大学教育の質の保証・向上ならびに 電子化及びオープンアクセスの推進の観点から 学校教育法第百十三条に基づき、 教育研究活動の状況を公表しています。
第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。
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A.(1)技術者による実践的工学倫理第4版・一般社団法人 近畿化学協会工学倫理研究会 編者 (2)本書に掲載している「森永ヒ素ミルク事件」について取り上げる。この事件は1955年に森永乳業徳島工場製の粉乳にヒ素が混入していたため、西日本全体に多くの死者や発病者を出し、さらに被害者の多くが乳幼児だったこともあり、大きな社会問題となった。この事件の原因は、原材料の確認や品質管理を怠ったことや、工場長など責任者にその知識が十分でなかったことと分かった。私は、このような事件をなくすために、知識のあるものが監督者となり、製造を行うべきだと考えた。そしてこの講義を通じて、なぜわかっていてもこのような事件が昨今も起こりうるのか、そしてこれらを未然に防ぐための知識を学びたい。 (3)まず、予習として技術者による実践的工学倫理を読んだことで、授業開始前に技術者倫理とは何か、どのようなことを学習するのか、ということの大まかな部分を理解することができた。また、「森永ヒ素ミルク事件」を取り上げたことで、技術者によるどのような失態や行動で犠牲を生んでしまったのか、またどのようにすれば未然にそれを防ぐことができたのかを考察し自分なりの解決策を考察した。そして、予習によって学んだ前提を片隅に講義を聴くことでポイントを抑えつつ、何が問題なのかそしてどのように事故を防げたのかを、常に考えながら充実した受講ができた。
A.(1)山形大学の火事災害時の避難訓練に参加しよう (2)山形大学の火事災害時の避難訓練に参加した (3)自ら山形大学の避難訓練に参加した。猛吹雪での天候の際、消火器を使って本当に消火出来るのか疑問に思うなど避難訓練の必要性や追加でやるべきことについて考えたため、合格に値すると考える。また、避難訓練においての重要事項についても考えた。 1. 避難経路と集合場所の確認 避難経路の確認: 建物内の非常口や避難経路を事前に把握し、実際に通ることで安全を確認します。障害物がないか定期的に点検する。 集合場所の指定: 災害時に安全に集まる場所を事前に決めておき、全員が認識していることを確認します。 2. 緊急時の行動手順 冷静さを保つ: パニックを避けるため、指示を冷静に聞き、行動します。 指示に従う: 避難誘導係や責任者の指示を守ることが重要です。 二次災害を防ぐ: 火災の場合、煙を吸わないように姿勢を低くしながら移動するなど、状況に応じた対応を身に付けます。 3. 各役割の確認と共有 責任者の配置: 避難誘導係や点呼係など、役割を明確にしておく。 要支援者への対応: 高齢者や障害者、子供など、避難に特別な支援が必要な人への配慮を確認する。4. 訓練の実施と評価 定期的な実施: 訓練を定期的に行い、全員が自然に動けるようにします。 実践的な内容: 実際の状況を想定し、具体的なシナリオで訓練を行います(火災、地震、洪水など)。 反省と改善: 訓練後には参加者全員で振り返り、改善点を共有する。 5. 緊急時の持ち物の確認 非常持ち出し袋: 水、食料、医薬品、懐中電灯、携帯ラジオ、バッテリー、身分証明書などを備えておく。 情報共有手段: 災害時の連絡方法(電話、メール、安否確認アプリなど)を確認しておく。 6. 多様な災害に対応した準備 火災: 消火器の場所と使い方を確認。 地震: 頭部を守る行動を訓練。 水害: 高台や安全な場所への避難経路を確認
A. 私は第7回の講義で実際に今の自分が作れるものとしてp2pを用いたシンプルな対戦ゲーム(○×ゲームなど)を挙げた。調べたり、人から聞いた部分は多いが、一応完成されることはできたので課外報告書として挙げる。 ○×ゲームを作成する際に、ゲームの開始や進行を管理するサーバーと、プレイヤーが手を入力し相手に送信するクライアントに2つのプログラムを作る。また使用言語はpythonでsocketモジュールを使用して通信を行う。pythonを用いた理由はコードの構造が分かりやすく、比較的簡単に組めそうだからである。 サーバーはsocketモジュールを使用し、ソケットを作成して特定のIPアドレスを指定する。その後、接続があるまで待機し、接続が確立した瞬間にゲームが開始される。サーバーはゲーム盤を管理し、プレイヤーが送信した手を受信して盤面に反映させる。そして盤面が更新されるたびにその情報をサーバーからクライアントに送信する。 クライアントはサーバーに接続し、プレイヤーの手を送信する。盤面を表示し、プレイヤーが手を入力した際にその手をサーバーに送信し、結果を受け取ったサーバーは勝敗が決まればゲームを終了する。 盤面はリストとして管理し、インデックス0から8がそれぞれのマスを表すようにした。勝敗の判定は横、縦、斜めのラインに同じ記号が揃ったかで判定するようにした。 ここまで流れを記入し、実際に調べながらコードを入力したが、動くことはなかった。つまり実際に成功した瞬間をグラフィカルアブストラクトに収めることはできなかった。しかし、課外報告書として挙げられるほどの十分な時間を使い調べ、実際に作った流れを記入したので報告書として報告する。
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A. 私は課外報告書に取り組んだ。 (1)書誌情報 書誌情報を以下に示す。タイトルは「【課外報告書】 民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」、著者は保科由紀子、提出日は2024年12月4日である。 (2)要旨 我妻先生は家制度廃止を中心とした戦後の民法改正に尽力し、後進の育成にも力を入れた人であることがわかった。幼少期から優秀で小学校では友人たちに勉強を教えてまわっていた。大学でも優秀で指導教官から望まれて大学に残り名誉教授に上り詰めた。我妻先生の授業は学生からわかりやすいと人気だった。文化勲章を受賞し興譲館など教育機関に寄付金をおくったり、本を寄贈したり教育に力を入れた。 我妻先生の言葉で「井戸を掘れ」「人間は堆肥型と化学肥料型がいる」の2つが印象に残った。 (3)合格に値する根拠 実際に記念館に行ったことで我妻先生の「井戸を掘れ」「堆肥型の人間であれ」という言葉の通り、付け焼き刃ではない、深い理解を伴った知識・技術を身に着けるよう心がけていきたいと思った。
A.(1)書誌情報 テーマ:【予習報告書】教科書は準備しましたか? 著者:赤池佳音 (2)要旨 環境トリレンマ問題について考察した。 この概念は、「人口増加・経済発展」「地球環境」「資源・エネルギー・食糧」が重なり合うことは人類の危機であるというものである。 技術倫理は、「社会とコミュニケーションをとり、問題を解決していく」ことである。 環境トリレンマ3つのうち、1つでも解決すれば、環境がより良い方向に進むと考えられるため、技術者は環境保全の取り組みに積極的になるべきである。 知的財産について学んだ。 「新しいものを創造し、権利化して保護し、産業に活用して利益を得て、また次の創造をする」という知的創造サイクルが社会の発展には不可欠であるため、知的財産権は必要である。 技術者は人・社会の役に立つものを創造することが大切である。そのため、現在の社会の状態やニーズ等についても知っている必要があり、知識を更新していくことも必要になる。 このような努力が必要になるため、知的財産については今後も、保護・尊重されるべである。 HACCPについて学んだ。 全工程で発生しうる異物を調査・分析し、各工程において安全性を確保するにはどうするべきかを決定するという方法である。また、重要管理点を設け、商品ひとつひとつの安全性を確保している。 どこで何が混入するか分からないため、全工程で管理することは重要である。 また、不適合品が出ないような設計にすることで製造途中のトラブルが減少すると考えられるため、製造部門や品質管理部門の連携も大切になる。 (3)合格に値する根拠 教科書を準備し、社会の中で技術者がどのような役割を果たしているか、技術者倫理はどのようなところで関わっているかを学んだ。
A.(1)書誌情報 予習報告書 著者 石川大翔 提出日10/10 キーワード 安全 (2)要旨 技術者は、自分が専門とする技術が社会や環境にどのような影響を及ぼすか専門的な知識と理解を持たなければならない。そうした知識を持つことで、安全が守られるのである。技術は、危険なものを使いこなすための知恵であり、その知恵を持っていないと技術を行使してはならないのだ。また、工場などで、作業する場合安全第一が最も重要であり、生産よりも安全が優先されなければならないのである。また、安全に配慮していく中で決まりを守ることが重要であり、正しい手順を理解することが必要なのである。また、万が一事故が起きてしまった場合は、状況を素早く判断し何をすべきかどうするべきかをよく考えるのがとても大切である。また、技術者倫理としての品質管理を予習した。品質管理は、顧客が望む製品へPDCAサイクルなどを回しながら、安全に配慮し製品を作ることである。また、品質保証などの製品・サービスの品質を保証するための生産活動があることなどを知った。安全性を守るために、いろいろな機関がありISOなどの国際規格やHACCPなどの食品の安全性に関する企画などもある。 (3)合格に値する根拠 私は、予習報告書で応用化学・化学工学科としての技術者倫理の観点から多くのことを学ぶことができたと考える。なぜなら、技術者として安全を守っていくための倫理を学ぶことができたためである。さらに、これから技術者として学ぶべきことを知ることができたためである。
A.【書誌情報】我妻栄先生の調査、菊池沙姫、2025年1月27日、民法 【要旨】我妻栄先生について調査をしました。調査をするにあたって、私は我妻栄記念館を訪ねました。記念館に入ると館長さんがいて我妻栄先生のビデオを見せていただきました。そこでは先生の生い立ちや経歴などが収録されていました。大正15年には論文「私法の方法論に関する一考察」を発表以来、「民法総則」「物権法」「債権総論」など多くの著者を観光し伝統的な法律学に社会学的な方法を取り入れた我妻民法体系を作り上げました。記念館内の資料室には実際に我妻先生が実際にかかれた生原稿や本が置いてありました。また、法律制度を一覧できるよう工夫されたものや、「判例カード」が置いてありました。手書きでかかれた何枚もの判例カードを見て圧巻しました。この判例カードを見て感じたことは、私たちが今安心して過ごせているのは、我妻先生が定めてくれた民法のおかげだということが分かりました。2階に上がると我妻先生が使用していた机や、教えていた時の音声を流すラジオが置いてありました。そこには今まで我妻栄記念館を訪れた方々の感想が書かれたノートが置いてありました。その中には、私たちのような学生の他に法学を学んでいる方や遠い場所から訪れた方も記入していて、我妻先生は本当に偉大な方だと痛感しました。 【合格に値する根拠】実際に我妻記念館を訪れ、ビデオの閲覧や資料室の見学をしました。また、見学の中で先生の偉大さと民法についてが学べました。民法は、私たちの生活の基礎となるルールを定めた法律であり、現在の条文数は1046もあることが分かりました。
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A.私が最も金銭を注いだ課題は、予習課題です。書誌情報は、技術者による実践工学倫理、工場の仕組み、工業技術基礎の三冊です。これらの要旨は、それぞれの教科書のなかで気になった部分をまとめるというものでした。教科書の中身を読み自分で理解することに時間を費やしましたが、多くの学びを得ることが出来ました。その中でも、実験廃液による事故の内容が最も興味深かったです。この文章を読み考えていく中でどんな些細な発見や失敗であったとしても上司に報告することというのは非常に重要なことであると考えましたし、今後研究室に所属が本格的になり、自分で実験をする際にはしっかりとこのようなことにならないように報告を怠ってはいけないなと考えるきっかけになりました。また、事故防止や安全作業についても教科書から学びました。工場現場において安全第一という標語が掲げられていて安全優先の活動が行われていますが、この決まりを守るために作業に適した制服を着ることや気持ちを作業に集中させて真剣に取り組むこと。常に整理整頓点検に努めるといった様々なルールを守ることが事故を未然に防ぐために必要であり、それでも事故は起こってしまうので発生した場合には慌てることなく正しい状況判断、適切な措置をしていくことが重要だと学ぶことが出来た。 この課題が合格に値する根拠としてはすべての教科書をそろえている点。それらすべてに目を通し、技術者の卵として今後技術者として進んでいくんだという強い意志を評価し、合格に値しているのではあ異化と考えました。
A.(1)書誌情報 報告書名:【予習報告書】00-01 教科書は準備しましたか? 提出日:2024年10月10日 課題内容:教科書の中から1つのトピックを選び、その内容から自身の考察や学びを記述する形式の課外活動報告書 (2)要旨 本報告書では、技術者が専門知識と倫理観を兼ね備えることの重要性について述べました。特に、福島第一原子力発電所事故を例に挙げ、技術の進歩と危険性とのバランスを考える必要性を再認識しました。技術者は、危険を伴う技術を取り扱う際、「知らなかった」では済まされない責任感を持つべきです。そのため、専門知識の習得はもちろん、技術行使による社会的影響を考慮した行動が求められます。事故を未然に防ぐための対応策や心構えについても触れ、日々の業務における注意が事故防止に直結することを学びました。 (3)合格に値する根拠 この報告書が合格に値する理由は以下の通りです。まず、トピックの選定が現代社会における重要課題に焦点を当てている点です。選んだテーマは、倫理観と実務能力の両方が求められる技術分野において不可欠な要素であり、現実の事例(福島第一原子力発電所事故)を基に具体的な考察を行いました。次に、自身の考察が深く、単なる教科書の要約にとどまらず、学びを自分の将来や社会的意義に結びつけた点です。また、事故防止や安全管理への具体的な提案を含めており、内容が実践的であることも評価に値すると考えます。
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A.[書誌情報] 予習報告書 著者 今井皇希 提出日 2025/01/26 キーワード ・技術革新 ・人工知能、IoT、ビックデータ ・持続可能な社会 [要旨] 予習報告書の一つとして読んだ、小林一也 著『工業技術基礎』を通じて、産業革命以降、約100年ごとに革新的な技術革新が起こり、人類の進化を実感した。また、人工知能やIoTの普及、ビッグデータの活用がさらなる経済発展をもたらす可能性が示されており、その技術の進化に大きな関心を抱いた。しかし同時に、技術革新が進む一方で、環境破壊や資源の枯渇といった問題も発生しており、持続可能な社会の実現のために計画性を持った技術開発が必要であると考えた。 [合格に値する根拠] まず知識を獲得したこと 教科書で学んだ産業革命以降の技術革新の歴史を通じ、人類の技術進化を理解したことに加え、人工知能やIoT、ビッグデータの具体的な活用例を知り、それが経済や社会に与える影響を学んだ。 次に態度を獲得したこと 技術の進化を肯定的に捉えるだけでなく、課題に対しても主体的に目を向ける姿勢を示した。さらに持続可能な社会を目指すために、自分自身も技術と環境の調和を考える姿勢を持つようになった。 最後に能力を獲得したこと 教科書を読み、自分なりに内容を解釈し、具体的な意見を持って感想を述べる力を身につけた。また技術革新の歴史や未来について論理的に考察し、環境問題と結びつけて意見をまとめる力を発揮した。 以上が合格に値する根拠として考えられた。
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A.(1)書誌情報 避難訓練に参加し、その改善点を提案しよう 22512034 奥山菜々己 参考文献 国立大学法人山形大学米沢キャンパス危機管理マニュアル(2022) https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/Public/57420/_05/anzen/%E7%B1%B3%E6%B2%A2%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%91%E3%82%B9%E5%8D%B1%E6%A9%9F%E7%AE%A1%E7%90%86%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%83%AB_2022%E5%B9%B4%E7%89%88.pdf (2)要項 11月7日に行われた避難訓練(地震)に実際に参加し、問題点と解決策を考えました。 1つ目は、講義室の机と机の間が狭く、身を隠すのに手こずったことです。背が高い人や体格が大きい人はさらに困難であると感じました。解決策として、身を隠すことを想定して机を設計することですが、今から設計を変えるのはとても困難なことなので、体が大きい人用に一つの講義室にいくつかヘルメットを用意することを提案します。地震が起こったときには体が大きい人はヘルメットを装着し、それ以外の人は机の下に身を隠すことが良いと思いました。 2つ目は、避難先の100周年記念会館前広場では天候が悪かった場合、雨、雪などが防げないと感じました。また、除雪した後の雪を置いている場合もあるので避難場所には不向きなのではないかと感じました。解決策として、広場に屋根を取り付けることを提案します。屋根さえあればある程度雨や雪はしのげるため、取り付けたほうが良いと感じました。 (3)合格に値する根拠 実際に避難訓練に参加し、感じたことを踏まえて問題点と解決策を挙げました。今回取り組んだ課外報告書の中で実際に体験した活動がこの活動で、手間暇を注いだためこれを選びました。
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A. 避難訓練に参加した。避難訓練にきちんと参加するのは実に中学校ぶりである。参加する中で3つの改善点を見つけた。 まず、大学の机が頭を隠すには狭すぎるという点に気づいた。狭い空間での咄嗟の行動により、むしろ怪我をする可能性があると感じた。教室のいすや机は安全に身を隠すことのできる設計にするべきであると考えた。 そして、避難を始め、人の声で放送が全く聞こえないことに気づいた。これでは指示が全く通らず、混乱を招く可能性がある。放送の音を大きくするべきだと考えた。 避難訓練の証拠写真を撮るために工学部長の挨拶を撮ろうとしたが、工学部長がどんな人かも知らないことに気づきハッとした。実際に被災して、工学部長を名乗る人間がいたとして直接何かを指示されても、信じて行動してしまうかもしれない。世の中には災害時を狙った犯罪があり、実際に東日本大震災のときの避難所では詐欺や窃盗、空き巣などさまざまな犯罪が蔓延していたことを思い出した。避難をする教職員・学生もいたが、とても全教職員・学生を対象にしているようには思えなかった。実際はもっと人が多く、混乱している人間もいるため全教職員・学生に参加義務を設ける必要があると考えた。 合格に値する根拠として以下のような点を挙げる。避難訓練に参加し、現在行われている避難訓練の改善点を挙げた点。避難訓練に参加した証拠として避難完了した立花先生の写真を本人に許可をとり撮影した点。
A.(1) IMG_8506.jpeg (2)今回の要旨としては、自分たちで実際に大学で行われる避難訓練に参加し、その証拠としてグラフィカルアブストラクト(写真)を撮るというものでした。今回避難訓練に参加した感想としては、まず改善すべき点として、避難経路の再確認と確保が最も重要ではないかと感じました。その理由として、今回一時的な避難先として100周年記念館前に集まりましたが、そこまでの経路や出口が十分な広さではないことと、それによる混雑がみられたことでそのように感じました。一人一人がもしもの時どのように行動すればいいのかを日常から考えることが大切だと思います。 (3)実際に、自分の意思で大学で行われた避難訓練に積極的に参加しました。避難訓練自体高校生の時以来に参加したのでで3年ぶりとなり、かなり久しぶりに体験したというのもありますが、訓練に参加してみて以前に参加した時よりもこの状況下でどのように行動するのが最善なのかが分からなくなり、行動に躊躇してしまうことがいくつかありました。高校生までで学んだ「いかのおすし」や、ハンカチを持っておくなど、普段から自分で改善出来るしするべきところがたくさんあるというように感じ、普段の自分がどんなに緩んでいるか知らしめるいい機会になったと感じています。普段の行動を改め、今後もし地震や災害に巻き込まれた時に柔軟な対応ができるように対策していくべきだと考えました。
A.選んだ課外報告書: 【課外報告書】避難訓練に参加し、その改善点を提案しよう (1)書誌情報 報告書:大学内防災訓練における問題点と改善提案 作成者:瀬川天愛 学生番号:22512050 作成日:2025年1月27日(月) 対象活動:山形大学工学部米沢キャンパス実施された防災訓練(2024年11月8日(木)実施) 報告目的:防災訓練の現状と課題を分析し、より効果的な訓練実施のための提案を行う。 (2)要旨 本報告書は、米沢キャンパスで実施された総合防災訓練を対象に、地震発生時の初動対応訓練、避難訓練、消火器訓練を通じて明らかになった問題点と改善提案を述べたものである。主な課題として、初動対応後の具体的手順の不明確さ、悪天候や混雑を想定した避難計画の不足、全員が参加できない消火器訓練の体制が挙げられる。これらの課題に対し、手順マニュアルの周知、天候や混雑を考慮した避難経路の検証、全員参加型の訓練体制の整備を提案した。これにより、より実効性の高い防災訓練を実現し、災害時の対応力を向上させることが期待される。 (3)合格に値する根拠 本報告書は単なる訓練体験の記録ではなく、大学全体の安全性向上に寄与する意図を持って作成されている。防災訓練の課題を分析し、全学的な視点で改善案を示した点が、課外活動報告書としての質を高めている。これにより、課外活動としての意義が十分に認められる内容となっている。以上の理由により、この防災訓練に関する報告書は、課外活動報告書として合格に値すると考えられる。
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A.(1)教科書を準備しよう (2)「2人と技術と環境」を読んで、人類の技術の進歩が私たちの生活を豊かにしてきた一方で、その進歩には環境問題という大きな代償が伴っていると改めて感じました。特に、産業革命以降の技術革新が、手工業から機械工業への大きな転換点であり、その成果として大量生産と輸送の発達が実現した点に感銘を受けました。また、電磁気学やエレクトロニクスの発展が現在の先進的な工業製品の基盤を築いたことも、技術の積み重ねが社会を豊かにしてきたという事実を思い起こさせます。しかし、その技術進歩が環境破壊や資源の枯渇を招いている現実を知り、持続可能な技術開発が今後の重要な課題であると強く感じました。私たちは豊かさを追求しながらも、地球環境とのバランスを考える必要があり、特に工業に携わる人々には環境保護の責任が大きいと感じました。「品質管理が目的とすること」を読んで、品質管理の重要性について改めて考えさせられました。まず、品質とは単に製品が基準を満たしているだけでなく、顧客の期待やニーズにどれだけ応えられるかが鍵であることが印象的でした。私は、現代の消費者は単に安さや量だけでなく、サービスの質や安全性も求めていると感じました。そのため、製品の質だけでなく、それを生み出すプロセスやしくみも同時に改善していく必要があるという考えには納得しました。「技術者倫理と技術倫理」を読んで、「工学倫理」と「技術倫理」の違いを明確にしつつ、特に日本における技術者倫理教育の問題点を指摘していると思いました。著者は、アメリカの「Engineering Ethics」が技術者個人の倫理的な問題に焦点を当てているのに対し、日本では「技術倫理」として社会的・環境的な問題まで含めてしまう傾向があると主張しています。この違いが、技術者の役割と責任の捉え方に混乱をもたらすと指摘している点が興味深かったです。特に「技術倫理」が技術者個人の範疇を超える問題であり、社会や特定の技術分野全体に関わるべきだという考え方には賛同できます。また、技術者の主な責務は安全に技術を運用する知識と技能を発展させることであり、これが倫理的に高い基準を満たすかどうかに関係なく、技術者としての本務であるとの主張も重要だと思いました。 (3)合格に値する根拠は、3つの教科書を全て購入したこと、そしてそれぞれの教科書を読み込んで課題を行ったことである。
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A.(1)書誌情報 ・報告書の題目:「準備した教材について報告してください」 ・著者:畠平 青 ・提出日:2024年10月17日 ・キーワード:安全、PDCA、リスク (2)要旨 まず、テキスト「技術者による実践的工学倫理 第4版」106~118ページの「リスクの評価と工学倫理」を選んだ。 初めに、リスクは「目的に対する不確かさの影響(期待されていることから、好ましい方向および/または好ましくない方向に乖離すること)」と定義されていた。加えて、リスクの大きさ=被害規模×発生確率で表されるとあった。そして、リスクマネジメントのプロセスやリスクアセスメントは、リスクの特定、リスクの分析、リスクの評価の3つから構成されているとあった。さらに、リスクへの対応として、リスクの保有、リスクの削減、リスクの分散、リスクの移転、リスクの回避の5つが挙げられていた。私は何かをするには何かを捨てなければいけないと思っているが、この捨てるものをいかに少なくするか、分散させるかをいかに工夫するのかが今社会を支えようとしている私たちに問われているものだと感じた。 次に、テキスト「イラスト図解 工場のしくみ」142~143ページ「10-1 品質管理が目的とすること」を選んだ。品質の定義として、「品物またはサービスが使用目的を満たしているかどうかを決定するための固有の性質・性能の全体」とあった。また、管理は、目指すべき改善の目標をまず設定し、目標を実現させるための具体的な計画を5W1Hにそって立て、その計画により実行し、結果をチェックし問題があれば原因を突き止め対策を取り最終的には目的を達成するという一連の作業のことであるとあった。最後に品質管理活動には2つあり、1つ目は日常業務の中で品質目標から外れないように維持・管理する活動であり、2つ目は顧客に対し品質を保証し満足度を向上させるための改善活動であるとあった。 品質管理はPDCAサイクルを用いて行われるとあり、これは品質管理を行う上で重要であることを再認識することができた。 最後に、テキスト「工業技術基礎」27~30ページ「4 事故防止と安全作業の心がまえ」を選んだ。また、事故防止と安全作業の心がまえとして大きく分けて7つの項目があった。1つ目は「きまり」を守ること、2つ目は正しい服装をすること、3つ目は真剣に取り組むこと、4つ目は整理整頓、点検につとめること、5つ目は作業中における安全、6つ目は共同作業において、ほかの作業者の安全にも配慮すること、7つ目は事故が発生したときの対処が挙げられていた。 (3)合格に値する根拠 準備に2時間、予習に3時間、レポート作成に3時間要した。
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A.(1)雑誌情報 ヒヤリハット報告書を作成しよう (2)要旨 ヒヤリハット報告書をエクセルで作成して提出し、報告した。書いたことは氏名、所属、時間、ヒヤリハットの内容、などである。 (3)合格に値する根拠 今回のヒヤリハット報告書では以下のことを意識して作成することができた。 まず、状況の概要を説明することだ。例えば実験の目的や背景を簡潔に説明し、どのような結果を期待していたかを明確にした。さらに、失敗の詳細を明確にすることができた。今回の実験のどの部分で問題が発生したか、何が失敗の原因だと考えられるかを具体的に記すことができ、不明な点があれば、それも含め詳細に分析することができた。さらに改善案や次のアクションを提示すらこともできた。例えば、原因に対する仮説や、次に行うべき変更案を提案し、今後の計画を共有し、再挑戦への前向きな姿勢を示しすことが重要であると考えた。このように、失敗報告を正しく行うことで、次のステップにつなげることができ、相手が理解しやすいように簡潔に、書くことが重要であることを学んだ。また、冷静かつ建設的な態度を保つ失敗を責めるのではなく、学びや改善のための機会として捉えることが大切であり、次に繋げるためにも、チームメンバーや上司と協力して前向きに進める姿勢を示す必要であることがわかった。したがって、今回の報告書ではヒヤリハットをしっかりと学ぶことができ、今後の生活に活かすことができるので、合格に値すると考えられる。
A. 私がもっとも手間暇や金銭を注いだ課外報告書は、「民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」で我妻榮先生の倫理と法令の関係についてまとめたものです。 我妻榮先生は、昭和21年には貴族院議員になり、民法改正など様々な立法に関わり、家族制度の民法改正により、家族みんなが平等の立場になりました。また、我妻榮先生は民法の研究のみならず、さまざまな法整備に関わっており、現代の生活にも大きく関わることとなった法律に「原子力損害賠償法」があります。日本は1950年台後半から原子力の平和利用の研究を始め、原子力発電所の開発を進めてきました。それと同時に、何か事故があった場合、誰がどう、その被害を償うかという法整備も進めました。我妻榮先生は政府の原子力委員会・原子力災害補償専門部会長に就任し、「被害者の1人をも泣き寝入りさせない」という強い意欲で望み、1964年に法案をまとめました。この法律が50年後の2011年の東日本大震災で起きた福島第一原発事故で脚光を浴びることとなり、今も多くの人たちを救っています。我妻榮先生が倫理観をもとに、以前までの制度に疑問を持つことで人間1人1人の平等を叶える法律をつくってきたことを学び、あらゆる事に疑問を持ち、倫理観に基づいた行動を起こして変化をもたらすことが大切だと考えました。 実際に我妻榮記念館で現物を確認し、記念館の方から我妻榮先生についてお話を伺い、米沢市で生まれ育った方が現在の法令にも役立つことを成し遂げてきたことを学び、研究の意義を考えさせられました。
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A.(1)避難訓練の実施とそれに対する改善点の考察。実際に行われた避難訓練から、どこへ避難したら良いか、またさらに安全を確保するためにどういった情報が必要かを考えた。 (2) 今回の報告書では、避難訓練の実施とその改善点について、地震発生直後の行動指導の強化、安否確認システムの活用、悪天候時の避難の想定、そして消火器訓練や研究室特有の防災訓練の必要性に焦点を当てている。さらに、訓練設備の不足や机のサイズが小さいことで安全が確保されない現状についても課題として挙げられた。これらの問題点を改善することで、参加者が実際の災害時に迅速かつ冷静に対応できる能力を高めることを目指している。 (3) 私のの訓練経験に基づいて課題が提起されており、避難訓練における現状の不足や改善点が実感として伝わっている。また、机のサイズや訓練環境の限界といった、見過ごされがちな課題も具体的に挙げている点が評価できる。 地震時の動き、安否確認システムの活用、悪天候時の避難、消火器訓練、研究室での防災訓練など、多角的な視点から改善点を提案している。これにより、単なる一般論ではなく、実際の避難訓練に反映できる具体性を持った内容となっている。 訓練時の参加者の冷静な対応を促すシミュレーションの強化や、フィードバック機会の設置、訓練に参加できない人への見学の配慮など、参加者の実態を考慮した提案が含まれている。これらは実行可能性が高く、現場での改善につながる内容である。
A. 報告書の題目:教科書は準備しましたか、著者:鏡翔太、提出日:11月25日、キーワード:技術者倫理、環境、市場 私はイラスト図解工場の仕組みのトピックとして「工場が拓く未来」を選んだ。分かったこととしてEQCDというものがあることが分かった。EQCDはQ(Quolity)、C(Cost)、D(Delivery)にE(Environment)が付いたものである。そして、これにはEQCD思想が掲げられており、Eは環境保証ができなければ作る資格がないというものであり、Qは品質が良くなければ売る資格がないというものであり、C・Dはコスト・納期が達成できなければ競争する資格がないというものである。教科書を読んで私はEQCD思想を考えることは重要であり、出来てない状態でモノを作って売ってしまっては、相手に対して質の悪いものを提供することになり、それが影響して死亡事故が起こるかもしれない。そのため、全て完璧な状態になってから商売は始まるのだと感じた。次に技術者による実践的工学倫理第4版のトピックとして「技術者と倫理」を選んだ。読んで分かったことはアメリカと日本の新しい技術を育成するための資金の入手する方法が異なっていたことである。アメリカでは軍事、航空宇宙の事業を発展させるために連邦政府が資金を投じてきた。しかし、日本では、一般市民が大衆人気商品をお小遣いという微々たる資金が集まることによって資金が得られてきた。また、大衆人気商品としてはゲーム機やパチンコが例として挙げられ、パチンコの売り上げは20兆円に達した。これらから、アメリカでは国から資金を提供してもらうことができるため、のびのびと研究をすることができる。しかし、日本では資金を得るためには一般市民がこぞって買っていくような製品を作っていく必要があるのだと分かり、アメリカよりも日本の方が技術の育成が難しい中で、アメリカに負けずゲーム機やパチンコの産業が発展していっているのはすごいことだと感じた.最後に工業技術基礎のトピックとして「2 人と技術と環境」を選んだ。日本は2008年をピークに人口が減少しており、2015年では総人口が1億2709万人となっている。そのうち生産年齢人口は7629万人で60%を占めており、少子高齢化が進んでいる。また、日本では第三次産業が71%となっており、第二次産業が25%、第三次産業が4%となっており、第三次産業である農業や林業などは年々職業人口が減少している。これを補っていくためにスマート農業といったロボット技術やAIを活用し、人手を補っていく方法がある。しかし、AIが発展していく事によって将来、元々は人が担っていた職業をAIが代替えしていく為、人間とAIの職業のすみ分けが必要であると感じた。 合格に値する根拠として、本授業で必要となる教科書を用意し、あらかじめ読んで、予習を行い、課外報告書にまとめることができたため、合格に値すると考えた。
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A.複数の教科書を読み込む時間、買うお金を踏まえてここに決めた。 トピック:環境・資源問題と工学倫理 環境問題の懸念点として現時点での問題の影響を受ける人は次の世代であることが挙げられる。これは、先進国と発展途上国の関係にも当てはまり、発展国の理想を語ったルールにより、途上国の成長に悪影響を及ぼしている可能性がある。成長する機会を平等に与えることが重要なのではないかと考えた。 2 品質管理や安全な製造方法を見る例として自動車を取り上げる。 工業製品:自動車 製造にはプレス工程、ボディ工程、塗装工程、組立工程、検査工程と大きく5つの工程に分けられる。各工程で自動化が進み機械が組み立てる範囲が広くなっているが、要所では、人間の確認は欠かせない。 工場でのものづくり 工場の規模にかかわらず、人々の暮らしを支えていることがわかる。作られた製品は私たちが利用するだけでなく、海外への輸出入にも関わっている。日本の資金への貢献にも役立っていると言える。 3 エンジニアに期待される知識と実践的な技術として、その値の信頼性を高めるための知識や技術が求められると考えた。今回の結果では、少数第3位までの値が求められたが、この値のどこまでが信頼できるのか、この値に限らず実験を通して得られたデータの信頼性についてを詳しく理解することが重要であると思う。それの伴って、機器の使用方法や原理を理解することが必要となるのであると考えられる。
A.(1)①中村収三編著 技術者による実践的工学倫理第4版 化学同人 ②小林一也 工業技術基礎 実教出版 ③松林光男・渡部弘著 イラスト図解工場のしくみ 日本実業出版 (2)①の書籍の4事故防止と安全作業の心がまえを読んだ。ハインリッヒの法則から、たいしたことないと思っていた事柄が重なり合って重大な事故に繋がるということがわかった。また、それを常に心に留めておかなければならないと思った。そのために、リスクアセスメントや危険予知訓練に真剣に取り組むべきだと考えた。 ②の書籍から、技術者倫理と技術倫理の違いは、技術者個人の判断で対応できるかどうかであるとわかった。技術者個人の倫理的判断に基づくものは技術者倫理であり、技術者個人の判断で対応するのが難しく、社会や国民が関わる場合は技術倫理である。どちらにせよ、技術者は、自分の作りだした技術が社会に及ぼす影響をきちんと理解しなければならないと考えた。利便性を追及することは悪いことでは無いと思うが、その技術のデメリットについても考慮するべきである。 ③の書籍から、品質管理は、PDCAサイクルを回し、製品と仕事のやり方を総合的に維持・改善する活動だと知った。また、品質とは顧客全体で生まれるものであり、製品を含むあらゆるサービスの品質がいかに顧客の要求にあっているかだ。よって、品質管理は品質目標から外れないように管理しつつも、顧客の満足度を向上させていかなければならない仕事なのだと考えた。そのために、PDCAサイクルが大切であり、常に進歩していかなければならないのだとわかった。 (3)授業が始まる前に教科書を準備し、熟読した。1.5時間以上の時間をかけて課題に臨んだため、合格に値すると考えた。
A.(1)技術者倫理の予習課外報告書について (2)この課外報告書では技術者倫理の講義を受けるにあたって重要な予習報告書をまとめました。私は3つの予習報告書を今回は書きました。まず1つ目の予習した教科書は(社)近畿化学協会 工学倫理研究会 編著 技術者による実践的工学倫理第4版 化学同人です。私はトピックとして笹子トンネル天井崩落事故は、2012年12月10日に山梨県甲州市や大月市にまたがる中央自動車上り線の笹子トンネルで起こった崩落事故である。事故ではトンネルの天井版を崩落し、車3台が下敷きとなり、より下敷きになった車が発火して火災が発生しました。これによって、9人が死亡して、2人が重軽傷を負いました。事件は点検を目視だけでおこなうなどといったとトンネルの管理の甘さが原因でおこったと考えれている。この事故以降は、トンネルの点検を目視だけではなく打音点検も必ず行うようになった。自分自身、この事件はニュースで見てよく記憶に残っている。このような悲しい事故が今後起こらないことを願いたい。2冊目は松林光男 渡部弘 著 イラスト図解 工場の仕組みを読みました。私は「安全」に関するトピックとして、HACCPを取り上げる。HACCPとはHazard Analysis and Critical Control pointの頭文字をとったもので食品の安全性を高度に保障する衛生管理や品質管理の手法として考えられました。この衛生管理法によって私たちは安全に食事を行うことができる。HACCPの手順は全部で12個ある。HACCPチームの作成、製品の特長の確認、製品の使用方法の確認、製造工程一覧図、施設の図面および標準作業所の作成、製造工程一覧図の現場での確認、危害分析、重要管理点の設定、管理基準の設定、測定方式の設定、改善措置の設定、検証方式の設定、記録の維持・管理方法の設定がある。このような厳格なシステムが安心して食をおこなえることが分かった。3冊目は小林一也 工業技術基礎 実教出版を読みました。私は「4.事故防止と安全作業の心がまえ」からハインリッヒの法則をトピックとして取り上げた。ハインリッヒの法則では重症以上の災害が一件あったら、その背後には29件の軽傷、300件のヒヤリハットが存在することを挙げている。重大な事故を防ぐためにはこのヒヤリハットの時点で対処し、危険を予知し、防止する態度を身に着けておく必要がある。自分も実験でヒヤリハットの場面に遭遇したことがある。今後の実験ではこのヒヤリハットの場面を減らしていきたい。 (3)合格に値する根拠は私はこの課外に8時間も費やしたので十分に値すると思います。
A.(1)予習報告書 (2)技術者による実践的工学倫理を用意し、読んだ。製品の安全と品質保証について読んだ。日本企業は生産技術が世界で高い評価を得ている。その理由としては、製品の品質レベルが高いことが挙げられる。日本産業規格やデザインレビュー、故障モード影響解析、根殿製品設計に関わる技術手法の活用、品質管理活動などのような地道な活動のおかげである。まず、日本が世界の中で生産技術が高いということに驚いた。最近の活動が評価されているのではなく、少し前の人たちの努力が評価されていることがすごいなと感じた。 人と技術と環境を読んだ。18世紀後半のイギリスで起きた産業革命以降いろいろな技術革新を通して社会が発展してきて、現在は第4次産業革命が到来するとされ、経済発展につながると期待されている。今、研究や開発が進められている自動車の運転技術は交通事故の減少が期待できるとあるが、人の運転しているときのミスによる事故は減ると思うが、人ではない、車が原因で起こる事故は増えてしまうのではないのかと考えた。 p.142の品質管理が目的とすることについて読んだ。品質管理では、PDCAサイクルと呼ばれる手法が用いられていることが分かった。PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実施)、Check(確認)、Action(処理)を行って、現状や課題を改善、進歩させるものである。品質管理は、ただ品質目標から外れないように維持するものであると思っていたが、顧客の満足度を向上させるために改善活動も行うことであると学んだ。 (3)技術者倫理の教科書を購入し、知識を身につけることができた。
A.(1)書誌情報 題目: 教科書は準備しましたか? 著者:古川希 最終提出日:1月27日 (2)要旨 ①(社)近畿化学協会 工学倫理研究会 編著, 技術者による実践的工学倫理第4版 , 化学同人 ②松林光男/渡部弘 著, イラスト図解 工場のしくみ , 日本実業出版 ③小林一也, 工業技術基礎 、 実教出版 上記の三冊を教科書として事前に購入し、目を通した。また、それぞれトピックを選択し、紹介・感想を述べた。 以下は題目単位で提出した①,②,③それぞれに関する感想である。 『3章の「環境・資源問題と工学倫理」を選択した。環境問題は影響を受け取るのは未来の世代であるという点が難しい。教科書では対策の一つとして、国家間で条約を定める例が掲載されている。私はこれは先進国によるルールの押し付けになりかねないと考える。例えば、国が発展をする際に大量の二酸化炭素が排出される。すでに発展を遂げた先進国が二酸化炭素を取り締まることで発展途上国の発展を妨げることに繋がってしまう可能性がある。先に発展を遂げた国が出した影響を無視し、我が物顔で後に続く国を妨げるのは不平等といえるのでないか。』 『p66ページの「技術(開発・設計)部門の仕事」を見てみると、製造の現場でメインとなるのはやはりコスト、品質、納期であると感じる。その中で根本を揺るがす環境や安全性の問題があるとそれがうやむやにされてしまうこともあるのだろうと感じる。環境や安全性は企業のお金を稼ぐという目的と直接的な関係はない。そのため、一般大衆が環境や安全性を重視する企業を評価する土壌が必要だと考える。しかし、最近は環境に配慮しているというポーズを取るためだけの取り組み増えてきていると感じる。それでは意味がない。そこで、一般大衆がその取り組みが本当に意味があるものなのか判断できる素養が必要だと思う。』 『私は「4事故防止と安全作業の心がまえ」を選択した。このトピックでは「非常口を確認する」や「道具を整理整頓しよう」などの基本的で分かりきったことに言及されていて、目新しく面白いことは載っていない。これは安全性の追求に銀の弾丸はないことを意味しており、私が分かりきっていると考えたことを怠って、様々な事故が起きている。基本を忠実に行うことは決してバカにはできず、それ自体が銀の弾丸であると考える。』 (3)合格に値する根拠 事前に教科書を三冊購入し、目を通し、それぞれトピックを選択し、紹介・感想を述べた。また、教科書を毎回欠かさず講義に持っていき、講義中に語られている内容について教科書で詳しく確認した。
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A.(1)我妻榮記念館にいって、その著作を直接見て、我妻榮先生の倫理と法令の関係についての思想を学び、報告書にまとめた (2) 我妻栄は、日本の著名な法学者で、民法の権威として知られている。1902年に生まれ、主に戦前・戦後の日本における民法学の発展に大きく寄与した。彼の著作「新訂 民法総則」などは、現在も日本の法学教育で広く用いられている。我妻先生は大正15年に論文「私法の方法論に関する考察」を発表以来、「民法総則」「物件法」「担保物権法」「債権総論」「親族法」「民法講義」「民法案内」「民法研究」など多くの著作を刊行、伝統的な法律学に社会学的な方法を取り入れた我妻民法体系を作り上げた。また、貴族院議員として戦後立法に広く関与し、家族制度廃止を軸とする民法改正において中心的役割を果たし、日本学術会議副会長としてその体制刷新にも尽くした。 母校米沢興譲館高校にも我妻先生の寄付で自頼奨学財団が設立された。 我妻先生は、法と倫理は相互に補完し合う関係にあると考えていました。特に民法において、倫理的な価値観や道徳が法に影響を与えるべきだとし、法が社会的な公正や正義の基準に従っていることを重視した。 (3)実際に我妻記念館に行き、ビデオを見て我妻栄についての資料や実際に我妻栄が使用したものを見ることによって我妻栄の功績や歴史について深く学ぶことができた。私は工学部であるため法のことについて学ぶ機会が少ないため、民法改正する上で重要な役割を果たした我妻栄について知ることができたので良かった。
A.(1)書誌情報 題目:予習報告書 著者名:安藤丈翔 提出日:2024/10/18 (2)要旨 準備した教科書について特に印象に残っている教科書は「(社)近畿化学協会 工学倫理研究会 編著, 技術者による実践的工学倫理第4版 , 化学同人」の「環境・資源問題と工学理論」より、産業が発達するにつれて、二酸化炭素などの温室効果ガスが発生し、オゾン層破壊や、地球温暖化などの環境問題となることが挙げられました。これは、先進国は産業が発達しているが、その度に上記のようなことが問題となっている。そのため、途上国の産業の発展していくためにも、環境に影響が出てしまうのは仕方のないことだと考えられました。しかし、このような問題があるにも関わらず、先進国ばかりが発達していくことは不平等であるため、産業の発展に犠牲はつきものだが、途上国ともに発展していくためにも、倫理のもと互いに配慮していく必要があると考えられました。 (3)合格に値する根拠 私はこの予習にあたりおよそ5時間要しました。「工場のしくみ」と「工業技術基礎」に関しては、過去に予習した経験があったため、読み直した際良い復習になりました。また、新しく予習した「(社)近畿化学協会 工学倫理研究会 編著, 技術者による実践的工学倫理第4版 , 化学同人」は新しい項目がたくさんあったため、とても興味深く予習することができました。予習はどの授業でも大切であり、予習をすることで授業への意欲も向上するので、これから先は、この経験を活かして復習も大事ですが、予習にも力を入れていきたいと感じました。
A.(1)書誌情報 予習報告書 著者:伊藤実羽音 キーワード:技術者倫理、実践的工学倫理、工場のしくみ、工業技術基礎 (2)要旨 授業が始まる前に、技術者による実践的工学倫理第4版、工場のしくみ、工業技術基礎の3つのテキストを購入し、予習課題に取り組んだ。技術者による実践的工学倫理からは、バイオテクノロジーと工学倫理というトピックを選び、これには、遺伝子組み換え技術が挙げられると分かった。遺伝子組み換えによってより良い作物ができることは良い面もあるが、人など生き物に応用されてしまうと、倫理的にあまり良くないのではないかと考えた。工場のしくみからは、食品の安全品質を守るHACCPというトピックを選んだ。HACCPとは、危害がなく安全な食べ物を食べ続けたいという人類共通の願いを実現するため、食品の安全性を高度に保証する衛生管理手法として開発されたと分かった。食品の製造過程では、微生物や化学物質が混入しやすいことに加え、食品は口に入れるものであるため、徹底的に管理しなければならないのだと分かった。工場技術基礎からは、「2.人と技術と環境」より、技術者に求められる倫理というトピックを選んだ。技術者に求められる倫理とは、1人の技術者として社会に貢献する姿勢や社会の一員として責任ある行動を取るとともに、誠実にものごとに対処できる態度を身につけていることであると分かった。技術者は生活での依存度の高い技術を担っているため、このようなことを身につけていないと仕事を全うできず、多くの人に迷惑をかけることになってしまうのだと分かった。 (3)合格に値する根拠 実際に授業前に金銭を注いで教科書を購入し、時間をかけて予習課題に取り組んだ。
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A.(1)書誌情報 題目「民法学者 我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」 著者 高橋美羽 提出日 令和7年1月19日 キーワード 民法、民法改正、米沢名誉市民、文化勲章 (2)要旨 我妻は友達に勉強を教えようと授業中動き回っていたことがあり、それが成績に影響したこともあったが、恩師である赤井氏が我妻に他の子にも勉強を教えるように指導した。我妻はその後鳩山秀雄のもとで民法学を習い、日本の民法学に尽力した。大学教授の二つの義務は教科書を作ること、一生のテーマに研究することであると述べ、日本初の民法書を作った。これを我妻民法といい、裁判の判決をまとめた判例集もまとめた。戦後の民主主義を守るため憲法問題集の副官として働いた。日本の民放の体系を宝として民法を守ることに尽くし、憲法改正に伴い民法改正のため、中川と尽力した。主に家庭における男女平等のために改正に尽力した。委員会と考えに反する場合は辞任したいと大臣に訴えかけたことで民法改正が行われた。民放部会が設置され、小委員会に選ばれ、問題点の整理や準備の指導を行なった。建物については、階段が一段一段高く、とても寒かった。また、民法などについて学ぶことは普段少ないため、この機会を通して自分があまり学んだことのない学問分野に触れることができてよかったと考えた。 (3)我妻榮の生い立ちや民法改正にかける熱意を学び、法律学に社会的な方法を取り入れた我妻民法体系について学んだため、ディプロマポリシーにふさわしい知識、態度、能力を得たといえる。
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A.私は一度、学校で行われた避難訓練に参加した経験があります。この訓練では、実際に避難経路を確認し、避難場所へ移動する流れを体験しました。訓練を通じて、緊急時における基本的な行動や注意すべき点を学びました。また、避難訓練中に感じた課題や改善点を周囲と共有することが大切だと実感しました。この経験を通じて、避難訓練の重要性とその実施方法について、より深く考えるようになりました。 参加した避難訓練で明らかになった問題点はいくつかあります。まず、避難経路が狭く、混雑した場合にスムーズに避難できるか不安を感じました。また、外部の避難場所は天候に左右されるため、悪天候時には避難場所が安全であるか心配になりました。特に冬季には、避難場所の不足が問題で、寒さや風から身を守るための場所が限られていると感じました。さらに、消火器の使い方を知らない参加者が多く、訓練自体が希望者のみで行われていた点も改善が必要だと感じました。このような状況では、全員が必要な知識を得ることが難しいため、訓練の範囲を広げ、全員が参加できるようにするべきだと考えます。 これらの問題を解決するためには、いくつかの改善策が考えられます。まず、避難経路の拡張や新たな経路の設定を行うことで、混雑を避けることができます。また、屋内避難場所の設置や仮設のシェルターを用意することで、天候に左右される問題を解消できます。冬季における避難場所の不足については、温暖器具や毛布の準備を整え、寒さ対策を万全にすることが重要です。消火器に関しては、全員が使い方を学べるように、消火器訓練を全員参加型で実施し、実際に使用する機会を増やすことが求められます。消火器訓練が希望者のみで実施される現状では、訓練が限られた参加者にしか効果がないため、全員が参加できるような仕組みを整えることが重要です。 私の経験から、避難訓練が効果的に行われるためには、訓練が現実的であり、全員が参加できる形で実施されることが重要だと感じました。訓練中に見つけた問題点に対して改善策を講じることで、訓練の有効性が高まり、実際の災害時にも迅速かつ安全に対応できるようになると考えます。避難経路の改善、消火器訓練の普及、そして全員が参加できる訓練を実施することが、より安全な避難訓練を実現するための鍵となります。このような訓練を通じて、災害時のリスクを最小限に抑えるための知識と準備を整えることができるでしょう。
A.⑤安全と品質管理-事故と不良品の原因- (1)書名:ボパール殺虫剤製造工場爆発事故 文字数:1864 出版年:2025(初版) 著者:石川翔一 (2)インドで1984年に発生したプラント爆発事故。史上最悪とも言われる産業災害の概要、その原因についてまとめた。この事故はインドで80年代に発生したものだが、その原因は様々な組織に存在する普遍的なものだった。 事故の原因(1)人材の不適切な配置 猛毒の化学物質を扱う工場でありながら、必要な現場責任者、適切な知識と経験を持った人材を配置しておらず、その結果事故発生時の初動対応が遅れた。引用した論文によれば事故の犠牲者は事故の発生直後と発生後しばらくしてからの時に発生した。つまり適切な人材配置を行っていれば発生後しばらくして亡くなる人を減らせたかもしれない。 事故の原因(2)工場管理企業の安全軽視 ユニオンカーバイド・インディアの管理していたこの工場では、操業時計器など機材が不足しており、そのためそもそも異常の発生に気づけない状態になっていた箇所も数多く存在していた。このような異常な安全管理は管理企業の影響があったと考えられる。 以上のようにこれらのような企業による人材・安全軽視は日本でも幅広い企業で見られるものであり、他国の出来事として放置するべきではないだろう。 (3)Wikipediaからの引用情報を書くだけでなく、自分で探した論文の内容を書くなど長い時間をかけて書いたため、合格に値する。
A.最も手間暇をかけた課外報告書は、民法学者の、我妻先生の家を訪れた、聖地巡礼をしたことです。 家から少し遠く、だいぶお散歩をすることになりましたが、良い運動にもなりました。 ここには、友だちと4人で訪れました。実際に我妻先生が勉強していたとされる部屋や勉強机を間近で見ることができ、おもしろい経験をすることができました。メッセージコーナーでは、山形大学生だけでなく東京大学生や早稲田、慶応といった名だたる大学に通う、司法試験合格を目指した方々が訪れ、メッセージを残しており、民法の分野においてとても優れた方であると学ぶことができました。 先生は、民法学の発展に携わり、我妻栄は、日本の民法学における近代化を推進した第一人者です。彼は、19世紀のドイツ法やフランス法の影響を受けて制定された明治民法を、現代社会の要請に応じて体系的に整理し直しました。 従来の形式主義的な法律解釈から脱却し、社会的視点や具体的な事例に基づく実践的な民法解釈を提案しました。 戦後日本の法律改正への貢献 第二次世界大戦後、我妻は日本の法制度改革に積極的に関与しました。 日本国憲法の施行(1947年)に伴い、民法も改正が求められた中で、家族法や親族法などの分野において民主化を進めるための基礎理論を提供しました。 例えば、戦前の「家制度」に基づく親族法を改め、個人の平等や自由を重視した現代的な家族法の基盤を築きました。 代表的著作は、『民法案内』『新訂民法総則』『債権法』『親族法』である。
A.予習報告書 ?【書誌情報】 題目:「教科書は準備しましたか?」 著者:白石隼太 提出日1月18日 ②【要旨】 用意した教科書3種類「技術者による実践的高額倫理」「工場のしくみ」「工業技術基礎」からそれぞれ気になった箇所を読み、文章にまとめた。 「工業技術基礎」 「3 知的財産とアイデアの発想」を読んだ。 創設者が一定期間利益を独占出来る権利を知的財産権という。知的財産権にもいくつか種類があり、特許権や意匠権、商標権、著作権などがある。 これを読んで、新たな発明やデザイン、文字や音楽など様々なものに知的財産権がついているのだと感じた。創設者の利益が守られることは良いことだが、過度に権利が制限されると新たなアイデアが生まれにくくなるのではないかと感じた。 「工場のしくみ」 コラム5「検査基準のソフトとハード」を読んだ。 ある製品がタイとハンガリーで製造されている。それらは同じ検査基準、方法で製造されているのだが、顕微鏡のレンズの精度の差により不良品の発生度合いが異なっていたという話であった。 これを読んで、品質管理はできる限り一定にするべきなのだと感じた。基準の値や管理方法だけでなく、検査に用いる機器や検査する人の技量も水準を決める必要があるのだと感じた。 「技術者による実践的工学倫理」 事例ファイル17「食の安全と偽装問題」を読んだ。 食の安全を脅かす事件が数多く報道されているという内容であった。牛肉の産地偽装や消費期限切れ原料の使用、廃棄製品の横流しなどさまざまな事件が起こり、大問題となった。生産地、品質の違いは判別しにくく、不正の摘発も難しいという現状にあり、経営者が不祥事の公表を抑えているという事例もあった。 この内容を読んで、食品という私たちに最もみじかなもので偽装などが行われていたことに恐怖を感じた。食品に関わる人々は、モラルをもった行動をするべきであり、消費者も食に対する安全意識をしっかり持つべきだと感じた。 ③【合格に値する根拠】 3つの教科書を読み、内容と感想を示した。
A.(1)書誌情報 我妻榮記念館http://www.wagatumasakae.com/ (2)要旨 我妻榮は、日本を代表する民法学者であり、戦後の民法学発展に大きな影響を与えた人物である。 我妻栄記念館を訪問し、我妻栄の思想に触れた結果、彼が法学において倫理と法令の関係をどのように位置づけていたかを理解した。我妻は、法令が社会秩序の基盤であることを認めつつも、それが倫理的価値観と切り離されてはならないと主張した。彼は特に、法律の解釈や運用が人間性や公平性を尊重するものであるべきだと説き、法学を単なる規則の集合ではなく、人々の幸福を目指す手段と捉えた。この訪問を通じて、法学が社会的正義や倫理に深く結びついていることを再認識し、現代の法学における彼の思想の意義を学ぶ機会となった。 (3)合格に値する根拠 本報告書は、我妻栄の思想の核心を的確に捉え、その内容を具体例を交えつつ簡潔に述べている点で、合格に値する。特に、法令と倫理の関係という抽象的なテーマを、法律の解釈や運用の具体的な場面に落とし込んで説明している点は高く評価できる。また、訪問体験を通じて得られた自身の考察を交え、単なる知識の羅列にとどまらず、我妻の思想を現代社会や法学の発展に関連付けた点も優れている。さらに、内容が論理的に整理されており、専門性を持ちながらも読みやすい構成となっている点も合格の基準を満たしているといえる。
A.【書誌情報】 題目 予習報告書 著者 及川幸 提出日 10月19日 キーワード バイオテクノロジー、工学倫理、品質管理 【要旨】 教科書を読み、興味がある内容をまとめた。バイオテクノロジーと工学倫理 DNA二重らせん構造が発見され、その後DNA分子の塩基配列を切断する制限酵素が発見されて「遺伝子工学」に発展し、遺伝子を組み替えることまで可能となった。また、ES細胞が作製され、再生医療に利用できると期待された。しかし、ES細胞は動物やヒトの発生初期の胚盤胞から取り出されるため倫理の壁が高い。発生初期の胚盤胞から取り出すため、新たな命を一つなくすということになる。そのため私はES細胞は用いるべきではないと考える。一方で、iPS細胞は体細胞から作られるため、iPS細胞を積極的に発展させていくべきだと考える。技術を発展させることも大切であると思うが、資源や環境を大切にすることが1番重要であると考える。工学部では限りある資源で何ができるかを考えていくべきだと思う。品質管理とは、製品を含むあらゆるサービスを、顧客の望むものよりも、”より安く、必要な時に、安全に使えるように”PDCAサイクルを回し、製品と仕事のやり方を総合的に維持?改善する活動である。この品質管理があるからこそ、市場が成り立っていると考えられる。この考えがなくなった場合、市場が崩壊する可能性があると考える。 【合格に値する根拠】 教科書を読み込み、簡潔かつ丁寧に内容をまとめているため本報告書は合格に値すると考える。また、教科書を読み、まとめるまでに8時間以上の時間を要したため合格に値すると考える。
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A.(1)予習報告書 技術者による実践的工業倫理、工場のしくみ、工業技術基礎 (2)技術者による実践的工業倫理はサバイバー事件と犯罪を選びました。サバイバー犯罪は近年高いレベルで増加している犯罪で、本物そっくりの偽サイトでの詐欺や一見しただけでは容易にわからない悪質なホームページ、殺人事件に巻き込まれるといった事例がある。対策方法としては、最新のウイルス対策ソフトをインストールする、不審なウェブサイトにアクセスしない、不審な添付ファイルは開かないといったものがある。工場の仕組みは品質管理について学びました。品質管理が目的とするものとしては、製品を含むあらゆるサービスを、顧客の望むより良いものをより安く、必要な時に、安全に使えるように、PCAサイクルを回し、製品と仕事のやり方を総合的に維持、改善する活動のことで、品質管理活動は、日常業務の中で品質目標から外れないように維持・管理、顧客に対し品質を保証し満足度を向上させるための改善活動の2つで、この2つを組み合わせ改善・維持することを繰り返すことが会社を進歩・発展させることになっている。工業技術基礎は「2.人と技術と環境」を学びました。技術者に求められる倫理では、科学技術を担う技術者は環境、エネルギー、人口などに関わる問題を地球規模でとらえるとともに、一人の技術者として社会に貢献する姿勢や社会の一員として責任ある行動を取るとともに、誠実に物事に対処ができる態度を持つなどの倫理観を持つことが求められている。倫理観不足で起こるデータ改ざんや不適切な対処が原因の事故などが発生しており防止するには組織内で決められたことだけをするのではなく行動の適否をその倫理観に照らし行動しなければならない。 (3)1冊ずつ隅々まで読み、内容を理解して授業に臨みました。また、研究室や多くの授業がある中で本を読む時間を確保し読むのは大変でした。3冊読み内容をまとめるので合計で10時間はかかりました。
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A. ・題目 「ヒヤリハット報告書」 ・著者 南翔太 ・提出日 2025年1月27日 ・キーワード 実験室 服装 意識 今回のヒヤリハット報告書によって報告したヒヤリハットは、研究室での学生実験をしているときに、机の上に置いてあった塩酸などの危険性の高い薬品を服に引っ掛けてしまいこぼしそうになったというものである。今回のヒヤリハットが起こってしまった原因には、普段からの自分の実験に対する安全対策への意識の低さがあげられる。実験を行う時の服装は、学生実験では白衣を着用しており、あまり意識していなかった。しかし最近の研究室での実験では、面倒なこともあり、白衣を着ることはなかった。このようなまわりに薬品のはいった瓶がおかれていることをあまり意識していなかった自分の意識の低さがヒヤリハットが起こってしまった原因であったと考えられる。つまり、まわりのもの引っ掛けやすい服装をしていたことも今回の原因だと考えられる。今回のヒヤリハットを起こしてしまった経験から、危険な薬品、その他の危険な要素がたくさん存在する実験室では、自分が危険なものに囲まれているというを意識を忘れずに、実験をするのに適した服装を着用して実験を行うべきであると思った。 合格に値するであろう根拠は、まず自分が実際に体験した出来事からの報告書であるからである。自分の起こしたヒヤリハットについてヒヤリハット報告書をかくといった経験はこれまでなかったが、今回の報告書の作成で実験の安全対策への意識を高めることができた。
A.(1)我妻榮 : 人と時代 松野良寅編著 我妻榮先生生誕百年記念実行委員会, 1997.8 (2)我妻榮は民法の研究に一生を費やした人物である。 米沢市に生まれ、東京帝国大学法学部で「資本主義の発達に伴う司法の変遷」をテーマに研究を続けた。 彼の著書である「民法講義」は学会や裁判所に大きな影響を与え、とても読みやすく、分かりやすい結論を書くことから、「我妻民法」と呼ばれている。 昭和39年に文化勲章を受章した際には、恩師である赤井運次郎に報告した。また、栄誉米沢市民に選ばれた。 ふるさとである米沢には、多大な貢献をしており、母校である興譲館小学校には、ピアノを送ったり、本を寄贈したりしていた。 我妻榮は日本の民法学者であり、特に家族法や相続法の分野で知られています。彼は明治大学法学部の教授を務めており、日本の民法や家族法の研究に多大な貢献をしています。特に、日本の家族制度や法制度の変遷、相続制度の問題点などについて深い洞察を持っているとされています。 また、我妻榮は学術論文や著書を通じて、その研究成果を広く社会に発信しており、日本国内外の法学者や研究者から高い評価を受けています。彼の研究は、日本の法制度の発展や改革にも影響を与えています。 我妻教授の研究は単なる学問的な枠組みにとどまらず、実社会における法の運用や改善にも寄与しています。彼の提唱する理論や見解は、法律実務者や政策立案者にも影響を与えています。 日本国内外の学会での活動や国際的な交流も盛んに行っており、彼の研究は国際的な法学研究の場でも高く評価されています。 (3)我妻先生の功績を学んだから。
A.山形大学 米沢キャンパス 危機管理マニュアル 今回の避難訓練の課題として、地震が来た想定で机の下にもぐって身の安全を確保することはできたが、そもそも地震発生の想定を知らせる手段が少ないのではないかと思った。警報音・アナウンスは十分に機能していたようには思うが、webclassやメールでの事前報告だけでは、それを見ない人もいるので、授業の冒頭で避難訓練についての報告をするなどの改善策を思いついた。また、避難訓練でアナウンスが流れ、机の下に隠れることまではしたが、そのあとのセコム安否確認システムでの安否確認を行っている人は少ないのではないかと思う。なぜなら、メールで届くのでメールを見る習慣がない人はその存在を知らないのではないかと思う。この改善策として、最後のアナウンスでセコム安否確認の存在を知らせることが有効だと感じた。 避難訓練の際の課題点を考え、その解決策を考えることに手間暇をかけた。また、危機管理マニュアルを初めて見て、そのマニュアルに従って行動するための具体的な例を考えた。今回は地震が起きた想定での避難訓練だったが、火災や風水害が発生した際の避難訓練も必要だと感じた。また、今回は講義棟にいる際の避難訓練だったが、研究室にいる際は動きが違ってくるのではないかと思った。なぜなら、試薬が置いてある棚の倒壊の危険性やグローブボックスなどの装置の破壊の危険性があり、2次災害につながる危険性が多い場所であるからである。そのような場所についても非難の仕方について今一度確認を行いたい。
A.(1) もっとも手間暇や金銭を注いだ課外報告書(予習報告書含む)を選ぶにあたって、著書として私、山崎開智が10月18日に作成した『【予習報告書】00-01 教科書は準備しましたか?』を選びました。この報告書は本講義において取り扱う教材それぞれについて、それぞれ自身が気になったトピックを選択し、そのトピックについて紹介・感動を記述したものになっています。 (2)『技術者による実践的工学倫理』という書籍においてトピックは技術者と倫理を選択し、日本の技術力が世界において高く評価させていることを示しました。『イラスト図解 工場のしくみ』という書籍においてトピックは、生産管理に関する「生産管理とは何をすることか」を選択し、そこで紹介されていた生産管理の基本的な概念をまとめて示しました。『工業技術基礎 、 実教出版』では「2人と技術と環境」を選択し、技術の進歩は私達に恩恵を与える一方で環境問題への考慮も忘れてはいけないということを示しました。 (3) 私が合格に値する根拠としてあげることは2つあります。まず1つ目は教材購入にかかった金銭面です。バイトをしていない今の状況からこの費用を捻出させることは大変でしたが、しっかり教材を購入し揃えたため、根拠として挙げました。2つ目は、書籍の1つのトピックについて読解してまとめたことです。そのトピックにおいて最も重要であろう情報を精査してまとめることができたと思ったので根拠として挙げました。
A.(1)書誌情報 題目:「教科書を準備しましたか?」 著者:大前晴菜 提出日:2024年10月17日 キーワード:リスク、工学倫理、品質管理、品質保証、生産活動 (2)要旨 本報告書では、技術者としての知識と態度を深めるために、「リスク」と「品質保証(QA)」をテーマとして取り上げました。第一に、「リスク」については、(社)近畿化学協会 工学倫理研究会編著『技術者による実践的工学倫理 第4版』を参考にしました。リスクは「目的に対する不確かさの影響」と定義され、被害規模と発生確率の積で表される概念です。この理解を通じて、技術者がリスク管理を重要視すべき理由について考察しました。 次に、「品質保証」に関しては、松林光男・渡部弘著『イラスト図解 工場のしくみ』を参照しました。品質保証は、顧客に製品・サービスの品質を保証するための体系的な活動であり、「検査重点主義」「工程管理重点主義」「新製品開発重点主義」への移行によって進化してきた考え方です。この報告では、品質保証が日常の製品づくりにおいて不可欠な役割を果たしていることを整理しました。 (3)合格に値する根拠 本報告書は、学習保証時間として8時間以上を確保する取り組みの成果を反映しています。資料の選定から要点の整理、そして自らの考察まで一貫して行い、技術者として求められる知識・態度・能力の向上に寄与しました。 具体的には、「リスク」に関する考察を通じて、技術者が社会におけるリスクを認識し、管理するための基礎的な知識を得ました。この知識は、工学倫理における責任感や判断力を養う基盤となります。また、「品質保証」に関する学びでは、生産工程における品質管理の進化を理解し、技術者が製品の品質を高めるために取るべき行動について具体的なイメージを得ることができました。これらの学びは、大学のディプロマ・ポリシーに定められた知識獲得だけでなく、技術者としての態度や能力の向上にも直結しており、課外活動として十分に合格に値すると判断します。
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A.1.書誌情報 題目 予習報告書 著者 村田翔太朗 提出日 2024年10月18日 キーワード バイオテクノロジー 工学倫理 知的財産 安全 2.要旨 バイオテクノロジーと工学倫理を選んだ。遺伝子組み換え技術があり、二重らせん構造の制限酵素によって 遺伝子組み換えが可能になった。また、クローン技術もあり、組み換え技術と関係がある。 これらのことは生物や化学の分野で大いに役立つ事象であるが、倫理的に良くない点があるので気をつけねばならないと感じた。 3知的財産とアイデアの発想を選んだ。知的財産とは人間の知的活動によって生み出されたアイデアや創作物などの財産的な価値のことである。知的財産にも色々あり、著作権、特許権などがある。様々な人の知的財産、アイデアが守られるのは当然であるべきだと感じた。 安全に関連するトピックとしてまずHACCPというものがあり、食品の品質や衛生に関するもので、製造プロセスにおいての至る所まで管理するもので生産、流通、消費に関与しその各課程においても細かく分類されている。このことは食品の管理をするにおいて非常に重要だと感じた。管理によって人体にまで影響があり、様々な観点から品質を管理するHACCPを徹底するべきだと思った。 3.合格に値する根拠 技術者倫理の基礎的なことであるバイオテクノロジーと工学倫理や知的財産、安全に関することについて学び、学習保証時間として8時間を担保する内容であり、ディプロマ・ポリシーにふさわしい知識・態度・能力を獲得したと言える。
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A.ヒヤリハットの報告書 問題提起:冬の雪道における滑りの危険性 冬道での滑りは、思わぬ事故につながる危険な状況です。雪や氷で路面が滑りやすくなり、歩行者は転倒、自動車はスリップといったリスクが高まります。特に、高齢者や子どもなど、身体機能が未発達な人や、急な坂道や交差点など、状況によっては危険度がさらに高まります。 ヒヤリハット事例 歩行中の転倒: 雪が解けて凍結した路面で足を滑らせ、骨折や打撲を負う。 自動車のスリップ: 急ブレーキや急ハンドル操作により、スリップして対向車と衝突する。 自転車の転倒: 雪道での自転車走行中にバランスを崩し、転倒する。 これらのヒヤリハットは、日常生活の中で多くの人が経験しており、決して他人事ではありません。 滑る原因とメカニズム 雪道で滑る主な原因は、以下の通りです。 路面の凍結: 水が凍結してできた氷は、摩擦係数が非常に低いため、滑りやすくなります。 積雪: 新しく積もった雪の上を歩く場合、滑りやすいことがあります。 凍結と融雪の繰り返し: 昼夜の気温差により、路面が凍結と融解を繰り返すことで、より滑りやすくなります。 滑りによる事故の防止策 個人レベルでの対策 靴選び: 滑りにくい靴底の靴を選ぶことが重要です。スパイク付きの靴や、ゴム底に凹凸がある靴などがおすすめです。 歩き方: 小さな歩幅で、かかとから着地し、重心を低くして歩くようにしましょう。 手すりを利用する: 手すりがある場合は、しっかりとつかまりながら歩きましょう。 急な動きを避ける: 急に方向転換したり、止まったりするのを避け、ゆっくりと慎重に歩きましょう。 社会レベルでの対策 道路の除雪・融雪: 道路管理者は、雪が降った後には速やかに除雪・融雪作業を行う必要があります。 歩道の整備: 歩道に雪が積もらないよう、屋根を設置したり、融雪剤を散布したりするなどの対策が求められます。 公共交通機関の安全対策: バスや電車などの公共交通機関では、滑り止め対策や車内での転倒防止策などを講じる必要があります。 高齢者への支援: 高齢者に対しては、滑りやすい場所での外出を控えたり、家族や地域住民がサポートしたりする必要があります。 問題解決に向けた取り組み 啓発活動: 冬の滑りやすい路面での事故防止に関する啓発活動を行うことが重要です。 地域住民の協力: 地域住民が協力して、雪かきや融雪剤の散布など、地域全体の安全確保に努めることが大切です。 行政と民間企業の連携: 行政と民間企業が連携し、より効果的な対策を講じる必要があります。 まとめ 冬道の滑りは、誰もが経験する可能性のある身近な危険です。しかし、適切な対策を講じることで、事故を未然に防ぐことができます。個人レベルでは、靴選びや歩き方など、日頃から注意を払うことが大切です。また、社会全体として、道路の整備や高齢者への支援など、様々な取り組みを進める必要があります。 今後の課題 新たな技術の活用: センサーやAIを活用した滑りやすい路面の検知システムの開発など、新たな技術を活用した対策が期待されます。 国際的な情報交換: 世界各国の雪国における対策事例を参考に、より効果的な対策を検討する必要があります。 冬道の安全確保は、私たち一人ひとりの意識と行動が重要です。
A. 題目は「ヒヤリハット報告書を活用しよう」であり、著者は松本圭美で、2025年1月27日に提出した。ヒヤリハットとは重大な災害や事故に直結する一歩手前の出来事のことであり、ヒヤリとした出来事を報告書としてまとめた。 この課外報告書の要旨は、ヒヤリハット報告書を作成したことで、危険なことの防止方法について考えることができたということである。私は、以前運転をする際に車がスリップしてしまい、危うく電柱に突っ込むところであった。この原因は、早朝の時間だったため道路が凍っていたことや徐行せずにスピードを出してしまったことである。今後、このようなことを防止するためには、時間的余裕をもって行動し、徐行することが挙げられる。 ヒヤリハットについてさらに調査した結果、ヒヤリハットは様々な場目で起きており、オフィスや建設現場、介護現場にて事例がある。具体的には、複数の顧客に同一内容のメールを送る際に、BCCに顧客のメールアドレスを入力すべきところ、誤ってCC に入力して送信しそうに顧客情報の流出につながりかねないヒヤリハットが起きたり、また、移動介助を行ったスタッフが車いすの停止位置でブレーキの確認を忘れ、要介護者が転倒してしまいそうになり、要介護者の怪我につながりかねないヒヤリハットがある。このように、身近なところで大きな事故につながりかねないヒヤリハットが事例としてあり、防止対策を行う必要がある。
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A.(1) 私は、予習報告書について最も手間暇をかけて取り組みました。予習報告書で使用した書籍は、「(社)近畿化学協会 工学倫理研究会編著,技術者による実践的工学倫理第四版,化学同人」、「松林光男/渡部弘 著,イラスト図解 工場のしくみ,日本実業出版」、「小林一也,工業技術基礎、実教出版」です。 (2) それぞれの書籍で気になったトピックをあげ説明しました。まず最初の書籍で気になったトピックは、4 事故防止と安全作業の心構え です。このトピックは、工場現場において、製品を生産する以前に重要である従業員の安全に対する考え方や決まり、そして万が一事故が発生した際の対処法などが記されていました。 次の書籍では、品質管理のトピックを選びました。品質管理で重要な用語として、P DCAサイクルと呼ばれるものが存在し、Pは計画、Dは実行、Cは確認、Aは処置であり、これらのサイクルを回すことが重要であると記載されていました。 最後の書籍で気になったトピックは、第四章の技術者と法規にある事例研究の、雪印乳業食中毒事件です。この事件は、2000年夏頃に雪印乳業大阪工場で製造された低脂肪乳を飲んだ人々の多くが下痢や嘔吐の症状を起こしたという事件であり、被害者数は1万数千人にまで及んだそうです。この原因は、北海道にある工場で製造された脱脂粉乳であり、衛生管理の不備が次々と明らかになったことにより企業倫理、技術者倫理が厳しく問われることとなったようです。この事件を知り、食品を扱う中で、倫理観が従業員全員に定まっていないと簡単に事故が発生してしまうということがとても恐ろしく感じました。 (3)合格に値する根拠としては、それぞれの書籍から気になったトピックを選び、詳細に説明できている点にあります。
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A.我妻榮先生の記念館に行ったことです。 (1)ふるさと米沢の偉人 我妻榮先生 (2)我妻榮先生は今の日本を支える民法を決めたリーダーと呼ばれている。明治時代に存在しなかった「民法」を作り日本全体の考え方をより良くした。具体的には男女平等や日本国憲法の大きな改革を行った。法を学ぶ者のバイブルともなる民法の原点である。 民法というのは契約、取引、親戚の相続などにまつわる方である。今は当たり前に契約、取引、相続などが行われているがこの法ができる前は決まり事もなくズルをしようと思えばでき、優しすぎるとそんをしてしまう、そんな世の中だったのではないかと思う。 酷く損する人、得する人が出ないようにルールが定められたことはとても感謝すべきであると感じた。 また、東北大震災での、原子力発電が崩壊した事故で、我妻先生の原子力損害賠償法はとても大きくかかわった。誰も予想しない事故で損害を受けた人がしっかり保証されるという制度である。この制度で多くの人を救ったことを知り、名前を残さなくとも自分が死んだ時に感謝される人間になれたらなあと思った。 また我妻先生の記念館の訪問で記念館の管理人から聞いた話だととても勤勉で地元を愛していたと。信念強い性格は見習うべきであると感じた。 (3) 1.まず課題で義務のように足を運んだ我妻榮先生の記念館で何となく生きている自分の気持ちが引き締まった。大学で自ら学んだことで人を助ける。私が大学入学時に夢見てたことである。これから今できることを全力を行い、人を笑顔にできる技術者になりたいと思った。 2.我妻先生が行動するまで誰も法の改正を行わなかったが誰も着目してない問題点に気づき、実行出来る人間性を目指したいと思った。私の気持ちを真っ直ぐに正してくれたこの課題に感謝したい。
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A.【書誌情報】 題目:避難訓練 著者:宮原杏奈 提出日:2024/11/7 キーワード:避難訓練 【要旨】 11月7日12:03?の地震発生を想定した避難訓練に参加しました。地震を想定した避難訓練に参加して、いくつかの気づきがありました。教室の机が身を隠すには狭すぎることと、避難場所がどこか明確にわからなかった点です。実際に地震が起きたとき机の下に隠れるのは思った以上に難しく、周りのスペースも十分ではありませんでした。また、訓練中にどこに避難すべきかを確認する時間がかかり、もし本当に地震が起きた場合、慌ててしまうのではないかと不安に思いました。避難場所や経路を事前に具体的に確認し、周知することが大切だと感じました。課題がたくさんあることに改めて気づいたため、もっと安全でスムーズな避難ができるような準備が必要だと実感しました。さらに改善点としては、机が移動不可であることを踏まえると、周囲の壁や柱など、落下物から身を守る場所を確保することが考えられました。また、避難場所が定かでない点については、事前に避難場所とその経路を確認しておくことが必要であると考えました。 【合格に値する根拠】 山形大学のディプロマ・ポリシーより、避難訓練を行う課外活動に参加することで「幅広い教養と汎用的技能」を養うことができました。具体的には、避難経路の改善点や注意点を考えながら避難訓練に参加することで課題を解決に導く能力を身に付けることができました。
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A.【書誌情報】 「予習報告書」著者:石山成晃 提出日:2024/10/19 キーワード:技術者、品質管理、環境 【要旨】 (社)近畿化学協会 工学倫理研究会 編著, 技術者による実践的工学倫理第4版 , 化学同人2章の「技術者倫理と技術倫理」を選んだ。狭い意味での技術者倫理が工学倫理で、社会と技術が関わっているのが技術倫理である。また、技術者個人の倫理を狭い意味での技術者倫理とすると、広い意味での技術者倫理は、技術者集合体の倫理を含むことになる。大学卒業後に技術者として働くものとして、社会や環境に及ぼす影響を制御する専門的な知識と技術を持つ必要があると思った。 松林光男/渡部弘 著, イラスト図解 工場のしくみ , 日本実業出版 10章「品質管理の仕組み」を選んだ。品質管理とは製品を含むあらゆるサービスを、顧客の望むよいものを、より安く、必要な時に、安全に使えるようにPDCAサイクルを回し、製品と仕事のやり方を総合的に維持・改善する活動である。品質管理では、PDCAサイクルと呼ばれる手法で業務に活用されている。まず、目標を設定し計画を立てる。計画に基づき実行し、結果を確認する。問題があれば対策し、新たに目標を立てる。 PDCAサイクルの目標を決め、計画を立てる工程が最も大事だと感じた。 小林一也, 工業技術基礎 、 実教出版 2章「人と技術と環境」を選んだ。人間は豊かな生活を求めて科学技術を発展させながら食料の生産、資源・エネルギーの開発を拡大させてきた。しかし、化石燃料の大量使用による地球温暖化の促進、海へのプラスチックの流出による海洋生物の影響、東日本大震災による福島第一原子力発電所の事故など多くの問題が起こった。人間による環境への影響を社会全体で考えるべきだと思った。 【合格に値する根拠】 教科書、参考書を読んで、技術者としての在り方や技術者が社会から求められていることを大まかに理解することができた。よって、合格に値する。
A.我妻榮記念館まとめ 井出賢 1/22 もっとも手間暇を注いだ課外報告書は、我妻榮記念館に行ったことである。 この課題の趣旨としては、民法学の基礎となるいろいろな決め事をした我妻榮先生のことを記念館のガイドの方やビデオなどから学ぶことで、日本の民法の基礎の誕生を学ぶとともに、自分たちが技術者になったときに必要な民法の知識や応用方法などを理解するというものである。 合格に達する根拠は、以下に記した我妻榮記念館に行ってみて得られたものである。 「我妻榮記念館に行ってみて、我妻先生は民法の改正を目指し、それを実行した人であると学べた。また、民法の講義は学生たちに好評であると言うこと、故郷・米沢の母校にも資金的に寄付をするなどしてたことから人柄も良い人だと学んだ。また、いろいろな人との写真も飾ってあり、親しまれている人だと感じた。また、我妻榮榮記念館は、彼の生まれた場所でもあり、そのような場所に行ってみて、優しい雰囲気をなんとなく感じることができた。さらに、東京や九州などさまざまな場所から訪問する人がいると聞いて、重要な人物であったことが伺えた。 著作については、民法に関しての本を多く出版していた。また、刑法について著作していた判例カードも見学した。判例カードは何個もある机の引き出しに敷き詰められていて、我妻先生のとてつもない努力の様子がうかがえた。また、法律における理屈と人情という著作が展示してあり、これは法律を考える上で基礎になるものだと考えた。」
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A.(1)書誌情報 題名 民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう 著者 中井怜 提出日 1月26日 (2)要旨 我妻榮は、日本の法学者であり、特に民法の学説において重要な貢献をした人物です。彼の思想における倫理と法令の関係については、法の倫理的側面を強調し、法と道徳の相互関係を深く考察した点が特徴的です。我妻榮は、法の目的が単に秩序を維持することにとどまらず、社会の倫理的基盤を支えるものであると認識していました。彼にとって法は、社会の道徳的価値観を実現するための手段であり、法令は倫理的原則を反映すべきだと考えました。この考え方は、法の背後にある倫理的意図を強調し、単なる形式的なルールとしての法ではなく、人々の行動に影響を与え、社会全体の善を追求する存在としての法を重視したものです。また、我妻は法令が常に倫理的に正しいものとは限らないことも認識していました。歴史的な文脈においては、法令が必ずしも道徳的に正当であるとは限らない場合があるという点に言及し、法と倫理の関係は単純ではないことを理解していました。そのため、法学においては法令と道徳の一致を追求しつつも、実際には両者のギャップを埋める努力が重要であるという立場を取っていました。さらに、我妻は民法を中心に、法的な正義と倫理的正義の関係にも着目しました。民法における契約や権利の概念が単なる個人の利益追求にとどまらず、社会全体の福祉を促進するために設計されるべきであるという考えが根底にありました。 (3)合格に値する根拠 我妻榮先生が民法の基礎を作ったことを知ることができた。堆肥型の人間になろうと思った。
A.(1)書誌情報 題目「技術者倫理受けるにあたっての予習」 著者 佐々木赳 提出日 キーワード 発想技法 福島第一原子力発電所 品質管理 (2)要旨 知的財産とアイデアの発想から紹介するトピックとして発想技法について取り上げるまず、批判禁止、自由奔放、質より量、応用自由といった話し合いであるブレインストーミングがある。他にも、カードを用いたカード整理法というアイデア集約方法や、強制法であるチェックリスト法、自然界の動植物から新技術やデザインなどを応用する生物模倣法がある。研究は行き詰まりやすいと思い、チェックリスト法を使って柔軟なアイデアが得られるようにしたいと感じた。 福島第一原子力発電所事故について、この事故がどのようにして被害を最小限に抑えることができたのか、また事故を未然に防ぐことができなかったのかについて、技術者倫理と関連させて述べている。東日本大震災の3年前にも巨大津波が発生する可能性は示唆されていたが、その対策を怠ったことが示されている。技術者において、あらゆる可能性を考えて、備えていくことが重要な考えであることを学んだ。また、起こってしまった事故への対応を扱う人全員が認知しておくことが重要だと感じた。 品質管理部門の仕事について、品質管理部門は、外注部品の品質管理や製品出荷調査、品質管理監査といった仕事に加え、クレームやトラブルの管理も行なっている。品質管理部門は顧客に満足してもらう製品やサービスの品質を確保する仕事で、業務内容が多岐にわたっている。品質管理部門は安全にも関わってくるので、重要な仕事だと感じました (3)合格に値する根拠 この報告書を作成するために8時間要し、知らなかった発想技法や品質管理部門に関する知見を得たため。
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A.(1)書誌情報 教科書は準備しましたか? 化学バイオ工学科バイオ化学工学コース 22512276 小川峻世 (2)要旨 「工場のしくみ」、「工業技術基礎」、「技術者による実践的工学倫理」の3冊の教科書を読み、それぞれトピックを選び紹介して感想を述べた。 (3)合格に値する根拠本レポートが合格に値する根拠は、以下の3点あります。 1. 学習への積極性 3冊の教科書を自ら購入し、それぞれからトピックを選定して内容を整理・分析したことは、学習に対する積極的な姿勢を示しています。教科書を購入するだけでなく、時間と手間をかけて読み込み、各トピックについて自らの視点で評価する行動は、単なる知識の吸収を超え、主体的な学びの姿勢を証明するものであること考えます。 2. 複数視点からの学び 「工場のしくみ」「工業技術基礎」「技術者による実践的工学倫理」という3冊は、それぞれ異なる切り口から工学にアプローチしています。この多角的な視点を学びに取り入れ、単一の視点に偏らずに広範な理解を深めた点は、技術者としての総合的な能力を向上させる貴重な取り組みです。 3. 実践的な知識と倫理観の向上 各教科書の内容に基づき、技術の実践的な知識や倫理的な側面に触れたことは、現代の技術者に必要な能力の育成に必要であると考えます。特に工学倫理を含むレポート内容は、現実社会における技術者の責任や役割を深く考察した成果として高く評価されるべきです。 これらの理由から、本レポートは多大な努力を伴った学びの成果を十分に示しており、合格に値するといえます。
A.1避難訓練に参加しよう 2要旨 今回避難訓練は地震の設定だったのでまず机の下に隠れました。しかし、隣に人が座っていたことや机と椅子の間が狭かったことから隠れるのに時間がかかってしまいました。次に100周年記念館前に逃げたのですが記念館前にいくための出口が少なく今回は避難訓練で実際に避難する人が少なかったため良かったのですが実際は今回よりも多くの人が逃げると思うので臨機応変に対応していきたいと思いました。荷物が多いと移動の際にぶつかったりして危険だと感じました。また隣に人が座っている時は下にしゃがむことができないなどが危ないと感じた。階段も螺旋状になっているため降りづらさも感じた。このように日頃は気にならないところでも命の危険が潜んでいると感じたのでいい体験になりました。 3合格に値する根拠 今回の避難訓練では実際に起きた時に問題になりそうな点を探しながら避難することができました。私は東日本大震災の時に小学生だったのですが自身の恐怖は身をもって体験してきました。実際に起きた時に避難誘導してくれた大人がいたので冷静な対応ができましたが、大学生になった今は自分で考えて正しい選択をしなければいけないと感じました。自分の選択が直接自分の命を守ることにつながると考えさせられました。また、今回は地震の想定との事で火事や不審者が現れた時の対処法も自分の頭の中でイメージを日頃の授業の際から気をつけて生活していきたいと感じました。
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A.1.技術者による実践的工学倫理第4版 2.私が選んだトピックはp83の「カネボウ化粧品による白斑発症事件」、p142の「品質管理が目的とするところ」、p24の「特許出願書類作成に向けて」です。 p83について、事の発端は2011年10月にあった、顧客からの「顔に白抜けの症状が現れた」という申し出が多<届けられたことです。そして2013年7月4日に自主回収することで事態を収めました。原因は中に含まれるロドデノールであるという見解が出されましたが、パッチテストなどの結果から考えても、未だにその原因は不明のままです。 このトピックを読んで、私は品質管理の段階でひとつひとつの工程でもっと厳密な確認や審査が必要であったのではないかと考えました。さらには対試験用動物へのパッチテストの期間を長くしたり、他の薬と併用した際に問題はないか、もっと調べてみたりするなど、異物混入の検査以外にも多くの検査を設けることも必要であったのではないかとも考えました。既存の効能として存在するものを人が使えるものにするために、安全性はまず第1に確保されるべきだと思います。 p142について、品質管理の目的は主にあらゆるサービスを、顧客の望むよいものを、より安く、必要なときに、安全に使えるように製品と仕事のやり方を総合的に維持・改善する活動をすることにあります。そのためにも、PDCAサイクルを回すことも重要であるとも書かれてありました。 確かに日常の中で、品質目標から外れないように管理する一方で、欠陥を無くしていき、顧客の満足度を高めていくということを並行して行うことは労力のいることではあると思いました。しかし、継続的な実用化に向けては最もなくてはならない過程と言っても過言ではないほどに大切な物であるとも思いました。開発とは異なり、見落としや失敗が許されにくいところではありますが、あくまでも顧客の求めること優先で検査を進める部門があるからこそ今の当たり前があるのだと実感しました。 p24について、内容は大まかには書類を作成する際に注意するべきことなどが書かれており、分野や名称、特許物ができるまでの背景、その効果や課題を明示するというような内容でした。 現在の私たちにはあまり馴染みがないようなことが多く書かれていたため、あまりイメージしにくいことが多かったのですが、ポイントで書かれていた、「本質を捉える」という意味では自分たちにも通ずる部分があるように感じました。書類作成のポイントにおいては背景の部分に最も本質に近いものを感じました。偶然の時もあるかもしれませんが、特許物が生まれるということは、なにかそれまでにそれを必要とする問題があったということです。何かが必要とされ、それからそれを解決するために新しい発明が成されるということそのものに本質があるように思いました。 3.書籍を購入したという点と、設置された設問に全て回答したという点で、合格に値すると考えました。
A.(1)我妻栄先生の人生、大村暦一郎、2025/1/26、民法学 (2)我妻栄先生は我妻記念館所在地で生まれ、英語教師の父のもとで育った。優秀な成績を収めていた栄先生は大学時代、岸信介と好敵手として法学を学び、留学などをした後、教授として民法学の専門家になった。彼は足が不自由になりながらも民法改正に大きく貢献し、日本学術会議副会長としても体制刷新にも尽くした。結果民法学会に寄与した功績が認められ、文化勲章を受章した。彼は学問を究めるものとして母校の米沢興譲館高校に奨学財団を設立し、また母校を訪れ、都度後輩たちを激励していた。彼の民法学における功績とそれまでの努力は、分野は違えど同じ学問を追求していく身として心からの尊敬が生まれた。記念館では大量の民法にかかわる書籍と判例カード、海外留学時のノートなど、彼の努力量が膨大であることが伝わった。また岸信介と我妻栄との戦後に送った手紙からは栄先生の人格と思いが伝わった。 (3)この課外学習では技術者倫理の授業として技術者が学ぶべき姿勢を感じ取ることができたと考えています。彼の人生と膨大な学習量は技術者として働く人が通るべき道が示されているようでした。常に優秀な成績を取り続けるのが必要なのではなく、目指す目標に対する努力と根性、そして思いがとても大切だと伝わった。それを後世に伝え、任せていくその姿勢も、最後まで技術者としての責任と信頼と感じ取ることができました。
A.(1)題目:【予習報告書】00-01教科書は準備しましたか? 著者:濱登美月 提出日:10月18日 キーワード:リスク、EQCD思想、グリーンファクトリー、環境、リサイクル (2) 「安全と工学倫理 研究・開発現場での安全」より、研究や開発の現場では予測できないリスクにも対応できるよう、十分な準備や異常を見逃さないことが必要である。また、研究開発ではステージによって人数や規模が変化するため、各ステージで安全確保や情報交換・確認が必要である。製品としての販売が決定するとマニュアルが必要であり、手順や根拠を示すことで、のちの条件変更等に備えることが必要である。 「環境と安全への品質管理」より、各企業ではEQCD思想を掲げたりグリーンファクトリーを目指した取り組みが行われている。環境に優しい工場であることは消費者の安全を得ることでもあり、環境に対する姿勢を示すことが、消費者がその企業の商品を選択することに繋がる。 「2人と技術と環境」より、製品開発時には環境に配慮したリサイクル資源として再利用できる技術が求められている。義務化されている環境への配慮は、本来各技術者や企業が意識すべきことだと考える。また、製品がどれだけ環境に優しいかが新たな商品の付加価値になっていると考える。 (3) 予習報告書への記入を通して、技術者にとって必要な考え方や技術者としての意識を学ぶことができたと考える。研究や開発の現場での安全を確保しながら作業に取り組むことや製品を作るうえでの環境への配慮の必要性、魅力的な商品を作るためにどんな付加価値をつけられるか等を学ぶことができた。将来技術者として働くなかで、このような考え方や意識は常に持ち続けていきたいと思う。
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A.もっとも手間暇や金銭を注いだ課外報告書は、予習報告書である。 (1) 使用した教科書は技術者倫理、工場の仕組み、工業技術基礎の三冊である。 (2) 技術者倫理の教科書では2章、技術者倫理と技術倫理のトピックを読んでまとめた。ここで述べられている「技術倫理」について興味深く思った。技術倫理は現代の社会にとってあまりにも重要な問題である、と述べられている。技術倫理という言葉を聞いて、単に技術と倫理の組み合わせであると感じたが、技術者個人が判断してはいけないと記されており驚いた。また、社会はこの問題に様々な対応をしていると記載されており、単純ではないのだと実感した。工場のしくみでは、10章「品質管理が目的とすること」のトピックについてよんでまとめた。品質とは品物やサービスの良さをしめすものである。この考え方は現在では製品を含むあらゆるサービスの品質がいかに顧客の要求にあっているか、というようになってきている。このように時代によって考え方が変化しているのが、よりよい方向へ変化していることを感じられてよいことだと感じた。工業技術基礎では2章「人と技術と環境」のトピックについて読んでまとめた。自動車の自動運転技術により、交通事故の減少が期待できたり、ドローンの空撮による3次元計測データの活用より、農林水産業や建築業などの生産性の向上が期待できたりしている。 (3) 各教科書の選んだトピックについてじっくりと読み、理解を深めました。読み込むことに最も手間暇をかけたため、合格に値すると考えています。
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A.もっとも手間暇や金銭を注いだ課外報告書として教科書の予習課外報告書を選ぶ。 書誌情報 題目 教科書の予習 著者 佐々木蒼太 提出日 2024年10月2日 キーワード 工学倫理、品質管理 要旨 安全と工学倫理では、技術者が他の人の健康を守るために必要な素質を身につけるべきだと述べられている。過去には、公害事件も発生しました。現在では、社会の安全や、持続可能な社会を守るため、さまざまな法律が整備されたり、活動が行われています。技術者や公衆の安全を確保することが倫理的責任であり、5sや5mの概念を持つことが求められる。また、不正行為や公害事件などを防ぎ、その予防として対策を考えることやコミュニケーションを取ることがたいせつである。 次に、品質管理では品質を維持、改善を行うことが大切である。まず品質とは、その物の良さを示す言葉である。品質のレベルを維持、改善するために、目標をたてPDCAサイクルなどを実践していくこと大切である。これにより、企業を発展させることができる。 さらに、知的財産とアイデアの発想では、知的財産がアイデアを守る仕組みとして重要である。情報を収集し、新しい視点を持つことで独自のアイデアを生み出せる。 合格に値する根拠 この課外を通して、工学倫理とは何なのか、また、工学倫理を技術者との関係性について理解することができた。また、この報告書を書くにあたり、教科書を読むのに3時間、それぞれを言葉でまとめるのに3時間、報告書を仕上げるのに2時間かかった。
A.(1) 最もお金をかけて行った課題は予習報告の「教科書は準備しましたか?」である。著者は堀江優花、提出日は10月2日である。キーワードは、安全、権利、財産権、製造物責任法、品質管理である。本課題ではテキスト「技術者による実践的工学倫理」、「工場のしくみ」、「工業技術基礎」を購入し、各課題に該当する部分を読み、まとめた。 (2) テキストからは、技術者として製品を販売する際、消費者保護のために制定された製造物責任法を厳守することは消費者が安全に使用するために必要であることが記されていた。また、製品の対象が食品になると特に安全性に対しての配慮が必要であり、全工程で注意深くモニタリングをしつつ、安全性を保証できるような品質管理が行われている。さらに、消費者だけでなく技術者を守るために制定されている知的財産権を守ることで技術者も尊重される仕組みが作られている。そのために特許や設計図などがあり、それぞれの企業の利益を保証する仕組みとして環境が整えられている。 (3) 学習期間は8時間程度費やし、ディプロマ・ポリシーの豊かな人間性と社会性の1)の社会的な意義や責任を自覚することができた。また、専門分野の知識と技能より、前期で学んだ品質管理の知識と関連づけて実際の工場現場での取り組みについての知識を身につけることができた。さらに、今後は他者と協力しながら課題に取り組み姿勢を身につけ、他者からの考えなども吸収する姿勢を付けようと考えた。
A. もっとも手間暇や金銭を注いだ課外報告書として、「民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼を使用」で提出した報告書を申請します。この報告書は我妻榮記念館に実際に足を踏み入れまとめた課外報告書になります。 我妻榮記念館は我妻榮が実際に生まれそだった生家を使用しています。我妻榮は米沢出身の民法学者であり、東京大学の名誉教授もしていました。存命中は判例研究を熱心に行い、判例がまとめられたポストカードが大変な枚数存在していました。また我妻榮は幼少期から人に教えることが大好きな性格で教授時代にもそれが評価されていたようです。我妻榮の生涯をまとめたビデオの中では、我妻榮の謙虚な性格が見てとることができました。それは名誉市民勲章を受賞した際のスピーチで「自分のことは忘れてくださいと」話していたことからです。さらに、化学肥料な短期間で効果を発揮するものではなく、堆肥のように時間はかかっても土質を変えてしまうほどの人間になりなさいという言葉が有名です。また、民法改正の際には、自分達の提案が通らないのであれば職を辞さない強い覚悟で臨んでいたということから、我妻の法律に対する熱い気持ちが垣間見えました。 この報告書が合格に値する根拠としては、実際に記念館を訪れ、ビデオ鑑賞、資料館見学、勉強部屋の見学を通して我妻榮が成し遂げてきたことを学んできたためです。ネットで調べるだけではなく、実物を見て当時の空気を体感してきたためです。
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A.題目 民法学者、我妻栄先生の聖地巡礼をしよう 緒言 我妻栄記念に行って、その著作を直接見て、我妻栄先生の倫理と法令の関係について学ぶ。 方法 我妻栄記念館に巡礼し、我妻先生に関する映像の鑑賞、実際の資料、学習机を閲覧した。 結論 学生の頃から人にものを教えるのが好きで授業中に友達の勉強を教えていた。大学教授の頃は、民法書の執筆も行いつつ、学生の指導を行った。戦後の民法改正の中心人物であり、旧民法の家制度の廃止と家族法の民主化などの民法改正では指導的な役割を果たした。1960年の日米安全保障条約改定の際には、旧知の岸信介首相に即時退陣を求めるなど、権力者に対しても厳しく苦言と呈することをいとわなかった。今日の民法学の基礎である『民法講義』の出版やドイツ法を基盤とした我妻民法と呼ばれる独自の民法体系がある。現代の私たちの生活にも大きく関わる原子力損害賠償法の法整備にも、政府の原子力災害補償専門部長に就任し、「被害者の一人も泣き寝入りさせない」という強い意欲で臨み法案をまとめた。今でも参考にされている7000枚以上の判例カードが残っており、我妻栄先生の勤勉さがうかがえる。 我妻先生が残した言葉で「堆肥型の人間になりなさい」は畑で化学肥料をまいたときにすぐに効果が出るが土質は悪くなっていく。しかし、堆肥はすぐには効果がないが2,3年とやっているうちに土質を改良することさえあるそんな長い息の人間になれという言葉を残した。
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A.(1)題目:【予習報告書】教科書は準備しましたか? 著者:山本圭織 提出日:2024年10月19日(土) キーワード:5S、5M、ISO、HACCP、安全 (2)この授業で指定された教科書である、「技術者による実践的工学倫理 第4版」「イラスト図解 工場のしくみ」「工業技術基礎」を読んで、それぞれの教科書でトピックを選んで紹介し、感想を述べました。技術者自身の安全を守るためには、5Mである「Machine(設備・機械)」「Material(素材・製品)」「Method(作業方法)」「Mamagement(管理)」「Man(人)」の5つを気を付ける必要があると思いました。 (3)「技術者による実践的工学倫理 第4版」「イラスト図解 工場のしくみ」「工業技術基礎」の三冊の教科書を読み、自分が選んだトピックについて感想を描きました。 「技術者による実践的工学倫理 第4版」では、トピックとして技術者と安全を選びました。日本の技術は世界的に評価されていましたが、その技術が原因でJR福知山線脱線事故や東京電力福島第一原子力発電所事故など、私たちの生活が脅かされるような事件や事故が起こっています。 「イラスト図解 工場のしくみ」では、トピックとして環境と安全への品質基準を選びました。感興に優しい工場、消費者に安心を与える工場にするにはISOとHACCPを重視する必要があります。 「工業技術基礎」では、トピックとして事故防止と安全作業の心がまえを選びました。5S活動は工場現場で「安全第一」を守るために使用されることが多いですが、研究室での安全を守る時にも適応できる内容だと思いました。
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A. 今回私は「工場の仕組み」、「技術者による実践的工学倫理」、「工業技術基礎」の三冊を読んだ。 初めに「工場の仕組み」から、第10章品質管理の仕組みを読んだ。この章では主に品質管理が目的とすることや品質保証、さらに品質改善活動について記載がされていた。品質管理ではPDCAサイクルというものが存在しており計画、実施、確認、処置を順番に繰り返していくことによって、製品と仕事のやり方を総合的に維持し改善する活動を行うことができていることが分かった。 次に「技術者による実践的工学倫理」から、第六章製造物責任と技術者を読んだ。この章では主に製造物責任法(PL法)について記載されていた。製造物責任法(PL法)とは消費者保護を目的としており、消費者と技術者の責任範囲を規定した法律であることが記載されていた。さらにこの章ではPL法導入前と導入後での立証責任要件の違いも示されており賠償責任の問われる事例や過去の事例を示すことによって、より分かりやすく読者に技術者としての責任の所在を明確にすることができていると感じた。 最後に「工業技術基礎」から「4事故防止と安全作業の心がまえ」を読んだ。ここでは技術者としての安全に対する心構えや、事故防止するために意識することについて記載されていた。たとえば実験する前には必ず清掃や整理整頓をしたりすることや、万が一事故が発生したりしたときの場合別の対処方法についてこまかく説明されていた。 これらのことから品質保証の重点は時代とともに変化しており、検査重点主義から、徐々に新製品開発重点主義のように開発の段階ですでに品質に携わった開発を行うようになっていったことが分かった。さらにこの本を読むことによって製造物責任の正しい知識をつけるとともに、製造物責任法(PL法)が成立するまでの経緯と成立後の状況までも知ることができたことからも合格に値する根拠であると考えられる。
A.【書誌情報】 題目 民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう 著者 佐藤未歩 提出日 2024 11 18 キーワード 我妻榮記念館、巻物、堆肥型 【要旨】 我妻榮記念館に訪れて、館長さんに施設と我妻榮先生の生涯について説明をしていただきました。最初に我妻榮先生についてのビデオを視聴し、これまでの軌跡や業績について学びました。その後、館内を案内していただきました。館内では、土蔵の資料室で生原稿や巻物と呼ばれている法律制度一覧表を見せていただきました。その後、学習室に案内していただきました。学習室では我妻榮先生が使用していた本棚やラジオでの生声を聴きました。 我妻榮先生の功績は民法を定めたことのみならず、米沢の教育に大きな影響を与えたことを知りました。民法を定めることで、全ての人の平等が実現しました。これまでは財産などは家のトップである男性がすべて譲り受けていましたが、法整備により家族で分け与えられるようになりました。また、米沢の教育機関である米沢興譲館高校や、興譲小学校に多額の寄付を送り、教育の発展に携わったことを知りました。我妻榮先生のビデオにあった「人間には堆肥のような大器晩成型と化学肥料のような型がある。田畑に化学肥料をやりますと、直ぐに利きますが、土質がだんだんと悪くなる。堆肥というのは、直ぐには効かないが、2年・3年とやっている間に土質を改良することさえやりかねない。人間もこの堆肥型でなければならない。田舎に育った者は堆肥でなければその責任を全うできない。息の長い人間になれということです。それが、地方の高等学校の日本に対する、或いは人類社会に対する責任だと思うのです」という言葉のように、堆肥型の人間になれるよう努力を重ねていきたいと思います。 【合格に値する根拠】 実際に我妻榮記念館まで足をはこび、見学を行いました。そこで貴重な資料を見せていただき、館長さんからお話も伺いました。
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A. もっとも手間暇や金銭を注いだ課外報告書として予習報告書を挙げる。私は「技術者による実践的工学倫理第4版」(一般社団法人近畿化学協会:2019)を新規に購入した。 この本では技術者倫理の欠如がもたらした事件や事故、技術者倫理によって悲劇を未然に防いだ様々な事例を紹介している。その中で私はシティコープ・ビルの事例を取り上げた。シティコープ・ビルは、1977年にマンハッタンに完成した9階分の高さの4本の巨大な柱がビルの4辺の真ん中にたち、その上に50階分のビルが乗っているという奇抜で斬新な設計のビルである。設計したのはウイリアム・ルメジャーという独創的な構造設計に定評のある建築家であった。しかし、完成後、ビル外壁に直交する方向の風には十分な強度を持つが対角方向の風には脆弱でなるという欠陥があることに本人が気づいた。それは16年に一度の嵐による風邪で倒壊する程度であり、ハリケーンシーズンも迫っている中でルメジャーは周囲に打ち明けるかどうか葛藤した。彼は、ビルの倒壊という最悪の悲劇を防ぐために自分への信用が失墜することを覚悟でこのことを公表し補修工事を行った。ことで、のちに多くの技術者から支持、賛辞が送られた。 私は、自分の行った仕事に対しての責任を果たし、自分の名に傷がつくことを恐れずに補修工事に踏み切ったルメジャーの判断を素晴らしいと感じ、自分もそのような技術者でありたいと感じた。
A.(1)我妻榮記念館への見学 著者 堀田康介 提出日 2025/1/26 キーワード 民法 文化勲章受賞 米沢 (2)要旨 私は、我妻榮記念館に見学に行き、新民法の生みの親である我妻榮について学びました。民法とは契約、商取引、親族、相続など、私たちの生活の基礎となるルールを定めた法律であり、社会になくてはならないものです。我妻先生は研究者として生涯を尽くして研究を行うこと、まっすぐに一筋の道を進んだ『一を守り、二無く、三無し』を理念としていることを知り、研究者の卵である自分にとってとても参考にしたい考え方であると感じました。また、我妻先生は故郷である米沢を愛していました。米沢市に多くの財産を寄付しており、亡くなるまで何度も米沢に足を運び、講演も何度も行なっていました。 (3)合格に値する根拠 実際に記念館に見学に行き、我妻先生が実際に使っていた勉強机や東京大学時代の成績表、妹に送っていたメッセージなどの実物を見て、より我妻先生について深く知ることができました。また、最高裁判の審判員などの様々な転職機会があったのにも関わらずに、自分の信念を貫いて研究者であり続けた意志の強さに感服し、私も参考にして今後の生活に役立てていきたいと思いました。そして、私の地元の出身である偉人なども調べることによって、今回学ぶことができたように、今まで理解できなかった考え方や理念を取り入れていきたいと思いました。
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A.(1)書誌情報 題目:【予習報告書】教科書は準備しましたか? 著者:加藤香愛 提出日:2024.10.19 キーワード:予習、工学倫理、工場のしくみ、工業技術基礎、リスク (2)要旨 〈技術者による実践的工学倫理〉 教科書|1部2章のリスクの内容から、108ページにある J&J社タイレノール事件と参天製薬毒物混入事件について紹介します。この2つの事件は、どちらも会社が販売する製品に毒物が混入されましたが、迅速で適切な対応により信頼を素早く取り戻したという内容でした。 ゼロリスクはないと言われるように、全てにおいてリスクをともなうことを改めて実感しました。2社とも毒を混入されることを予測し、事前にリスクマネジメントを行っていたかどうか気になりました。しかし、行っていたとしてもまた新たな手段を用いて毒物が混入され事件が起こっていたかもしれないし、リスクというものは果てしないものであるなと感じました。 ただ、2社とも大きな打撃を受けたであろうにも関わらず、事件の内容を正しく公表し、消費者の安全を第一に考え迅速に適切な対応をしたところがすばらしいと感じました。 〈工場のしくみ〉 教科書142ページより、品質管理に関連するトピックとしてPDCAサイクルを紹介します。 PDCAサイクルは、Plan・Do・Check・Actionを表します。Planは「計画」で、目的を決める、達成する方法を決める、Doは「実施」で、教育・訓練する、実施する、Checkは「確認」で実施の結果をチェックする、Actionは「処置」で処置をとることを表します。このサイクルは会社のあらゆる業務に活用されています。 これを読み、商品の品質を維持するためには、計画を立てて実行し、結果をチェックすることが大事であると感じました。チェックした段階で何か問題が見つかれば原因を突き止めることができるし、それに対して防止策をとることもできるので、このようなサイクルによって品質を維持する目標を達成しやすくなると考えました。 〈工業技術基礎〉 「事故防止と安全作業の心がまえ」から、トピックとして教科書29ページにあるハインリッヒの法則について紹介します。 ハインリッヒは、過去の労働災害5000件を統計学的に調べ、その内訳として「重症」以上の災害が1件あったら、その背後には29件の「軽傷」をともなう災害が起こり、300件もの「ヒヤリ・ハット」が存在することを導き出しました。 このトピックを読み、「ヒヤリ・ハット」で済んでいた行為だからといって、今までも平気だったという考え方は非常に危険であると改めて感じました。どのような小さな出来事でも、必ず大災害に繋がる可能性があるという意識を常にもっておく必要があると感じました。日常的に、安全に作業する態度を身につけておかなければならないと感じました。 (3)合格に値する根拠 教科書を読み、工学倫理についての知識を得ることができました。
A.①予習報告書の教科書の準備についてとりあげる。著者は大藤雄也である。 ②技術者による実践的工学倫理p93のポリ塩化ビニル問題を取り上げる。ポリ塩化ビニルは1881年にドイツで合成法が開発され、1952年以降本格的に製造された。熱安定性および絶縁特性に優れ、熱媒体や絶縁油として世界中で多様に使用された。1968年にカネミ油症事件の原因になったことで有名になった。この事件は、米ぬかから抽出したライスオイルの脱臭工程で、熱媒体として使われていたポリ塩化ビニルが製品の食用油を汚染し、これを摂取した大勢の消費者が中毒症状を引き起こした。これをきっかけにPCBによる環境汚染が社会問題に発展した。 ポリ塩化ビニルは化学的に不活性なため、適当な処理方法がなく、国内に大量の回収ポリ塩化ビニルや変圧器類が保管された。その後、処理方法の開発がすすみ、15年以内にすべてを処理することが義務付けられた。 新しい物質を開発して、それが理論上便利で安全性があっても、実際に使ってみると有害性が確認されることは多々あると思う。それを加味したり、乗り越えてこそ開発して初めて意味が加えられると思う。 また、工業技術基礎について取り上げる。p.12の2.人と技術と環境 について、5.人と環境について選んだ。人間は、長い間さまざまな環境に対応しながら生きてきた。そして、豊かな生活を求めて科学技術を発展させながら、食料、資源、エネルギーの開発などを拡大させてきた。 しかし、20世紀の後半になり、石油・石炭などの化石燃料の大量使用によって、大気汚染とそれによる酸性雨、温室効果ガス放出によるオゾン層の破壊など、人間活動が原因となるさまざまな環境問題が地球規模で見られるようになった。このままでは、化石燃料が枯渇する恐れとともに、地球温暖化による海面上昇や気象への影響、生態系への影響などが生じる可能性がある。1993年には持続可能な発展という考え方に基づき、地球全体の環境保全を目指して、人類の福祉に貢献することを目的として、環境基本法が公布された。 地球温暖化に関しては私が幼い頃から話題に挙げられていた。その頃から化石燃料に頼らないエネルギーを作り出そうというものが掲げられているが、画期的なものは未だ開発されていない。太陽光発電は地球に優しいというのを耳にするが、発電効率やコストを考えるとまだまだ火力発電に変わるような発電方法とはなっていない。また、日本がいくら化石燃料の消費を減らしても他国がそうするように努力しなければ、地球温暖化の進行を止めるほどの効果は得られないと思う。だから地球全体で環境問題に向合なければ解決には至らないと思う。 ③これにより、技術者倫理を履修する前に化学物質開発による環境問題や人と環境との関わりを学ぶことができ、ディプロマ・ポリシーにふさわしい知識を得られた。
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A.【書誌情報】 題目 予習報告書、提出日 2024年10月16日、キーワード持続可能な社会、安全第一、5S、品質管理 【要旨】 技術者による実践的工学倫理第4版からは、3章環境・資源問題と工学倫理のトピックを選んだ。今後、「環境問題」や「資源問題」の課題に直面していく中で、技術者になる者として知識をつけることが重要である。資源やエネルギーは、良くも悪くも様々な使い方があるため、この講義で学んだ技術者倫理を生かして「持続可能な社会」の構築に貢献したい。イラスト図解工場のしくみから「ISO」のトピックを選んだ。ISOで定められた世界共通のマークは言語を知らない人が見ても意味を理解する事ができる。このような国際的な標準マークがあることで品質の向上やコスト削減などを実現でき、製造側消費者側の両方にメリットがあるので非常に重要なものだと感じた。工業技術基礎から、「事故防止と安全作業の心構え」のトピックを選んだ。製造業においては、安全第一、品質第二、生産第三が重要であり、労働災害が無くなることで生産向上にもなり品質も向上するという考えのもと作られた指導標識である。安全第一で行っていくために、5Sを意識して行動することが重要であると感じた。 【合格に値する根拠】 この3つの教科書を通して、技術者となり危険なものを取り扱う際の姿勢であったり、大学生活でやるべきことを学ぶことができた。今回学んだことを研究を行う際に生かしていきたい。
A.教科書は準備しましたか? (1)書誌情報 「技術者による実践的工学倫理第四版、工学倫理研究会、化学同人(2019)」 「工場のしくみ、松林他、株式会社日本実業出版社(2023)」 「工業技術基礎、山下他、実教出版株式会社(2020)」 (2)要旨 「『技術者による実践的工学倫理』p83、第8章事例から学ぶ」より工学倫理を考えるため、カネボウ化粧品による白斑発症事件の事例を教科書から学びました。この事例では有効成分ロドデノールを含んだ美白を謳った化粧品によって白斑ができてしまった事実に対し、被害者が認められてから2年近く経つまで商品不良を認めず自主回収しなかった事例である。この事例を読み、なぜ全国で被害者が多数出ているのに厚生労働省の確認試験に合格できたのか、また、迅速な対応を行わなかったのか疑問に感じた。厚労省、企業のどちらの信用も失う事案だと思いました。このトピックを読んで今まではただ学ぶための公民分野の読み物として認識していたが、技術者の立場から環境に配慮するためにはどのように製品開発をしていけば良いかを考える良い機会となった。また、「『工場のしくみ』pp182-183環境と安全への品質基準」より環境に対する国際基準、省エネ、温室効果ガス対策について学んだ。品質管理でも学習したEQCD思想の一つでもある、企業は環境を保証する義務があり、国際基準として環境にやさしい生産の仕組みのモデルの一つとしてISO14000シリーズがあることを再確認した。また、省エネ、温室効果ガス対策として、エネルギーを一定以上使う事業者の使用状況報告義務を課すことで真剣に対策に向かい合う制度が設けられていることも学んだ。このことから、すでに環境に対する配慮がなされている一方で法的な拘束力はないことからよりISO14000のモデルを浸透させていくためには法的措置を加えても良いのではないかと考えた。最後に「『工業技術基礎』pp11-13人と技術と環境」のトピックからとくに、工業技術による国際貢献、人と環境の関わり方について学んだ。現代では各国と協調しつつ国際社会に貢献する工業技術を施す必要があり、日本をはじめとする先進国は発展途上国に技術提供することで地球全体で環境に配慮した社会の実現に向けて活動していかなければならないことを学ぶことができた。また、生活が豊かになる一方で工業廃水、ゴミの増加、酸性雨など環境に多大な負荷をかけて来たことは事実であり、リサイクル、リユース、リデュースなどの循環型社会に重きを置きつつ人と環境両方に配慮した技術の開発が求められることを学んだ。このトピックを読み、今まではただ知識として学ぶために公民分野の読み物として扱っていたが、技術者の観点から環境に負荷をかけない製品開発とはどのように進めるべきかを考える良い機会となった。 (3)合格に値する根拠 3つの教科書から技術者倫理に関する事象、また、環境を保障するための企業の対策とそれを定める国際基準、技術によって暮らしが豊かになる反面で環境へ大きな負荷が出ている事を技術者の視点から事前に学び、講義をより視野が広い状態で受けることができた。
A.避難訓練についてです。 今回の避難訓練では、冷静に行動できるように頑張りました。訓練が始まったとき、最初は少し緊張しましたが、先生が指示を出してくれたので、焦らずに行動することができました。避難経路や集まる場所をしっかり確認し、周りの人たちと一緒に安全に避難することを心掛けました。 さらに、避難訓練を通じて、実際の災害時にどれだけ自分が冷静に行動できるかが大事だと感じました。普段、地震や火事に対してあまり意識をしていなかったけれど、今回の訓練で「もしも」という状況を想定し、自分の行動が周りの人々にも影響を与えることを考えさせられました。例えば、避難時に周りの人を助けるために、まず自分が冷静に行動することが大切だということがわかりました。 最初は「ただの訓練だから」と少し軽く考えていたけど、実際に災害が起きた時には冷静に行動できるよう、訓練をもっと真剣に受けるべきだと思いました。もしもの時に備えて、普段から訓練をしっかり覚えておくことが大切だと感じました。 また、訓練後に先生からも「緊急時にどんな場所に避難するか」を再確認でき、普段からどの場所に避難するかを考えておくことの重要性を実感しました。例えば、自分の教室から一番安全な出口を使うことや、集団で避難するときの順番を決めることが、実際に役立つと思います。 今後、もし災害が起きた時には、焦らずに今回学んだことを実践し、みんなで協力して安全に避難できるようにしたいと思います。訓練があって良かったと感じています。
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A. 題目は「民法学者、我妻榮先生の聖地巡礼をしよう」、著者は「佐藤有希乃」、実施日は「1月19日」、提出日は「1月28日」である。 技術者倫理第三回目の講義で倫理と法令の関係性について学んだ。日本の民法を発展させた人物の1人である我妻榮先生の思想に触れることで学びを深めたいと考え、実際に我妻榮記念館に足を運んだ。先生は日本の民法体系を確立するとともに、私たちにたくさんの教えを残した。「人間には、化学肥料型と堆肥型がある。田畑に化学肥料をやるとすぐに効くが、土質はだんだん悪くなる。堆肥はすぐに効かないが、2年、3年と経つうちに土壌をも変えるほどの力がある。息の長い人間になりなさい。」という先生の言葉は、まさしく先生の人生そのものを表しており、現代を生きる私たちにとっても忘れてはならないことだと感じた。学問などは積み重ねなければ意味が無く、すぐに役に立たなかったとしてもいつか役に立つことがあるかもしれないため、諦めずに努力するべきである。先生も学生の頃からコツコツと勉強して学びを積み重ね、結果として民法改正において大きな貢献を果たした。また、先生の家の近くで大火事が起こったときには先生のお父様の教え子が協力して火を消したという話を聞き、先生のお父様も徳の高い人物であったことを知った。 これまで法令に関する学びに触れることはあまり無かったが、この訪問を通じて、民法学を支えた我妻榮という人物を知ることができ、とても良い経験となった。
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A.題目:もっとも手間暇を注いだ我妻榮氏の聖地巡礼に関する報告書 著者:山口夏奈未 提出日:2025/01/19 キーワード:我妻氏 我妻榮氏は、民法学会に長年携わるだけでなく、法整備にも関与した米沢市名誉市民である。我妻榮氏は、多くの著作を刊行し、我妻民法体系を作り上げ、今でも「我妻民法」として長年にわたり認められている。また、家族制度廃止を軸とする民法改正においても中心的役割を果たした。定年退官後は、民法学会に寄与した功績が認められ、文化勲章を受けた。その後、母校である米沢興譲館高等学校に寄付や講演を行っており、後輩を激励したとされている。我妻榮記念館には、我妻榮氏が使用していたとされる机や巻物が展示されていた。さらに、多くの部屋があり、当時どのようなことをしていたのか知ることができた。我妻榮氏の「人間には堆肥型と化学肥料型に分類される」という言葉は、民法学に長年携わってきた我妻榮氏だからこその言葉であり、深みを感じた。そのことをから、地道な努力を続けていこうと考えた。 雪の中、歩いて我妻榮記念館に行き、記念館を見学した。記念館では、管理人さんからたくさんのお話を聞き、当時の我妻榮氏の行動について知ることができた。我妻榮氏が勉強していたとされる机に座ったり、巻物や身につけていたものを見学したりすることができた。火災の中でも水をかけ続け、我妻榮記念館だけ生き残った事実に衝撃を受けた。さらに、部屋を行き来するために階段を使用したが、現代の階段と違く、時代の変化を感じた。以上のことから、我妻榮氏の聖地巡礼に手間暇・時間を費やした。
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A.(1)書誌情報 予習課題。工場のしくみ182ページの「環境と安全の品質基準」のトピック。工業技術基礎27ページの「4.事故防止と安全作業の心がまえ」。技術者による実践的工学倫理の17ページの「最も単純な倫理違反ー嘘は泥棒の始まり。を選びそれぞれ考えたことをまとめました。 (2)要旨 技術者による実践的工学倫理17ページの「最も単純な倫理違反ー嘘は泥棒の始まりを選びました。偽装事件の例として赤福の不祥事が取り上げられています。2007年に発覚した赤福の不祥事とは、売れ残り品を包装し直して再び販売や、製造日を次の日に印字するなどの消費期限の偽装です。地元の銘菓が消費期限を偽装していたと知って衝撃を受けました。夏期と冬季で消費期限を変えているため、しっかりと安全性を考慮している印象を受けていました。嘘は倫理違反になるという話だが、その身近な例として実験データを自分の都合の良いように読み取るが挙げられていて、学生実験で、理想の結果になるように実験し直したことがあり、ドキッとしました。明らかに外れた値をそのままにするのは正しい結果が得られなくなる可能性もあります。線引きが難しいと思いますが、嘘は倫理違反になるかもしれないという考えを念頭に置くことが大切だと感じました。 (3)合格に値する根拠 授業の予習として教科書を読み込み理解を深めることが出来ました。これからの実験でも、正しいデータを読み取る。嘘は倫理違反という考えを活かしていこうとおもいます。
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A.課外学習として、我妻栄記念館へ行き、法学者我妻栄氏が残した資料から日本の民法に与えた影響や功績を学んだ。 我妻栄記念館とは、我妻栄氏が生前住居としていた場所である。氏は、この地から、東大法学部へと進学し、法学者としての道を歩んだ。氏の幼少期は、先生に落ち着きのない人間と評された。しかし少額時代に氏の恩師とも呼べる先生に出会いその方から、氏は、授業中に出歩いてわからない生徒に対して教えることを許され、また、恩師は氏を今までとは真逆に高く評価したという。そんな恩師との出会いを在り、氏とその恩師の関係は、恩師が亡くなるまで恩師の家を訪ねるために足しげく通うほどの関係性までになったそうである。そして東京大学に進学後、民法を先行して学び、その後、大学教授となり、教科書を作り、一生を研究に費やした。そして研究によって、民法のバイブルとの呼ばれる民法書を作成した。また、過去の裁判の判例をまとめカードにした判例カード集、歴史の法についてまとめた巻物など多くの法研究したものがあり、裁判官が判決に困ったときは、我妻先生の本を読めというほど法学会に大きな影響があることがわかった。また、憲法改正により、家長制度に矛盾が生じていることがわかった。家長制度とは、家族では、年長男性が最も権力を持ち、家を継ぐのは男性であり、財産はすべてその人が相続するというものであった。この民法を改正することで、選挙や家を継ぐ人も男性だけでなく、女性にも権利が与えられ、家の財産も家族みんなで分け合えることになり、家族みんなが平等の立場であることとした。現在の問題である、選択的夫婦別姓制度問題があるが、我妻先生は、家長制度を否定はしていたが、家という組織に関して否定をしているわけではないのでもし、氏が今生きていたらどのような結論を下すのか知りたいと思った。
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第百十三条 大学は、教育研究の成果の普及及び活用の促進に資するため、その教育研究活動の状況を公表するものとする。