と表裏一体です。特に現代では、インターネットの発展が著しく、手軽に短時間で様々な情報が得られますが、膨大な情報の中には真実でないものもたくさん混ざっており、それらを判断する力が求められています。P2Pという技術は、不特定多数の端末がサーバーを介さずデータを共有できるシステムで、LINEやビットコインにもこの技術が利用されました。この技術のメリットは、通信スピードの速さやデータの集中防止、匿名性の確保などが挙げられますが、その反面、送信元の安全性を確認できないため、悪意のある人が利用すると、ウイルスなどの恰好の拡散手段となってしまうことがあります。また様々な物のデジタル化が進んだことで、機械的に完全な複製ができるようになってしまいました。これによって著作権の問題が発生し、著作者の権利を守るための法律が発達しました。あらゆるものがデータ化して、手に入れることが簡単になった一方で、ニセの情報も拡散されやすくなったという危険性もあるのです。 (2)演題:実際に作れるものは何ですか?、グループ名:ももちゃんず、メンバー:川村和佳子・市井桃子・堀江優花・相内彩果・佐藤有希乃・山本圭織、自分の役割:書記 作れるものはダニエル電池を選んだ。作り方は銅電極と亜鉛電極を用意し、それぞれ0.01mol/dm^3の硫酸銅水溶液と硫酸亜鉛水溶液に浸し、間にセロファンを入れ、電極同士をワイヤーでつなぐ。応用された知識としては、エネルギー化学の電池の知識と化学実験の知識である。危険性としては、硫酸の濃度や廃棄の方法などが挙げられる。 (3)さまざまな情報がデジタル化することのメリットとデメリットについて調べた。メリットとしては情報共有が簡単になること、データの保管、管理が簡単になること、作業の効率化などが挙げられる。それに対してデメリットとしては、セキュリティ対策が必要になること、ある程度の知識やリテラシーがないと情報をうまく使いこなせないというものがある。
A.2006年12月、京都地裁はファイル交換ソフト「ウィニー」を開発した金子勇元東京大学助手を起訴した。しかし、2009年10月に適法にも違法にも利用できるソフトは価値中立とみなされるという理由で無罪判決をいいわたした。銃や車は長い年月をかけて社会が受け入れ方を考えてきたが、インターネットは短期間に急速に広まってしまったため、社会に対しての弊害があまり問題視されることはなかった。私たちは技術者を含めて、この技術をどのように使いこなすかをリスクも考慮した上で判断していかなければならない。ダニエル電池を作った。ダニエル電池は負極側に亜鉛版と硫酸亜鉛水溶液、正極側に銅版と硫酸銅水溶液を入れ、素焼き版で仕切った構造の電池である。エネルギー化学の講義で酸化還元反応の例として挙げられていた。ダニエル電池の危険性としては負極側で電離してしまった水素イオンが亜鉛板上で電子と結合して水素ガスを発生させてしまうことである。このガスの発生により電池が膨張し、破損の恐れがある。アルカリ乾電池の危険性について調べた。アルカリ乾電池は内部に強アルカリ性の液体が含まれており、何かしらの衝撃で破損した場合、液漏れが起こり化学熱傷を引き起こす可能性がある。また、乾電池を火の中に投入したり加熱したりすると破裂の要因になり得る。電池同士での接触で発火する可能性があるのでその対策として電池を捨てるときなどはテープを貼り、未然に火災を防ぐ習慣をつけることが重要だ。
A.技術革新が社会に与える多面的かつ複雑な影響を示しています。Winny事件やフォルクスワーゲンの排ガス不正事件は、技術の悪用がもたらす深刻な社会問題を浮き彫りにしています。一方で、インターネットやAIの進展は、情報伝達の効率化や新たなビジネスモデルの創出など、社会に大きな変革をもたらしています。 技術革新の光と影 情報共有の民主化: Winnyのようなファイル共有ソフトは、情報の自由な流通を促進し、新たな文化を生み出しました。しかし、同時に違法なファイルの共有を助長し、著作権侵害問題を引き起こしました。 効率化と不正: フォルクスワーゲンの排ガス不正事件は、企業が利益優先で不正行為を行い、社会全体の信頼を損なう可能性を示しています。 新たなビジネスモデル: インターネットやAIの普及により、新たなビジネスモデルが生まれ、経済成長に貢献しています。しかし、同時に、プライバシー侵害や情報操作といった問題も発生しています。 技術者倫理の重要性 技術革新がもたらす様々な問題に対処するためには、技術者倫理がますます重要になっています。技術者は、自らの技術が社会に与える影響を深く理解し、倫理的な観点から技術開発を進める必要があります。 技術者倫理の具体例 社会への責任: 技術開発が社会にどのような影響を与えるかを常に意識し、責任ある行動をとる。 情報の透明性: 技術開発の過程や成果を社会に開示し、透明性を確保する。 プライバシー保護: 個人情報保護に配慮し、プライバシー侵害を防ぐ。 不正行為の防止: 法律や倫理に反する行為を行わない。 法規制と社会の意識改革 技術の進歩は、法規制の整備を常に必要とします。著作権法の改正や個人情報保護法の強化は、技術革新に対応するための重要な取り組みです。しかし、法規制だけでは十分ではなく、社会全体の意識改革も必要です。 社会全体の意識改革 リテラシーの向上: 情報リテラシーやデジタルリテラシーの向上を図り、情報過多の時代を生き抜くための能力を養う。 倫理的な思考: 技術の進歩がもたらす倫理的な問題について、深く考える習慣を身につける。 多様な意見の尊重: 様々な価値観や意見を尊重し、対話を通じてより良い社会を築く。 今後の展望 技術革新は今後もますます加速していくことが予想されます。AI、IoT、ブロックチェーンなどの技術は、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めています。これらの技術がもたらす恩恵を最大限に享受し、同時に、そのリスクを最小限に抑えるためには、技術者、政府、企業、市民社会が協力して取り組む必要があります。 具体的な行動教育の充実: 学校教育において、技術と倫理に関する教育を強化する。 国際的な連携: グローバルな視点から、技術に関する国際的な議論に参加する。 市民社会の活性化: 市民が積極的に社会問題に関わり、議論に参加する。 まとめ 技術革新は、人類の進歩に不可欠な要素です。しかし、技術の進歩は、必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。技術者には、社会全体の幸福を考え、倫理的な視点を持って技術開発を進めることが求められます。 2実際に作れるものとして炭酸水の製造を考えた。ペットボトルにドライアイスをいれ、水をいれふたをきつく締めることで内圧が上昇し二酸化炭素が閉じ込められるという仕組みである。
A.(1)現代社会では、サイバー攻撃やサイバー犯罪があり、音楽や映画がデジタル化することで複製を簡単にできるようになった。そのため、著作者の権利を守るための法律が発達した。様々な情報が簡単にまとめられるようになった反面、だれでもセキュリティを突破できれば情報をとることができるようにもなった。便利なものではあるが、同時にとても危険なものであるのだ。 (2)演題は「実際に作れるものは何ですか?」で、グループ名は「じゅげむじゅげむ」であり、共著者は小倉由愛、松山果蓮、及川幸である。私は、グループ内での役割として、調査を行った。実際に作ったことのあるものとしてカルメ焼きを挙げた。カルメ焼きはまず、お玉に砂糖と水を入れて加熱し、泡が出てきたら重曹を加えてよく混ぜることでつくることができる。この原理は、炭酸水素ナトリウムが温度が高くなると分解され、気体の二酸化炭素になることでふくらむ。このカルメ焼きではやけどの危険性に注意し、化学実験の知識をしようして作った。 (3)現代、インターネット上には自分自身の情報があふれている。自分のSNSをはじめ、学校のホームページや他人のSNSにまで自分自身が知らないところでも写真が出てしまっていたり、名前などが残っていたりする。調べようとすれば、様々なことを赤の他人にまで特定されてしまう世の中である。デジタルタトゥーという言葉があるように一度世に出回ってしまった情報は取り消すことができない。そのため、日々、気を付けて生活しなければならないと思った。
A.現代社会において、情報技術(IT)とバイオテクノロジーは、私たちの生活や産業に革命的な変化をもたらしています。しかし、これらの技術の発展に伴い、倫理的な問題も浮上しています。特に、個人のプライバシーの保護、遺伝子操作、AIの責任問題など、さまざまな倫理的課題が問われています。情報技術における倫理問題の一つは、個人情報の取扱いです。インターネットやSNS、IoTの普及により、個人データが膨大に収集され、企業や政府による監視が強化されています。これにより、プライバシーの侵害やデータ漏洩のリスクが高まっています。特に、AIによるデータ分析が進む中で、個人の同意なしにデータが利用されることや、AIが判断を下す際の透明性の欠如が問題視されています。情報技術が社会の中でどう活用されるべきか、どのように個人の権利を守るかが大きな課題となっています。バイオテクノロジーにおいては、遺伝子組み換え技術やクローン技術の発展が倫理的な議論を引き起こしています。遺伝子編集技術(例えばCRISPR-Cas9)の進歩により、遺伝子疾患の治療や農作物の改良が可能になりましたが、それと同時に「人間の遺伝子操作」の倫理性や「自然」の概念への挑戦が問題となっています。特に、ヒト遺伝子の編集が生命倫理にどう影響するか、未来の世代に対する責任が問われています。また、クローン技術における「人間の再生産」に関する議論も、個人の尊厳や生殖に対する倫理的観点から反対意見が強いです。これらの問題に対処するためには、技術者や科学者だけでなく、社会全体で倫理的な議論を深めることが重要です。情報技術やバイオテクノロジーの発展を歓迎する一方で、その利用に伴う倫理的影響を慎重に考慮し、社会全体の利益と個人の権利を調和させる方針が求められます。
A.(1) 講義内容は、主にバイオテクノロジーと情報技術についてであった。まず最初に、Winnyについての話があった。Winnyは、2002年に開発されたP2P型のファイル共有ソフトウェアであり、匿名性を重視し、サーバーを介さずにユーザー同士が直接データをやり取りできる仕組みを持っていたが、この特性により違法な著作権侵害や情報漏洩事件が発生し、開発者の金子勇氏が逮捕されるに至った。その後、無罪判決を受けたが、技術開発社が、直接悪いことをしていないのにも関わらず、逮捕されるという結果になり、技術開発と法規制のあり方について大きな議論を呼んだ。また、AIを利用したディープフェイクなどの偽情報についての知識を習得し、偽情報に騙されないようにしなければならないという話もあった。 (2) ワークショップでは、実際に作れるものについて話し合った。その中で挙げられたのは、研究室での組織切片の作成である。具体的な作り方は、観察したい組織を摘出し、エタノールで脱水後、パラフィンで包埋し、ミクロトームで切り出してその後染色を行い観察する。危険性は、ミクロトーム使用の際、刃が危険であることや、染色液に毒性がある場合があるためその対策が必要である。 (3) 復習では、Winnyのその後についてを調べた。Winnyの衰退後、同様のP2P技術を採用したソフトウェア(ShareやPerfect Dark)が登場したが、これらも同様に問題を抱えている。悪用される一方、合法的な活用方法も多く存在している。
A.(1)インターネットはグローバルな人類の財産であり、政府がコントロールするものではない。しかし、インターネット世代の中には、それを誤解している人もいる。そのため、インターネットの本質を正しく伝え続けることが重要である。 宮崎大学で、ある教員がセクハラやパワハラの捏造によって懲戒解雇された。亡くなった女子学生との関係もでっち上げられ、裁判を通じて捏造が明らかになり、最高裁で勝訴した。このケースでは、大学の執行部自体が捏造を主導しており、誰もそれを止められなかったとされている。 (2)実際に作れるものとして以下になる。 作ったもの:ヨーグルト 作り方:スキムミルクと水を混合したものを低温殺菌したのち、市販のヨーグルトを加えて放置する。 応用された知識:バイオ実験の微生物に関する知識。 危検性:有害菌の混入、カビの繁殖。 食品衛生や健康リスクが発生する可能性がある。 (3)「最高裁が「セクハラ捏造」を認定した宮崎大学」の事件は、組織の透明性と公正な調査の重要性を示していると思う。ハラスメントの申し立てが慎重に扱われるべきなのは当然が、捏造が組織内で行われた場合、被害者が救済されるまでに多大な時間と労力が必要だと思う。組織には独立した監査機関を設けるなど、権力の濫用を防ぐ仕組みが求められると考える。また、事実無根の指摘が本当の被害者を埋もれさせる危険性もあるため、バランスの取れた対策が必要だと思う。
A.(1)誰でもインターネットを使って自由に表現したり、仕事できる時代とどう付き合っていけばいいのかかんがえた。我々はずるい心、悪い心を物理的に止めるストッパーがついていない。人はみな情緒があり、普段は想像もつかないような言動や行動を突発してしまうことがある。それは取り返しのつかない人の命を奪うことにも繋がりかねない。そんな誰も幸せにならない悲しい事件が便利で誰もが利用するインターネットで起こらないようにたくさんの人が策を考えていると思う。 技術者がインターネットを利用する時も同様に自分の利益のために捏造やデータの改変が簡単に行われてしまう。自分の良心と向き合う、簡単そうで常にそれを続けるのも難しい場合がある。自分で制御出来ないのならば信頼出来る監視をしてくれる人が必要だ。 著作権などのルールがありそれをずるくすり抜けようとしたり、自分の都合のいいことだけを並べてズルをすると被害者を誕生させる加害者になってしまう。もう一度良心とはなにか、正しいとは何か、自分の利益だけにならない、それがなくとも自分の仕事としてこだわり責任をもって行える環境はどんなものかを考えたい。 (2)私たちが作れるモノはどんなものか調べグループで話し合った。 ソーラーパネル付きモバイル充電器について考えた。 (3) 1.幸せをつくる技術の未来はどのようなものか動画も視聴して考えた。 2.情報技術と工学倫理についてまなんだ。 3.量子化によるノイズについて学んだ。
A.(1)WinnyなどのP2Pファイル共有ソフトは、主に著作権上の問題と情報セキュリティ上の問題があることがわかった。便利=危険だと知った。P2Pとは、Peer to Peerの略称で中心的な機関や装置を持たず、末端の端末(ピア)同士が直接データをやり取りする仕組みのことだと分かった。工学倫理とは、エンジニアリングに関る個人と組織が直面する倫理問題および意志決定の 研究、および技術発展に関る人々と組織における、倫理的振る舞い、性格、理想、そして人間関係の研究であると知った。また、技術が備わってなければ、工学の為の倫理も必要がないことを知った。デジタル=文字だとわかった。 (2)ワークショップでは、実際に自分が作れるものについて調べた。我々の班は建築模型という結果になった。実際の工業品ではないが、建築するにあたり必要であるし、製造において危険性は低いため、このような結果になった。 (3)復習では、授業で情報科学の事件について習ったので、バイオテクノロジーの事件について調べた。例としてトリプトファン事件について調べた。トリプトファン事件とは、昭和電工が製造した必須アミノ酸であるL-トリプトファンを含む健康食品を摂取した人の血中に好酸球が異常に増加して筋肉痛や発疹を伴う症例好酸球増加筋肉痛症候群がアメリカで大規模に発生した事件である。この事件を機に日本では、トリプトファンは医薬品に区分され、食品としての販売は認められなくなった。
A.(1)第7回の授業では、ファイル交換ソフト「ウィニー」の事例から技術者倫理について学びました。ウィニー事件は、2000年代初頭に日本で起きた著作権侵害に関連する事件です。ウィニーは、匿名でファイルを交換できるソフトウェアで、利用者が個人情報や著作権で保護されたコンテンツを違法に共有することが可能でした。2002年、ウィニーを開発したプログラマーが、著作権侵害や不正アクセスの容疑で逮捕されました。この事件は、技術的な革新と法的な規制のバランスを巡る問題を浮き彫りにしました。ウィニー自体は合法的な用途にも使われることがありましたが、その匿名性を悪用して違法コンテンツを拡散する事例が増え、社会問題となりました。倫理的には、技術の利用が法的枠組みを超え、社会的責任を問われる結果となり、技術者には社会的影響を考慮した開発が求められることを示したことがわかりました。 (2)ワークショップではこれまでに実際に自分で作成したものの作成方法についてグラフィカルアブストラクトにまとめました。具体的には1,2-ジメトキシベンゼンやリポソーム懸濁液の作成手順についてまとめました。 (3)授業の復習としてインターネットが社会にもたらすリスクについて調べました。その結果、悪意を持った人がインターネットを通じてウイルスを送りつけたり、政府機関や企業のサーバやシステムに不正アクセスを行ったりするといったリスクが挙げられるとわかりました。そのため、このようなリスクを理解したうえで安全にインターネットを使用することが重要であるとわかりました。
A. バイオテクノロジーと情報技術の共通点は自己複製である。生物は自分に勝手に増える化学物質の集合体であり、情報も自分で勝手に増える。そして共に淘汰され利己的なものが残る。現代において、サイバー犯罪やサイバー攻撃はもはや現実のものとなっている。例えば、フォルクスワーゲン自動車のECUに車が検査中であることがあることを察知するソフトウェアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行った。インターネットとファイル交換ソフトである「ウイニー」は特に物議を醸した例である。ウイニーはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。 作れるものはダニエル電池であるとする。作りかたは硫酸銅に浸した銅板と硫酸亜鉛に浸した亜鉛板を用いる。エネルギー化学の電池の知識と化学実験の知識を応用した。危険性としては硫酸の濃度によっては水素ガスの発生が生じる(ボルタ電池)、廃棄の方法などが挙げられる。 インターネットとファイル交換ソフトである「ウイニー」は著作権違反幇助で問題視された。ウイニーはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で管理されたサーバーを経ずに大きなデータ・ファイルを自由に交換できるソフトウェアである。さまざまな応用が考えられる画期的な技術と評価されていたが、これを悪用して映画やゲームソフトなどを著作権所有者に無断で交換する違法行為広がっていることが決め手となった。
A.(1)【講義の再話】 印刷技術が宗教改革を起こしたように、ディジタル技術が新しい社会へと誘っています。 印刷技術により、文字を大量に複製できるようになりました。 また、インターネットは、電子化された文字を大量に一瞬で複製できます。その結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でデ情報となり、加工され、アクチュアリーとDA変換で、見たり聞いたりできるようになりました。例えば、2ビットしかなかったら、4通りだが、4ビットで色を表現すると、16通りできます。これがデジタル化といいます。 (2)【発表の要旨】 演題:倫理が問われるとき―バイオテクノロジーと情報技術― 共著者:竹見萌亜、山口夏奈未、西川美来、佐坂佑菜 役割:調査 私たちの班では、ソーラーパネル付き充電器を作りました。 具体的な作り方:充電器に小型のソーラーパネルを取り付ける。ソーラーパネルは3-5Vの電力のものにします。 応用された知識:電力工学と電子回路 危険性:加熱のリスクと火災の危険性があります。 (3)【復習の内容】 作ったモノ:簡易型水質センサー 具体的な作り方:設計図の作成では、電気回路設計では、センサーからの信号を処理するためのアナログ回路と、データをデジタル化して表示・保存するためのマイクロコントローラーを使用する 応用された知識:電気回路の知識で、センサーの動作原理に関する知識。化学の知識で、pHや導電率の測定原理に関する基礎化学の知識 危険性:センサーの取り扱い方や電気回路のショートや化学物質の取り扱い。
A.(1) Winnyは完全なP2Pを実現したファイル共有ソフトである。P2Pは、ネットワーク上で機器間が接続・通信する方式の一つで、機能に違いのない端末同士が対等な関係で直に接続し、互いの持つデータや機能を利用しあう方式である。Winnyは匿名性の高さで注目を集め、著作物の流出が増加し社会問題となった。これを受け著作権法違反容疑で、Winnyの利用者が逮捕された。さらにソフトウェア開発者である金子勇も著作権侵害行為を幇助した共犯容疑で逮捕された。Winnyは合法的に使用することが難しいほど匿名性が高く、これを開発した金子勇は倫理違反であると考えた。 (2) 「実際に作れるものは何ですか?」 メンバー:石山成晃、大藤雄也、笠松祐太、山崎開智 中和滴定の指示薬であるメチルオレンジを合成したい。原料は、スルファニル酸、ジメチルアニリン、炭酸ナトリウム、亜硝酸ナトリウム、3mol/l 塩酸、水酸化ナトリウム、塩化ナトリウムである。 シアノ化:C6H4SO3H+NaNO2+HCl→C6H4SO3N2Cl+NaCl+H2O カップリング:C6H4SO3N2Cl+C6H5N(CH3)2→C6H4SO3N2C6H4N(CH3)2+HCl 応用された知識は有機化学、分析化学、化学実験の知識である。ジアゾ化反応とカップリング反応は有機化学の分野で、pH指示薬としてのメチルオレンジの特性は分析化学の分野である。また、安全な実験操作や薬品の取り扱いは化学実験の分野にあたる。危険性はメチルオレンジの毒性、皮膚への刺激性、またジアゾ化は熱に不安定であることがある。 (3) 電波は通信だけではなく、放送、レーダ、天体観測、家電等さまざまな分野で利用されているが、干渉等電波独特の性質から利用できる周波数が用途別に決められている有限の資源である。
A. 講義の再話としては、倫理が問われるとき-バイオテクノロジーと情報技術-というものを学んだ。具体的には、情報技術と工学倫理などについて学んだ。サイバー犯罪やサイバー攻撃は今や現実のものとなっており、例としてフォルクスワーゲン自動車のECUに、クルマが検査中であることを察知するソフトウェアを仕込み、検査をかいくぐる不正を行っていた。このような例の通り、現在は音楽や映画をディジタル化することで安全な複製ができるようになった。が、自由に音楽や映画を複製されてはたまったものではないので、著作者の権利を守るための法律が発達した。また、制作者側のソフトウェアとして、「ウイニー」というものがある。これは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。 ワークショップ課題の趣旨としては、実際に作れるものとは何かを考えることにより、開発職に就いた時の発想力を上げるというものがあると考えた。また、班同士で考えた内容を共有することで、新たな知識を取り入れるためでもあると考えた。 自分が行った復習の内容としては、ウイニーのことについてもっと深く調べることである。具体的に調べた内容の一部としては、ウイニーの強みは、完全なP2Pを実現していたことと、暗号化通貨を用いて、非常に匿名性の高いデータなどのやり取りを実用レベルで実現したことであると学んだ。
A.P2Pについて学んだ。P2PとはPeer to Peerといい、複数のコンピュータ間でのやりとりであり、クライアントサーバー方式との違いはクライアントという端末が存在するかしないかです。クライアントサーバー方式はクライアントを通じてサーバーがデータを提供するが、Peer to Peer方式はネットワークに接続している端末同士で直接データのやり取りをしている。P2Pは匿名性が高く、クライアントが不要な分のコストが不要であるため費用を抑えることができるなどのメリットがある。しかし、端末同士でやり取りするためウイルスが拡散されやすいなどのデメリットもあり、また匿名性が高いため逆にTrentなどのファイルの違法アップロードとして使われてしまうこともある。 今まで作ったものはHPCゲル 作り方はHPC.DMSO.DMAP.Adを測りとり、ビーカー内で撹拌する。24時間攪拌した後、DICを投入し、型に流し込む。その後24時間ほど放置すると完成する。これの精製には無機化学の知識を使い、危険性は体内に接種すると有毒である。また、皮膚に接触すると危険であることなどが挙げられる。 どのような場所にP2P方式が利用されているか調べた。 P2P方式が利用されてる例はLINEやNintendo Switch onlineなどがあげられる。 しかしP2P方式には不正行為(チーティング) に弱いなどの欠点があるが、サーバー維持コストの削減のためにP2P方式を使っていると考えられる。
A.(1)講義の再話 Winny事件は、2004年に日本で発覚したファイル共有ソフト「Winny」を通じて、個人情報や著作権侵害物が無断で流出した事件です。Winnyは匿名性が高く、違法なファイル交換を促進したため、著作権法違反やプライバシー侵害が問題となりました。事件を受けて、開発者の金子勇氏が逮捕され、インターネット上での違法行為に対する規制強化が議論されるようになりました。 (2)演題 実際に作れるものは何ですか? メンバー 小川峻世、村田翔太郎、堀田康介、倉本泰地、佐藤和哉 役割 調査 サリチル酸、P-アミノ安息香酸エチル、テトラリンの分離は、化学的性質の違いを活用して行われます。まず、サリチル酸は酸性で水に溶けやすく、P-アミノ安息香酸エチルはアミン基を持ち、塩基性条件下で水溶性が変化します。テトラリンは中性で脂溶性が高いため、有機溶媒を使って分離できます。酸-塩基抽出法を使用し、適切なpH調整でサリチル酸とP-アミノ安息香酸エチルを水溶性の塩に変化させて分け、テトラリンは有機溶媒に抽出する方法が一般的です。この手法により、各成分を効率的に分離できます。 (3)復習の内容 AI技術の発展に伴い、著作権法が一部緩和されました。特に、AIが生成したコンテンツに対する著作権の適用が議論されています。従来の著作権法は人間の創作物を対象としていたため、AIが創作したものの権利帰属や利用条件を明確にするための規制緩和が進められています。これにより、AIを活用した創作活動がよりスムーズに行えるようになります。
A.講義の再話 第7回では、情報技術と倫理について学習しました。近年では、情報が容易に伝達することが出来るようになっています。遺伝子情報も文字といった情報に変換され流通しています。しかし、その中にある可能性がある嘘の情報を見抜く必要があります。 また、便利なものには危険がつきまとっており、適切な使用をする必要があります。P2Pと略記されるpeer to peer技術はサーバーを介さずに直接コンピュータ同士が通信するネットワークサービスのことで、適切に使えば便利な技術ですが、コンピュータウイルスや著作権侵害といった危険性があることも学習しました。 発表 演題;実際に作れるものは何ですか? グループ名;ヨーグルト メンバー;佐々木赳、松田拓海、佐々木蒼太、畠平青 グループワークでは、私が実際に作ることのできるものについて考えました。私たちのグループではヨーグルトを選びました。具体的な作り方は、まず牛乳にヨーグルト菌を加えて、発酵させ低音殺菌をしました。このヨーグルト発酵技術に応用された知識は微生物工学や食品工学といった内容です。またバイオ化学実験での作成方法を応用しました。危険性として、空中浮遊菌のコンタミネーションによる食中毒の可能性が考えられました。 復習の内容 復習では、P2Pを利用した例について調べました。P2Pを利用した製品やサービスにはLINEの写真送信やZoomの1対1での通信に応用されています。P2PにはピュアP2P、ハイブリッドP2P、スーパーノードP2Pの3種類があり、システムに応じて使い分けていることも学習しました。
A.動画でWinny事件について学び、この事件が非常に驚くべきものであると感じた。Winny事件とは、ファイル共有ソフト「Winny」を巡る著作権法違反(公衆送信権の侵害)を問われた刑事事件である。特に注目すべきは、ソフトウェアの利用者だけでなく、開発者も逮捕・起訴された点である。最終的には無罪となったものの、ソフトウェア開発者がその製品の利用方法を理由に責任を問われるという異例のケースであり、技術者としての責任や社会的影響について深く考えさせられる事件である。 また、授業の後半では、化学・バイオ工学科に属する者として自分が実際に作れるものについて考える機会があった。その際、以前化学・バイオ工学実験で作ったヨーグルトを思い出した。ヨーグルトの作り方は、水にスキムミルクを混ぜて低温殺菌を行い、市販のヨーグルトを加えて一定時間放置するというものである。この過程では、バイオ実験で学んだ微生物の特性に関する知識が活かされた。乳酸菌の働きにより発酵が進み、ヨーグルトが生成される仕組みを実験で確認することができた。 一方で、この実験にはいくつかの危険性も存在する。たとえば、有害菌の混入やカビの繁殖が挙げられる。これらは食品衛生上の問題を引き起こし、健康リスクを伴う可能性があるため、実験で作成したヨーグルトは決して食べてはいけないとされている。こうした注意点を守ることで、安全に学びを深めることが可能になる。 この授業を通じて、技術の応用や責任について考えさせられると同時に、実験の安全性や倫理についても改めて意識する重要性を感じた。技術者や科学者として、知識や技術を社会のためにどう活用するかを考え続ける姿勢が求められていると実感した。
A.NapsterはP2P技術を使って音楽ファイルを共有するプラットフォームとして登場し、MP3の普及を後押ししました。Winnyはさらに進んで、完全なP2Pを実現し、ファイル交換の新しい形を提示しました。LineはP2P技術を採用しましたが、Zoomでは見送られました。2ちゃんねるの創設者であるひろゆき氏は、デジタル庁に不採用となったものの、アドバイザーとして関わっています。 インターネットが進化する中で、最も重要なのはその本質的な理解です。インターネットはグローバルな空間であり、政府がコントロールするものではありません。最近のインターネット・ネイティヴ世代は、これを忘れがちですが、正しい認識を広めることが求められています。また、インターネットによって音楽や映像が簡単に複製できるようになり、著作権や倫理の問題が深刻化しています。 これらの課題に取り組むためには、技術だけでなく倫理的な教育も重要です。インターネットは社会に多大な恩恵をもたらしますが、適切に利用するためにはリスクを認識し、注意深く使うことが求められます。
A.(1)講義内容の再話 この講義ではバイオテクノロジーと情報技術の進化に伴う倫理観について考えました。 Winny事件は、情報共有の利便性と個人の責任、技術の法的側面の重要性を浮き彫りにしました。情報社会では、技術を正しく利用する知識と倫理観が不可欠であり、安全なネット利用には、セキュリティ対策や個人情報保護への配慮が求められます。また、法規制を理解し、無意識に違法行為に加担しないことが重要です。情報リテラシーを高め、リスクを理解しつつ技術を活用する姿勢がこれからの社会で必要です。 (2) ワークショップ課題の発表要旨 微生物実験では、工学倫理を遵守し、安全性と社会的影響に十分配慮して取り組みました。具体的には、実験前にテキストを熟読し、適切な白衣の着用や滅菌処理を徹底しました。また、使用する微生物は危険性が低いものに限定し、廃棄物処理も環境に配慮した方法で行いました。これにより、実験者や周囲への危害を防ぐとともに、社会的信頼を損なわないよう努めました。このように、安全かつ責任ある実験を通じて、工学倫理の原則を実践しました。 (3)復習の内容 復習では工学部を出た人間として必要な工学倫理について考えました。 工学部で学ぶ者として、工学倫理は極めて重要であり、技術や知識は社会に役立つものであるべきですが、誤った使用や安全性の軽視が大きな被害を生む可能性もあります。そのため、私たちは常に公共の利益を優先し、技術の安全性や環境への配慮、法規制の遵守を徹底する責任があります。また、問題が生じた場合には迅速に対応し、透明性を持って行動する姿勢が求められます。技術者としての責務を自覚し、社会に信頼される行動を心がけることこそが最も重要だと考えました。
A.講義の再話 今回の講義ではwinny事件について学びました。winny事件はファイル共有ソフトを巡る日本で起きた著作権侵害問題で多くのソフトユーザーが違法コピーを共有して著作権侵害をしました。開発者の金子勇が著作権法違反で逮捕されてしまいましたがのちに無罪が確定しました。技術に罪はなく、利用者が適切に使うことが大切だと感じました。winny自体は違法行為を目的に開発されたものではなく、不正利用されたことやセキュリティ面での不安が問題視されてしまいました。技術者は利用方法を制限することはできないため、社会的影響を考慮する技術者倫理が求められると感じました。winny事件は技術の利用と社会的責任を問う重要な事例となっていると学びました。 発表の要旨 今回の発表ではルミノール実験をした際の危険について振り返りました。使った知識としては有機化学の知識を用いて安全な実験を心がけました。 復習について winny事件の例えとして納得したのは包丁を使った人に罪はないが包丁を使って人を刺した人は罪に問われるというもので当たり前のことだが、科学技術になると倫理の基準が曖昧になってしまう。このことからwinny事件が日本の技術を遅らせてしまったと考えている。逮捕されると知ったら自分も技術を発展させようとは考えないと思いました。著作権を侵害された方には責任がないのはもちろんだが技術者と利用者どちらに責任があるのかを問うのは非常に難しい問題だと思いました。
A.(1)NapstarやWinnyは、P2P技術を利用したデジタルコンテンツの共有を推進しました。インターネットはグローバルな財産であり、政府や警察の管理下にはないという認識が重要です。日本の宮崎大学で、セクハラ捏造による不当解雇事件が発生し、ハラスメントの申し立てが捏造であるケースも多く、執行部の関与が問題を深刻化させています。 (2)演題:実際に作れるもの グループ名:技術者倫理 共著者名:磯亮我、根岸夏輝、中野波椋、佐藤共希、石川大翔、渋谷光 役割:データ整理 工学倫理は、技術や工学の実践において、社会的責任や安全性を重視する倫理的枠組みです。エンジニアは、社会や環境に与える影響を考慮し、誠実さと透明性を保つことが求められます。例えば、製品設計やプロジェクトの実行において、安全基準や品質保証を遵守し、誤りやリスクに対して適切に対応することが重要です。さらに、技術の進歩がもたらす新たな倫理的問題に対しても、柔軟かつ持続可能な解決策を追求することが、工学倫理の中心的な役割となります。 (3)P2P技術の進化とその倫理的問題について復習しました。NapstarやWinnyなどの技術が登場し、インターネットの利用が進む中で、政府のコントロールの限界が指摘されました。また、インターネットの自由な空間におけるリスクと正しい理解の重要性が強調されました。さらに、宮崎大学でのセクハラ捏造問題を例に、ハラスメントの申し立てにおける捏造や誤解が社会で問題となっていることがわかりました。
A.(1) インターネットはグローバルな空間で人類の財産であり、政府はコントロールできない。 最高裁がセクハラ捏造を認定した宮崎大学。大学でのハラスメントの申し立ては目立つ人物を陥れる捏造が多い印象。執行部が捏造した例であり、だれも止めることはできない。 バイオテクノロジーと情報技術の共通点は自己複製である。淘汰され、利己的なものが生き残るという自然淘汰に近いものがある。 ウィニー:インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに大きなデータファイルを自由に交換できるようにしたソフトウェア ディジタル化は文字化であり、インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できる。その結果、見たり聞いたりできるものはデータへと変換することができる。 (2)実際に作れるもの モノづくりとは新しい価値を生み出す活動全般を指す言葉である。この概念の核にあるのは創造性と価値の提供である。伝統的な製造業からデジタル技術を活用したクリエイティブな仕事まで、さまざまな領域に適用される言葉である。 モノづくりの代表的な例5つ 1.製造業:日常生活で使用する製品を大量生産する仕事 2.建設・建築系:建物やインフラを制作する仕事 3.IT・プログラミング系:アプリやウェブサービスの開発。アイデアを迅速に形にするスキルが求められる。 4.クリエイティブ系:デザイン、アート、映画製作など、 5.職人系:伝統を守りながら新しい価値を加えたモノづくり。 (3) インターネットはグローバルな空間で人類の財産であり、政府は制御できない。 デジタル化は文字化といっても過言ではない。印刷技術が宗教改革を起こしたようにデジタル技術が新しい社会へと進出している。その結果、見聞きできるものはデータとしてまた見聞きすることのできる変換可能となった。しかし、デジタル情報は一言一句違わずにコピーできることから本人確認の認証が必要である。 AI技術の進歩により規制緩和された著作権法:深層学習、翻訳機能などの技術開発のためのバックエンドで行われる複製、セキュリティ対策などの第1層に分類されるものは広く利用可能となった。
A.
A.(1)便利であることは、危険である。=ネット、デジタルなどが主に考えられる。ネットの危険性について調べたところインターネット上の誹謗中傷・名誉毀損 誹謗中傷・名誉毀損トラブル、インターネット上でのいじめ 、高齢者や若者をターゲットにしたインターネット詐欺、個人情報の流出やストーカー被害、ネットショッピングトラブル、出会い系サイトの性的被害や暴行、SNSにおける炎上が起こり、精神的苦痛を受けるなどが起こると考えられる。 (2)山形大学で行った実験について振り返った。ガラス細工や、酵素を作り出す実験、ルミノールの発光実験などを行った。 (3)P2Pについて調べた。Peer to Peer(ピア・トゥ・ピア または ピア・ツー・ピア)とは、複数のコンピューター間で通信を行う際のアーキテクチャのひとつで、対等の者(Peer、ピア)同士が通信をすることを特徴とする通信方式、通信モデル、あるいは通信技術の一分野を指すことである。略記は、P2Pである。 ニセ情報=フェイクニュースについて考えた。どのようなメディアでも、間違った情報が流布されることはいつ、どんな時でもあり得ることである。特にSNSの場合、誰もが容易に情報発信できることから、正しくない情報もたくさんある。中には、騒ぎを起こすことが目的で発信された情報も多々見つかっている。目にした情報をうのみにせず、正確性が判断できない場合には安易に情報を投稿・拡散しないことが大切であることを意識していくべきである。
A. 情報技術と工学倫理に関して、印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製できますが、インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できます。その結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、 アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたりできるようになりました。また、バイオテクノロジーとこのような情報技術の共通点は、自己複製であることも学びました。生物は、自分で勝手に増える化学物質の集合体であり、情報もまた、自分で勝手に増えます。そして、ともに淘汰され、利己的なものが生き残る。という点も共通しています。 グループワーク【つくることができる装置】 山本、安藤、今井、小野寺、渡辺ほか 私たちはマンガン電池を選びました。作り方としては、二酸化マンガンを練り、テフロン液と混ぜ、亜鉛棒につけるというものです。これまでのエネルギー化学の知識を応用しています。 危険性としては、水酸化カリウムによる失明の危険性や二酸化マンガンの粉塵の吸入の危険性などがあります。 後でマンガン電池についてさらに調べました。工業的な長所としてはマンガン乾電池はアルカリのものと比べ、大きな電流を流すことができ、使用できる時間がアルカリ乾電池と比べて短い分、しばらく時間をおくと電圧が回復します。さらに一次電池であるため、これらの特性を踏まえて、リモコンなどの電池として使われています。
A.(1)情報技術について学んだ。ウィニーとは大容量のデータを共有できるソフトである。しかし映画やゲームソフトなど、多数のユーザー間で違法に共有し、ダウンロードできる側面も持っていた。ウィニーの開発者は悪用目的で開発されたとして逮捕されてしまった。ウィニーにはP2Pという技術(不特定多数の端末がサーバーを介さずに端末同士で直接データファイルを共有することができる通信技術、ソフトウェア)が用いられており、画期的な技術であると思われていたが、悪用されたことによって悪い方向性にとらえられた。技術の革新に倫理観が必要不可欠であると考えさせられた。 (2)工学部で得た知識を実際に行使した経験について/大村暦一郎・渡邉佳治・渡部凛玖・陳東舟 パスツールピペットを用いた毛細管の作成を学生実験により経験した。パスツールピペットをガスバーナーによって加熱することで細長い管を作成する。TLC分析のスポットとして利用する。ガラスを熱した後冷めるまで待つ必要があるが、熱した部分を冷める前に触ってしまい、やけどすることがあった。またガラスを扱うので手を切らないよう注意する必要がある。 (3)バイオテクノロジーの倫理違反について考えた。バイオテクノロジーは現代において、医療・環境・食物など様々な分野へ応用されている。しかし、もしその技術が悪用されれば恐ろしい生物兵器の作成も可能となる。コロナウイルスは偶発的に発生してしまったが、もし意図的な病原菌の流出が起こった場合、それは世界的な影響を及ぼしてしまう。
A.(1)「Winny事件」は現在もLINEやビットコイン等に応用されているWinnyと呼ばれるソフトの開発者が逮捕された事件である。Winnyと呼ばれるファイル共有ソフトウェアを通じて著作権で保護された作品が無断で配布され、多くの著作権者が被害を受けたため、開発者は著作権侵害を助長したとして逮捕された。便利さと危険性は隣り合わせである。そのため便利なものを開発する際には、考えられる危険性についても検討する必要がある。デジタル技術やネットデジタル、自動車技術などにも工学倫理が必要である。デジタルは文字で表される。これは少しかたちが変わっても伝わりやすくするためである。文字は図形や絵と異なり、簡単にコピーアンドペーストすることが可能である。またデジタルの写真も文字で表すことができる。 (2)演題: グループ名:タンパク質 共著者名:高梨結花 役割:責任著者 私たちのグループでは作ったものとしてタンパク質を選んだ。具体的な作り方は、プラスミドの目的箇所を、制限酵素を使用して切りリガーゼを用いてくっつける。そして作成したプラスミドを大腸菌に導入し、大腸菌内でのセントラルドグマを利用してタンパク質を合成する。このようにしてタンパク質を作成する。これに応用された知識は、遺伝子工学の遺伝子組み換え技術である。危険性としては大腸菌の流出が考えられる。これを防止するために、実験に使用した試薬や器具は必ずオートクレーブをかけることが必要である。 (3) 情報技術の発達によりAI技術が大きく進歩したことから、AIの悪用例について調べた。その一つにAIによるサイバー攻撃があった。AI技術を用いればシステムの脆弱性を発見するのが容易になることやAIが通常の人間のユーザーのふるまいを模倣することでセキュリティ側がAIによる攻撃を見分けられないことなどが考えられる。 AIの利便性とリスクをよく理解し、絶対に悪用しないという使用者としての責任を持つことが必要だと考える。
A.ウィリーの例を通して、ネットやデジタルなど便利なものには、必ず危険が伴うものだということを学びました。工学倫理とは、そもそも自分が作れるようになってから考えるものだということを学びました。ピアツーピア(Peer to Peer:略 P2P)とは、接続されたコンピュータ同士が対等の立場でデータのやり取りをする接続・通信方式の一つです。デジタルは文字であり、だからこそ簡単にコピペできたり、録音したりすることができるということを知りました。特に、ダウン症の赤ちゃんのDNA情報を事前に書き換えることをフェイク(偽情報)と呼び、技術者倫理の観点から決してしてはいけないことだということを学びました。デジタル化は文字化と言ってかまいません。印刷技術が宗教改革を起こしたようにデジタル技術が新しい社会へと誘っています。印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製できます。インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できますその結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でデジタル情報となり、加工され、 アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたりできるようになりました。しかし、すべての情報を文字にすることはできないし、あるいはすべきではありません。このことは、たとえば禅の言葉では不立文字と言われ、あるいは法曹界では解釈の問題と言われ、文字が普及して以来ずっと言われてきたことです。技術者倫理を越えて先に初めて職業倫理というものを考えていかなければならないということを学びました。
A.(1) 今回の授業では、P2Pについて学んだ。P2Pとは、ピア・トゥ・ピアと読み、通常のクライアント・サーバーシステムとは異なり、サーバーを介さずクライアント同士が直接つながって処理を行う形態のことを言う。メリットとしては、サーバーへのアクセス集中が発生しないことや、サーバーダウンによるシステムダウンがないこと、匿名性が高いことが挙げられる。一方でデメリットとしては、クライアントに充分なセキュリティ対策がないと簡単に侵入を許してしまう点や、データが一度P2Pネットワーク上に公開されてしまうとデータが公開されつづける点、不法な取引の際に匿名性の高さがデメリットとなる点などが挙げられる。 (2) 今回のワークショップでは、今までの授業で学んだことをまとめた。技術者や技術、工学倫理や技術倫理などについてまとめて提出した。 (3) 授業内ででてきた金子勇氏について復習をした。金子勇氏は(1)で述べたP2Pのファイル共有ソフト「Winny」を開発した。この匿名性の高いファイル共有を実現したことで違法利用が急増し、その後不正ユーザーが逮捕され、さらに金子勇氏も逮捕・起訴されるに至り、社会に衝撃をあたえたのである。金子勇氏に有罪判決が言い渡されてから無罪を勝ち取るまでに、7年の月日を要したのである。WinnyなどのP2Pファイル共有ソフトは、便利であるが著作権侵害行為の蔓延などの著作権上の問題や、情報セキュリティー上の問題などがあるため規制がひろまってしまった。
A. 便利になることは危険を伴う。例えばインターネットである。ここで有名なWinny事件を取りあげる。ここで開発されたP2Pという技術はネットワークに接続されたコンピュータ同士がサーバーを介さずに直接通信するという画期的なものであった。現在ではLINEやビットコインなどに利用されている。この事件で問題となったのは映画やゲームソフト無断交換という違法行為であった。この行為が横行したことでWinnyの開発者は罪に問われたが、長年にわたり裁判が行われ無罪となった。ここから考えるべきは工学倫理である。自身の持つ専門知識を悪用できる人々が持つべきものであり、この事件は工学倫理を持たない人によって発生した事件と言える。工学倫理を持ち、嘘をつかないことが重要となる。 演題:ルミノール メンバー:赤池佳音、五十嵐千紘、?橋可奈子、?橋美羽、松本凛 ルミノールはトリエチレングリコール、3-ニトロフタル酸、8%ヒドラジン銀から作られる。これらを220℃まで加熱後、100℃まで放冷、その後熱水15mlを加える。10wt%水酸化ナトリウム水溶液5ml、亜ジチオン酸ナトリウム二水和物3.0gを加えた後、加熱沸騰5分を行い冷却することで作製することができる。ルミノールはルミノール反応により、血痕検出に使用される。触媒は血液中のヘモグロビンであり、暗所でのみ化学発光を確認できる。 上記のWinny事件からプログラミング言語について調べた。WebではPHPやJava Script、モバイルアプリではSwiftやKotlin、データ分析ではPythonが挙げられる。特にPythonは化学分野でも使用されるものである。
A.(1)第7回の授業では、バイオテクノロジーと情報技術について学習しました。P2Pという技術が存在します。これは、中央サーバーが存在せず、コンピュータ同士が直接通信することができます。便利なものは裏に危険がついています。この技術にはコンピュータウイルスに感染することや著作権の侵害をしやすいという問題が発生します。インターネットやデジタルなども便利ですが危険がついてきます。そこには工学倫理が問われてきます。工学部の化学バイオ工学科を卒業したものとしてそれに関する知識や技術は熟知していくことが大切です。 (2)ワークショップでは、工学部で得た知識を実際に行使した経験について、議論しました。得た知識で作れるものとしてヨーグルトを選びました。作り方は、牛乳に乳酸菌を加えて培養、発酵させます。その後、冷却操作を行います。 応用された知識としては、微生物工学の菌についての知識、バイオ実験で実際に行ったときの実験操作があります。危険性としては、コンタミによってヨーグルトにカビが生えたり、他の菌が繁殖し、食中毒になってしまう可能性があります。これを防ぐ方法としては、バーナーをつけたまま、その付近で操作することで空気中の雑菌の侵入を防ぐことが考えられます。 (3)復習として、どうすれば無知であることを減らせるかを考えました。そのためには、日頃から学習する癖をつけること、広く多様な分野を学ぶことが大切だと考えます。一度目を通せばすぐに思い出すこともできます。技術者として幅広い知見を持っていきたいです。
A.1)著作権について学んだ。事例としてはWinnyの開発により、利用者が著作権侵害として罪に問われた。また、開発者も著作権侵害を目的に開発されたとされ一時は有罪判決が下されたが、開発は著作権侵害を目的に開発されていないことを証明し、無罪が認められた。ここでの教訓は、ネットデジタルなどの便利なものには危険が伴うということである。データが簡単なものであるからこそ、情報漏洩などのリスクについて考えなくてはならないと学んだ。 2)議論では、「実際に作れるものは何ですか?」という課題に取り組んだ。班は、ももちゃんずでメンバーは、市井桃子、相内彩果、山本圭織、川村和佳子、佐藤有紀乃と堀江優花で行った。実際に作れるものとして、ダニエル電池をあげた。 硫酸銅と硫酸亜鉛、半透膜、銅・亜鉛電極を用いて、回路を作ることでダニエル電池としてはたらく。 これは、電気化学の知識が必要である。 注意する点としては、硫酸銅、硫酸亜鉛の濃度と廃棄に注意が必要である。 3)著作権の重要性について、技術者倫理の観点からまとめる。技術者の責任と社会的役割があり、他者の知識財産権を侵害しないで無断で使用することは許されない。また、革新を推進するためには他の知的財産を尊重し、新しい価値を高める姿勢が必要である。また、技術者が外部のデータや研究成果を引用するとき、著作権法が認める範囲での公正な使用を守り著作権侵害には注意が必要である。以上より、著作権の村長は技術者として、社会的責任を守る意味を持ち、著作権教育やコンプライアンスを守ることも持続可能な革新に必要であると考えられている。
A. 今回の講義では、Winnyの制作者である金子勇さんの人生を振り返ることから、情報技術における倫理観について学びました。Winnyは大容量のデータを共有することが出来ますが、それが映画やゲーム等が多数の人に渡ってしまうという使い方によっては違法になってしまうという側面を持ち合わせていました。しかし金子さんは最新の技術が広く広まることで更なる技術進歩が起き、それが日本の情報通信技術の国益になると信じていました。10年に一度と言われる技術革新の可能性がありましたが、7年に渡る裁判と金子さんの死によってその道は閉ざされてしまいました。しかし、現在では金子さんが開発したP2Pの技術はSkypeなどにも使われています。最新の技術が我々の生活に何をもたらすのか長い目で考えられるようにする必要があります。 今回のワークショップでは、実際に学んできた知識で何を作ることが出来るのか、何を作ったのかを議論しました。私たちのグループでは、3年前期のエネルギー化学で学んだ知識を利用して温泉たまごを作りました。温泉たまごは68℃のお湯で30分茹でることで作ることが出来ます。この際熱エネルギーを利用して作りました。この過程で存在する危険性としては熱湯による火傷、ガスの炎による火傷が挙げられました。 今回の復習としては、今まで使ったことの無い技術を運用するに当たって作成者が想定していない使い方や倫理観が問われるような使い方をしてしまうとその技術の信用にも関わると言うことを学んだため、機器を利用する際にはよく説明書を読んでから利用するようにしました。
A.Winny事件は、2004年から2006年に日本で発生した著作権侵害に関する法的事件であり、WinnyはP2Pファイル共有ソフトで、特に音楽や映画の違法共有が問題視された。著作権を侵害したユーザーに対する捜査が行われ、開発者の金子勇氏が逮捕された。彼は「Winnyは合法的に利用されることもある」と主張したものの、2007年に懲役1年6ヶ月、執行猶予3年の判決が下されました。この事件は日本の著作権法やファイル共有の議論を活発にし、インターネット文化における倫理について考える契機となった。デジタル情報は、媒体を介して、コンピュータが、高速に、一字一句違わずに、コピーする。例を挙げると人の遺伝配列などである。近年では遺伝配列からダウン症と判断することが可能になり、夫婦はこの結果から産むか産まないかの判断ができる。このとき技術者側は下した判断に間違えはあってはならない。 メチルオレンジ スルファニル酸に炭酸ナトリウム水溶液、亜硝酸ナトリウム、6M HClを加えてジアゾ化させた。次にジメチルアニリン、氷酢酸を加えてカップリング反応させた。さらに水酸化ナトリウム、塩化ナトリウムを加えて中和および塩析を行った。濾過を行い、メチルオレンジを合成した。高校の化学、化学実験の知識。吸入すると呼吸困難になる。 Winnyは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。
A.(1)講義では、「バイオテクノロジーと情報技術」の進展とそれに伴う倫理的課題が論じられました。これら2つの分野の共通点として「自己複製」の概念が挙げられました。生物はエネルギーを得る限り自律的に自己複製を行い、淘汰を通じて進化します。同様に、情報もデジタル技術によって容易に複製され、共有される一方で、利己的なシステムや不正利用が問題視されています。また、情報技術を用いた著作物の複製やデータ共有が著作者権利に影響を与える問題や、インターネット上でのサイバー犯罪などの事例が提示されました。さらに、ディープフェイクやAI技術の進展による社会的影響についても議論が行われ、技術進化に伴う倫理的責任の必要性が強調されました。 (2)ワークショップでは、私たちが今までに化学の知識を活かして作ったものについての話し合いを行いました。私たちのグループでは自作リトマス紙を例に挙げました。具体的には、作り方として、紫キャベツの色素を利用して紙を染色するという作り方で、酸とアルカリの反応の知識が応用されています。危険性としては、熱湯を扱う際の火傷に注意が必要であることが挙げられました。 (3)復習では、講義で学んだ事例と倫理的原則を再確認し、特に「技術者の責任」に焦点を当てました。例えば、サイバー攻撃やデータ漏洩の防止策としての認証技術や、AI開発における透明性確保の重要性が挙げられました。また、倫理的な観点からは、個々の技術者が法規制や社会的規範を超えて行動する必要性が強調され、最終的には技術を利用する人々の幸福に貢献することが求められました。この知識を日常生活や将来の専門分野にどう応用するかを考えることで、学びをより深めることができました。
A.(1)Winnyの開発者が逮捕された事件。Winnyは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを介さずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。匿名性が高かった。開発者が意図しなかった用途である、違法ダウンロードした著作物が共有されていたことやコンピュータウイルスの媒介やさまざまな犯罪の温床となったことにより、はじめは投稿していた人だけが捕まっていたが、ついには開発者も逮捕されてしまった。7年に及ぶ裁判の末、無罪を勝ち取った。 (2)酸化チタンは日焼け止めなどの化粧品、光触媒を利用した家の外壁などに使われている。酸化チタンの製造方法は、2-プロパノールとオルトチタン酸テトライソプロピルを撹拌させたものに、水と硝酸カリウムを撹拌させたものをいれ静置する。その後、遠心分離にかけ、乾燥させ、粉砕・焼成させる。酸化チタンには発がん性があるため、ばくろしないようにしなければならない。 (3)犯罪目的で作ったわけではない技術者が逮捕されることは、殺人で使用した刃物を作った人が逮捕されないのと同じで、守らなければならないものだと感じた。無罪になったことで、次世代の技術者を守ったように感じた。しかし、難しいことではあると思うが技術者はどのように悪用されるかも予測しながらも開発を行う必要があると思った。また、悪用された後の対策もすぐにできるようにして置く体制が必要なのではないか。
A. この回の授業では、テクノロジーの使用者と開発者の双方の倫理について学びました。事例として「Winny事件」が取り扱われました。この事件は、匿名性の高いファイル共有ソフトであるWinnyが多くの著作権侵害の手段に使用されたことで、著作権侵害者だけでなく、ソフト開発者も幇助の疑いで逮捕され、一時有罪判決を下されたという事件です。法廷での戦いの末最終的に開発者側は無罪判決を得ることができましたが、インターネット上における犯罪の原因や責任をどのように追及するのかが問われることとなりました。 グループワークでは私たち学生が技術者になれる力をつけるために大学で学ぶか知恵で学生実験などを通して自ら作れるようになったものを考えました。私のグループメンバーは私を含め化学バイオ工学科のバイオコースであったため、化学系に実験が多かったように思いました。それらを通じて、必要な物質・濃度で様々な溶液を調整することができるようになったと考えました。 この授業で取り扱ったWinny事件について改めて調べました。授業内で視聴した動画ではWinnyが画期的であること、技術発展のかなめであったこと、素晴らしい技術であったこと、開発者に罪を問うべきではないことなど、この事件の理不尽さを示し全面的に開発者無罪を支持している内容に感じました。ここで初めてこの事件について知った私は20年前の事件とは言え、なぜ開発者が逮捕・有罪まで至ったのかを不思議に思っていました。しかし、詳しく調べてみると、銅がないでは詳しく触れられていなかったWinnyの問題点や開発者の行動などを知り、事件当時に、逮捕まで至った経緯にも納得いくものがありました。確かに犯罪を犯したのは実行犯であり、ソフト開発者に罪を問うべきではないかもしれませんが、あと一歩何かがずれていたらこれ以上に非常に大きな事件や問題となっていた可能性を考えました。
A.(1)映画の題材にもなった「Winny事件」を通して技術者倫理について学びました。Winnyとは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経由せずに大きなデータやファイルを自由に交換できるようにしたソフトウェアのことです。これを悪用して映画やゲームソフトなどを無断で交換する違法行為が広がったため、2006年の12月に開発者である金子勇元東京大学助手に著作権法違反幇助で罰金150万円をいいわたしました。2009年に無罪判決をいいわたしましたが、2013年7月に金子勇さんは急性心筋梗塞により死去しました。 (2)演題:実際に作れるものは何ですか? グループ名:ももちゃんず 共著者名:佐藤有希乃、市井桃子、川村和佳子、堀江優花、相内彩果 私たちのグループは、実際に作れるものとしてダニエル電池を選びました。ダニエル電池は三年前期での電気化学実験で作成したため、これらの知識を応用しました。危険性として、硫酸による化学熱傷や誤った廃棄方法による予期しない物質の生成の可能性があると考えました。 (3)電波資源について復習しました。電波も資源のひとつです。周波数の需要が増大しており、周波数のひっ迫状況を緩和委s手新たな周波数需要に太陽するために、周波数を効率的に利用する技術や周波数の共同利用を促進する技術、高い周波数への移行を促進する技術について研究が行われています。6Gを実現するためには低誘電率の材料で基地局を造る必要があります。
A.(1) まず、音楽や映画をディジタル化することで完全な複製ができるようになりました。 また機械で簡単に複製できるようになりました。 自由に音楽や映画を複製されたのではたまったものではありません。 そこで著作者の権利を守るため法律が発達しました。ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェア。 デジタル情報は、媒体を介して、コンピュータが、高速に、一字一句違わずに、コピーします。 デジタル情報として、表現できる知識は、一字一句違わずに、コピーできます。 デジタル情報にたよるインターネットでは、なりすましが簡単です。 本人確認のための認証が工夫されています。印刷技術が宗教改革を起こしたようにディジタル技術が新しい社会へと誘っています。 印刷技術は、紙の上の文字を大量に複製できます。インターネットは電子化された文字を大量に一瞬で複製できます。 その結果、見たり聞いたりできるものは、センサーとAD変換でディジタル情報となり、加工され、 アクチュエーターとDA変換で、見たり聞いたりできるようになりました。 (2)わたし達はマンガン電池の作り方と危険性について発表しました。 (3)まずどのような技術が生まれたことによってどういう問題が生まれたのかを復習しました。また、マンガン電池の作り方について復習しました。
A.(1)情報技術についても工学倫理を欠かすことはできない。近頃は、文書などの捏造や、サイバー攻撃など、情報技術を用いた犯罪行為が横行している。こうした犯罪行為の中には、情報技術に関する法整備がきちんと為されていなかった時代に起こってしまったものもある。世のために便利なソフトを開発したつもりが、それを犯罪行為とされてしまったのだ。Winnyというソフトはネットを発展させるものであったが、悪用すれば違法ダウンロードにより著作権違反となることもあった。法律が許すと許さないとに関わらず、駄目なものは駄目だと自制出来る倫理観が必要だ。 (2) 演題:実際に作れるものはなんですか? グループ名:グループα 共著者名:山野凜 古川希 小笠原崇 南翔太 揚妻伊吹 奥石陽斗 小原舜 役割:調査 実際に自分たちが作れるもの、それを作る際に応用した知識、その危険性について考えた。化学実験の知識を応用し、実際にダニエル電池を作ることを考えた。ダニエル電池を作る際に用いる硫酸銅、硫酸亜鉛は劇物であるため、慎重に扱わなければならない。もし直接触れた場合は多量の水で洗い流す。 (3)ブロックチェーンという技術にP2Pが使われている。このブロックチェーンについて調べた。ブロックチェーンとはデータ管理の技術であり、P2Pを使うことで、ある特定のコンピュータでデータを管理しないということが出来る。これにより、ブロックチェーンのシステムはダウンしづらく、さらにデータが分散しているので改竄に強いという特徴を持つ。
A. 世の中では現在様々な技術を生み出してきた。例えば「Winny」の開発した技術である「P2P」というものである。「P2P」システムとは、サーバーを介さずに端末同士で直接データのやり取りを行う通信方式のことである。この技術としてのメリットはデータ処理量を分散できて素早く取引できることである。さらにネットワークに接続するユーザーが増えたとしても、中央サーバーに負荷が集中してパフォーマンスが落ちることがないことが特徴でもある。そんな便利な技術であっても危険なことがある。それはこの技術によってインターネット上でのフェイク情報や流出したり個人情報が流出したりするなどの危険が発生してしまうことである。このように自分で何かを開発することのできる能力を持つ人が、工学倫理を意識せずに技術を作ってしまうことで様々な問題を引き起こす可能性があるのである。専門の知識のない人は工学倫理が必要がないのだが、技術を開発する人こそこの倫理を意識し問題が起きた時の責任がどこにあるのかを明らかにするべきである。 今回「実際に作れるものは何ですか?」について「可視化」の役割でワークショップを行った。グループ名は「モータリゼーション」。共著者は今井皇希、山本瑞貴、小野寺裕己、安藤丈翔である。私たちの班では電気化学実験で使用したマンガン電池について作り方を調査した。その結果、初めに二酸化マンガンを練りテフロン液を混ぜる。次に亜鉛棒に取り付けて電圧を測定することで完成することが判明した。 また後日の復習によって、マンガン電池を制作する上での危険について調査をしたところ、水酸化カリウムによる失明の恐れや、二酸化マンガン粉末の粉塵の危険が挙げられた。
A.【講義の再話】 講義は、Winny事件の概要から始まりました。Winny事件は、2004年に日本で発生した著作権侵害を巡る事件で、ファイル共有ソフト「Winny」を通じて大量の著作権保護されたコンテンツが違法に流出したことをきっかけ発生した事件です。Winnyは、ユーザーがインターネット上でファイルを自由に共有できるソフトウェアで、個人間のファイル交換を可能にしましたが、その一方で、違法にコピーされた映画、音楽、ソフトウェアなどが共有されることとなり、著作権侵害が問題視されました。事件の発端は、Winnyを開発した京都大学の元大学院生・金子勇氏が、著作権侵害を目的としていないにもかかわらず、Winnyを利用した違法なコンテンツの拡散が広がり、著作権者や権利団体からの訴訟を受けたことです。金子氏は、Winnyが著作権侵害の道具として使われた責任を問われ、最終的には著作権法違反で逮捕されました。金子氏は開発者として「技術を提供しただけであり、違法行為を促進する意図はなかった」と主張しましたが、事件は社会的な議論を呼び起こしました。 【発表の要旨】 ・演題 実際に作れるものは何ですか? ・グループ名 モノづくり ・グループメンバー 石岡桜、宮原杏奈、菊池沙姫 ・役割 Resources 私は、リポソームの作り方を紹介しました。実際に研究室で作成しました。PVA溶液を乾燥させ、PVAフィルムにし脂質混合液を追加し乾燥させます。そうすると脂質フィルムができ、超純水を加え、一時間水和させるとリポソーム懸濁液ができます。 【復習の内容】 Winny事件のように冤罪をかけられることがあったとしても、認めずにその製品を後世に残していくために戦える人になりたいと思いました。
A.(1)便利ということはすなわち危険である。例えば、インターネットがその一つである。P2P(Peer to Peer)とは、情報を一元管理するサーバーが存在せず、ネットワークに接続している端末同士で直接データをやり取りできるというものである。ゲノムは遺伝情報を含むDNAの塩基配列である。4種類の塩基(A、T、G、C)が、人間なら全部で30億個。4種類は2ビットで表されるから、ヒトゲノムの情報量は750メガバイトに、4種類の文字で書かれた20000行からなるプログラムが記述されているというのがヒトであることが分かっている。この遺伝情報を解読すれば、そのヒトが生物学的にどんな人生を歩むのかを推定することができてしまう。 (2)平常演習 実際に作れるものは何ですか? グループメンバー 村田翔太朗、中井怜、小川峻世、堀田康介、佐藤和哉 有機化合物の分離・精製ができる。例としては、酢酸エチル溶液をサリチル酸、p-アミノ安息香酸エチル、テトラリンに分離・精製ができる。このような化学実験で得られた知識で作れるものがある。 (3)P2Pの技術を応用したファイル共有ソフトのWinnyが2002年に開発された。このソフトは東京大学大学院情報理工学系研究科助手の金子勇によって開発された。しかし、利用者に悪用され、著作権を無視してコピーされたファイルの送受信など、深刻な被害を引き起こしたほか、暴露ウイルスと呼ばれるコンピューターウイルスの媒介やそれに伴う個人情報や機密情報の流出、児童ポルノの流通、大量のデータ交換に伴うネットワークの混雑などの社会問題に発展し、開発者自身が著作権法違反の容疑で逮捕されるなどの騒動に発展した。
A. 今回の講義ではWinny事件について取り扱った。これは、P2Pという画期的技術を用いて開発されたファイル共有ソフト「Winny」が著作権侵害に使われ、ソフトに開発者が幇助の容疑で逮捕された事件である。P2Pの画期的だった点は中央サーバーを介さずに各端末が直接通信している点である。 私たちのグループでは、電気化学実験でアルカリマンガン乾電池を制作したことを取り上げた。作り方は、テフロン分散液で練った二酸化マンガンをニッケル電極につけて、亜鉛電極とともに濃水酸化カリウム溶液につけた。これにはエネルギー化学で学習した電池の知識を用いた。危険性として、水酸化カリウム溶液が目に入ることによる失明のリスクが挙げられる。 私たちのグループは工学部で得た知識を行使した経験として、3年前期の電気化学実験で行ったアルカリマンガン電池を紹介する。具体的な作り方としては、テフロン分散液で練った二酸化マンガンをニッケル電極につけ、亜鉛電極ともに濃水酸化カリウム水溶液につけた。使用した知識としてはエネルギー化学で習った電位の知識、酸化還元反応の知識が挙げられる。危険性として、濃アルカリ水溶液が目に入ると失明するため、安全眼鏡を付けるなどの対策が必要である。他にも二酸化炭素粉末を取り扱う際に吸引してしまう点、粉塵爆発のリスクなども考えられる。 事故の危険性を理解したうえで対策をとって実行したため適切な工学倫理だったと考えられる。
A.1.講義の再話 この講義では、講義の始めにウィニー事件についての動画を観て、インターネットに関係する倫理観そして、技術者の倫理観について学美ました。ウィニーとは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバーを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアであり、開発者である金子勇は著作権法違反で逮捕されたが最終的には無罪となりました。また、ウィニーはP2Pを完全に実現しました。そして、インターネットとは、グローバルな空間での人類の財産であり、政府がコントロールすることはできないものであるということが分かりました。 2.ワークショップ ワークショップでは、実際に私たちがバイオテクノロジーを用いて作れるものをグループでディスカッションを行いました。私たちのグループでは、有機化合物の分離、精製の化学実験で行った知識として酢酸エチルから、サリチル酸、p-アミノ安息香酸、テトラリンに分離することができると分かりました。具体的には、酢酸エチルに炭酸水素ナトリウムを加え、サリチル酸を分離でき、希塩酸を加えることでp-アミノ安息香酸を分離できます。そして、有機層に残ったものがテトラリンになります。また、サリチル酸およびp-アミノ安息香酸は再結晶によって精製することができます。 3.復習 この講義から、インターネットとはグローバルな空間での人類の財産であり、政府がコントロールすることはできないものであるということが初めて知り、SNSが発達するこの時代に必要な知識を知っておく必要があると思いました。
A.この授業では、Winny事件について話された。まず動画を視聴した後、Winny氏の話をしていた。WinnyはNapstarが作ったP2Pを完全にし、pureP2Pを実現させた。P2PはLineで採用されたがZoomには採用されなかった。また、デジタル庁には不採用ではあったもののアドバイザーにはなっているという。次にサイバー犯罪についての話をしていた。例えばフォルクスワーゲン自動車に車が検査中であることを察知するソフトウェアを仕込み、検査をかいくぐることもできるようになっている。音楽やえいがをディジタル化することで複製は可能になった。これにより著作権の法律がつくられた。 ワークショップでは、実際に作れるものについて議論した。このときでは学生実験で作ったメチルオレンジを挙げた。メチルオレンジはスルファニル酸に炭酸ナトリウム水溶液、亜硝酸ナトリウム、塩酸を加えてジアゾ化させた。次にジメチルアニリン、氷酢酸を加えてカップリング反応させた。さらに水酸化ナトリウム、塩化ナトリウムを加え中和、塩析を行った。そしてろ過を行いメチルオレンジを合成した。メチルオレンジは吸入すると呼吸困難に陥ってしまう。 復習では、学生実験で作ったダニエル電池を挙げる。ダニエル電池は、金属と電解液で電気を流す装置である。危険性は、酸性の薬品を使用したりするため、皮膚につくとやけどを引き起こしたり、眼に入ってしまったら失明してしまう恐れがある。
A.
A.①授業の再話 Winny事件とは、ファイル共有ソフト「Winny」に絡む著作権法違反(公衆送信権の侵害)を問われたものの、無罪となった刑事事件である。利用者だけではなく、アプリケーションソフトウェア開発者も、逮捕・起訴されたことで、情報産業従事者以外からも注目された裁判となった。Winnyは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアである。 ②ワークショップ課題の要旨 メンバー:松本凜 赤池佳音 高橋可奈子 五十嵐千紘 高橋美 学生実験においてルミノールを作成した。ルミノールはトリエチレングリコール、8%ヒドラジン水溶液を混合、加熱、冷却することによって作成される。しかし、この実験において、8%ヒドラジン水溶液を調整する過程が一番難しい作業であると伺い、挑戦してみたいと感じた。 ③復習の内容 最新技術によって法改正された例を調査した。特許庁は、2024年11月初め、生成AIや仮想現実(VR)といったデジタル新技術の発展による知的財産権の侵害行為を防止するための新制度を検討する方針を示した。第三者の手で生成AIにより作成された新製品のデザイン案を大量に作成し公開することで、企業の本来の開発者による新規開発、新規デザインに関する意匠権取得が妨げられる事態などを想定し、対応すると発表した。
A.①講義の再話
まずはじめにWinny事件についての動画を観ました。Winny事件については、教科書「技術者による実践的工学倫理」に詳しく書かれてあります。ファイル交換ソフト「Winny」を開発した金子勇元東京大学助手に、著察権法違反幇助で罰金150万円が言い渡されたという内容です。便利なものは危険なリスクが伴うということも学びました。
P2Pについて調べました。P2Pとは、Peer-to-Peerの略称のことで、不特定多数のスマホなどの端末がサーバーを介さずに、端末どうしで直接データファイルを共有することができる通信技術、またはソフトウェアのことを指すそうです。メリットとしては、通信スピードの速さ、データの集中防止、匿名性の確保などがあるそうです。デメリットとしては、送信元の安全性を確認できないことが挙げられます。
②発表の要旨
ワークショップでは、実際に作れるものは何かについて話し合いました。作ったものとして、ウェブページを選びました。具体的な作り方としては、メモ帳を起動してHTMLファイルを書きました。印の付け方として、 段落 段落
改行
改行
A.① ウィニーについて学んだ。ウィニー事件は、ファイル共有ソフト「Winny」を利用した著作権侵害や情報漏洩が社会問題化したものである。2003年、Winnyを開発した金子勇氏が、同ソフトを用いて著作権侵害を助長したとして著作権法違反幇助の疑いで逮捕・起訴された。WinnyはP2P技術を基盤とし、匿名性が高いことから、違法コピーの温床として利用される一方、情報漏洩事件も多発しました。一審では有罪判決が下されたものの、技術提供が直接的な違法行為に当たらないとの見解から、2011年に最高裁で無罪が確定しした。この事件は、技術者の責任範囲や表現の自由、著作権法の適用範囲について議論を呼び、ソフトウェア開発と法規制のあり方に大きな影響を与えた。また、P2P技術の社会的リスクについても広く認識された。デジタルは文字と同義であり、当たり外れがはっきりする。 ②グループワークでは自分たちが実際に作れるものについて考えた。私達のグループはメチルオレンジについて取り上げた。メンバーは山崎開智、笠松裕太、大藤雄也、石山成晃である。スルファニル酸、ジメチルアニリン、炭酸ナトリウム、塩酸、水酸化ナトリウム、塩化ナトリウムを用いて必要な操作を行い合成する。応用された知識はジアゾ化反応とカップリング、pH指示薬としてのメチルオレンジの特性、安全な化学薬品の取り扱いと操作である。危険性はメチルオレンジの毒性への取り扱いやジアゾ化反応は熱に不安定で温度管理が必要なこと、直接触れると刺激があることである。工学倫理としては実験中の適切な保護具の使用や廃棄物の適切な処理と影響の最小化である。 ③復習としてウィニー事件を復習した。
A.楽器と楽譜の歴史は1973年にアナログ音源電子ピアノが発明され、1981にFM音源電子ピアノが発明され、1983にMIDIが発明され、1988にカラオケBOXができ、1989DTMミューじくんができ、1993に通信カラオケができた。 Winny(ウィニー)とは、2002年に開発されたPeer to Peer(P2P)技術を応用したファイル共有ソフトで、電子掲示板構築ソフトのことである。利用者に悪用され、著作権を無視してコピーされたファイルの送受信など、深刻な被害を引き起こしたほか、暴露ウイルスと呼ばれるコンピューターウイルスの媒介やそれに伴う個人情報や機密情報の流出、児童ポルノの流通、大量のデータ交換に伴うネットワークの混雑などの社会問題に発展し、安倍晋三内閣官房長官が会見で使用中止を呼びかけるまでに至ったほか、作者である金子自身が京都府警に著作権法違反の容疑で逮捕されるなどの騒動に発展した。Winnyのネットワーク上に情報が流出してしまった場合に、その情報を回収することは事実上不可能であり、一般的なサーバー型のネットワークの場合、情報を公開しているサーバーを停止させれば大抵はそれ以上の流出を抑えることができるのに比べて、大きな欠点だった。 情報技術はバイオテクノロジーと共通点があり、それは自己複製であった。生物は自分に勝手に増えるかがぅ物質の集合体であり、情報もそれと同じく、自分で勝手に増えるものである。
A.今回の授業では、情報技術とバイオテクノロジーについてという題名で授業が展開されていきました。今回の授業では、情報化されている現代において、情報リテラシーの大切さを学びました。情報化されていく社会というのはメリットだけでなくてきちんとデメリットもあるということを学びました。現代社会が情報化されていくメリットとしては、いろいろな量のデータを処理できるようになること、そして調べるだけで様々な知識が得られること、そして、生活がより豊かになっていくことなどが挙げられますが、その反面、デメリットとして、嘘の情報やディープフェイクなどを、見分けづらくなるなどのデメリットも挙げられます。そのような誤情報も混在している世の中で、しっかりと情報リテラシーを持って生活することの大切さを学びました。 グループワークでは、学んだことを活かして、実際に作れるものは何か、ということについて話し合いました。話し合いの結果、温泉卵を制作することができるという結論に至りました。温泉卵を作るにあたって、大事なことはタンパク質の固まる温度の違いです。黄身と白身のタンパク質の固まる温度の違いを利用して、65~70度のお湯につけておくことで、黄身だけが固まり、温泉卵が作れるという結論に至りました。 復習として、情報リテラシーを身につけるにはどのようなことが必要であるか、ということについて復習しました。その結果、情報リテラシーを持つためには、情報の出所を明らかにして、信頼できるソースであるかをきちんと見極めることが大切であると学びました。
A.(1)Winnyはインターネットで結ばれた個人のパソコン間で管理されたサーバーを経ずに大きなデータファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアのことである。映画・ゲームソフトなど著作権所有者に無断で交換するなどの悪用や情報漏洩によって、違法サイトとされ、利用者が逮捕された。しかし、ソフトウェアの自由な開発と公開が情報技術の進歩に貢献するため、開発者に罪を課すことはできない。これは銃をつくった人を有罪とできないのと同様の理由である。DX化が進み、便利なものが次から次へと生み出されているが、便利なものには危険が伴うことを忘れてはならない。 (2)ワークショップの演題は「実際に作れる物は何ですか?」で酸化チタンの性質および生成方法について調べた。共同著者は大石晴喜、大木柊人、富永陽紀であった。酸化チタンは発がん性があり、危険である。まず、水と硝酸カリウムを攪拌し、2-プロパノールに滴下し静置する。その後遠心分離にかけて、乾燥させた後、粉砕・焼成することで得られる (3)復習でP2Pについて再度調べた。P2P(ピア・ツー・ピア、Peer-to-Peer)とは、コンピュータネットワークにおける分散型の通信モデルである。このモデルでは、ネットワーク上の各コンピュータ(ピア)が対等な関係で直接通信し合うことが可能になる。P2Pネットワークでは、特定の中央サーバーを必要とせず、各ピアがクライアントとサーバーの両方の役割を果たす。P2Pの利点は3つある。第一に、コスト削減である。中央サーバーが不要なため、サーバーの維持費や運用コストが削減される。第二に、拡張性である。ネットワークに多くのユーザーが参加することで、リソースが増加し、性能が向上する。第三に耐障害性である。中央集権型のシステムに比べて、障害に強い設計になっている。
A.【講義の再話】Winny事件とは、ファイル共有ソフト「Winny」に絡む著作権法違反を問われたものの、無罪となった刑事事件である。「Winny」には大容量のデータを共有できるほかに映画やゲームソフトを多数のユーザー間で違法に共有しダウンロードできる側面も持つ。このP2Pが応用され、ネットが発展していった。 【発表の要旨】[演題] 実際に作れるものは何ですか? [共著者名] 山崎開智、大藤雄也、石山成晃 工学部で得た知識を、実際に行使した経験について具体的に紹介した。例として、メチルオレンジの合成を挙げた。具体的な作り方としては、スルファニル酸、ジメチルアニリン、炭酸ナトリウム、塩化水素、水酸化ナトリウム、塩化ナトリウムを用いてジアゾ化、カップリングを行って合成した。応用された知識は、有機化学で学んだジアゾ化反応とカップリング反応や、化学実験での薬品の取り扱い方法である。危険性では、試薬の目や皮膚への刺激、メチルオレンジの毒性が挙げられた。工学倫理においては、廃棄物の適切な処理方法による環境への配慮が挙げられた。 【復習の内容】P2Pについて調べた。ネットワークに接続されたコンピューター同士がサーバーを介さずに直接通信する方式のことである。様々な場面で利用され、ビットコインなどの暗号資産では、銀行などの管理者を通さずにユーザー間で直接資金を送受信するP2Pネットワークが用いられている。無料通話アプリでは、チャットでの画像や動画の送受信にP2P技術が使われている。
A.[講義の再話] 昨今、ネットは調べ物や勉強、生活をする上でより便利になっているが、Winny事件から便利と危険は紙一重であることがわかる。Winnyとは従来のサーバーを介したネット上のやり取りではなく、サーバーを介さず個々人でのやり取りが実現するP2P型でかつ匿名で利用できるサービスであり、現在ではLINEでこの形式が用いられている。ただサーバーは信頼を担保するために設置していたものであるため、サーバーを介さないP2P型であるWinnyでは著作権法違反である行為が横行してしまった。また、情報漏洩事件も頻発してしまったことから意図せずとも開発者が逮捕されてしまった。銃を開発した本人が殺人事件が起こっても幇助として罪に問われることがないが、技術者として世の中にどのような影響が起こりうるのか、デメリットを十二分に考えた上で技術を普及する必要がある。たとえネットであっても考えなしに広めることはあってはならない。 [発表の要旨] 演題: 実際に作れるものは何ですか? グループ名:モノづくり 共著者名:宮原杏奈、菊池沙姫、佐藤美歩 役割:可視化 私たちのグループでは、自分自身でできるようになったことについて話し合った。私自身は研究室に配属されたあと、自分で操作できるようになったカテコールのメチル化による化合物の保護を挙げた。現在はブロモ化まで完了し、これからグリニャール試薬を作ろうと臨んでいる。授業で行った実験とは異なり、細かな操作も自分自身で進める必要があったため、かなり印象に残った。操作を行うにあたって、試薬の危険度、壊れやすい器具の扱い方等の知識を頭に入れて望む必要があると改めて感じた。 また、冬休みなど一定期間をあけての実験に関して、どうしても抜けてしまっていた部分があるため、より確認が必要だと感じた。 [復習の内容] 化学系に進んだからといって今回の講義の内容はあまり関係ないとは言えない事象であると感じた。Winny開発者本人は著作権侵害や情報漏洩は全く意図していなかったことであったが、それゆえに考えの甘さが招いてしまった事であると考える。世の中には悪い方向に頭がいい人は五万といる事を考えた上でリスクと利便性のどちらを取るかを考えなければならないと感じた。
A.[1]サイバー犯罪や捏造は、今のご時世切手は切れないものだなと思いました。いつ自分がその立場位なるかわからないので気を付けたいと思いました。 [2]カルメ焼きについて書きました。知識は科学実験の時に得たものです。 [3]倫理が問われるとき、情報技術とバイオテクノロジーは特に大きな問題を抱えています。まず、情報技術について考えると、インターネットや人工知能(AI)が発展する中で、プライバシーや個人情報の取り扱いが重要な課題となっています。例えば、SNSやオンラインサービスで私たちのデータが収集され、それがどのように使われるかがわからない場合、私たちのプライバシーが侵害される危険があります。また、AIが人間の仕事を奪うという懸念もあります。技術が進むことで、私たちの生活は便利になる一方で、倫理的に慎重に扱わなければならない問題が増えてきています。 次に、バイオテクノロジーに関しては、遺伝子編集技術などが進化しています。これにより、病気の治療や農作物の改良が可能になる一方で、「遺伝子組み換え人間」のような問題が浮上しています。例えば、遺伝子を意図的に変えることで、未来の子供に対して不公平な選択ができるようになるかもしれません。このような技術がどこまで許容されるべきか、またどのように規制すべきかが倫理的に問い直されています。 これらの技術がもたらす可能性とリスクをどうバランスさせるかが、私たちの未来に大きな影響を与えるため、慎重に議論し、適切な規制を設けることが大切です。
A.(1)研究開発は売上に直接貢献に関わらない部門であり、経営が厳しくなると切られてしまう部門である。何を作ったら売れるのか?夢を現実に形にする部門である。消費者のニーズを調べることで、消費者がもつ苦労を理解し、つくった商品で自分が幸せになることで消費者も幸せになることが出来るはずです。現代は様々な工業製品に囲まれている。 データの改ざんや捏造はなぜ起きるのだろうか?倫理判断を誤らせる不安はどこから来るのだろうか。正しい判断を下すためには、徹底した訓練で身につく。不安に打ち勝つためには、十分な教えと十分な練習でしか手に入らない。日々のたゆまぬ努力の結果であるといえる。研究には研究資源の調達が必須である。研究計画の第1歩は、研究資源の調達計画にある。私たちは技術を身につけて卒業すると考えられる。社会ではホウレンソウだけではなく、ザッソウ(雑談と相談)が求められる。雑談はビジネススキルになる。なぜいま技術者倫理について考える必要があるのか? (2)作ったもの:ヨーグルト 作り方:スキムミルクと水を混合したものを低温殺菌、市販のヨーグルトと混ぜ放置する。 応用知識:バイオ実験のときの微生物に関する知識。 危険性:有害な菌類やカビの繁殖、食中毒の危険がある。 (3)大学で学んで得た知識を自分の自信にするために、これからの生活を大事にしたいと思った。私は特に化学バイオ工学科で、化学について学んでいる。学んで得た知識をどこで使うことがあるのか考えたい。
A.①講義内容の再話 便利は危険である。ネットデジタル。Peer to peerとはネットワークに接続されたコンピューター同士がサーバーを介さずに直接通信する方式を指す。LINEはPeer to peerの一種である。プログラムできない人に技術倫理は関係ない。 ②ワークショップ課題の発表要旨 演題:実際に作れるものは何ですか。グループ名:りんり。共著者名:中村健匠、松下千聖、鈴木佑涼、大石珠生、佐藤雄斗。役割:Investigation。私は学部3年生の前期に電気化学実験でダニエル電池を作成した。銅電極と亜鉛電極を作り、塩橋でつないでダニエル電池を組み立てた。硫酸亜鉛水溶液に亜鉛電極を、硫酸銅(Ⅱ)水溶液には銅電極を入れて、2つの水溶液をセロハンで隔離した。ダニエル電池の電池式はCu|0.01 mol・dm-3 Cu2+||0.01 mol・dm-3 Zn2+|Znであった。 ③復習の内容 peer to peerの危険性を調べた。まず、peer to peerのメリットとして通信速度が速いこと、データを分散管理できること、匿名性を確保しやすいこと、サーバーコストが削減できること、障害に強いことなどが挙げられる。私がLINEを使用していて実感できたのは、速い通信速度と障害に強いことである。具体的には被災したときでも通話ができたことである。次に、peer to peerのデメリットはセキュリティ面でリスクが高いことである。peer to peerはマルウェアなどに弱く、悪意のあるプログラムに感染した場合、 サーバーを経由せずにクライアント同士で感染が広がってしまう可能性がある。
A.(1)第七回目の講義では、Winny事件に関する動画を視聴した後、P2Pについて主に学びました。Winny事件とは、ファイル共有ソフトの開発者が逮捕された事件でした。P2Pとは、「Peer to Peer」の略であり、サーバーを介さずに端末同士で直接データをやり取りする通信方式のことです。LINEにもこれが使われています。P2Pのプログラミング言語には、JavaScriptやPython、Goがあります。技術者には、情報処理についても学ぶ必要があると知りました。 (2)今回の課題は、「倫理が問われるときーバイオテクノロジーと情報技術」についてでした。私たちのグループでは、ルミノールについて考えました。有機化学実験の知識を応用し、フタル酸を脱水し無水フタル酸を合成し、ニトロ化したのちヒドラシドを合成し、ニトロ環の還元をしてルミノールをつくります。この合成には、ヒドラジンが引火性であることや加熱による試験管の破裂の危険性があることを理解しました。 (3)今回の講義を通して、情報の恐ろしさを知りました。P2Pのように多数との濃い情報交換ができる状況下においては、1人1人の倫理観が重要視されると思いました。もちろん、友達とのコミュニティを楽しむためにも使えますが、いくらでも悪用することもできます。ほとんど無法地帯のような状況です。正しい知識を得ることと使い方の限度や、多くの人に迷惑をかける可能性があるという理解をネットを使う上で忘れてはならないと思いました。
A. Winny事件は、P2Pファイル共有ソフト「Winny」に絡む著作権法違反を問われた刑事事件である。この事件は、技術の開発や提供がどのような社会的責任を伴うかを考える上で重要な一例である。P2Pとは、コンピューター同士が対等な関係で直接通信し合うネットワークの仕組みのことであり、サーバーを介さずにデータを共有することができる。Winnyは、著作権侵害や違法ファイル共有に利用されたため、開発者は著作権法違反ほう助の疑いで逮捕された。開発者は悪意なくWinnyを開発し、どのように使用されるかはユーザーの責任であると考えたが、技術者倫理的観点から見ると考えが足りなかったといえる。技術者としては、悪用を防ぐ仕組みを導入することや、ユーザーに対する啓発をするべきであった。 演題は「実際に作れるものは何ですか?」、グループ名は「ももちゃんず」、メンバーは「佐藤有希乃(自分)、相内彩果、市井桃子、川村和佳子、堀江優花、山本圭織」、自分の役割は「調査」であった。私たちは、ダニエル電池を選んだ。2つのビーカーそれぞれに硫酸亜鉛水溶液と硫酸銅水溶液を入れ、硫酸亜鉛水溶液には亜鉛板を、硫酸銅水溶液には銅板を浸す。2つの水溶液を塩橋で繋ぎ、亜鉛板と銅板に導線を繋いで回路を完成させる。応用された知識は電気化学実験の知識であり、危険性としては硫酸の濃度が濃いことで水素ガスが多量に発生することなどが考えられる。 ネットやデジタルなどの便利なものには危険が伴う。それをどう使いこなすかが一般倫理であり、技術を行使するかどうかが技術者倫理である。新しい技術を開発したことに満足してすぐに発信するのではなく、悪用される危険性がないかどうかを慎重に吟味する必要がある。
A.?第七回講義の大きなテーマは倫理が問われるとき-と情報技術とバイオテクノロジーであった。このテーマでは、技術が進化する中で生じる倫理的課題について学んだ。情報技術では、個人情報の取り扱いやプライバシー保護、AIによる意思決定などが重要な問題となる。とくにデータの収集や利用に関しては利用者の同意や透明性が求められる。AIの進化に伴い、機械による判断が人間の判断に取って代わる場面も増えており、その際に不公平な結果やバイアスが生じないよう、慎重な設計と倫理的なガイドラインが必要となる。一方バイオテクノロジーの分野では、遺伝子編集やクローン技術、そしてヒトと動物の遺伝子操作に関する倫理が問われる。遺伝子編集技術は病気の治療や農作物の改良に大きな可能性を秘めているが倫理的に許容される範囲をどこに設定するかが大きな議論となっている。特に「デザイナーベビー」や遺伝的優越性を追求することへの懸念が強い。技術者はこれらの技術が社会に与える影響を深く考え、倫理的に適切な方法で技術を開発・運用する責任がある。技術革新が社会を前進させる一方で、その倫理的影響を見落とすことは、予期しない問題を引き起こす可能性がある。 ? ワークショップ課題の発表要旨は実際に作れるものは何ですか?であった。私たちの班ではルミノールを作った。応用された知識は有機実験の知識である。具体的な作り方としてはフタル酸を脱水して無水フタル酸を合成してニトロ化をしてヒドラジドの合成をしたのちニトロ基を還元する。危険性としては加熱による試験管の破裂などが挙げられる。 ?復習としてAI倫理とバイアスの問題を調べた。AI技術が進化する中で機械学習アルゴリズムに組み込まれるバイアスが社会的影響を及ぼす可能性がありどのように公平性を保つかが重要な課題となる。
A. 講義内容において、バイオテクノロジーと情報技術について学んだ。両者に共通することは「自己複製」ということである。近年では、ディジタル化により文字化が容易になり複製が簡単にできるようになった。そこで著作者の権利を守るための決まりが法律化された。暮らしが便利になっていく一方で、誰もが複製をできるようになり、犯罪が増加してしまった。そのため、個人個人が自らの情報を自分で守るため、本人確認が徹底されるようになり、一人一人が意識して行動していかなければならない世界になった。また、AI技術のために規制緩和が行われ、法律も改訂され、時代の流れとともに順次変化していくことがわかった。 ワークショップでは、実際に作れるものは何かを議論した。電力光学と電子回路の知識を基にソーラーパネル付きモバイル充電器をつくり、過熱のリスクと火災の危険性について予測しながら作製した。さらには、生化学や有機化学の知識を用いて酵素を用いた基質の光学分割ができ、この実験は、濃塩酸による目や呼吸器の損傷、分離操作における周囲への無配慮が危険性として挙げられた。 講義内容とワークショップを通じて、ディジタル化やAI化が進み暮らしが便利に豊かになっていく一方で、犯罪や被害にあうことを忘れてはならないと考えさせられた。情報を正しく使い、問題を起こさないように努めていくことが大切だと考えた。さらに、多くのソフトウェアが今ではあるので、正しく便利に使用していきたいと考える。
A. Winny事件とは、ファイル共有ソフト「Winny」に絡む著作権法違反を問われ、刑事事件となったものである。これは利用者だけでなく、アプリケーションソフトウェア開発者も逮捕・起訴されたことで世間から注目された裁判となった。ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で、管理されたサーバを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるソフトウェアである。デジタル技術が発展している、ネットデジタルである現代、偽情報などが混在していることもある。便利=危険という視点を大切にして向き合っていかなければならない。 演題は「実際に作れるモノ」、共著者は濱登美月、データ整理の役割としてグループワークに参加した。作ったものとしてタンパク質を選んだ。作り方としては、プラスミドを大腸菌に導入する。そして大腸菌内でセントラルドグマにより、タンパク質を合成するものである。応用された知識としては遺伝子工学の遺伝子組み換え技術であり、危険性としては大腸菌の流出が挙げられた。 P2Pとは、サーバを介さずに端末同士で直接データのやり取りを行う通信方式のことで、LINEやビットコインなどに活用されている。これは新たな通信方式として様々な業界から注目されていて、活用の幅は今後ますます拡大していくとされている。通信環境の安定さや匿名性の高さ、低コストでシステムを構築できることがメリットとしてある。しかし、ウイルスの拡散のしやすさやネットワーク帯域が圧迫されやすいことがデメリットとして挙げられる。
A.(1)講義内容の再話 第7回の授業内容は、「ウィニー」についてです。ウィニーは、インターネットで結ばれた個人のパソコン間で,管理されたサーバーを経ずに、大きなデータ・ファイルを自由に交換できるようにするソフトウェアです。さまざまな応用が考えられる画期的な技術と評価されていたが、これを悪用して映画やゲームソフトなどを著作権所有者に無断で交換する違法行為が広がっていました。その結果ウィニーの開発者、金子勇元東京大学助手が著作権法違反幇助にあたると訴えられた。有罪判決が下されましたが、最高裁まで戦い無罪を勝ち取りました。しかし7年もかかりました。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 私たちのグループでは情報処理概論で学んだ、ホームページへの公開を選びました。HPへの公開は、メモ帳を起動してHTMLファイルを書く。HP公開フォルダーへアクセス。作成ファイルをコピーすることでできます。この危険性は、不正アクセスによる改竄があると思います。 (3)復習の内容 ウィニーの事件は、様々な分野でも起こりうるのではないかと思いました。銃を開発した技術者が殺人幇助には問われない、自動車を開発した技術者が自動車運転致死幇助に問われることはない。これらは当たり前に考えられています。しかし、今までにない新しい分野の場合これらの当たり前が適用しない場合が有り得ます。便利なものには危険が潜んでいます。それを念頭に置くのが、工学倫理、技術者倫理なのだと思いました。
A.⑥未来へ向けて-地球温暖化と人口爆発- (1)講義内容の再話 各会社の断熱材の断熱性能を比較するために同じ家を三つ立てて断熱材を設置し、温度や実際に入ってみての官能評価などで比較しているYoutuberの動画を見た。そこから衣食住の話・貧困の話になり政治にまで発展させていた。その後教育の話をしていた。教育の二面性(劣悪な教育は不幸を招く。質の高い教育が必要)そのための教育は私たちが施さなければならない。 持続可能な社会のための働きにLCCM住宅というものがある。これは、省CO?化を進めた先導的な脱炭素化住宅で、建設時、運用時、廃棄時においてできるだけ省CO?化に取り組み、太陽光発電等により住宅建設時のCO?排出も含めライフサイクルを通じてCO?の収支をマイナスにするという考えの住宅です。 (2)ワークショップ課題の発表要旨 石油・石炭のサプライチェーン中の技術者になったとしたらという前提のもと石油化学製品をテーマとして選び、売り上げを伸ばし、給料を受け取る前提で温室効果ガスの排出を抑制するにはどのようにしたらよいかを周囲の人と話し合った。 私たちはプラスチックをテーマとして選び、中でも包装、パッケージング用のプラスチックについて考えました。 出た意見としては、プラスチックトレイの削減がいの一番に挙げられました。近年問題になっている上げ底やパッケージデザインによる消費者への情報操作を禁止することで、プラスチックの削減と共に、より消費者に寄り添った商品が流通できると思います。また、過包装、個包装といったものも無駄だと思うので、そこら辺を改善することが出来ればいいと思いました。
A.インターネットの普及とともに、P2P(ピア・ツー・ピア)技術が注目されました。Napsterは初期のP2P技術を利用したファイル共有サービスとして登場し、MP3の普及に大きく貢献しました。一方、Winnyは中央サーバを必要としない完全なP2P(PureP2P)を実現し、技術的な進化を示しました。これにより、個人間で自由にファイルを共有できる仕組みが確立されました。 また、近年のアプリケーションにもP2Pの技術は活用されています。たとえば、LINEでは一部の通信にP2Pを採用しましたが、Zoomではセキュリティやパフォーマンスの観点からP2Pを採用しない決定がなされました。これらの選択には、それぞれのサービスが直面する技術的要件やユーザー体験が影響しています。 インターネットの進化に伴い、情報技術の普及がもたらした利便性とリスクが議論の対象となっています。たとえば、宮崎大学の事例では、ハラスメントの申し立てが捏造されるケースがあり、こうした問題が社会における信頼や倫理観に深く関係していることが示されました。一方、音楽や映像のデジタル化は、著作権を巡る課題を生み出しました。デジタル情報が簡単に複製・共有できる一方で、著作者の権利を守る法整備が進んでいます。 さらに、情報技術の本質的な特性として、「自己複製」が挙げられます。デジタル情報は高速かつ正確に複製されるため、なりすましやフェイク情報が横行しやすくなっています。こうした問題に対処するため、本人認証技術の進化が求められています。 一方で、デジタル化では表現できないものもあり、禅の「不立文字」や法曹界の「解釈の問題」といった伝統的な考え方が示唆するように、文字やデータに還元できない価値を尊重する視点が必要です。これらの議論は、技術が進化する中で、社会全体でリスクと倫理を再考する必要性を強調しています。
A.情報技術における日本の大損失事件としてWinny事件というものがある。この事件は、元東京大学助教授金子勇元氏が開発したWinnyというものがある。氏は、この技術によって利便性が向上するものだと考え、無料に公開を行い、その技術を他の人の技術に応用してもらおうと考えていた。実際公開当初は、その利便性から多くの人が用いて、活用していた。しかし、時がたつにつれ、その利便性を悪用する輩が現れ始め、実際に事件までに発展した。ここまではよくある話であるが、この話が大事件となるのは、この事件の加害者として、罪に問われるのが、Winnyを悪用した人物ではなく、このWinnyを開発した金子勇元氏であったということである。この事件によって、金子勇元氏は逮捕されることとなった。逮捕されたことで、彼は、技術開発をすることができなくなり、Winnyを用いることでできるはずであった、技術開発が遅れることになる。また、氏も、裁判の過労などにより倒れ、得られるはずであろう名声を得られなかった。また、この天才技術者を失ったことで、日本の情報技術は、世界から遅れをとるようになり、まさしく現在まで禍根を残すこととなった最悪の冤罪事件の一つであると言えるであろう。この授業では学ぶべきことは、便利なものであるものは、危険なものであるであるのだ。例えばネットは、便利なものと万人が言うだろうが、映画や音楽などの著作物を完全な複製が可能になり、製作者の食い扶持をつぶす危険があるなどの危険性もはらむ。このように危険なものと意識することが重要である。また、先ほどの例では、法によって権利を守るのである。
<!-- 課題 課題 課題 -->
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<a href='https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/WebClass/WebClassEssayQuestionAnswer.asp?id=360'>
<q><cite>
</q></cite>
</a>.
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<!-- 課題 課題 課題 -->
大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。