「電気の目方を量る」 クーロメーター(電量計)は電気量 Q 〔C〕を 質量 m 〔kg〕にする装置である。 電流計は電流で生まれる磁石の力でメーターを動かすしくみ。電流が大きければメーターが大きくふれることはわけるけど、流れた電気の絶対量がわからない。ではどうやって校正するか?そこで登場するのが電量計。ファラデーの電気分解の法則を背景に、流した電気で銀を析出させ、その重さを量ることで実際に流れた電気量を計算し、単位時間の電気量から電流の絶対値を求める。 電気量を測定する道具電気量 Q 〔C〕。 銀電量計1) 【関連講義】電気化学,銅クーロメーターを使った電流計の校正2) 【関連書籍】3)(1) 名無し.銀電量計, 展示品.(2) 立花和宏、仁科辰夫. エネルギー化学:銅クーロメーターを使った電流計の校正. https://edu.yz.yamagata-u.ac.jp/developer/Asp/Youzan/@Lecture.asp?nLectureID=4403. (参照2015-09-30).(3) 鮫島実三郎. 物理化学実験法. 裳華房, 1927. .